• 単勝1番人気と同枠の競走馬の単複回収率を調べてみた

    2018-08-09 23:34
    競馬データベースソフト『TARGET frontier JV』の為の情報交換を目的としたメーリングリストTARGET Clubに面白い投稿があった。
    1人気の馬と同枠の馬(1人気枠の人気薄の方の馬、2頭いる場合両方)の
    単複回収率 調べられますか?
    TARGET frontier JV の機能だけでは調べることができないが、不足している機能をWindows PowerShell作成したクリプトで補うことで調べることができる。

    単勝1番人気馬と同枠の競走馬の単複回収率の調べ方は次の通り。
    1. TARGET frontier JV で単勝1番人気馬のレースIDと枠番と頭数をファイル出力。
    2. 項1のファイルを元にスクリプトで同枠の競走馬のレースIDをファイル出力。
    3. 項2で出力したファイルをTARGET frontier JV で読み込み単複回収率を調べる。


    1.TARGET frontier JV で単勝1番人気馬のレースIDと枠番をファイル出力

    レース検索で過去1年間の単勝1番人気馬を抽出する。




    検索結果が表示されたら、適当な★タブを選択し、[★項目設定]でレースID(新)、枠番、頭数を項目選択する。


    画面の表示内容をCSV形式でファイル出力する。ファイル名input.txt



    2.入力ファイルを元にスクリプトで同枠の競走馬のレースIDをファイル出力

    Windows10標準機能のPowerShellでスクリプトを実行して、1番人気馬と1番人気馬と同じ枠番の競走馬のレースIDをファイル出力する。ファイル名output.txt


    スクリプトコード


    3.出力ファイルをTARGET frontier JV で読み込み単複回収率を調べる

    レースIDリストファイルに出力ファイルoutput.txtを指定してレース検索する。





    単勝1番人気馬と単勝1番人気馬と同枠の競走馬の成績が表示される。


    検索結果を人気で集計して、1番人気馬以外をマーク。

    マーク行★を別画面で表示することで、単勝1番人気と同枠の競走馬を単複回収率を調べることができた。


    単勝1番人気と同枠の競走馬を単複回収率は、単勝回収率82円、複勝回収率73円と年間通してのベタ買いだと儲からない。
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  • 藤田菜七子騎手における騎乗依頼仲介者(エージェント)の変更による競走成績の変化

    2018-07-18 22:01

    2018年7月12日発表 JRA騎乗依頼仲介者一覧美浦所属騎手の騎乗依頼仲介者一覧(PDF)を確認すると藤田菜七子騎手のエージェントが中村剛士氏から空欄になっていた。2018年1月発表のJRA騎乗依頼仲介者一覧では川島康孝氏から中村剛士氏に変更になっていたので、半年で契約解除になった格好である。エージェント契約解除になった経緯については今週号のアサヒ芸能で報じられているが信憑性は定かではない。

    エージェント契約・契約解除はよくあることで特に騒ぎ立てる必要はないが、競馬データ分析のネタとしては面白そうなので、藤田菜七子騎手における騎乗依頼仲介者(エージェント)の変更による競走成績の変化をTARGET frontier JV で調べてみた。

    データ分析の対象期間は2017年1月〜6月と2018年1月〜6月である。

    騎乗数は2017年の157頭に対して、2018年は262頭と約100頭の増加、所属厩舎の根本調教師の管理馬の騎乗数は2017年と2018年と変化が無いので、所属厩舎以外の騎乗依頼を多く獲得している。勝ち鞍は5勝→9勝、連対数は8頭→18頭、複勝数は9頭→27頭と成績が向上していることが分かる。

    【調教師で集計】

    このデータを視座を調教師から馬主と生産者に変えるとエージェントの影響力が窺える。

    【馬主で集計】2017年は非社台系馬主、2018年はノーザン系馬主

    【生産者で集計】2017年は非社台系、2018年はノーザン・社台系

    中村剛士氏とエージェント契約したことでノーザンファーム系列の馬主クラブの騎乗数が目立つ。

    視座を外厩に変えるとエージェントの影響力がハッキリする。太いパイプを持つノーザン天栄・ノーザンしがらきで調整した馬の騎乗依頼数が増えていることが分かる。

    中村剛士氏と契約解除したことで、ノーザンファーム系の騎乗依頼数は減ると思われる。これが競走成績にどのように影響するか、彼女の2018年後半の競走成績に注目したい。
  • 競馬道Onlineデータベース作成ツールKOL Database Creatorで馬体重が一番重い馬の勝率と回収率を調べてみた。

    2018-07-01 12:57
    競馬道Onlineデータベース作成ツールKOL Database CreatorTARGET frontier JV では検索出来ない、複雑な条件のデータを検索する時に使おうと考えている。

    例えば、出走表で馬体重が一番重い馬の勝率と回収率を調べる場合、TARGET frontier JVでは標準機能を使って調べることはできない。馬体重を外部指数ファイルに変換して、外部指数の集計機能を使えば調べることが可能であるがプログラムを作る必要があり、素早く調べることは難しい。

    こんな時は、KOL Database Creatorで作成されたデータベースをSQLで検索することで素早く調べることができる。
    馬体重が一番重い馬の総頭数を求める。1レースで複数頭いる場合がある。
    SELECT count(*)
    FROM sei2s AS m
    WHERE NOT EXISTS (
    SELECT 1 FROM sei2s AS s
    WHERE
    m.sei1_cd = s.sei1_cd AND m.batai < s.batai
    )
    馬体重が一番重い馬の勝数と単勝配当の合計を求める。
    SELECT count(*), SUM(thai1) FROM sei1s INNER JOIN
    (
    SELECT sei1_cd,umaban
    FROM sei2s AS m
    WHERE NOT EXISTS (
    SELECT 1
    FROM sei2s AS s
    WHERE m.sei1_cd = s.sei1_cd
    AND m.batai < s.batai
    )
    ) AS sei2 ON
    sei1s.cd = sei2.sei1_cd AND sei1s.tuma1 = sei2.umaban
    馬体重が一番重い馬の同着2頭目の勝数と単勝配当の合計を求める。
    SELECT count(*), SUM(thai2) FROM sei1s INNER JOIN
    (
    SELECT sei1_cd,umaban
    FROM sei2s AS m
    WHERE NOT EXISTS (
    SELECT 1
    FROM sei2s AS s
    WHERE m.sei1_cd = s.sei1_cd
    AND m.batai < s.batai
    )
    ) AS sei2 ON
    sei1s.cd = sei2.sei1_cd AND sei1s.tuma2 = sei2.umaban
    馬体重が一番重い馬の同着3頭目の勝数と単勝配当の合計を求める。
    SELECT count(*), SUM(thai3) FROM sei1s INNER JOIN
    (
    SELECT sei1_cd,umaban
    FROM sei2s AS m
    WHERE NOT EXISTS (
    SELECT 1
    FROM sei2s AS s
    WHERE m.sei1_cd = s.sei1_cd
    AND m.batai < s.batai
    )
    ) AS sei2 ON
    sei1s.cd = sei2.sei1_cd AND sei1s.tuma3 = sei2.umaban
    1. 競馬道Onlineデータ(KD3形式 2007年〜現在)において、出走馬表で一番馬体重が重い馬の総頭数は、39402頭。
    2. 勝数は3705勝、単勝配当合計額は3,065,330円
    3. 同着2頭は1勝、単勝配当合計額は690円
    4. 同着3頭目は該当無し
    以上の検索結果から、出馬表で一番馬体重が重い馬の勝率と回収率は以下の通りになる。

    勝率 9.4% 回収率 77.8%

    競馬場・芝ダ別・距離別に調べると面白い結果が得られるかも。