Webカメラに映した配信者の表情を3Dアバターで再現するWebカメラアプリ。
「○○してみた」放送やゲーム配信で顔出しをしたくない方の配信アクセントにおすすめ。
ゲームDL販売のSteamで定価1480円
ウェブマネーでも購入でき、ギフトとして送ることも出来ます。
2018.4.6 起動しない方への覚書を更新。
→頂いた質問と回答などを更新。
1年間の試行錯誤の結果、とりあえず落ち着いた自分の調整方法を載せておきます。
多少時間はかかりますが表情の連動が良くなると思います。
2-1.アバターの基本設定
「アバター」→「行動」タブを選択。メガネをかけている自分はこんな設定にしてます。
・「カメラを見て」:スライダー右端の目線は完全にカメラ固定。ここは好みで。
・「まばたきのトラッキング」:Live2DはこちらをON
「自動まばたき」:3DモデルはこちらをON
(Live2Dはなぜか「自動まばたき」だと眠そうな目になってしまうため。)
'16.2.7追記(アプデにより設定項目が増えたため)
・Eye Lids~、Eyebrows~(両目、両眉の動きのリンク)
:右端、または右端手前あたりで揃えたほうが違和感が少ないです。
2-2.眉毛の設定('16.2.25 UI変更のため改訂)
表情で一番だいじなのは眉毛なので、ここを触ればほぼ解決すると思います。
上段ツールバーの右端「UI」を押し、右側にツールバーを表示。
4段目「高度なトラッキング設定」を選択。
「表情のユニット」→「目」→一番下の「右眉毛の内部」を選択
a.表情をつくらないときの設定
トップマキシマムとボトムミニマムの場所を動かして、
インプット間隔のバーが中央になるようにバーの位置をずらして調整してください。
b.眉を一番上げた時に右のゲージ外側になるように設定
c.眉を一番しかめたところを左ゲージの外側に設定
2-3.目を閉じた時の設定
(目が細くて眠そうな目になってしまう人用)
a.「閉じた左目」で何もしない状態で目が大きく開くまでミニマムを右にスライド
b.「閉じた右目」も同じように設定
2-4.その他
口があまり開かない場合は「口」タブの「あご下ろし」を変更するといいと思います。
変更が終わったら必ず「オプションを保存」。
(自分の場合、3Dモデル用とLive2D用で設定を別々に持ってます。
ゆかりモデルは口の動きだしが遅いようなので口まわりも触るといいかも)
自分は「表情の早い自動調整」をすると設定が変わるので使わないようにしてます。
上を向いたりするときに「頭ポーズの早い調整」をたまにするくらい。
マイクの音でなく、他のデバイスの音にリップシンクさせる設定。
FaceRig+ゆっくり(VOICEROID)部分を別撮りする投稿動画用。
利用例
生放送:リスナーさんのコメを読み上げるアシスタントとして。
投稿動画:ゆっくり・ボイロ動画の実況ナレーションアシスタントとして。
先にAviutiなどでナレーションコメントまで用意した実況動画を作成。
元動画を流しながら、実況内容に合わせてFaceRigで表情をつけた動画を録画。
2つの動画を合わせることで表情豊かな動画になるはず。(大変だけど)
2016.10.3変更 FaceRigVirtualMicDriver用に記事を刷新。
(PCから他の音を拾わなくてよくなりました)
2018.1.17更新 Win10用のドライバが出ていたので更新。
a.FaceRigバーチャルマイクドライバーのインストール
・SteamのFaceRigのプロパティーからローカルフォルダを開く
・開いた場所から3階層移動し、利用中のWin OSドライバーをインストール
b.棒読み出力設定(ボイスロイドでも同じことができるはず)
棒読みの設定を選択。音声出力デバイスにFaceRigドライバーを選択しOKを押下
VOICEROIDは未所持なので、設定箇所がわかりませんでした。
c.FaceRigドライバ設定
・右の設定バーから「一般オプション」→「デバイス」を選択後、「更新する」
「オーディオ録音デバイス」:「FaceRigVirtualMicDriver 」に設定
「オーディオ再生デバイス」:変更せず。お使いのスピーカーで
(自分の声と連動するように戻したいときは、
「オーディオ録音デバイス」を使っているマイクに変えるだけでもどります。)
d.スピーカー設定(設定が変わりスピーカーが無音になるため)
c-1.PCの「コントロールパネル」から「サウンド」設定を開く
c-2.「再生」タブの「お使いのスピーカー」に「既定のデバイス」を変更
e.ノイズ調整(音をどの大きさから拾うかの設定)
・「ノイズゲートしきい値」のスライダーを小さな音を拾わない程度に右に動かし調整。
'16.2.25追記
注 マイクに戻したら「サウンドループバック」を「OFF」にしないとハウリングします!
アップデートにより再生デバイスを変更するごとに自動でONになるため。
(う~ん、悪改変)マイクと使い分ける方は設定を戻したら切ってください。
設定完了!
FaceRigのリップシンクがONになっていれば、
コメントを読み上げさせるとリップシンクします。
f.その他
・配信していない時
元に戻す必要はありません。上記設定のまま使えます。
・配信ソフトへの読み上げ連動設定
NLEなどの配信ソフトに特別な設定はいりません。
・FaceRigを自分の声と連動するように戻したい時
FaceRigのデバイス設定にある「オーディオ録音デバイス」の項目を
「CABLE Output ~」→「使っているマイク」に変えるだけ。
・ゆかりさんのリップシンクは母音がイだとクチの形が△になるため、
パラメータで調整できるかわかりませんがロの形に補正しないと違和感がありますね。
別撮りでコメントと口の動きを連動させると、こちらの動画のように違和感が消えます。
(注 ゆっくり(VOICEROID)出力でのリップシンクの参考に。
別撮り時に口は勝手に動きますが、 表情は自分の顔を動かさないといけないし、
暗い表情や目を輝かせるなどの特別エフェクトはキー操作で実施します。
メインの動画に合わせて手間のかかる別撮り作業をしっかりこなした丁寧な動画です)
内容に合わせて頭を左右に動かしてるから他の方に比べて表情付けが際立つのかな?
あと、ゆかりさんの中の人、石黒千尋さんもゆかリグを使った放送をされていました。
youtubeのチャンネルをチェック!(ゆかリグ動画は削除されたみたい)
配信中、「起動しないので助けて欲しい」との質問をたまに受けるので、
アプデ後、うまく立ち上がらなくなったときにした事を書き残しておきます。
(Steamの公式フォーラムのバグ・トラブルのスレッドはここ)
1.アンチウイルスソフトの対象からこのソフトを除外する。
起動時の画面がアンチウイルスの誤検知にひっかかる。
Exeが隔離されるためPCがフリーズし、電源を強制的に切るほかなくなります。
アンチウイルスからFaceRigを対象から外してとの回答が来てます。
2.Webカメラのドライバーを最新にする。
15年12月にWindowsのWebカメラのドライバー規格が一新。
旧ドライバーのままだとFaceRigから認識できなくなった。
FaceRig開発から利用しているカメラのドライバーの更新依頼あり。
3.Steamでソフトの再インストールかアプリケーションキャッシュの整合性確認をする。
4.PC再起動で治る → 配信ソフトがFaceRigをつかんだままになっているかも?
起動・終了順序を変えてみる。
5.Bypass Launcher(trouble shooting)なら起動する。
FaceRigの設定ファイルに不整合の可能性があるので削除後、再度設定。
C:\Users\<あなたのユーザー名>\Documents\Holotech\FaceRig\UserCfg
他に利用しているアバターの設定ファイルの削除。
拡張子.avcファイルを検索して、セーブしたファイルを削除してみてください。
→該当ファイルを削除後、再インストール。
6.Steam→プロパティ→ベータから「previous version」(旧版)にしたら起動する。
(アップデートで不具合が出ているので旧バージョンで動かし、対応待ち)
7.マイクロソフト配布のアプリケーションを更新してみて起動するか確認する。
更新するソフトは公式フォーラムの開発の書き込みを見てください
8.FaceRig起動中に「更新中」が表示されたまま、システムがクラッシュする。
→フォーラムを見る限りだと、アップデートが無限ループしているみたい。
Steamクライアントに関連した問題として対処するようです。
(Steamは管理者モードで起動しないこと)
Steamを起動したら、「設定」の「ダウンロード」からキャッシュをクリア。
上記でダメなら、
アンチウイルスかファイヤウォールの設定からスチームのフォルダを除外。
何かがソフトのダウンロードを阻害しているのではないかとのこと。
9.Win10 Anniversary Update (2016/8/3の大型アプデ)以降、
NLEなどでVirtual camが真っ黒なまま、表示されない。
→ドライバーを手動で再インストールしたら治った。
SteamApps\common\FaceRig\Bin\prerequisites\FaceRigVirtualCamDriver\
の配下の”FaceRigVirtualCamDriver_winXX.exe”をダブルクリック
(Win10 アニバーサリーはFaceRig以外のドライバも入れ直したほうがいいです)
10.カメラが認識しない。しなくなった。
カメラのUSBを誤って抜いてしまったり、カメラを使う他のソフトの起動、
エラーなどによるソフトの強制終了後や設定周りのアップデート後などで、
項目にはカメラが表記されていても再設定しないと認識しないときがある。
→ 登録されているカメラを再度クリックして再設定する。
11.起動時の初回セットアップ実行中でエラーになる。
公式フォーラムで同様のバグ報告を確認したところ、
開発からFaceRigのソフトリセットが推奨されていました。
(ソフト再インストールでも設定周りのファイルはPCに残るため)
→方法はDocuments\Holotech\FaceRigにあるUserCfgのフォルダーを丸ごと削除。
→他の起動しない不具合でも同様の方法で治るかもしれません。
設定周りのアプデでセーブファイルとの不整合でエラーになる事もあるため、
再インストールしてもダメなときは設定関連ファイルを削除し、再設定してみてください。
(項目の5と同じやり方になります。
設定ファイルはわかりやすいところにセーブしておきましょう)
以上、配信のお役に立てたら何よりです。
インストールはできたのですが、起動しようとすると「初回セットアップ実行中」と表示され、しばらくするとPCが勝手に再起動します。再起動の後は「steam update ,verify install...」のようなのが一瞬出てあとは何事もなかったようになります。
PCは OS:Win7 Home Premium 64bit CPU:Core i5-4570 3.20GHz メモリ:8GB GeForce GT 640 DirectX 11
こんな感じです。キャッシュの整合性も確認し、ウィルスソフトもファイヤーウォールのみで問題ないです。
何かわかりましたら答えていただけると幸いです。よろしくお願いします。
しまぱんさん、こんにちは!
丁寧に状況とスペックも書いていただいたので、さっと調べてきました。
①2018.3.21あたりの最新アップデートで同じ現象の人が何人か出ていました。
まだ解決法がでていないみたい。近日中にアプデでバグ対応されるかも。
→今すぐ動かすなら旧版は大丈夫みたいなので、以下の記事を確認してください。
「6.Steam→プロパティ→ベータから「previous version」(旧版)にしたら起動する」
②過去の似た事象を知らべたところ、Steamクライアントのダウンロード問題かもしれません。
→「8.FaceRig起動中に「更新中」が表示されたまま、システムがクラッシュする」を追記。
これでもダメな場合は、エラーログを取得して開発までグーグル翻訳で頑張って問い合わせてもらうしかないです。