• クトゥルフ神話TRPGオリジナルシナリオ「13人目…」

    2018-09-15 01:21

    タイトル:13人目…

    推奨人数:3人

    推奨技能:探索&交渉系技能

    神話生物:クァチル・ウタウス (カルナマゴスの遺言)&ヨグ=ソトース&ミ=ゴ

    シナリオ形態:現代日本舞台のシティシナリオで推理物

    ハンドアウトあり後述

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    シナリオ注意

    本シナリオは、町で起こる連続殺人事件を情報を集め推理し解決することを
    メインに置いたシナリオです。当然推理をしなくても、クリア可能ですが
    その場合無用な争いが発生する可能性があります
    KPは、PL達にしっかりと推理する時間を与えるようにしましょう。

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    シナリオあらすじ

    探索者達は、刑事として、興味本位で、あるいは被害者として町で起こる殺人事件に
    関わっていくことになります。
    その殺人事件の被害者は、まるで胸に杭で打ち付けられたような穴を開けられて絶命している。
    凶器は不明、ただあるのは被害者の胸からこぼれ落ちた大量の血痕だけだった。
    共通点は、胸の傷跡だけ、そしてどの事件でも凶器は不明
    この難事件を君たちは解決できるのだろうか。

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    シナリオの真実

    この連続殺人は、ただ一人の男によって行われたものでした
    男の名前は「野々村 昭夫」と言う。
    彼は町の大学病院に勤務する、医者だった
    彼がこの事件を起こすに至った原因は、一つの事件と、一冊の本だった

    一つの事件とは、それは10年も前のことだ
    彼はその事件で愛する娘と妻を、失いました。
    その娘の名前は「野々村 優美」そして妻の名前は「野々村 明野」
    彼の息子は、学校でいじめられていた。そのいじめは凄惨なものでした
    自分の物を何度も隠された、何もしていないのに何度も殴られた
    ときにはカッターナイフで切られることもあった。
    でも、彼女も痛いのは耐えられた、物を隠されるのも、無視をされるのも我慢できた
    しかし、そのいじめは更にエスカレートしていき、そして最終的には先生すらもそれに加担していく
    そして、エスカレートした結果、彼女は複数人の男に囲まれ犯され、
    そして誰ともわからない子供を孕んでしまいました。
    彼女は、その事にもはや耐えることも相談することもできず、自ら命を断つことを選択しました。
    そして、そんな彼女が首をつって亡くなっている姿を一番始めに発見したのは不幸にも
    母親である、野々村明野でした。彼女は娘に相談を受けていたのにもかかわらず
    ほとんど力になることができなかったのです。

    母は学校に問い合わせる、なぜ娘は首をつったのか、なぜ娘は娘は・・・
    しかし学校の返した言葉は「本校でいじめの事実はありません」でした
    それもそうだろう、先生までもがそれに加担していたのだから。
    母は、あらゆる手をつくし、いじめの事実を立証しようとした、しかし学校もそして生徒も
    示し合わせたかのように、その事実を否定し、そしてとうとういじめの事実を
    立証することは出来ませんでした。
    明野はその過程で精神をすり減らし、そして最後は娘と同じ道を辿ってしまう
    彼女は、夫に全てを伝えることが出来たはずだ、しかしそうは出来なかった
    なぜなら野々村照夫は、娘の死を受け入れていませんでした。
    彼に何を言おうとも、昭夫は娘は死んだことを受け入れない
    ときには、その事について暴力を振るわれることすらもあったのです。

    彼は娘の優美、妻の明野が亡くなったにもかかわらず、それを認めようとはしませんでした。
    それほどまでに彼の心はすでに狂気に染まっていたのでしょう。
    彼は知っていたのです、妻と娘に再び合う方法を
    彼の家系は実は中世から続く古い魔術師の家系でした
    彼は残されていた書物、そして、古くから協力関係を築いている
    「ユゴスよりの者」からの提供された設備、知識を用い
    一つの大規模な儀式を行う計画を立てます。
    そう、これが、今回の連続殺人事件だったのです。

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    一連の事件における謎

    凶器について
    これは、血液を冷凍庫で固めて杭状にしたもの。身近にある、ワイングラスを用いた杭
    ゆえに先端は鋭利というほど尖ってはおらず、刺し貫く際肉体を著しく損傷する。
    病院には、特殊な薬品を冷凍保存する場所もあるので、そこを利用をしている。

    なぜ胸、正確には心臓を貫くような手間のかかる殺し方をしたか
    あえてそのように儀式的な要素を演出することで、本命の行動を隠すためと
    血液の温度で杭を溶かすためである

    印について
    ミ=ゴからもたらされた知識
    本命の召喚方法に加え、印を描くことで
    どちらかが行えなくなった場合の保険とした
    詠唱、印どちらでも13人の生贄が成立すれば召喚が可能

    犯行場所について
    献血をする際得た「血液」そして、そのときに記入してもらう住所などの情報から
    獲物を選び、そしてその選んだ獲物の「血液」を固めて凶器とすることで
    凶器となった、血液は溶け、犯行現場から凶器は消える

    犯行の計画
    彼は時間をかけ、大学病院で准教授になり
    献血の責任者になることで、付近に住む住人の血液を集め
    全ての準備が整った後、犯行を連続的に行いました

    部屋の温度について
    血の杭の溶け残りが起こらないように、予め部屋の温度を上げておいた
    しかし、それを知らない者は、犯行時間を誤認させるためだと思ってしまうだろう。

    争った形跡が無いのはなぜか
    獲物に出会った時点で「恐怖の注入」の呪文を使ったため
    争うことも出来ず対象はその場に呆然と立ち尽くすこととなる
    被害者の顔が恐怖で歪んでいるのも同様の理由

    鍵をどうやって開けたのか
    魔術「鍵開けの呪文」オリジナル
    鍵を開けることが出来る、代償はMP
    電子ロックや最新の錠は開けることが出来ない
    なので、被害者を選ぶ必要があった

    どうして犯行を誰にも気が付かれなかったのか
    魔術「気配の隠蔽」オリジナル
    気配を隠蔽することが出来る、代償はMP
    存在を認識していなければ、術者からアクションを起こさない限り気が付かれることはない
    認識済みの人間に対しては使用できない

    謎の歌のような声とは
    ヨグ=ソトース召喚のための呪文の詠唱が歌のように聞こえたためである
    「いあ いあ んぐああ んんがい・がい!いあ いあ んがい ん・やあ ん・やあ 
    しょごぐ ふたぐん!いあ いあ い・はあ い・にやあい・にやあ んがあ んんがい
    わふる ふたぐん よぐ・そとおす!よぐ・そとおす!いあ!いあ!よぐ・そとおす!おさだごわあ!」

    犯行理由について
    前述の「シナリオの真実」などを参照

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    登場人物
    犯人サイド
    「野々村 照夫(ののむら てるお)」52歳
    大学病院に務める准教授であり、この一連の連続殺人事件の犯人である
    廃れた魔術師の家系に生まれた者で、これと言って魔術師として教育されているわけではない
    しかし、過去彼の家系は「銀の黄昏」の幹部であったりと、歴史はかなり古い
    そのため彼の実家の隠し部屋には、様々な魔術に関する本などが、蔵書されている

    「野々村 明野(あけの)」故38歳「旧姓:鳳凰院」 「野々村 優美(ゆうみ)」故16歳
    照夫の妻と、娘であり、事件の元凶でもある
    昔は検死医をやっており、その関係で酒井と知り合いである。
    そして今は両者とも、酒井家の地下施設で脳缶となりミ=ゴに保存されている

    「鳳凰院 誠(ほうおういん まこと)」45歳 既婚
    明野の弟、年は3歳離れている
    10年前の事件以降、野々村照夫に対して疑心を抱いている

    警視庁サイド
    「酒井優作(さかい ゆうさく)」50歳
    捜査一課の人間で、PC1の同僚にして、友人
    捜査一課と、特捜課は基本的に仲が悪いが、その中で唯一仲の良い人物
    一課で解決しきれない難事件などを、素知らぬ顔で「暇か?」と持ち込んでくる、そんなやつ
    いつも温和な笑みを浮かべているが、うちに秘めた正義感は大きい

    「敦盛 太平(あつもり たいへい)」48歳
    捜査一課に所属する刑事
    とにかく特捜課が嫌いで、目があるたびに難癖を付けてくるような人物
    表面上は敵対しているものの、内情としては、凶悪事件などをすばやく解決に
    導いている特捜課の人間自体は認めている
    しかし、特捜課が解決した事件も、自分たちの手柄となり
    特捜課が正当評価されていないのが、気に入らない
    いわゆる「ツンデレ」である。

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    ハンドアウト

    PC1 警官 階級は警部(40歳↑)

    君は警視庁本部にある特殊な課「特捜課」の係長(課長)である
    「特捜係」については後述するが、
    警察内でもかなり自由に動く事ができる係である。
    いつものように、厄介な事件を酒井に
    押し付けられ、重い腰を上げる

    PC2とは相棒、酒井とは友人、敦盛とはライバル

    推奨職業 警官
    技能 目星、説得、信用、言いくるめ、など

    PC2 プロファイラー 階級は警部補扱い
    君は警視庁本部にある特別な課「特捜課」に
    所属するPC1の相棒である
    君は頭脳明晰で、犯罪の傾向や、犯人の足取りなどの情報から
    犯人の人物像を割り出す能力に長けている。
    君は、PC1が事件の解決に乗り出しので、相棒として
    君は彼に協力する

    PC1とは相棒、酒井や敦盛とは知り合い

    推奨職業 警官、超心理学者、大学教授など
    推奨技能 各種「学問」系技能(心理学、人類学など)

    PC3 科捜研
    君は警視庁内になる科捜研に所属している
    勤務歴はかなり長く、PC2の友人であり
    特捜課によく入り浸っている。素行があまり良くないことから
    科捜研の方からはあまり良く思われていないが、閃き力が高く
    特捜課の担当する事件解決には一役買っている
    君は、PC1とPC2の事件解決を友人として手伝うことになる

    PC2&PC1とは友人、酒井、敦盛と知り合い

    推奨職業 大学教授、科学研究員など
    推奨技能 目星、図書館、科学、医学など

    ハンドアウトの毎の特記
    PC1:君は警察であり、個人情報などを調べる際に一切の制限がない
    また、各種交渉技能に置いて、適切なRPをした場合技能値に
    プラス補正を得ることができる

    PC2:君はプロファイラーだ、君は各種学問系技能を駆使し
    人物に対してプロファイリング(行動分析)を行うことができる。
    情報量でプロファイリングは鋭さを増し、犯人を追い詰めていくことだろう

    PC3:君は科捜研に所属している、そして鑑識の人間ともコネがある
    科捜研や、鑑識などから情報、物品を習得することが出来る
    その情報は、ゆっくりと、しかし確実に犯人を追い詰めていくだろう

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    特捜課について

    警視庁特別捜査係の略
    東京警視庁に存在する架空の係あるいは課
    現在の構成員は、PC1とPC2のみの係である。
    PC1とPC2の捜査の力は認められているものの
    捜査一課との関係が絶望的に悪く、隅に追いやられた
    数多くの難事件を解決に導いているものの、手柄自体は全て捜査一課に奪われている
    が、そんな事はどうでもいいと思っている所があり
    これが更に一課の怒りを買っているのでした。

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    流れ

    導入

    本編開始(この時点で、殺人事件は11件目まで発生済み)

    8/6(月)捜査開始

    参考人として、医者を紹介され野々村と邂逅

    捜査開始(捜査は午前、午後というタイムラインで進行する)

    8/7(火)敦盛太平との会話イベント、嫌味を飛ばしてくる

    8/8(水)以降ある程度情報が集まったところで、事件が発覚 被害者は「敦盛太平」

    敦盛太平は、今までの事件と違う点が多々あり、今後の捜査に繋がる
    (重要な情報と、フラグが多々あり、描写には注意)

    ある程度情報を集めると、摘発することはできないものの野々村が捜査線上に上がる

    酒井が声をかけ、捜査状況などからヒントを提示
    (野々村について酒井がいろいろ知っていることを示す)

    野々村の妻、明野の弟「鳳凰院 誠」との会話へ誘導、実家の情報もここで開示

    様々な情報から、野々村の実家へ

    実家を調べることで、メモを発見、野々村を逮捕説得することが可能に

    野々村の説得へ

    最後の選択肢「真実へたどり着いたか」

    Yesで、クトゥルーエンド Noで更に調査が可能に

    夢に謎の少女登場助けを求められる

    野々村家地下の開放

    ヨグ=ソトース召喚の阻止方法を知る

    成功でGOODEND 失敗でBADだが、そこまで裁定を厳しくする必要性はない

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    導入

    君たちPC1~3は警視庁にある捜査一課のフロア、その隅にある小さなスペース
    特捜課と書かれたプレートの付けられた場所で
    いつものようにお茶を嗜みながら、雑談に花を咲かせていた

    ここれ自由にRPの時間

    そしてある程度キャラ作りがしっかりとしてきたならば
    君たちのいる特捜課にひょっこりと、うすらハゲのおっさんが顔を出します
    君たちは彼のことを知っている。
    彼の名前は「酒井 優作」捜査一課に所属するPC1の友人にして同僚である
    彼は、君たちと仲の悪い捜査一課の仲で、唯一仲の良い人間だ
    そしてそんな彼は、いつも暇そうにしている君たちに、厄介な事件を任せようとしてくる
    はてさて、今日はどんな用だろうか、彼は君たち3人が揃っているのを確認しうなずくと
    「暇か?」と、いつも厄介な事件を持ち込む時のセリフを口にするのでした

    ここよりRPの開始

    彼から話を聞くと
    「同様の殺害方法で殺されている事件が、もう11件も続いているわけだけど・・・君たち暇だよね?」
    などといい出す。

    ※もしPC4がいる場合、相談者として「まぁそれは置いておいて、君たちになんか
    話がある子がきてるよ」と言い、君たちはPC4と引き合わされることになる

    その後事件の経緯や、事件の資料は観覧自由など、捜査に必要な事のPC達に説明が終ると
    酒井は最後に古い頃からの友人である「野々村 昭夫」から聞いてみると言い
    君たちを「野々村 昭夫」に引き合わせるようにします。

    必要な事が言い終われば彼は、特捜課から捌ける

    その後、PC達は自由に行動したがるかもしれませんが
    ここでは、そのまま病院に直行させ「野々村昭夫」と対話をしてもらいます

    野々村 昭夫との対話
    まず、探索者達には病院の描写を入れます

    『酒井から紹介された、病院は「流々家大学病院」といい、かなり大きい病院のようです
    白を基調とした建造で、作りはがっしりとしており、入口の大きい玄関からは引っ切り無しに
    人間が出入りしているようだ。また病院の脇には救急車が何台も止められており、
    その中にはパトカーや消防車、献血カーなども一緒に止まっている、そこは職員や
    関係者用の駐車場なのだろう。また中にはいると、大きな受付があり、上には数字の
    表示された掲示板があり、フロントで受付を済ました後各科で個別の受付をするという
    二重の受付をしているようです。そして、君たちが受付で要件を伝えると、院内放送で
    「野々村 昭夫」が呼ばれます。しばらく待つと、君たちの前に小走りで夏用の半袖の白衣を来た
    白髪の人物が君たちに声をかけてくる。彼は野々村と名乗り、君たちを
    自分の研究室に招待してくれるだろう。』

    文章の改変は問題ないですが、献血カーは後のフラグとなりますので必ず描写に入れるようにします
    以降、野々村の研究室でのRPになります

    まずは野々村の容姿、服装などを描写します

    『彼は短めの白くなった髪の毛を、オールバックに固めメガネを掛けた清潔そうな姿をしている
    夏用の半袖の白衣からは、やや筋肉質な腕が伸びており、年齢よりは若く見え
    身長は170cm程で、よく通る声をしている人物だった。』

    そして研究室の描写も行います
    『部屋を見渡すと、手前には実験用なのだろうか、ビーカーや試験管、などが置かれた机がある
    その奥には書類や、整髪剤、飲み物などが置かれている机と椅子があり
    さらにその後ろには、「保存室」と書かれたプレートのついている扉があるのがわかる
    床は清潔なタイル張りになっており、しっかりとワックスがかけられ汚れ一つ無いのがわかる』

    描写が済んだら、野々村との対話に入りましょう。なお、ここでの野々村の姿もフラグになります

    ここでは、野々村と事件について医学的語り合うことができます
    内容そのものに関しては、KPに一任しますが
    薬品を使って、体を拘束するには何かしらの痕跡が残るなどの発言があればいいでしょう

    ある程度話をしたら、切り上げてください
    その後は探索となります、このイベントに時間消費はないので
    午前の探索から開始ができます。

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    探索について

    探索のルールですが、朝昼夕の3タイム性を採用します
    いくら時間の掛かる探索法でも、基本午前、午後の1タイムしか消費しません
    しかし、探索の試行回数は稼げないので、情報の出し渋りなどはしないようにしましょう
    また午前と午後の間には、PC達が話し合える時間を作るといいでしょう

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    警視庁の探索で主に手に入る情報

    被害者について
     現在同じ犯人によるものだと思われる犯行は11件
     被害者は11人であり、被害者同士の知り合い関係は見受けられない

     一人目の被害者「刑部 結城(おさかべ ゆうき)女性 24歳 プログラマー 独身」
     犯行予想時刻 2017年9月9日(土) 深夜未明
     発見時刻    2017年9月15日(月)
     アパートでの一人暮らし
     自宅にて大量の血痕と共に、床に仰向けに倒れ死亡しているところを発見される
     被害者が抵抗した形跡もなく、犯行現場は綺麗なものだったが
     何故か、空調が暖房が最高温度の状態で可動していた
     検死の結果、死因は胸の傷であり、形状から杭のようなものだと思われるが
     現在凶器の発見には至っていない。また被害者が仰向け倒れていた床には
     被害者の血液で描かれた奇妙な模様(縦10cm横15cm程)のようなものが刻まれており
     これが何の模様なのかは現在も調査中である
     また、指紋や頭髪なども見つかっておらず、捜査は困難を極める
     物を取られた形跡などはなく、私怨からの犯行として調査が開始される。

     二人目の被害者「仲間 豪太(なかま ごうた)男性 32歳 会社員 独身」
     犯行予想時刻 2017年10月14日(土)深夜未明
     発見時刻    2017年10月21日(土)
     マンションでの一人暮らし
     自宅にて大量の血痕と共に、床に仰向けに倒れ死亡しているところを発見される
     遺体は、長時間の放置により欠損しており、要因の一つとして部屋の暖房が
     30度のままついたままになっており、そのため遺体の腐敗が進んだと思われる。
     部屋に争った形跡などは無く、犯人の痕跡も見つからなかった
     検死の結果、死因は胸の傷であり、形状から杭のようなものだと思われるが
     現在凶器の発見には至っていない。
     床に模様が被害者の血液で書かれていた。
     また物を取られた形跡は無く、一人目の被害者との関連性を調査したが
     これと言った関連も無く、調査は依然として進行していない。
     また、刑部結城との犯行に酷似している場面および、血で描かれた
     模様が同一であるため、同一犯人の犯行として調査を開始する。

     三人目の被害者「酒田 良二(さかた りょうじ)男性 26歳 会社員 独身」
     犯行予想時刻 2017年11月11日(土)深夜未明
     発見時刻    2017年11月19日(金)
     借家での一人暮らし
     行方不明届けから、発見に至る。
     刑部殺しの事件と酷似しており、同一の犯人による犯行として調査が開始される。
     
     4~10は省略

     十一人目の被害者「星野 可阿鼻(ほしの かあび)」男性 33歳 フリーター 独身」
     犯行予想時刻 2018年7月14日(土)深夜未明
     (以下略)

     以上のことが警視庁で調べれば分かる。

    被害者の殺害における共通事項
     1.胸に空いた穴のような傷により死亡している。
     2.被害者はいずれも恐怖に歪んだ顔で絶命している。
     3.凶器は未だに不明な点。
     4.いずれの犯行現場においても、謎の模様が被害者の血により描かれている。
     5.被害現場では季節問わず、設定温度最大の空調が可動していた。
     6.いずれの被害者も毎月第二土曜日に殺害されている
     7いずれの被害者も独身であり、一人暮らしである事.

    科捜研などで、さらに詳しく調べた場合
     胸の傷は杭のようなもので付けられたものだが、傷周辺の破壊の破壊具合から
     杭の先端は鋭利というほどでもないことが分かる。
     そのためこれを昭夫胸に突き立てるには、相手が無防備な状態であり
     抵抗などがない状況でないと厳しいという見解が得られる。

    謎の模様については、オカルトロールに成功することで名称がわかる
     「ヨグ=ソトースの球霊の印」名前以外は大したことはわからない

    またこれらの情報を手に入れた場合被害者の無残な死体写真を見ることになるので
    SANチェックです(0/1d3)
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    被害者の遺品などを調べる場合
    遺品には共通して保険証、免許証、レンタルビデオショップの会員カード、
    献血カードなどが入っているのがわかります。

    また献血カードから、献血カーを調べることになった場合
    毎月の第二土曜日が献血日であり、町を回っているという情報が手に入ります
    更に詳しく聞く場合は、説得などのロールが必要で、成功すれば

    責任者として「野々村 照夫」が同乗しており。
    若い医師に献血の指導などを行っていたことがわかります

    ※現実の献血は赤十字が行っているようですが、これはフィクションなので
     そこれはPL達にわかってもらいましょう。

    その他はPC達の調べ方に応じて、情報を出しましょう

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    被害者の務めていた会社などを訪れた場合

    聞き込みをしていくと、基本的には被害者はかなりいい人であり
    世間のためにボランティア活動などを行っていた、との証言を得られます。
    しかし、いい人故にそういうのが嫌いな人間には敵対視されていることも
    匂わしてミスリードを誘うのもいいでしょう。

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    犯行現場に向かう場合

    殆どのものは撤去済みになっているので、あまり判明することは多くないが
    どの家も比較的簡単な鍵を使用しており、鍵開けなどで
    解錠することが可能だと言うことがわかります。

    回りの住民に聞き込みをすれば、被害者は鍵を掛け忘れるような人間ではなかった気がする
    争ったような音は聞こえなかったなどの、情報が手に入るでしょう

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    その他、PLの思いつく限りの探索をしてもらいましょう
    ただし、重要な情報は12件目以降に出すように気をつけましょう

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    8/7(火)の敦盛太平との会話イベント
    KPは敦盛太平を厭味ったらしいけど何処か憎めない、できればそんなキャラで演じましょう
    彼は会話の中で「今日が健康診断」だという事を必ず言わせるようにしましょう。
    また去り際に「お前らも、献血でもして社会に貢献しやがれ」というような
    捨て台詞を吐かせるのも、後に繋がるので効果的です。

    会話イベント後は探索の再開になります、時間の消費はありません

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    8/8(水)事件発生

    君たちが警視庁に出勤し、資料の整理などをしていると、隣の捜査一課がざわざわと
    騒がしいのがわかります。
    聞き耳に成功すれば
    「皆勤賞の敦盛がまだ来てないってマジ!?」「敦盛遅刻ってコマ?」などと言った声を
    聞き取ることができます。
    また、疑問に思い詳しく話を聞くと

    彼はこれまで警視庁に務めて、一度も遅刻欠席をしたことがない
    そいつが、遅刻とか槍が降るな、などと茶化して教えてくれるでしょう

    そして、そんな場面で酒井が
    「じゃあ俺が、ちょっと寝起きドッキリでもしてくるかー!」
    などと言うことで、その場がドッと湧きます
    さて、この状態で探索者達はおそらくついていこうとしないことはないと思いますが
    もしついてこない場合、酒井の方から誘って、連れていきましょう

    そして、敦盛の住んでいるアパートに到着します
    ほとんど寝に返っているだけなので、アパート自体は特に高そうということもなく
    ごくごく普通のアパートである事がわかります。
    ここで、敦盛の部屋の左右にネームプレートがかかっており、住人がいる事を
    教えておけば、この後聞き込みを思い浮かべやすくなるでしょう。

    さて、ここまで来て帰る探索者はいないでしょうから、敦盛の部屋に入ることでしょう
    入るとき、鍵がかかっていない描写をしておくといいです。
    『部屋の電気はすべて消灯しており室内は薄暗い、息を呑むような静寂がその場を包み込んでいる
    ここには敦盛が寝ているはずだが、寝息などは一切聞こえないのだ。
    君たちは短い廊下を進み、そして彼の寝室の扉の前に立つ
    そしてゆっくりとドアノブをひねり、その部屋を開けると・・・
    まずは目に入ったのは、白と、そして赤だ
    白色のベッドの上に赤い絵の具をぶちまけたかのように鮮明な赤色がある
    そしてその赤の上に敦盛が仰向けに、胸に穴を開けられたかのような状態で事切れていた』

    知人の酷い死体を見たSANチェック(1/1d6)

    これ以降また捜査パートに入ります

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    12件目の事件発生以降に調べることができる、犯行現場での情報
     今回の犯行は以前のケースとは違いいくつもの相違点がある
     1.被害者と犯人に争った形跡があるのが部屋を見れば分かる
     2.花瓶が地面に割れており、ガラスの破片が散らばっている
     3.時間をかけて捜査することで、床に落ちた白い頭髪を1本発見することができる。
      鑑識に回せば、DNAはデーターベースにないものだが、頭髪には整髪剤が付着しており
      1日ほど待てば、どの整髪剤かまで特定ができることを教えてもらえる
     4.死体を時間をかけて調べた場合、傷周辺部分が
      他の場所に比べ冷たくなっていることが分かる。
     5.敦盛の手が強く握られた状態で硬直しており、ガラスの破片を握っていたことが分かる
      先端に血液がついているのがわかる
      鑑識へ回せば、DNAはデータベースにはなかったが、二の腕の皮膚片がついており
      犯人がおそらく怪我をしているということが推測できる。
      また、頭髪とDNAが一致する

     また周辺での聞き込みなどで以下の証言を得ることができる。
     「人が争うような音がしたが、不思議と確かめようとは思わなかった」
     「その争いの声も、数秒で止み、その後は何の音もしなくなった」
     「何か「歌」のようなものが聞こえた。」←重要必ず出しましょう
     歌について詳しく聞けば、キラキラ星のようなリズムだったけど
     歌詞は全然違った気がするなどと言った証言を得られます

    などの情報が手に入ります

    -----------------------------------------------
    この時点でほとんどのPLが「野々村 照夫」が怪しいと思うでしょう
    野々村について詳しく調べようとしてない場合、ここで酒井から話しかけ
    野々村の事を調べるように誘導してもいいでしょう

    ただし、酒井は野々村の「友人」なので、あまり疑い
    全開で行くと・・・ロールにマイナス補正がかかるかも知れない

    -------------------------------------------------
    「鳳凰院 誠」との会話
    酒井の会話や、自発的に野々村について調べた場合
    おそらく野々村の妻「旧姓:鳳凰院 明野」の家族に話を聞くことになるだろう
    理由としては、この後野々村の実家を調べることになるのですが
    警察なので、無許可で調べることは出来ないからです
    そのため、権利所有者に許可を出して貰う必要があるからです

    会話で分かること
    照夫と、鳳凰院家はすでに縁を切っているということ
    理由は、明野、優美の「お葬式」を理由は不明だが、行わなかったことがある

    なぜ行わなかったのかと聞けば、家族が照夫に葬式の話をした時
    彼は、娘も妻も死んでいないので、葬式はいらないと、狂気じみた発言をしたためです
    発言もそうだが、行動も狂気じみており、家族は照夫に関わりたくないと思ったそうです

    その他、実家の裏山に入っているところをよく目撃されていた事や
    その裏山には熊が住んでいるのらしいので、危険だということを教えてもらえます

    話を最後まですれば、彼は実家を調べることを許可してくれます
    そして、もし照夫がなにか恐ろしいことをしているのであれば、止めてくれと頼むことでしょう

    -------------------------------------------------
    野々村の実家

    情報がある程度集まると、ここに行き着くでしょう。
    ここで何をしても基本的に時間消費はありません。
    ただし、探索が終わった時点で、その日の探索は終わりとなり
    PC達に相談し合う時間を与えましょう

    まず実家についたならば、実家の描写をしましょう。

    『山を後ろに抱えた一戸建ての日本家屋
    長年放置されていたためか、土壁にヒビがが入っていたりと劣化が激しい
    正面に玄関は一つあり裏口は無いようだ
    また、庭がありそこから続くように縁側がある
    庭は荒れ果てており、当時の面影を知ることはできない
    また、縁側は雨が吹き込むためか痛みがかなり激しく、場所によっては腐敗しているようだ
    縁側のガラス張りの窓も、いたるところが割れており、雨風にさらされた屋内も押して叱るべしだろう

    玄関から中に入れば、正面と左に廊下が続いているが
    電気がすでに来ていないため、屋内は薄暗く、足元には気をつけるべきだろう
    左の廊下は、縁側に続いており、障子を開けば畳敷きの大広間があるのだが
    雨風の影響だろう、畳はかなり傷んでおり、何箇所か大きな穴が空いているようだ
    また大広間には、押し入れがありそこには布団が詰められているのがわかる

    そして、左の廊下を更に進むと突き当りが右に折れ、その先に進むと小さな個室があるのがわかる
    開けてみれば、そこはトイレのようだった、水が来ていないためかやや匂うものの
    ここに何かがあるとは思えないだろう。

    廊下を戻り正面の廊下を進むと、左手に障子これは大部屋に続いている
    そして右手に木製の扉が一つあるのがわかる
    廊下を更に進むと、廊下は左に折れ、その先右手に3つの扉がある

    入り口一番近くの扉を開けると、どうやらそこはリビングダイニングであることがわかる
    部屋自体は程々に大きく、リビング側にはテレビや机などの家具が
    そして、ゴミ袋やカップ麺のカップ、ペットボトルなどがそのまま放置されている
    また、リビングには壁際にピアノが置かれており、フタにはホコリが降り積もっている
    そして、ダイニング側だが、状態はかなり悪いようで
    シンクには大量のゴミ、床には大量のゴミ、ゴミ!ゴミ!ゴミ!
    放置により、腐敗が進んでいるようで、近づくだけで悪臭が漂ってくるだろう

    一度部屋を出て、廊下の奥の3つの扉、手前の扉を開けてみると
    そこは寝室であるとわかるだろう
    部屋にはダブルベッド、壁にはクローゼットが設置されていることから
    夫婦の寝室だったと君たちは思うだろう

    そして、次の部屋を開けてみるとベッドが一つ
    小さめの机、クローゼットに箪笥、それに何冊かの本と、ペンなどが置かれている
    学習机が目に入るだろう、おそらくここが優美、娘の部屋だったのだろう

    そして最後の部屋の扉を開けてみると
    そこには、本棚にシックな机、クローゼットがあり
    本棚にはざっと見た具合だと医学関連の本が主に収められているのがわかる
    机には幾つかの書類に、ペンが無操作に置かれている
    おそらくは野々村の書斎だったのだろう

    一通り部屋を確認していった君達は一つ気がつく
    この家は何故か、当時の家具などを全てそのままの状態で置いてあるのだと
    それは野々村にとってどのような意味の合ったことなのか、君たちに想像が付くだろうか』

    描写は以上
    なお、マップが用意できるのであれば、描写文はある程度削っても問題ないでしょう
    ここから、野々村家の探索に入ります

    MAPイメージ↓

    -------------------------------------------------
    |     |       |       |        |           |
    |  ト  |  書斎  | 娘部屋 |   寝室  |           |
    |  イ  |       |       |        |  ダイニング   |
    |  レ  |------   ---------   -------|          |
    |     |                        |          |
    |-- ---|------------------------|    |          |
    |    |                    |    |          |
    |    -                    -    |          |
    |            大部屋                        |
    |    -                    -      リビング    |
    |    |                    |    |          |
    |    ----|    |-------|     |----|   |          |
    |                             |          |
    |-----------------------------|     |-------------|
    |                  庭                     |
    |                                        |
    --------------------------------------------------

    -------------------------------------------------
    野々村家

    大部屋
    特になにもない

    トイレ
    特になにもないが、二回目に訪れた時には隠し部屋へと続いている

    リビングダイニング
    野々村の食生活や、娘が音楽が好きだったことがわかる
    優美と明野の死亡以降の食事はほとんどがレトルトやカップ麺だというのが分かる
    また、目星に成功すれば石ころのようなものが落ちてるのが分かる
    博物学、地質学などに成功すれば、地球の鉱石だというのがわかる

    夫婦の部屋
    明野の自殺の痕跡、また遺書やいじめに関する本が隠されていたりする SANチェック(1/1d3)
    日記などはないが、本に切実な書き込みが幾つも見られる
    心配を欠けたくないがために、夫に言え無い事
    娘の相談や、その相談をどうすればいいか、などが書かれており
    娘が亡くなってから書かれたであろう文章には、後悔や懺悔など鬱々とした内容が書かれている

    優美の部屋
    優美の自殺の痕跡、また遺書や、いじめられいた事を匂わす痕跡がわかる
    梁についた縄の跡、隠すような場所に薬剤カプセル(アフターピル)や妊娠検査薬、血のついた包帯
    大量に抜け落ちた頭髪、切り裂かれたノート、日記など

    特に日記には、今まで起こった「楽しかったことや嬉しかったこと」が書かれている
    日記の最初の方は期間も不定期で、1ヶ月に一個や二個程度の書き込み
    しかし後半になるに連れて、書き込みの数が増えていき
    内容も、楽しかった事から一変、起こった「嫌なこと、辛いこと」などが中心になっている
    靴を隠されたこと、クラスから無視されていることなど最初の方は、普通のいじめという感じだったが
    更に読み進めると、つばを吐きかけられた、お腹を殴られた、カッターナイフの刃を仕込まれたなど
    ドンドン過激化していっていたのが分かる。そして最後の方の書き込みでは
    先生も一緒になって、いじめに加担し、複数人の男に嬲られたなどが書かれている
    日記の最後は「子供ができちゃった、どうしよう」という一文で締めくくられている。
    SANチェック(1/1d6)


    野々村の部屋
    本棚にある本の間から1枚のメモ用紙
    中には「カルナマゴスの遺言」についての簡単な記載と魔術に関する記載のメモ
    内容としては、クァチル・ウタウスの召喚方法、そして召喚すればどうなるかなどが書かれている
    召喚方法は遺言に書かれている一節を発声すること
    召喚すると召喚者は、クァチル・ウタウスのちからによって急速に老い
    ごく短時間で塵となってしまう
    なお、一節についても書かれているが、掠れで読むことは出来ない
    技能を使うことで読み解くことが出来るかも知れないが、それをすることは推奨しない

    机の中から4冊のノート
    中には事件に関する動機や経緯などの情報が書かれている
    しかし、すべてが書かれているというわけではない
    幾つか疑問点は残るかも知れないが、野々村を
    摘発するには十分すぎる情報を得ることが出来る

    一冊目は主に懺悔
    自分が仕事で娘を気にかけてやれなかったこと、異変に気がつけていなかったこと、
    それと犯人を見つけてやれなかったことなどについて

    二冊目で、決心
    娘を蘇らせる方法を、探り始めたこと
    自分が古い魔術師の家系の子孫であることや
    魔術書を読み解いている過程などが書かれています

    三冊目で、妻が死んだことに関して書かれており
    しかしこの時点で、書かれている事には言葉の端々に狂気を感じます
    妻と、娘が蘇ることを前提とした語り口。まるで娘と妻はまだ死んでいないような語り口だろう

    四冊目
    まずはノートを開けると、赤い文字で黄みの見たことのある紋様
    ヨグ=ソトースの球霊の印が書かれているのが目に入るでしょう
    そこに追記で、ついに見つけた、これで計画を実行できるとの記載がある
    13人の生贄の血を使い、この印を刻むことで、ヨグ=ソトースは蘇り
    ときは逆さに廻り、二人に起こったひどいことはすべてなくなるだろうなどと言った記載
    そして、必要なものはすべて揃ったとの記載もある
    「恐怖の注入」「鍵開けの魔術」「気配の隠蔽」など
    という単語があるのがわかるだろう

    そしてノートの最後
    「私はこの冒涜的なこの儀式を実行するだろう、自分では
    もう止めることはできない。もしこれを読んだ人間がいるのであれば、私のことを止めてくれ」

    ノートを読んだPCにはアイデアロール
    成功で、内容を理解できてしまい、神話技能を2%得る SANチェック(1/1d6)

    -------------------------------------------------
    実家の裏山

    好奇心旺盛な探索者は裏山も調べることでしょう
    裏山には「ユゴスよりのもの」が、住んでいますが、なにか特殊なことをしない限りは無害でしょう

    裏山で行動を起こすたび幸運をロールさせ
    ファンブルが発生した場合、ミ=ゴを登場させましょう

    裏山には幾つか隠された穴があり、それは目星に成功すれば見つけることが出来ます
    これは、地下室へと移動するためのミ=ゴが利用する穴です
    穴のサイズ的に、自分たちが入ることは出来ないが
    覗き込めばかなり深く底が見えない事がわかる

    ※あまりにもひどい行動をした場合は、この穴から直接ミ=ゴを登場させ
     戦闘に持ち込むといいだろう、その場合は電気銃や、バイオ装甲などをつけ
     おおよそ簡単に勝てない難易度にすればなお良し
     ただし、メインはミ=ゴではないので、逃げる場合は追わないように

    -------------------------------------------------
    ある程度情報が集まりしだい、一度PL達に考える猶予を与える
    この時、全くわかっていないようであれば、ヒントを与えてもいいだろう。

    そして、KPは現状で出てくる情報がなくなった場合は
    それを素直に伝え、野々村の元に向かうように誘導しましょう

    -----------------------------------------------
    野々村との問答

    PC達はここまでの情報を集めた状態で、野々村と問答をすることになるだろう
    PC達にはある程度自由にRPをしてもらっていいが
    必ず野々村に
    ・「どうして自分が犯人だと思ったのか」
    ・「自分が犯人だとして、自分が犯行に至った動機」
    ・「どうやって犯行を行ったのか」
    ・「凶器には何を使ったのか」
    を質問するようにしましょう、文章はある程度自由にしてもらって大丈夫です
    この全てに、正しく答えることができれば、野々村は犯行を認め、自首することになります
    PC達が更に質問をするのであれば、答えれることは答えるが
    ある程度の情報は隠した状態で答えることでしょう

    なお、PCが達が自ら考えて答えを出さないとダメなのは
    順当に情報を拾えていれば「凶器」についてだけになるはずです
    KPは質問数を制限した上で、それについて考察させると、盛り上がることでしょう

    -------------------------------------------------
    野々村自首後

    野々村の自首が決まった時点で、シナリオは一旦の区切りを迎えます
    KPは解決した描写を行ってください
    その時「野々村は数年のうちに死刑になるだろう」という文を加えてください
    その他は後の展開を考慮しつつ、自由に演出を行ってください

    そして演出の後
    PL達に質問を行ってください
    「君たち探索者は真実にたどり着くことは、できましたか?」
    KPはこの質問の選択によってシナリオが分岐することを伝えてください

    -------------------------------------------------
    真実にたどり着いたと答えた場合

    クトゥルーエンド
    呪文詠唱でもヨグ=ソトースを召喚できるということに気がつけなかった探索者は
    5年後に野々村の死刑によりヨグ=ソトースが召喚を許してしまいます。
    それにより、世界は逆さに廻り始めます
    SANチェック(1d10/1d100)
    ただし、ここでSAN0にならなければ神話技能+20で引き継ぎが可能です
    理由としては、その後野々村が世界をもとに戻すからです

    PCがのステータス的には年齢が15年以上若返ります
    15歳未満の子供は消滅し、15年以内に死んだ人間は蘇ります
    世界は大混乱に陥りますが、正常に時間が進むようになれば
    結果だけを見れば、優しい世界なのかも知れない
    そして、野々村一家に君たちは永遠に合うことは出来ないだろう

    -------------------------------------------------
    真実にたどり着いていないと答えた場合

    PLPC達に、なんの謎が残っているのか問いましょう
    特に意味もなく条件反射で答えた場合クトゥルーへ
    もし具体的に答えることができれば次のイベントを起こしてください
    判断はKPに一任します

    -------------------------------------------------
    真実にたどり着いていない

    PC達の夢に、謎の少女が現れ、野々村を救ってくれと懇願するでしょう
    ここでの救いは、自分たち(明野・優美)からの開放という意味です

    さてこのイベントを挟むことで、野々村家のトイレ奥にある
    山の地下へと続く地下道への道が開けます

    -------------------------------------------------
    野々村家の地下

    『トイレより続く長い道、方向は山の方に向かっている
    最初は板張りのトンネルのようになっていたが、しばらく進んでいくと
    金属質なものへと変わっていく
    暗かった通路も、いつの間にか明るくなっており
    光源は何処にあるかと探せば、それは壁の金属自体が光っているのだとわかる
    「技能を使い調べると、その金属は地球上に存在し得ない金属だとわかるだろう」
    しばらく通路を歩いていくと、先に金属製の扉が一枚見えてくる
    ドアノブを捻れば、鍵はかかっていないよう、すんなりと扉を開くことができるだろう』

    部屋の中
    『扉の先は、一つの部屋になっているようだ、入った瞬間あまりの光量に目がくらむが、目がなれてくると
    そこが正方形の白い壁に囲まれたこの部屋だということがわかる
    その白さは、清潔感と同時に、得体の知れない不安を掻き立てられる
    また天井には、空気を通すためと思われる穴が空いており、格子状のフタがついている
    そして、辺りを見渡してみると・・・まず目につくのは、部屋の奥に2本立てられた
    人一人程度なら入れそうな、円柱状のガラス管のようなものだろう
    そのガラス管からは、何本ものチューブやコードが天井に向けて伸びており
    複雑に絡み合いながら、天井や壁に這うようにして伸びている
    そしてガラス管の中は黄金色の液体で満たされており、そこには人間の脳が浮いていた
    いや、脳だけではない、脳に付随するようについている2つの球体、おそらくそれは眼球であり
    脳から下に伸びるのは脊髄だろうと想像ができる、おおよそ模型でしか見る事の無いそれは
    確かに、生々しくそこに存在していた。
    部屋を更に見ていくと、正面から見て右手の壁に張り付くように机が設置されており
    そこには、幾つかの装置が設置されているようだ。その殆どは見たことのない装置だったが、
    PCのようなものもあるようだ。そして左手の壁には、棚や本棚などがあるようだ』

    描写は以上、以下情報

    ガラスケース
    医学などの技能に成功すれば
    片方が14~16歳 もう片方が36~40歳程度の脳だと分かる
    また目星などを成功させれば、伸びているコードがそれぞれの装置に接続されているのが分かる

    未知の装置
    知識、アイデア等の知識を使っても分かることはないが
    神話技能に成功すれば、これが「ミ=ゴ」の制作したものだと言うことが分かる

    PCのような装置
    技能に成功する必要はなく、調べれば起動することができる
    モニターと、キーボードで構成されており、一般的なデスクトップPCと相違は無い
    起動した後は、OSなどの起動はなく、直接モニターに日本語の文字が
    表示され、2つの脳との交流が可能になる
    脳に耳はついていないため、脳に対して手話、あるいはキーボードによる打ち込みが必要だが
    打ち込みに関して技能は必要としない

    対話で得られる主な情報としては、自分たちが「野々村明野」と「野々村優美」であること
    しかし、意識が混濁しており文章を出力をしているのは、どちらでもあり、
    どちらでもないという状態だということ。
    「野々村照夫」がなにか恐ろしいことを起こそうとしているので止めて欲しいという事
    「野々村照夫」の協力者「ミ=ゴ」について(そこまで詳しい事はしらない)
    そして、起動してしまった恐ろしい儀式の発動を止める方法
    方法としては、儀式を行われた場所で、同時に祝詞を逆さに読み上げるというもの
    全ての場所ではなく、人数分の場所で同時に読み上げるだけで良い


    医療道具や、実験道具などが収められている
    目星などの技能に成功すれば、小さな巾着を発見することができ
    その中には「鉱石」が入っている 鉱石に関して地質学などの技能を使えば
    地球上に普通にある、ごく普通の鉱石だということが分かる

    本棚
    主に置かれているのは翻訳のための本や脳に関係する書籍
    図書館に成功すれば、「ヨグ=ソトース」の召喚に関して
    まとめられたノートを見つけることができる
    野々村家で見つけたものに加え、召喚の呪文についても書かれている
    生贄に捧げるものに対して特定の祝詞を捧げた上で殺害するというのだという事が書いてある
    祝詞に関しては「いあ いあ んぐああ んんがい・がい!いあ いあ んがい ん・やあ ん・やあ 
    しょごぐ ふたぐん!いあ いあ い・はあ い・にやあい・にやあ んがあ んんがい
     わふる ふたぐん よぐ・そとおす!よぐ・そとおす!いあ!いあ!よぐ・そとおす!おさだごわあ!」
    というもの。これが歌と聞き間違えられた

    ノートを読むと野々村は召喚方法を2つ用意し、お互いが
    保険になるようにしていたということがわかります。
    -------------------------------------------------
    クライマックスイベント

    この地下室で調べごとを終え、地上に出た辺りで携帯に電話が入ります
    電話の主は「酒井 優作」で、内容はと言うと
    留置所で、野々村が消えたというもの
    野々村が勾留されていた部屋には、塵がこんもりとあり、そこに足跡のようなものが
    あるだけで、当の野々村本人は忽然と姿をくらましていたという
    隣に留置されていた人物から、変な呪文みたいな、歌みたいな
    ものが聞こえたという証言も得られている

    そして、酒井との電話の途中か、あるいは終わった後
    空に異変が発生する
    野々村が留置されていた留置所付近の空を中心にして
    雲がゆっくりと渦を巻きながら集まっていく、太陽は隠れ
    黒々とした雲から、光は漏れず、日中だと言うのにまるで夜かと思うほどに
    辺りは暗くなっていく、ゴロゴロと鳴り止まない雷鳴
    渦巻く雲の中心から、わずかに漏れる光、それはまるで天から何かが
    降臨する門のようで・・・しかし、少ないながらもまだ猶予はあるようだ
    真実を知る君たちはこれからどうするのか

    という場面で、KPはPC達の意見を最大限尊重して行動を決めさせましょう
    と言っても、3箇所にそれぞれ移動して、祝詞を逆さまに同時に唱えるだけですので
    判定を難しくする必要などは一切ありません(消化試合のようなものです)
    ポイントとしては、現地までどういくか
    どうやって同時に祝詞を唱えるか等を、PC達に考えてもらうといいでしょう

    -------------------------------------------------
    トゥルーエンディング

    KPの好きなように演出してください
    死者を復活させるもよし、死者は死者のまま、日常が戻るもよし
    そこら辺はKPのセンスにおまかせします。

    -------------------------------------------------
    失敗の場合 クトゥルーEND 1d10or1d100のSANチェックを行います
                      神話技能+20%
                      SAN0にならなければ、一応引き継げます(SAN回復はなし)

    成功であれば トゥルーEND 1d10+5 KPの判断で+アルファのSAN回復
    -----------------------------------------------

    疑問点などあればコメントをどうぞ
    ご自由にお使いください


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  • クトゥルフ神話TRPGオリジナルシナリオ「クトゥルフを呼ぶ声」

    2017-11-14 16:29
    唐突な、シナリオ掲載!
    そういえばこっちでシナリオ掲載しておいてもよかったなと
    唐突に気がついてしまったので、今まで作って回して、それなりに遊べたシナリオに
    加筆修正したのをも、いくつか掲載していきます。
    第一弾として「クトゥルフを呼ぶ声」を後悔します
    文章がクソ長い上、最適化されてないので頑張って読み解いてください
    なんかふわっとしてますが、シナリオなんてこんなもんでいいと思っています
    あと、利用は自由に、動画化もどうそ、むしろやってみてほらほら

    シナリオ名「クトゥルフを呼ぶ声」
    推奨人数「2~5」かかる時間はテキストセッションで10時間行くか行かないか(長い

    ------------------------------------------------------------------------------------------------

    黒幕   
       島の長であるダゴン(魔術師だと思われている)

    ------------------------------------------------------------------------------------------------

    目的   
       島民によるクトゥルフ召喚及びるるいえ浮上の阻止

    ------------------------------------------------------------------------------------------------

    場所 
       最近観光スポットとして人気が出てきた流々伊江島(るるいえとう)
       日本の太平洋側に位置し、東京都に属する島である

    ------------------------------------------------------------------------------------------------

    場所背景 
       ルルイエの上に作られた人工島、それを知っているのはごく一部の限られた人間のみ
       島の長はクトゥルフの声を聞き狂った狂信者であり、クトゥルフの
       召喚およびルルイエ浮上を企てている
       何らかの手段で召喚方法を知り、それを行うために観光客の声を集めている

    ------------------------------------------------------------------------------------------------

    ギミック 
       村人及び観光客の声「いあ・いあ・くとぅるふ・ふたぐん」を集め、島に設置してある
       町内(島内)放送用スピーカーで流すことにより召喚を企てる
       そのため、この島には不自然なほど放送用スピーカーが多い。
       島民および観光客には津波などの災害時、連絡を島全域に
       行き渡らすためと説明されている

       この関係で深夜の12時までには眠りについてなければならないという
       掟がある。破ろうとするにはPOW21の対抗に勝利し睡魔を克服しなければ
       1時頃には寝てしまうなぜなら島民及び観光客を強制的に眠らせるための
       音をスピーカーから
       流すからである。
       耳栓で対抗の値を-10できます、つまりPOW11との抵抗に出来る
       これで抵抗全滅するようならおとなしく寝てろ
       一人でも耐えることができれば、他の探索者に刺激を与えることで起こすことが出来る

    邪神復活ロール     
       1日経過ごとに10%の成功率で召喚のロールを一週間行っていきます
       星辰が7日間揃っている状態が続くためです
       ぶっちゃけ、何もせず7日間過ごしても
       このロールが成功しなければ、ゲームクリアです

       と言っても、成功しちゃっても困るのでクローズダイスで振って
       仮に成功したとしても、世界の崩壊する超リアリティのある夢でも見たとして
       1D6/1D20ぐらいさせておけば良いのはないだろうか
       キャラロスに比べてればD20なんて軽い軽い
       そもそもSANチェックの少ないシナリオなのでそれでもかまわないかと思われます。

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    人物 島長(ダゴン)
       見た目は魚面、普段は体を変質させ人間の用に振る舞っている 
       何種類かの魔術を使用する
       使用する魔術 萎縮 支配 クトゥルフの鷲掴み 転生

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    島について
       島はとあることで有名である。
       まずは形、島は海底火山が噴火し形成されたものとされているが、その形が美しく
       まるでお椀を逆さにしてかぶせたような、そのようななめらかな半球状の形をしている
       海の水も透き通っており、遠くから見ると、その島元来の
       自然の恵みなども合わさり、幻想的な風景を見ることが出来る
       
       そしてもう一つ、この島の原住民も有名である
       その島に古くから住んでいる彼らの顔は、目が離れ、眼球が飛び出し、
       必要非常に大きな口を持っている
       そのような、顔をしているため、魚顔の人間が住んでいると、
       悪い意味で有名だったりする。

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    図書館に隠されているとあるアイテムについて
       噂話「図書館には役所から依頼された貴重な書物が保存されている」
       を聞くことで、本格的に図書館を調べることが可能になります
       (それまでは不可の方が良いかも
       図書館でファンブルしたら、ハイパーボリア語版の
       エイボンの書を上げましょう(どうせ読めないので
       
       図書館の資料とは、クトゥルフの召喚法の書かれた「魔導書」
       内容はこうなっている
       星々の位置、すべてが揃いしとき、我らが大いなる神の真の名の
       言霊を献上することにより
       我らが主はルルイエにて蘇るだろう。

       要約すると、星辰が揃ってる時に、クトゥルフの正しい名前を発声できたら、
       ルルイエにクトゥルフが復活します ということです

       そこに、メモで(10年以上前のメモ)
       次の星の並びが揃う日は「探索者の訪れた日から7日間の午前2時~3時」
       ルルイエに関してはもはや問題ではない、がしかしそれまでに、我が神の名を
       正しく発声出来るものを探さねば・・・刻限までまだ猶予はある、どうするべきか
       (少し間を開けて)
       いい案を聞いた、ここは幸い自然に恵まれている、観光地とし
       訪れるものから、声を集めることが出来るだろう
       早速実行に移そう、本州にいる我が同胞に協力を要請せねば
       
       と言った感じの事が書かれています

       そしてもう一つ、村長の弱点が書いてあります
       それはいわゆる「エルダーサイン」と言われるものです
       不安手に歪んだ五芒星の中央に燃える目のようなものが書かれた印
       これを見たものは不気味な悪寒を感じSANチェック「0/1D3」
       黄金の蜂蜜酒を飲んでいたならば、SANチェックの値が大きくなり「1/1d6」
       さらに、水中での呼吸能力を失う(蜂蜜酒を吐き出す)
       
       村長のコメント的には、コレを見ると悪寒がし、集中力が乱れ、
       体の力が抜けるような感覚になる
       が、この程度で自分をどうにか出来ると思ったら大間違いだ、的なことが書いてある

       実際弱点とは書いたものの、見せればそれで勝ち、などという代物ではなく
       せいぜい装甲が消え、技能値やダメージボーナスが半分になり
       呪文の詠唱にかかる時間(ラウンド)が「+1D3」される程度でしかありません
       戦闘キャラがいるのであればコレを使うことで、ほぼほぼ有利にできかもしれないが
       非戦闘員が多い場合は、役所ルートが安定だろう

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    PCについて
       推奨技能は主に対人系、説得や信用、心理学など、逆に聞き耳や
       目星は言うほど使わないかもしれない
       うまく進めれば戦闘は無いかもしれないが、戦闘技能もあっても良いかもしれない

       それと、この島に関して「実は島には邪神が住んでいて」や
       「神隠しがあって」などの事に興味があるPCがいるほうが
       探索に理由がついてやりやすいでしょう。
       KPはPCを見て、その一人にその役目いわゆるPC1をさせるようにしましょう
       PC1に与える情報は些細なものでいいです、ただ探索の理由付けに出来れば十分です

       逆にそれらをナシにして、ただ島で遊ばせるというのも手です
       何もしてないのに、なんかシナリオ終わってたって、ある意味面白くね?
       と思ったけど、実際やってみた具合、進行が停滞して時間がかかる可能性があるので
       非推奨としておく。

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    導入 
       季節は夏、絶好の海水浴シーズンである。
       君たちは、友達、親戚、またはただの他人と共に、最高の夏を満喫するために
       東京都に属する本州からは少し離れた場所に位置するとある島へ向かっていた。

       そこは最近観光地としての人気が急上昇中の島で「流々伊江島」と呼ばれている
       観光地としては、レジャー施設こそ充実してないものの、
       美しい自然、太平洋特有の美しく青い海、安定した気候に、
       島をぐるっと囲むような広い海水浴場など、夏を満喫するという
       意味ではこれほどにないベストスポットとして紹介されている
       
       そんな場所に君たちは船で向かっている途中なのである
       
       ただ、その島に行くにはちょっとした決まりがあるようで
       滞在期間は二週間以内で無くてはいけないこと。
       船は一日1本深夜から早朝にかけて出港させ無くてはいけないので、
       それに乗るしか無い事。
       観光ガイドさんが言うには、島の宿泊施設の数や、自然や
       景観保護の目的のための簡単な決まりだそうです
       ゆえに、今の時刻は深夜、君たちは一緒に乗りよった者たちと
       会話を楽しみ、そして床につくだろう
       深い深い眠りに・・・

       (もし眠らないようならPOW21と対抗、失敗で睡眠、
       成功で島の方から謎の音声が「いあいあ・くとぅるふ」)

       君たちは夢の中で目を覚ます、そして周りを見回してみる、そこにあったのは
       自分たちの知り得ない構造のビルににた建造物
       何の意味をなしているのかわからない柱
       どういう構造で光っているのかわからない、不気味に青く光る街頭のようなもの
       魚の用な、人のような、体躯をした謎の生物
       自分の知識では図ることのでできないものが、そこには多量にあった
       そして何よりも奇妙だったのは・・・そこが水中にあったことだ
       君たちはその事実をしり、息が苦しくなる
       息を止め、意識が薄れ、そして限界が来る
       あわや溺死したか、と思ったが、不思議な事に何故か自分たちは息ができている
       そこで、気がついてしまう
       建造物に窓らしき物に写った自分たちの姿が・・・
       先程見た魚の化物の姿と同じだということに
       この奇妙な今の状態に驚き、恐れ、逃げ出したくなる、その時であった
       突然「ゴーン、ゴーン」と、大きな鐘の音のような音が
       頭のなかに直接響く・・・
       すると、魚の化け物たちがぞろぞろと、同じ方向を向いて
       何か詠唱のようなものを始める
       「いあ・いあ・****・ふたぐん」
       なぜかわからないが、君たちにはその詠唱の一部を聞き取ることができない
       そして詠唱がしばらく続き、ピタリとそれが止む・・・
       すると・・・空が、割れる。君たちはそれを、その異形を見てしまうだろう

       タコに似た頭部が付いており、顔には触角が固まって密生している。
       ウロコに覆われたゴムのように見える体、前足と後ろ足には
       大きな鉤爪、背中には細長い生えていた。
       
       その異形は、君達に視線を向けその鉤爪を君たちに向けて伸ばす
       まるで、いいおもちゃを見つけたかのようなそんな顔をしているように見えた
       そして、君たちの体は鉤爪によって、爆ぜた・・・
       
       そして君たちは目が覚ます、船の上で・・・目を覚ます
       先程まで見ていたものは?いや、見せられていたのか?
       わからない、着ていた服が濡れているのは汗なのか、それとも・・・
       放心している君たちに、船内アナウンスが聞こえてくる
       「間もなく流々伊江島へ到着いたします、長旅ご苦労様でした・・・」
       君たちが甲板に出てみると、そこにあったのは
       噂に違わない美しい自然を宿した、美しい島「流々伊江島」
       あの夢はいったいなんだったのか、不安はあるが・・・
       そんなことより、今を楽しもう、今年の夏は今年だけ
       美しい海、美しい砂浜、美しい自然、そして・・・
       君たちは、これから満喫する夏に心躍らせる
       さぁ、最高の夏を始めよう。

       最後にアイデア、成功で夢の内容を鮮明に思い出せる、失敗で怖い夢を見た程度の認識
       成功した場合「SANチェック1/1D6」

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    島に到着
       島に着くとラフな格好をし大きなカバンを提げた60代後半とかというおじさんから
       じぶんは島の長で、あなた達の事を歓迎しますと島に来た船に
       乗っている全員に説明し始めます
       しかし、その島長の目は飛び出しており、口はさけているかのごとく大きく
       また、頬には魚ににたエラのように見える傷跡までがあった

       そのような恐ろしい形相の人間を見た君たちは「SANチェック0/1D3」

       驚いている君たちなんてつゆ知らず、この島では12時以降は、
       山から動物が降りてくるので
       出歩かないようにと、説明を島長はしていきます。
       その他、自分の用な醜い顔をした島人がいても、あまり話しかけないように
       イジメないようにしてあげてくださいとの説明も受けます
       詳しく聞けば、昔顔のせいでいろいろなことがあったと、教えて貰えます

       そして一通り話が終わった後は、カバンからハンディカメラと、マイクを取り出し
       最後にこの島に関する印象などをインタビューさせてもらっているんです
       と、君たち一人ひとりにインタビューをしていきます
       と言っても船に乗ってるのはせいぜい10~15人程度なので
       すぐ自分たちの番が回ってくるだろう
       島長は、インタビューの最後に旅の安全祈願のお祈りというか
       祝詞的なもので「いあ・いあ・くとぅるふ・ふたぐん」
       とお願いします、と言ってきます
       自分達の前にインタビューをの受けた人をみると、それをいうと、
       可愛らしいストラップが貰えるようです(クトゥルフのデフォルメされたやーつ)

       探索者は断ってもいいし、断らなくてもよいです※詳細はギミックへ

       一通りインタビューが終わった後は、各自解散という運びになり
       君たち探索者はチェックインのために予約しておいた宿に向かうだろう
       別に面倒くさいならさっさと自由行動させるのもよし
       
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    宿に到着
       場所は島の中腹ほどで、図書館やお役所、下心丸出しのひとがいたら
       風俗街なんかが近くに有ることを教えてくれます
       夜ご飯は宿側で用意、お昼は任意だとの説明
       その他、島長も言って言っていた深夜12時以降の外出禁止
       そこに追加で、深夜の12時には寝るようにと、言われます

       ここで、話を掘り下げて聞くことも出来るが
       口を濁して「決まりですから」としか、教えてもらえません
       情報はもう少し後でだそう。

       一通りの説明が終わったら、そこから自由行動の開始です
       思い思いの場所に行って情報を集めましょう
       (ただし、一日目はPC的に危険を感じることは無いので、遊ばせるのが吉)

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    理想的な探索の流れ
       初日探索>宿屋(情報)>二日目探索>宿屋(情報)>
       睡眠拒否>更に情報ゲット>役所説得、あるいは地下

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    探索可能箇所及び情報
       事前に知っている事 アイデアor知識成功で島についての情報を知っている
       適当に目星とかすると、なんかスピーカー多くね?って思ったりします

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    探索可能箇所

    海  
       水泳(もぐり)、地質学、など成功で島が火山の噴火で
       できたものではなく人工島だと分かる アイデア半分で何か
       を土台に作られたものだと判明
       美しく透き通ったオーシャンブルーな海。
       砂浜はぐるーっと、島全体を囲むように存在しており、かなりの大きさを有している
       当然観光客も多いかというと、多いと言うほどではなく、程々と言った具合
       故に、場所を探せばまるでプライベートビーチのような気分を
       味わうことが出来るだろう
       思ったよりも人が少ないのは、観光にあたっての決まりのためだろうか?
       海で泳いでたりする時に幸運を振らせ、失敗したらダゴン目撃とかも良いかもしれない
       
    図書館
       図書館技能などで島の歴史 クリったらエイボン(ハイパーボリア)
       図書館というよりかは郷土博物館といったほうが正しいかもしれない
       島の歴史に関するものが展示されていたり、資料などが読めたりする
       簡単な休憩スペースもあったり、そこでコーヒーなどを飲んだりすることもできて
       存外居心地の良い場所

       なんか適当にクトゥルフに関係しそうなものを置いておいて
       SANチェックさせておこう

       実はスタッフオンリーな場所に島の魔術師に関するとあるものが保管されてたりする
       ここの営業は案内役などは、外部の人間
       事務所の中では島人が管理している体制になっている
       ここに入るには、役所で話を聞いている必要がある
       

    旅館 
       女将とのRPで出したい情報を 島の決まり12時までには寝るは確定で教える
       美人な女将さんAPP15↑ぐらいのお方。若い女将さんで
       もともとこの島に住んでいたのではなく、この島を観光地とするために
       東京都から、派遣された観光地開拓スタッフさん
       本場の女将さんの見の振りなどを知っているPCなら、女将ガチ勢
       じゃないなとわかるかも
       女将さんが知っている主な情報は、島に関する噂話や実体験など
       初日は難しいかもしれないけども、仲良くなると色々教えてくれる
       お助けNPCポジション
       取り逃している情報などを後出ししてあげよう
       
       妊娠ロールチャンス☆

    民間人や旅行客
       RPなどで島には魔術師が住んでいるなどの情報
       いわゆる噂話と言うものだが、いい情報が聞けるのは
       島に住んでいる島の外から来た人間に限る
       魚面に話を聞いてもはぐらかされてしまったり、嘘の情報を吹き込まれたりするだろう
       逆に島に住んでいる外部の人間からは
       ・この島には昔々、魔術師が住んでおり、その魔術師は何かを隠すためにこの島を作ったらしい
       ・この島の古い島人は、その魔術師の子孫で、実は今もその何かを隠そうとしている
       ・12時以降も起きて海で遊んでたら、砂浜で爆睡してた
       ・島長が、島の一番高いところで、何かしているのをみたことがある
       ・この島には、干潮になると隠された洞窟が顕になるらしい
       ・この島で、大漁祈願を願っている神様は実は邪神だってお話(最初に来た時に島長からの話と食い違う)
       ・図書館には役所から保存を依頼された器量な書物が保管されている
       ・神隠しがー
       ・謎の変死体がーetc.
       全部出す必要は無いですが、これらの情報を色んな場所に
       分散して配置しておくと良いでしょう

    役所
       基本的に全員敵 
       ただし、役所の人間たちは島長に騙されている(魔術的な意味ではない)ので、
       ある程度の情報を集めた状態で
       説得を試みれば、危険な戦闘を行うこと無く、シナリオをクリアに導くことが可能
       必要なピースは

       ・行っている事がどういう事か、その危険性の説明
       ・それが成功することで、どういうことになるのか、結果の説明
       ・どうして島長に騙されているのか判明したのか、証拠の提示
       ・結局どうすればいいのか、解決方法の提示
       ・島長の弱点

       ただし、それを市役所に島長がいない状態で行わなければいけない
       基本的に島長は、日中は市役所、深夜12時以降は島の地下
       という行動を取っているので、何かしらの対策が必要だろう
       当たり前だけど市役所は夜には閉まってます
       放送器具などは、ここに集約されているため、ある意味ここを破壊するというのも
       ひとつの攻略方法ではあるが、その場合問題が先送りにされただけなので
       ノーマルエンドという感じの扱いになるだろう
       といっても次の星辰が揃うのがいつになるのかわからないため
       ぶっちゃけ問題ないのだが

       そしてうまいこと説得できた場合がトゥルーエンドとなるわけですが
       演出はKPにおまかせします
       島人に島長ころころさせてもいいし
       島長が、逃げるってのでもいいし
       まぁ騙されていた島人が、島長を断罪という流れが自然でしょう
       ほんとご自由にどうぞ

    公園
       クトゥルフの像とか置いてあるSANチェック「1/1d3」
       特にこれといったものは無いけれども、周りには観光客やがうろちょろしているので
       ここでは主に観光客から話が聞ける
       人から話を聞く場所の一つとして設定
       
       主に、島に関しての噂話などがここで聞けることにすると良いかもしれない


       海が見える、船が見える、漁師が見える
       漁師はみんな魚顔で、ここでは主に島人から話を聞ける
       
       主に、島の歴史だとか、伝説だとか海に関係する話が聞けるかもしれない

    養蜂場  
       島の名産品である蜂蜜酒のためはちみつを生産をしている
       働いているのは、殆どが島人である

       蜂蜜酒に関する話を聞けるかもしれない
       もしかしたら「黄金の蜂蜜酒」が手に入るかもしれない

    設定としては蜂蜜酒の効果はこの島だけ
       基本島外に出して販売しているので、効果は出ないという形でいいでしょう

       このお話では飲むと、水中で呼吸が可能になります
       水中で呼吸が出来ることを知った時にSANチェックを行います「1/1D6」
       アイデアに成功すれば、この蜂蜜酒が原因だと思い至ります


    島の地下
       いずれかの場所で情報を手に入れ、夜間に訪れることによって侵入可能、魔術師事、島長が待ち受ける
       地下に入るための扉というか場所に関しては、何箇所か用意しておく
       ・市役所の隠された場所
       ・砂浜の隠れた所に
       ・海の中(危険)
       ・島の一番高い場所(危険)
       ・公園の像の下
       どこかしらで噂などを出しておこう
       シナリオの真実を知ることが可能な場所ではあるが、別に来なくても全容自体はしっかり調べれば
       推測が可能であり、必ずしも地下に行って、戦闘を行う必要性は無い
       戦闘の難易度としては高めであり、部位の欠損および
       キャラロストは覚悟しておくほうが良いだろう

       なお侵入は深夜でないと、ダゴンがいないので、ぽかーんとなるでしょう。
       
       島長はいくつかの魔術を使用します
       使用する魔術 萎縮 支配 クトゥルフの鷲掴み
       ※呪文の詠唱時間は一律1D3ラウンド

       能力値自体はダゴン参照で良いでしょう 攻撃より魔術主体の行動
       STR52 CON50 SIZ60
       INT20 POW30 DEX20
       HP55 DB+6D6 装甲+6
       
       鉤爪80%1D6+DB

       SANチェック1/1D10 

       装甲値が+3へ
       エルダーサインによる弱体後がDBが+3D6へ
       鉤爪の成功率が40%に
       呪文の詠唱にさらに+1D3ラウンド必要になる

       でも結局強いので、戦闘非推奨

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    エンディング
       マルチエンディングシステムなので、起こした行動によって回復量にボーナスを増やします
       シナリオの基本SAN回復は「1D10」
       そこに以下の事を行うことでボーナスが付与される
       ・邪神復活ロールが成功しなかった「+1D3」
       ・邪神復活を阻止した(手段を問わない)「1D6」
       ・仲間が誰も犠牲にならなかった「+1D6」
       ・役所の人達を説得できた「+1D6」
       ・ダゴンを討伐することができた「+1D6」

       ・エイボンの書を見つけてしまった「-1D3」
       ・仲間が犠牲になった「-1D3」
       ・罪もない人間を殺してしまった「-1D3」

    最後に、島外から派遣云々に関しては、他のシナリオにワンチャン繋げれるようにしている
    ただの伏線みたいなものなんで、深くは考えないように
  • 超いまさらながら、ブログ作ってみました

    2015-11-01 17:013

    そういえば、こんなものがあったなーっと、作ってみました

    で、いきなりなんですが以前投稿した、CoCのリプレイ動画に関して

    字幕の編集を極力というかほとんどせずに作ったわけですが・・・

    視聴者の皆様としては、卑猥マシマシカオス字幕がいいのか

    それとも、PL達の狂ったプレイをそのまま見たいのか

    どっちなんですかね?

    ご意見あれば、くださいまし

    ただ・・・字幕イジイジしないほうが編集は楽になるとだけは言っておきます(白目