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  • 「漫画家 浦田カズヒロ」ロングインタビュー全文

    2014-10-20 14:301
    本日は漫画家 浦田カズヒロ(うらたかずひろ)さんのインタビューをお届けします。

    こちらのインタビューは、去る9月19日に放送された「みっつBAR」というニコ生番組の中で行なわれたものです。


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    「みっつBAR」は漫画家のなかむらみつのり&佐藤秀峰が企画し、漫画 on Webチャンネルがお届けする生放送番組。

    前回まではこちら


    なかむらみつのりさんがBARのマスターに扮し、毎月1回(20日~30日頃)、漫画家や漫画原作者など漫画関連の豪華ゲストをお迎えして、漫画や人生についてグラスを片手に語り合う番組です。
    僕は放送の準備や機材の操作を担当、放送中、お話にも時々参加しておりますよ。





    第 7回目となる今回のゲストは漫画家の浦田カズヒロさん(代表作「僕のおじいちゃんが変な話する!」)でした。
     浦田さんは、今話題の無料漫画アプリ「マンガボックス」にて『僕のおじいちゃんが変な話する!』を大人気連載中。

    10月6日には第2巻が発売となる気鋭の漫画家さんです。
    漫画家デビューまでの道のりやデビュー後のお話、創作へのこだわりをたっぷり語っていただきます。  

    では、さっそくどうぞ。

    *こちらの記事は、放送内容を書き起こした物です。



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    なかむらみつのり(以下 マスター):漫画家 なかむらみつのり&佐藤秀峰presents「みっつBAR」がOPENします。毎回豪華ゲストを迎えて、漫画や人生についてグラスを片手に語り合います。第7回目となる今回のゲストは、漫画家の浦田カズヒロさんです。代表作は「僕のおじいちゃんが変な話する!」。今話題の無料マンガアプリ「マンガボックス」にて大人気連載中です。10月9日には第2巻が発売となる気鋭の漫画家さんです 。
    本日は漫画家デビューまでの道のりやデビュー後のお話、創作へのこだわりをたっぷりと語って頂きます。果たして今宵はどんな話が飛び出すやら。
    ということで、本日のゲストは浦田カズヒロさんです。今日はよろしくお願いします。



    浦田カズヒロ(以下 浦田):よろしくお願いします。
     
     
    佐藤秀峰(以下 店員S):アシスタントの佐藤秀峰です。主にカメラの操作や放送の裏方をしております。時々、お話にも参加させていただきますね。
     
     
    マスター:そして今日はもう一人、遊びにきてくれた方がいます。
     
     
    吉田貴司(以下 吉田):漫画家の吉田貴司です。たまたま遊びにきたら放送があると聞いたもので、横で見させていただいてます。
     
     
    マスター:どんどん(司会の技を)盗んでいってよ。では、カンパーイ!
     
     
    浦田&店員S&吉田:カンパーイ!
     

    マスター:まずは浦田カズヒロさんのプロフィールのご紹介です。秀ちゃん読んでいただけますか?
     

    店員S:はい、浦田カズヒロさんは日本のギャグ漫画家さんです。漫画アプリ「マンガボックス」にて「僕のおじいちゃんが変な話する!」を連載中の漫画家さんです。
    「マンガボックス」とは、講談社とDeNAが協力してやってるマンガアプリで、今とても話題になっています。
    浦田さんは、2009年5月第3回ヤングジャンプGAG1グランプリ大賞受賞し、2009年7月「馬男-UMAO-」をヤングジャンプに掲載。10月にも第2弾が掲載され、その後、2010年2月に「それいけ!アナルくん!!」がヤングジャンプに掲載。そして2013年に誕生したマンガボックスの第1号から「僕のおじいちゃんが変な話する!」を連載中となっております。

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    マスター:はい、そんな浦田カズヒロさんです。そして、こちらは「僕のおじいちゃんが変な話する!」の単行本第1巻です。発売はいつ頃でしたでしょうか?
     

    浦田:今年の7月に出ました。
     

    マスター:これが、マンガボックスに掲載されていたものですね。そもそもマンガボックスというのはどういう形式で出されているものなのでしょうか?
     

    浦田:さっきもちょっと説明があったんですけど、講談社とDeNAが組んでやってる漫画アプリです。スマホとかiPadとかで読めるやつですね。何話かまで無料で読めます。
     

    店員S:一応 Wikipedia読みましょうか。
    マンガボックス」(Manga Box)は、DeNAが2013年12月4日から配信しているIOS/Android用雑誌アプリ。アプリ・購読料は無料。 編集長は樹林伸。ウェブコミック誌のアプリ形態を採っている。 毎週水曜日から毎日3~5作品を更新し、1週間で全作品が更新される。 最新話の次の話がグレーアウト表示されているものの一部は「シェアして次号分を先読み」することができる。バックナンバーは基本的に、最新号を含む過去12号分が無料で読める。例外もあるそうですが、過去12号分よりも前の部分については、電子書籍、単行本として販売し、それにより収益を得ることを見込んでいるビジネスモデルだそうです。ダウンロード数は、2013年12月26日に100万、2014年1月7日に200万を突破したということで。
     

    浦田さん:現在はたぶん500万を超えてますね。
     

    マスター:すごいですね。そちらの方で連載されているということで、単行本は次がもうそろそろ出るんですよね?
     

    浦田:2巻が10月9日に出ます。
     
     
    マスター:すごいじゃないですか。「この2巻がもうすぐ出ますよ(放送は9/19)」ということで。放送をご覧の方で「1巻を買った」っておっしゃってる方もいますね。
     

    浦田:ありがとうございます。1巻も2巻もどんどん買って下さいー。
     

    マスター:(浦田さんのTシャツを指して)このTシャツ、さっき言った2012年にヤングジャンプに掲載された「それいけ!アナルくん!!」ですよね?
     

    浦田:そうです。
     

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    マスター:アナル漫画を描いてたんですね。
     

    浦田:別にアナル漫画専門に描いてたわけじゃないんですけど、これのイメージが強すぎて…。マスターからは「アナル」と呼ばれ、他の友人数人からも未だにアナルと呼ばれています。
     

    マスター:で、僕がアナル先生とお会いしたのは結構前なんですけど、当時、おおひなたごうさんが主催されていた「ギャグ漫画家大喜利バトル」に、2人とも出てたんですよね。

    *「ギャグ漫画家大喜利バトル」おおひなたごうの呼びかけのもと集まったギャグ漫画家たちが、観客を前に1対1でトーナメント形式の大喜利バロツを行なうライブイベント。朝倉世界一、うすた京介、喜国雅彦、しりあがり寿、田中圭一、とり・みきなど、出場メンバーには豪華漫画家が名を連ねる。2008年から開催された。
     

    浦田:まあ予選ですけどね。
     

    マスター:アレ?予選だっけ?その時に初めてお会いしてるんですけど、その時からずーっとギャグをやられているんですよね。打ち上げの時に初めて話したんじゃなかったかな?
     

    浦田:そうです、打ち上げでマスターに「面白かった」って言ってもらえて。
     

    マスター:そうそうそう、そこらへんから仲良くさせてもらってたんですけど、それからなかなか時間かかったよね、連載までに。
     

    浦田:ホントにかかりましたね。
     
     
    マスター:僕と出会った時には一応ヤンジャンでデビューしてましたよね?
     

    浦田:デビューは2009年にしていました。ヤンジャンのGAG1グランプリで大賞を受賞して、それが「馬男 -UMAO-」っていうデビュー作だったんです。ずっとヤンジャンの連載会議にネームを出し続けてて、3ヶ月か4カ月に一回くらい会議があって最初の頃は毎回のように出してたんですけど、まあことごとく落ちて、まあちょこちょこ読み切りは載ってたんですけど、なかなか連載まで行けずに3年くらいたったのかな?担当(編集者)さんと打ち合わせを繰り返してて。


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    店員S:ヤンジャンでデビューされる以前にも投稿や持ち込みはされてたんですか?

     
    浦田:その前にずっと投稿というか、もっと遡っていうと…大学生まで遡っていいですか?大学3.4年生の頃に就活してて、なかなか受からずどうしようと思って。「そういえば俺はマンガを描きたかった!」と。小さい頃に自由帳に描いたりしてたんで。それで最初は週刊少年ジャンプに持ち込みに行ったんですよ。
     
     
    マスター:おお!いきなり行ったの?ジャンプに?いい~ねえ~!

     
    店員S:ギャグ漫画で持ってたんですか?

     
    浦田:ギャグ漫画で持って行きました。大学の4年生くらいの時に。で、これで上手くいけば就職しなくていいじゃんと思ってたんですよ。

     
    マスター:上手くいけば連載とってね、いわゆるサクセスストーリーですよ。いいじゃないですか。

     
    浦田:と思ってたんですけど、持ってったら案の定、このまんまじゃ駄目だなって自分の実力に気づいて。

     
    マスター:まあ気づくよね、大体そういうもんです。

     
    浦田:で、やっぱ就職はしなきゃいけないと。親もうるさいしと。で、また就活を再開したんですけど、その時に暇そうな会社を選んだんです。マンガを描く時間がありそうな会社を選んで。で、ちょうどいいとこがあって、ホント定時くらいで上がれる会社だったんで。
     
     
    マスター:それはどんな会社だったの?

     
    浦田:一応デザイン関係の。
     

    マスター:ほおお~、でもデザイン会社でそんなにきっちり帰れる所ってあるの?
     

    浦田:なかなかないですよ。だからすごいラッキーだったんですよ。だいたい定時に上がれるんで、そっから夜とか土日に描いてるって感じで。まあたまにはちょっと残業もあったんですけど、基本的に暇でしたね。特に会社入って辞める直前なんかはすごい暇で、仕事がないんですよ。行ってもやることがなくて。
     
     
    マスター:その会社入ってマンガ描きながらコツコツ投稿してたんだ。
     
     
    浦田:あいかわらず持ち込みしてたんですけど、ジャンプはやっぱりハードル高そうだなと思って、次にチャンピオンに持ってったんですよ。最初に持ち込んだジャンプでは、あんまりツッコミのないギャグ漫画を持ってったんですよ。そしたら編集者に言われたのは、「読むのは子供だからツッコミがないと笑いのポイントが分からない。だからツッコミを入れなさい」って。
     
     
    マスター:ギャグの中に必ずツッコミを入れろと。

     
    浦田:それから僕、ちゃんとツッコミを入れるようにしているんですよ。それくらいしか言うことがなかったのかもしれませんけど。その後チャンピオンに行く直前の時期、実はいろんなとこに持って回りました。ガンガンとか、サンデーとか少年系はほとんど回って。で、その中ではガンガンが一番酷かったです。
     
     
    マスター:ガンガン言われちゃったんだ。
     
     
    浦田:……。いや、ホントなんかもう相手にしない感じの「こんなんじゃダメだよ」みたいな。「全然面白くない」みたいな。

     
    マスター:それもギャグ漫画?

     
    浦田:ギャグです。で、それと同じ物をチャンピオンに持ってたら「面白い」って言ってくれて、あ、全然違うなと思って。言うことが。

     
    マスター:そうそうそう、出版社によってやっぱりみんな違いますからね。えーそれで?

     
    浦田:そっから1年ちょっとはチャンピオンのお世話になったんですけど、そこでちっちゃい賞を1回貰ったんですよ。

     
    マスター:おお、すごいすごい。

     
    浦田:ホント1万円とか2万円の賞を1回もらっって、でいろいろ担当さんについてやりとりしているうちに、絵がちょっとまだ下手だから何とかした方がいいと言われて。「オススメの漫画専門学校があるぞ」と。

     
    マスター:大丈夫か、なんか胡散臭くなってきたぞ!
     
     
    浦田:某漫画専門学校があって、実はその担当さんの友達が生徒だったんですよ。

     
    マスター:友達が生徒?
     
     
    浦田:後々分かったことなんですけど、そのチャンピオンの担当だった人も実は漫画家志望で、ホントは描きたいけどとりあえず就職してチャンピオンの編集さんになったらしいんです。だからその繋がりがあってその学校があったと。

     
    マスター:それを紹介されてたわけだ。…え?それでまさか入ることになるの?
     
     
    浦田:入りました。

     
    店員S:ええええ…。
     
     
    マスター:どんな学校なんですか?プロの編集が薦める学校ですから。

     
    浦田:教えるのは…漫画家さん?あんまり…知らない漫画家さんとか、元編集とか元漫画家さんの人かな?
     
     
    マスター:まあ、でも漫画家さんから直接教えていただけると。
     
     
    浦田:でも、結局授業は途中から行かなくなっちゃって。

     
    マスター:行かなくなっちゃったんだ、金払ったのに。

     
    浦田:後半はいかなくなっちゃいましたね。仕事は普通に週5でありますし。授業より良かったのは漫画描く仲間ができたっていうのと、後は授業外でネームを見てくれるんですよ。先生たちが。卒業後もネームを見てくれたので、それはすごくタメになりましたね。だから結果的には良かったです。
     
     
    マスター:良かったのかよ!で、そこの学校で途中で辞めちゃった後に、仕事も辞めちゃうんでしょ?

     
    浦田:仕事を辞めるのはデビューした後なんですよ。仕事始めて4年目くらいにやっとデビューできて、その年末くらいに辞めたんですよ。デビューした後、第2弾も載って、第1弾のその馬男のアンケートがまあまあ良くて、でこれは俺ももう自分でも「イケる」と思ったんですよ。担当も「イケる」って言ってたので。編集長も面白いっていってるって聞いて。
     
     
    マスター:ありがちだよ、それ。編集長が言ってるとか、誰だれが推してるとか俺、絶対信用しねえぞそんなの!


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    浦田:で、てっきり「連載はほぼいけるだろう」と。だから辞めたってこともありますよね、会社を。なのに連載が決まらず、完全ニートですよ。収入ゼロで、ホント半年くらい何にも働いてなくて、でもこれじゃあいかんと。精神的にやっぱり病んでくるんですよ。ネームもうまくいかないし、金も稼いでないし。
     
     
    マスター:そうだよなあ、あれキツいんだよなあ、メンタルなあ。

     
    浦田:そう、飯だけ食ってホントに何にも生み出してない社会のクズじゃねーかと。

     
    マスター:無駄に顔だけイケメンだしなあ。

     
    浦田:いやいや、で、それを察した担当が、じゃアシスタントやってみる?って話になって、ヤンジャンの当時の担当に紹介してもらったんですよ。
    ヤンジャンで「◯王」って漫画描いてたI◯紀◯先生っていう。
     
     
    マスター:◯王!?マジであの有名な…うわーすごいですね。それでどうだったんですか?

     
    浦田:いやあやっぱり全然…僕はその頃まではずっとアナログで描いてたんですけど。

     
    マスター:アナル?

     
    浦田:アナログです。で、そこが全部デジタルだったんですよ。だからまずコミスタ(コミック描画ソフトの1つ)もいじれなかったし…

     
    マスター:そうか先生はもうデジタルだったんだ。
     
     
    浦田:ただデザイン会社でPhotoshopは使ってたので、コミスタは先輩とかに教えてもらってやってましたね。
     
     
    マスター:じゃあそれで教えてもらって、アシスタントを一生懸命やれば逆にお金もらえるんだ。で、先生はどういう人だったんですか?
     
     
    浦田:いやホントすげーイケメンなんですよ、おじさんなんですけど。50歳くらいなんですけど、ホントに◯王に出てきそうなロン毛で茶髪でみたいな。
     
     
    マスター:へー。アシスタントは漫画家としての近道になるんですか?

     
    浦田:僕の場合はアナログをまったくやったことがなくて。

     
    マスター:え、アナル?

     
    店員S:もういいよ。
     
     
    浦田:先生はデジタルで、結局、今は僕は全部デジタルで描いてるんですけど、デジタルのことは全部そこで学べたんで良かったですね。コミスタも全く使えなかったのがだいたい使えるようになって。だからそういう意味では役に立ちましたね。でも未だにアナログでは何にもできないんですよ、僕は。ベタフラも描けなければ…。アナルくんまではアナログで描いてたんですけど、Gぺんなんかも、へたくそすぎて使いづらいなとは思ってたんで。「僕おじ」はオ―ルパソコンです。ヘタクソだからアナログに見えるだけで。
    結局、そのアシスタント先にも3年以上いて、やっぱり最初は半年1年くらいで辞めようと思ってたし、それまでに連載を決めるつもりで入ったんですけど、3年かかっちゃった。
     
     
    マスター:そうなるよね。じゃあこの辺りで吉田貴司さんも交えて一緒にお話を聞かせてもらいましょうか。今日はもう一人遊びにきていますので、せっかくですから。

     
    吉田:ええ!心の準備をしてなかったな。よろしくお願いします。


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    マスター:それでその後ですよ。結局、それでデビューはしたんだけども3年以上、先生の所にいらっしゃってて、マンガボックスの連載はどういった経緯で?

     
    浦田:ええと、ヤンジャンでなかなか連載が取れなくて連載会議で落ちまくって、担当からもそろそろ限界ってかヤバいよって言われて、ちょっとそうだなと思って、他の編集部、雑誌も周ってみようかと。漫画onWeb(佐藤漫画製作所運営)とかに出したのもその時期で。
     
     
    吉田:ヤンジャンでギャグって編集さんに見せた時に何って言われるんですか?このツッコミの文言を変えろ、とか言われるんですか?

     
    浦田:どうだったかなあ…でも担当も上の人から言われ過ぎちゃって、何が正解か分かんなくなっちゃって、特に後半は。2人して頭抱えてる状態で。

     
    吉田:浦田さんをどうすればいいのか分からないみたいな?

     
    浦田:だから僕はもう最初の馬男の時点で面白いものができてると思ってたのに、これがダメだったら何をどういじってもそんなに変わらないというか。段々小手先のテクニックばかりを言うようになってきて、読者目線のツッコミキャラを入れなさいとか、設定は現代にした方が分かりやすいよねとか、なんかそういう言われりゃ分かるよってことしか言わなくなっちゃって、たぶんそれしか言いようがなかったと思うんですけど。
     
     
    吉田:ギャグ漫画とかって何回もこう(アイデアを)出すじゃないですか。そうするとそのアイデアを没、没、没、没で疲弊していきません?なんか毎回新しいことを考えなくちゃいけないとか。結局、ストーリーだったら、じゃあこっちにしようみたいなので組み合わせれるような気もするんですけど、ギャグだったらこれダメだったらまたイチからになりませんか?
     
     
    浦田:ああ、だから違うのをやるのは大変だって分かってたから、「馬男」って言う最初の漫画にすごくこだわって、それで1年以上粘ったんですよね。結局ヤンジャンにいて、ネームの枚数はいっぱい書いたんですけど、テーマという面ではそんなに…3つくらいのものをこすってこすって、作ってたんですよ。
    で、最終的に少年マガジンに投稿したんですよ。今まで持ち込みしかしたことなかったんで。
     
     
    マスター:投稿に変えたんだね。

     
    浦田:よく言われるのが、持ち込みに行くと新人担当しかつかないと。投稿の場合は「自分の作品を気に入った担当が電話かけてくる」みたいなことを聞くじゃないですか。だから新人担当よりそういった気に入った担当がついてくれた方がいいなと思って、ちょっと投稿してみようと。

     
    マスター:実際どうだったんですか?
     
     
    浦田:で、結局電話かかってきて、「おもしろかったです、担当になります」って感じで。

     
    マスター:おおおお!じゃあその説は当たってたんだ。

     
    浦田:結局、その人は1年目の新人でしたけどね…。
     
     
    吉田:でも自分の漫画を褒めてもらえるから嬉しかったでしょ?

     
    浦田:そうですね、「おもしろい」って言ってくれるのが大前提だったんでよかったです。少年マガジンの編集者でした。
     
     
    マスター:それが去年?

     
    浦田:去年ですね。

     
    吉田:結構もう現代まで来てるんですね。

     
    マスター:だからI◯先生の所を3年以上やられてたのから、一気にステップアップしたってことだよね?ここ1年で。

     
    浦田:そうですね。てかまだ、その時点ではI◯先生の所は辞めてなくて。まず最初は少年マガジン編集部って週刊少年マガジンと、別冊少年マガジンと、マガジンSPECIALって3つあって、それがおんなじ編集部で作ってるんですけど、最初はマガスぺの掲載会議に出そうって話で1本描いて、落ちちゃって、次どうしようかってのが去年の夏ごろで、で、実は「マンガボックス」ってのが今度できるんだけどって言われて。

     
    マスター:あーなるほど、急に担当さんから話を振られたんだ。

     
    浦田:「DeNAと提携でこういうアプリをやるんだって言われたんですけど、もし良かったら連載会議に(作品を)出してみない?」って言われて。それが毎週10ページものだって言われて、「だからギャグの方が有利なんじゃない?」って。で「7話70ページ出せ」と。作って、それは去年の秋頃に出して、で、「決まりました」と。それが「僕おじ」でした。
    それで先生に「辞めます」って話をしたんですね。連載が決まってから。
     
     
    マスター:ああ~じゃあ喜んだでしょ?先生も。

     
    浦田:「あ、そうなんだ」って。いや、なんか結構淡白な先生で。
     
     
    マスター:えぇ〜〜!!


    店員S:じゃあここで「僕のおじいちゃんが変な話をする!」をちょっと見てみましょう。


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    マスター:(画面に映ったのを見て)そう、こんなやつで、漫画の内容としては、孫が寝ようとすると必ずジジイが入ってきて昔話をする、しかもその昔話がジジイの勝手な作り話なんですよね。で寝れなくてどうするんだーっていう話を毎回延々と繰り返している漫画です。

     
    浦田:毎回違う童話を読み聞かせるって感じで。

     
    マスター:さっきジャンプに持ち込んだ時に、「子供が見るんだから必ずツッコミ入れろ」ってことを言ってたけど、見事に反映された漫画だよね。

     
    吉田:すっげえツッコミが(笑)

     
    浦田:細かいところにもツッコミを(笑)

     
    店員S:すごい丁寧ですよね。
     
     
    浦田:下ネタもあったり。

     
    マスター:童話ということで、我々も知ってる話のオマージュになっていて、非常に見やすいし、分かり易くておもしろいですよね。この笠地蔵の話とか面白かったな。文字は多いけど引っ張る力あるんだな。見せるところはバーンと見せる力があって。で、ジジイとお地蔵が合コンで女の子とヤれる流れになるんだっけ?

     
    浦田:そうです、女の子のマンションに行くっていう。

     
    マスター:女の子のマンションに行ってヤれる流れになったのに騙されたんだよね。
    ギャグって考えること自体大変だと思うんですけど、その中でも元となる童話があって、それを変えていくのって難しくありませんか?逆にハードルが高いと思うんですよ。どういう風にこの発想が生まれて、どういう風に作り始めたのかなと。
     
     
    浦田:まず、「QRコード太郎」っていう、桃太郎の桃の代わりにQRコードが流れてくるっていう話を読み切りとして作ったんですよ。それが編集部で「まあまあ面白い」って話になりまして。
    それを何かに活かせないかと編集者と打ち合わせをしていたら、「QRコード太郎」はおじいちゃんが孫に童話を読み聞かせる話だったので、「毎回それをやったらどうですか?」という話になって、「それでやってみましょう」と。
    童話のパロディギャグって昔から結構あると思うんですよね。でも、ボケもツッコミもその童話の中にいるキャラクターが演じていることが多くて、現実世界からツッコむっていうのはあんまりないんですよ。「僕おじ」はツッコミ役が孫なので、神目線で物語にツッコめるというか、読者の代弁者になってくれるので、それで割りと分かりやすく作れたのかなっていうのがあります。
    各回を作る時は、まず「どの童話をやろうかな?」というのがあって、それが決まったら、「冒頭のめくって2ページ目をどう変えようかな?」っていうところから考えるんですよね。
    話の冒頭を調べて、「さるかに合戦」だったら「おにぎりと何を交換したら面白いかな?」「何と何を交換したら話が膨らむかな?」って所から考えて、どんどん話をトンでもない方向へ適当に膨らませてくって感じですね。
     
     
    マスター:ネームはいつもどこで考えてるの?どういう流れで作ってる?

     
    浦田:考えるのはドトールとか?家だとパソコンとかTVとか誘惑するものがあって集中できないので、いつも外に行ってやるんですよ。童話集みたいな物を持って出かけて、まずiPadに思いついたことを文字で打ってくんですよ。プロットを考えるんです。流れとかセリフも打ったりして、で、なんとなく「これでおもしろくなりそうかな?」って思ったら普通のノートにミニネームを描くんです。ノート1ページに8ページ位入るようなミニネーム。そのちっちゃいネームを今度は大きい普通のネームにするんですよ。3段階作業。それを担当さんに見せる感じですかね。
     
     
    店員S:ギャグの方って1回しか使えないギャグに全部賭けて表現していくんで...やっぱ大変ですよね。
     
     
    吉田:マンガボックスではどういう打ち合わせをしてるんですか?結構リテイクはあるんですか?

     
    浦田:そうですね、まずちょっと特殊なのが週刊なんですけど月に1回4話分入稿してるんです。だからネーム作って打ち合わせして4話分直して。
     
     
    吉田:なんで?

     
    浦田:なんかそういうシステムって言われて。でも僕は毎週締め切りがあるより、月1回締め切りの方が気楽だなと思って。
     
     
    吉田:ネタ出しとかはするんですか?よくネタ出しして、それをプロットにして持ち帰ってみたいなのを聞くんですけど、そういうネタ出し会みたいなのはありますかね?

     
    浦田:最初はなくて、途中から辛くなってネタ出しの会を作ってくださいって言って作ったんですけど、まあそれもなんとなく自然消滅みたいな感じで。だからネームがないと、編集者はあまり意見が言えないってのもあるから、やっぱり作って持っていくしかないんですよ。
     
     
    吉田:大喜利みたいになってきませんか。例えば「マッチ売りの少女で行きましょうよ」ってなって、「じゃあマッチじゃなくて何を売る?」みたいなことになるとめっちゃプレッシャーですね俺は。

     
    浦田:そうそうそう。

     
    マスター:聞いてて思ったけど、結局、漫画家って量産を求められるじゃないですか。まずはどれだけ量産できるかってことが勝負になりますよね。それに加えて、タイミングも大事だし、いくら描いていてもその時にマンガボックスができなかったら、そこで埋もれてたかもしれないじゃないですか。運も才能の内と言いますけど、でも、量産よりも運よりももっと大切なのは、意外と「続けること」なんじゃないかなぁ。

     
    浦田:ホントそうですよね。「諦めない」ってのは一番大事かも知れません。僕、結構長かったんで。漫画家を目指してからデビューまでも4年くらいかかって、デビューから連載までも4年くらいかかってるんですよ。周りでもやっぱ才能あるのに3年くらいで辞めちゃう人とかいて、僕より全然描ける人なのにもったいないなと思って。だから見切りつけるの早いのかなんなのか分かんないんですけど、やっぱやり続ければいつかチャンスは来るなっていうのはホント思いました。
     
     
    吉田:浦田さん、ライバル視してる人とかいます?今。

     
    浦田:今?今は特に…。あ、ライバルというか友達なんですけど、「◯王」のアシスタントの後輩で入ってきたムラタコウジくん。(今があるのは)実は彼のおかげがすごい大きくて。


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    マスター:彼は俺が紹介したんだっけ?

     
    浦田:なかむらさんの出版記念パーティで初めて会ったんですよね。で、その時点で漫画onWEBの賞を獲ってたんですよね。僕もそれを読んでてすげーおもしろいなと思って。後から聞いたらこれが1作目だってことで、これは天才だと思って。それで入ってきた時にはもうスピリッツで連載ネームとか、結構いい感じでいってるって話を聞いて、このまんまじゃ抜かされると思って。それで危機感でお尻に火がついた感じで。で結構、今までよりすげえ本気で頑張ったんです。それが「僕おじ」のネームだったんです。先に連載されたならカッコ悪いなと思って。
     
     
    吉田:生きる苦しみってこう…、四苦八苦とか愛別離苦ってこととかありますけど、生きる苦しみの一つに「後輩に抜かれる苦しみ」ってあると思うんですよ。僕も佐藤さんのところに働いてて、太田くんって人が入ってきたんですよ。太田くんメチャクチャ絵がうまいんですよ。で、僕は全然で、太田くんがどんどんどんどんね、おっきい見開きとかね、任されてくるんですよ。でそれを完璧にこなしていくんですよ。
    僕はずっと小さい携帯電話とかばっかり描いてるわけですから。それでやっぱり同じ空気を吸ってる職場内で後輩に抜かれるっていうのはもう地獄絵図ですよ。


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    マスター:それはホントにきついよなあ~。でも、それはどこの業界でも一緒で、特に実力社会ではさ。例えば芸人とかでもお弟子さんとかがついたらそういうのはあるだろうと思うし、結果的には売れたモン勝ちみたいなところはあるからさ、でも逆にその嫉妬を体感するから強くなれるみたいなところもあるよね。

     
    浦田:そうですね。

     
    マスター:さて、そろそろお終いのお時間となってしまいました。最後に浦田さんからこれから漫画家になろうとしている方たちに何か一言。

     
    浦田:あんまり偉そうなことを言える立場じゃないんですけど、僕も経験からするとやっぱりデビューまでは努力でいける気がするんです。でも、連載ってなるとやっぱ運とタイミングが必要になってくるんで、諦めずに描き続けるしかないかなと思います。
    とにかく10月9日に2巻が出ますのでぜひ買ってください。あと1巻もまだまだ発売中なので、ちょっとでも興味を持ってくれた方は買っていただければ。で、マンガボックスでも連載中なんでそれも毎週アプリで見れるんで、見ていただけたらなと思います。
     
     
    マスター:これはパソコンでも見れるしスマホでも見れるんだよね?この人のギャグすごいおもしろいので、ぜひ見てください。そんな訳で今日は浦田カズヒロさんにゲストに来て頂きまして、ありがとうございました。
    皆さんさようならー! 
     
    浦田:ありがとうございますー。

     
     

    インタビューは以上です。
    いかがでしたか?
    「『諦めない』のが一番大事。僕よりも才能があるのに3年くらいで辞めちゃう人がいて、もったいないと思う」というお話が印象に残りました。
    「僕よりも才能がある」はご謙遜だと思いますが、現役であり続けるためには描き続けるしかないわけで、それを体現している浦田さんはカッコイイと思いました。
    僕も負けずに描き続けるよ…。
    放送ではもっとヤバイお話も出たのですが、記事中では泣く泣くカットいたしました。
    また問題を起こしたくないですからね…。
    後、マスターが「アナル」「アナル」と連呼するので、そちらもカットしました。



    次回は10/3に放送されたやまもとありささんのインタビューをお届けします。





    やまもとありささんは、今年6月にWeb漫画サイト「コミックぜにょん」で初の連載作品「あいこのまーちゃん」をスタートさせる予定でしたが、編集部の独断により開始2日前に連載中止となりました。
    そのことは漫画ファンの間で大きな話題となり、やまもとさんは現在、連載中止となった『あいこのまーちゃん』を電子書籍販売すべく、クラウドファンディングで資金を募り、作品の執筆を続けています。 漫画家デビューまでの道のりや連載中止からクラウドファンディングで執筆を再開するまでのお話、創作へのこだわりをたっぷり語っていただきました。
    こちらのインタビューも近日公開予定。
    お楽しみに!




  • 厳ダイン(きびだいん)プロジェクト RAIL17

    2014-10-20 13:001
    今週もやってまいりました。
    厳ダインプロジェクトRAIL16です。

    「厳ダインプロジェクト」とは、佐藤漫画制作所 作画スタッフの厳男子きびだんごと佐藤ダインが合体して進める読み切り漫画制作プロジェクト。
    毎週金曜日はプロジェクトの日と決めておりまして、2人は「特攻の島」の作画はお休み、プロジェクト漫画の制作にいそしんでおります。

    今回は、彼(彼ら)は電子書籍について考えているようですよ。
    何やら本を読んで勉強したようです。

    企画について、前回まではこちら

                                     佐藤秀峰

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    そう!!
    まごうこと無きオレだ!!!
    毎週金曜は電車の漫画を描いている!!!
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    着々と進んでいるぞ!!!
    デジタルにも慣れてきていい感じだ!!
    電車はなかなかディティールが複雑だが、取材時にたくさん写真を撮ったことで助かっている!!
    写真はなるべくたくさん撮っておいた方がいいっつぅことだ!!!


    ところで前回は伊豆に行った話をしたよな?
    しかし何もずっと旅に出ていたわけではないんだ。
    映画を見たり、本を読んだり…
    おっと意外と文系な一面を見せちまったかな?

    どんな本を読んだかというと例えばこれだな。

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    なかなかゴツいタイトルだよな。
    しかし中身もなかなかに骨太だった。
    鈴木みそさんはKDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)で実際に1000万円儲けたらしい。
    小沢高広さんは日本で最初にKindleで漫画を有料販売した人物だ。
    つまりお二人は電子出版の先駆者ってわけだ。
    そんなお二人の対談を文章に起こしているんだが、どんな内容かっつぅと
    お二人がどのような経緯で電子書籍の販売を始めたのか、
    デジタルツールをどのように使用しているのか、
    電子書籍を売るためテクニック、
    漫画業界の未来などなどだ。
    さらっと読めるので興味があれば読んでみて欲しい。
    ちなみにうちのボスの名前もチラッと出てくるぞ。
    漠然と漫画家になれば食っていけるんじゃないか…と考えていたが、
    そう甘くはないようだな。
    つまり、従来通りの出版社を通じての作品の発表だけではなく、セルフパブリッシングや
    セルフプロデュースの道も考えなければいけないっつぅことだな。
    今の時代、個人で発表する場はたくさんあるわけだしな。
    厳しい現実を見たわけだが、根っこの部分は変わらねぇ…

    オレは漫画を描く!!!!!

    その気持ちは変わらねぇ…なぁそうだろ?

    つぅーことでまた来週!!!
    再び上陸の台風に気をつけろよ!!!!!



    この記事が書かれたのは約1週間前になります。
    僕の不手際で更新するのが遅くなってしまいまして、今頃、台風の話題ですいません。

    「KDPで1000万円儲けた」って話に対抗する訳ではありませんが、僕は電子書籍で1億円以上儲けています。
    今年は多分4000~5000万円くらいのロイヤリティ額になるかなぁ…。
    「電子書籍のことなら僕に聞いてくれよ〜」と彼(彼ら)に思わないことも無いですが、それだけ僕は彼(彼ら)に信頼されていないのです。
    だけど、僕は彼(彼ら)を信じています!

    ではでは。



    佐藤秀峰
  • 「ブラックジャックによろしく」二次利用報告 2014 10/4〜10/10

    2014-10-20 12:301
    52pt

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    この記事は2012年9月15日から二次利用フリーとなりました拙著「ブラックジャックによろしく」について、事後報告をいただいた利用事案を週イチでご紹介させていただく定例記事となっております。

    二次利用規約はこちら

    フリー化から1年間のまとめ報告は下記

    「ブラックジャックによろしく」二次利用フリー化 1年後報告 前編

    「ブラックジャックによろしく」二次利用フリー化 1年後報告 中編

    「ブラックジャックによろしく」二次利用フリー化 1年後報告 後編

    引き続き「ブラックジャックによろしく」をご自由にご利用くださいませ。

    「いいね」と僕が思った利用例にはハンコが押してあります。

    f55190f8898688399c1ef8dce1b1e6dc2d40df14←こんなの。




    「ブラックジャックによろしく」

    二次利用報告

    2014 10/4~10/10


    利用件数 10件




     

    01.Amazon POD(PODサービス利用)

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    PODとはプリントオンデマンドの略で、Amazonが提供するサービスです。
    お客様の注文を受けてから、1冊ずつ書籍を作りお届けするもので、
    このサービスにより出版社は低コストで紙書籍の出版が可能とのこと。
    今回は出版社のゴマブックスがこのPODサービスを利用し、「ブラックジャックによろしく」を2次利用いただきました。
    通常の単行本1巻分(約200ページ)を上下巻2冊に分割し販売しており、POD版は全26巻完結となっています。

    現在、POD売り上げランキングの上位に食い込んでいるそうで、果たしてどの程度売れるものなのか注目しています。
    1冊あたり約900円ということで、単行本1冊分相当では約1800円となり、通常の紙書籍に比べると3倍以上の値段となります。
    個人的な読者感覚としては、1冊100ページの漫画の本に900円を支払うのは「高い」と感じますが、自費出版の本を買うことに比べれば安いのかもしれません。
    実は過去に自費出版を検討したことがあり、見積もりを取ったことがありまして、自費出版は1度に100冊制作すれば1冊あたり2000円、1度に1000冊なら1冊あたり1000円、といった世界なので、1冊から制作できて900円は、本を作る側の立場としては「安い」と考えることもできます。

    この手のオンデマンドプリントサービスは最近、急激に増えてきており、正直な所、もっと安く本を制作することができる場所があることも知っています。
    とはいえ、Amazonです。
    Amazonがこれから力を入れていこうとしている成長途上のサービスだそうなので、最初の波に乗っておくことは大事かもしれませんね。

    こうした波にリスクや労力なしにタダ乗りし、経過を観察できることも二次利用フリーの利点のひとつです。
    期待しています。






    02. ラーメン「笑福」(TVCM利用)

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    鳥取県のラーメン屋さん「笑福」のTVCMとしてご利用頂きました。
    最高ですね、コレ。
    顔芸が冴えております。
    鳥取に行った際には(滅多に行く機会はなさそうですが…)、ぜひ食べに寄りたいです。

     







     
    03.Ramla(バナー利用)

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    土風炉や鳥元などのお店を経営されている企業の求人バナーでお使い頂きました。
    シンプルで良いですね。