ミスター味っ子Ⅱから学ぶ世代交代の難しさ その2
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ミスター味っ子Ⅱから学ぶ世代交代の難しさ その2

2014-12-23 22:09
    ミスター味っ子Ⅱ」から続編の難しさを考えて行こー
    今回は話の内容にふれていきます。


    最初に言っておきますが自分は寺沢先生の作品のファンです、大好きです。マジで。
    それだけに「味っ子Ⅱ」の内容には正直満足していません。




    前作の主人公初代ミスター味っ子、味吉陽一の息子、味吉陽太が活躍していく物語。
    最近よくある20世紀にヒットしたマンガのⅡ世モノです。

    陽一春香陽太未来に置き換えてみてこの物語の物足りなかった事を一言で言うと

    未来のキャラが最後まで立たなかった。


    これにつきます
    未来は最後まで春香を超えるどころか並ぶ事すら叶いません。




    物語の最初は陽太は明るい性格と破天荒なアイデアで料理を作る
    というまさしく




    でした。



    そして続編らしくそのスケールは上がり






    なんて料理を創り

    父親の陽一




    と言わしめるのですが

    完結後振り返れば、結局ここが(5巻)陽太のピークだったと思います。

    言わばここまでは序章、前作の焼き直し
    アイマスで言えば、未来春香の物語をなぞっただけです。



    物語は第2章に入り、陽太は成長
    日ノ出食堂を切り盛りしながら、自分の料理道を新たな仲間達と目指し

    一方、陽一は食堂を任せ世界を周り、自分の料理を子供達に広める旅をします。


    またまたアイマスに置き換えると
    未来AS組がアイドルを卒業した765プロシアター組とトップアイドル目指し切磋琢磨




    春香シンデレラの世界で卯月達をアイドルにスカウトして、自分のアイドル道を伝授していく。



    そんな感じ。

    陽一が直接陽太を育てる、料理道を導くという解りやすい流れはありません

    ここで思うのは
    先生はこの作品をどうしたかったのか。

    「味っ子Ⅱ」とは陽一(春香のセカンドストーリーなのか
    陽太(
    未来のファーストストーリーなのか
    そこの軸足があやふやなまま並行してストーリーは進みます。

    続編というのは旧作のファンを惹きつけて評判を上げて、新規の読者を獲得したい。
    物語を新キャラに移行させコンテンツの人気を伸ばしたい。

    しかしこうも陽一のストーリーが独立してると

    旧作からのファンは思い入れのある陽一の方のストーリーに感情移入してしまい。
    陽太はどんどん物語からも読者の意識からもハズレて行くのです。

    先生はここでもっと陽太を推すべきだったと思うのですが
    成長した陽太は明るさが鳴りを潜め、悩みがちの草食系。


    しかも先生のこの頃の画風ってさっぱりしすぎて立体感無くて
    成長した陽太のビジュアルはこんな感じ



    パッとしねえ!


    「味っ子Ⅱ」の世界で味皇車椅子に座ったきりで、
    何も感じず何も分からない、
    おいしい料理食べた時だけわずかに意識を取り戻す
    という状態になっており。



    完全に意識を取り戻せる料理を作れる料理人よ集まれ!
    と前作にもあった大会味皇GPが開催されます。


    出場するのは「味っ子Ⅱ」の新キャラだけでなく
    オッサンになった、一馬、下仲、小西達旧キャラ
    更に「将太の寿司」「喰わせモン!」といった他作品のキャラクターも参戦
    寺沢先生版「大甲子園」「バイオレンス・ジャック」「ジャイアントロボ(今川監督つながり)」

    アイマスなら、IAミリオン、DS、シンデレラ、そして現場を離れてたAS組が参戦するようなもので。
    燃える展開になるはずなのですが。


    開会式に現れた陽一





    などと言い出します!?


    未来IAに挑もうとしている時



    春香がやってきて



    「トップアイドルを獲りにきた!」

    って言うようなものです。

    ストーリー上、陽太味皇のラインは希薄ではあるという面はあるもの
    続編の主人公陽太が言うべきセリフでしょう

    寺沢
    オールスター味皇GPは先生が以前よりあたためてたアイデアだと思います。
    先生はこのビッグイベントの開催まで
    陽太(未来を物語の中心を担うキャラに育てる事が出来ませんでした。

    そもそも育てる気があったのか。

    先生が書きたかった、愛していたのは結局
    陽一(春香だった。

    そう思わざるを得ません。


    こういう作り手とユーザーの意識、求める物のズレ
    アイマスの歴史で何度も訪れました
    3rdvisionで自分が危惧するのはこういう事態です。
    まあた、何かやらかしそうだよ。


    妄想はもう1回続きます。
    味皇GPの経過と物語の結末まで見ていきましょう。

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