• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 5件
  • 近田春夫の考えるヒット 第1014回 「中田ヤスタカが前面に出る曲 Perfumeファンの反応は如何」

    2017-09-14 05:00  
     過日……。
     後輩筋にあたる、トラックメーカーでもあるDJと、
    「とにかく深夜帯の賑わいがかつてほどではなくなってきているのはたしかだよね」
     そんなネタを肴に昼間からビールで盛り上がっていたばかりの俺であったが、色々と聞くところによれば、たしかに、首都圏のいわゆる“クラブシーン”は全体的にあまり元気がよろしくないようだ。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1013回「リスナーの胸に突き刺さる恐ろしき中島みゆきの声の力」

    2017-09-07 05:00  
     慕情……。
     といってジェニファー・ジョーンズ、ウイリアム・ホールデン主演の映画のことなんぞでは、無論ない。中島みゆき新曲タイトルの話である。
     ところで。本来“慕情”とはどんな意味だったのか? 実は昔からちゃんとは分かっていなかったので良い機会とばかり調べてみると、異性を慕わしく思う気持ちとあり、ま、大体は考えていた通りであった。安心安心。おっと、ハナから横道にそれてしまった。逸脱ついでにもうひとつ。そういえば有名な映画の題名を借りるのって阿久(悠)先生お得意だったよなぁ。はて“慕情”はどうであったか?『雨の慕情』ならありましたですけどもね。それにしても“雨の”がつくだけで慕情の景色も随分と和風に変わるのであるから、コトバは不思議なもんである。などとあらためて感心もしたところで……。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1012回 「USGのベースの動きが激しく、かつ細かいのよ」

    2017-08-31 05:00  
     ここ50年……。
     我が国のロックバンドに於いて何が変わったかについて、ひとつ思うに、その演奏技術の眼を見張るばかりな精度の上がりよう、てぇのはあるかもしれない。
     今時、そんじょそこらのアマチュアですら、ひょっとしたら俺らの子供の頃のプロ奏者より――少なくともタイミングというパラメータなど――もうはるかにレベルは上な気もする。みんな若い子たち機械みたいじゃないですか! いやいや、まじめな話……。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1011回 「芸事の精進を愛でるに似た田川寿美と『演歌』の世界」

    2017-08-23 05:00  
    一口に演歌といってもその間口は案外広い。また歴史的推移もある。今この時代における“演歌ならではの魅力”とは果たして何なのか?
     当欄はここのところ二週にわたりjpopとは歌謡曲に他ならないことを述べてきた。その関係上、演歌の――流行歌としての――現在の立ち位置についても触れられることなら触れてみたい。とかもっともらしいことをいいつつ今週の一曲目『心化粧』です。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1010回 「胸に熱くこみあげてくる家入レオのコードの演出」

    2017-08-09 05:00  

     源流を60年代アメリカンポップスに見出すこともおそらくは可能と思われる、我がjpopサウンドの要ともいうべき“胸キュンコード進行”ではあるが、もはや発祥の地ではよほどの――映画の挿入歌などで時代の雰囲気を醸し出す必要があるとか――事情でもないかぎり、新曲に用いられるようなことは、まぁ先ずなくなってきてしまっているわけで、そこにはきっと理由もあるに違いない。
     先週はそんな話の途中で終わってしまった。失礼。