• しばらく“放牧”します…

    2018-08-29 23:351
    既にTwittreで報告した通り、この更新をもって、ちょっと“放牧”に出ます…これの更新は、実は実家の古いiMacからやってるんだけど、右目が現在、御来光様とナバーロ…もとい、檜川アナと山本直アナ状態で、9月上旬に手術を受ける予定です。(要は生活習慣病の成れの果てで、失明寸前なんですよ…おかげで左目だけで見てる様な状態なんで距離感が掴めないw)

    ま、独身時代のツケが回ってこうなった訳であり、完全な自業自得です。受け入れざる得ない現実が、まさか自分に降り掛かるとは…とはいえ、実家家族が糖尿持ちだったから、覚悟はしてたことなんですけどね。

    ともかく、今は視力回復はもとより、視野が鬱陶しい状態なんで、長時間のPC作業ができないってのが本音で、イラスト(ニコ静のマンガ)作成にも影響が出てるモンだから、手術を受けることにしました。たとえその結果、右目の光を失ったとしても、競馬を離れることはありません…好きだからこそ、目がダメでも“耳”で追いかけていく所存です。復帰ができるようなら、また戻ってきます。それまでは…ではでは。
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  • 農家からのお願い…最低限の約束事は守って!!

    2018-08-22 23:3520
    SNSで、馬産地見学に関するマナーレスが散見されるんだが、毎年恒例ながらも、これは口酸っぱくして言い続けなければいけない事なんで、言い続けなければいけない事なんで、あえて一言…

    最低限度の見学マナーだけは守らんかい!!

    ま、こう書いたとしても、イマイチ理解できない人の方が多いし、名馬をできるだけ間近に見たい、できれば“触りたい”という気持ちはわかるが、だからこそ、馬産地での“見学マナー”は厳守すべき約束事であり、これが守れないのであれば、観光客を受け入れることを、泣く泣く“禁止”せざる得なくなる…なぜなら、生産馬や繁殖馬の衛生管理が最優先であり、馬産地の牧場というのは、本物の“畜産農家”であり、それ故に家畜を感染症から守る義務が生じる。だから、管理してる繁殖馬や育成馬に対して、見学者が許諾なく勝手に触ることは、“不慮の事故”に繋がりかねないから禁じてるのであり、また、家畜といえども“獣”である以上、予測不能な行動を起こして、見学者を襲うことだってある。これを防ぐためにも、最低、守るべきルールが存在する。観光牧場でも、小型家畜に対しての接触に関して、細かい注意事項が書かれた看板を入場門等に掲示されてる訳だし、まして乳牛の厩舍周辺には、関係者以外立入禁止の立て札があるトコもあるほど、意外と厳しいルールが存在する。

    まず、競走馬…てか、サラブレッドという品種の軽種馬は、在来ポニー(木曽馬とか道産子とか…)よりも神経質で、見慣れないモノに対する警戒心が強い傾向にあって、故に、牧場関係者や競馬関係者以外の人物や物体を見ると、パニる傾向にある。だから、見学時の基本として、係員(牧場従事者)の指示に従って見学するのが第一条件となる。見学自由となってるトコでも、基本は同じ…とにかく、許可なく敷地内に入るのはもちろん、馬体に触れたり、勝手に(たとて放牧地に生えてた牧草でも)エサを与えたりするのは、見学者として言語道断。

    また、見学時間に“制限”があるのは、牧場従事者の就労時間を鑑みて設定されてたり、放牧時にできるだけ馬にストレスを与えない様にしたいという思惑がある…ほれ、休日にケータイに会社やバイト先から“出勤してw”という連絡が入るとウザいって思うのと一緒で、馬だって休養してる最中にちょっかいをかけられると大迷惑なのである。コレが“原因”で大暴れした挙句に柵に激突して“昇天”って事故が起きたら、管理者である牧場も堪ったモンじゃない。だから、見学時間に制限があったり、勝手に触るなってことになる。

    たとえ、関係者の好意で馬体に触ることが許可されたとしても、それはあくまで牧場関係者の管理の下で、しかも管理者が付き添った格好での話であって、そこを勘違いしてはいけない。新ひだかの三石青年団が毎年やってる、馬産地婚活ツアーの中で、参加女性が、馬体をペタペタ触っていることがあるが、これはツアーに参加してる牧場からの好意でできることであり、関係者同伴だからこその話である。マスコミが牧場を取材と称して出入りする場合も、当該牧場からの取材許可が出て初めてできるのであって、無断で立ち入る事は言語道断…競馬中継をやってる放送局や専門誌、あるいはスポーツ紙の競馬班なら、そこんトコを心得ているから、贔屓の牧場だと簡単に、そうでないトコでも、馬産地ならではの人脈で交渉する事で、どうにか取材できることが多い。つまり、事情がきちんと理解できてる相手だからこそ取材に応じてるのであって、馬主でも、古くからの付き合いがある牧場以外では、他の観光客と一緒なのである…ココんトコを勘違いしてる人が、あまりにも多すぎる。

    だからこそ、セレクトセールやサマーセールといったセリ市における馬体展示でも、馬主だからという理由で繁殖馬や仔馬に触る事は行われていないのであり、逆に観光牧場や乗馬施設、競馬場で“ふれあいタイム”を設けてるトコでは、必ず係員(飼育員)が近くにいて監視してるからこそ、“安全”に触れるのです。これから馬産地へ向かわれる人も、競馬場で馬と遊びたい人も、今一度、競走馬のふるさと案内所HPにある、牧場見学の9か条を一読し、頭に叩き込んでから訪れてください。
  • 馬に想いを託して…精霊馬にまつわる話。

    2018-08-15 23:35
    お盆最終日、いかがお過ごしでしょうか?昨今の“精霊馬”の画像検索すると、まぁ…ユニークなモノが結構ございまして、きゅうり農家をやってる身としては、「丹精込めた作物でふざけんな(褒め言葉)」と、ツッコミが入る訳で…w

    では本題…“精霊馬”といえば“きゅうりの馬になすの牛”が定番なんだが、それには農家的に“理由”がある…この時期はウリ科とナス科の旬であり、いろんな意味で有り余ってる訳である。しかも、収穫のタイミングがちょっとでも間に合わないと、とても市場へ出荷できないほど品質が落ちやすい。故に、食品”としての価値より、造形素材として使うこともあるって訳である。だから、きゅうりやなすを“供物”として捧げるというより、馬や牛に見立てて飾る“造形物”として墓前や仏壇前に置く訳である。で、一般的にはきゅうりやなすの形を活かして、割り箸や小枝を4本刺して馬や牛に見立てる訳である。

    でも、なんで“馬”と“牛”である必要性があるといえば、あくまで推測ではあるが、乗用家畜として親しみがあることが大きい。特に、農家にとって馬や牛は、それこそトラクタやコンバインなどといった農業機械が登場する以前は、重要な動力源であり、“家族”でもあった…だからこそ、身近な存在として各家庭にいた訳であり、先祖を送迎する“乗り物”として、最上のモノとして用意するなら、馬や牛の方がふさわしいという訳である。また、迎えは馬で、送りが牛なのも、一般的だと“愛しい人”に“早く逢いたい”からこそ、早く走れる馬を、“愛しい人”と“別れるのが辛い”からこそ、足の遅い牛を、それぞれ用意する…とされる訳だが、牛だって本気で走れば、サラブレッドほどの早さな出なくても、瞬間で60km/hは出すことだってできる。だから、図体が大きいという理由のみで“牛は遅い”というのは、ある意味間違いであり、馬だって大型種であるクライスデールやペルシュロン等も、軽種馬の様に早い速度で走ることはできない。(だから、ばんえい競馬の速度は、サラブレッドのレースと違って早さがない代わりに、斤量を積んだ鉄橇を牽引する“パワー勝負”のレースとなる。)

    時代は移ろえど、故人・先祖を思い、その御霊を丁重に扱う気持ちがある限り、精霊馬を用意してお迎えし、送り火とともに霊山へ送り出すという風習は、日本らしい夏の風物詩として、これからも続いていくでしょう…ちなみにオイラん家の仏前(オイラ所有の仏壇の前)には、この時期は競走馬ぬいぐるみが大挙に鎮座してますが、何かw