第8話「意味が分かると怖い話」
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第8話「意味が分かると怖い話」

2013-06-21 00:55
    「レポート提出」

    大学で出される課題といえば、大半はレポート提出ではないだろうか。
    レポート提出の方法は、ワードで作成したものを印刷して提出。
    もしくはコピペ防止のために、レポートを手書きで作成して提出する方法が、多くを占めていると思う。
    しかし、私が通っていた大学のレポートの提出方法は少し違う。
    まず、学生専用HPにログインする。
    次に、各教科のレポート提出フォームがあるので教科を選び、そこにファイルを添付して、ファイルを送信するという提出方法をとっていた。

    ある日のことだが、私は翌日提出しなければならないレポートをそっちのけで、アニメ鑑賞を楽しんでいた。
    レポートなんて徹夜で片付ければ何とかなると思っていたし、これまでもその方法で凌いできたから問題ないと勘ぐっていた。

    【AM12:00】
    アニメも見終わったしレポートに手をつけようと思ったが、少し眠い。
    しかし寝る訳にもいない。
    HPへの提出期限は、AM9:00まで。これを過ぎてしまうとアウトである。
    私は、嫌々ながらもレポートに手をつける事にした。

    【AM1:30】
    レポートの三分の一が終わったところだろうか。少し視界が虚ろになってきた。
    どうやら眠気で頭が使い物にならなくなってきているらしい。
    頭がぼーっとしたままでは作業が捗らないと考え、1時間半ほど仮眠を取ることにした。

    【AM3:00】
    二度寝をすることなく、なんとか起きることができた。
    眠気が完璧に取れた訳ではないが、寝落ちしてしまう可能性を排除できるくらいには、頭がスッキリしている。
    これから3時間くらい真剣にやれば、完成させることが出来るだろう。

    【AM6:30】
    予定より30分過ぎてしまったが、なんとかレポートを完成させることができた。
    HPへのレポート提出も終わったし、1時間半寝よう。
    そう思い、疲れた頭を軽く叩きながらベッドインした。

    【AM8:00】
    寝起きも良く、徹夜のレポート作成の疲れを感じさせない軽快な動きでベッドから起き上がり、朝食を食べて大学に行った。

    後日談なんだけど、あれからしばらくして大学の先生に呼び出され、怒られてしまった。
    「どうして君は、こんな書きかけのレポートを提出したんだい?」って。
    どうやら、仮眠を取ってから完璧に寝落ちしていたらしい。
    どおりで朝起きたとき、頭がかなりスッキリしていた訳だ。
    夢の中でも作業してるなんて、相当レポートのことで頭がいっぱいだったんだなぁ。
    優しい先生だったため、ちゃんとレポートを書き上げて再提出すれば、単位を出してあげると言ってくれた。
    今後はこんなことが無いように気を付けないとなぁ。




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