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記事 6件
  • 核廃絶決議案

    2017-10-28 08:09  
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    国連で日本が提出した核廃絶決議案が採択されました。
    この核廃絶決議案は、1994年に日本が「究極的核廃絶決議」を初めて国連に提案し、採択されました。その時の外務大臣は、河野洋平外務大臣でした。
    それ以来、その時々の核軍縮に関する課題を織り込みながら、全面的な核廃絶を目指して、毎年、日本は核廃絶決議案を提出し続けてきました。
    核軍縮全般に関する決議は日本が提出する決議の他にも新アジェンダ連合やミャンマーなども提出していますが、20年以上にわたって国際社会の異なる立場の国々から幅広く支持され続けてきたのは、日本が提出する決議のみです。
    今年、核軍縮に関する課題は2つありました。
    一つは北朝鮮が再び核実験を行い、また、ミサイルの発射を繰り返すというこれまでにない重大かつ差し迫った脅威の中で、現実的にどうすれば核軍縮を進めていくことができるだろうかということ。
    もう一つは、核兵器禁止条約が7月に採

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  • 海外日系人大会

    2017-10-25 22:49  
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    海外日系人大会が開催され、外務大臣としてレセプションを主催しました。
    レセプションの様子です。
    現在、日系人は360万人以上になるといわれています。
    推定日系人の数は、ブラジルが最も多く約190万人、アメリカが約130万人、ペルーが約10万人等となっていて、日系6世が誕生しています。
    パラオ、ミクロネシア連邦では全人口の2割程度が日系人またはその血を引くとも言われています。
    日本人の海外への移民は、明治元年(1868年)に「元年者」と呼ばれるハワイへの移民がはじまりです。
    1885年には政府公認の移民がハワイに向けて始まり、1897年にはメキシコに「榎本移民」と呼ばれる35名の移民がありました。
    ブラジルへの移民は1908年に始まり、第二次大戦後、ブラジルの日系社会は、日本が戦争に勝ったと考える勝ち組と負けたと考える負け組に分裂し、この影響はしばらく続きました。
    1924年に排日移民法がア

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  • 第四十八回総選挙

    2017-10-24 00:14  
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    第四十八回総選挙が行われ、皆様の変わらぬご支援を賜り、八回目の当選を果たすことができました。
    得票数159,647票は全国最多得票でした。
    今後とも、皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
    投票日翌日の23日には、来日中のミクロネシア連邦の大統領、外務大臣を大磯町の旧吉田邸にお招きし、会談と夕食会を行いました。
    旧吉田邸にはかつてアイゼンハワー米国大統領をお招きするために金の間という部屋が増設されました。
    しかし、アイゼンハワー大統領の来日が中止されました。
    その後、大平首相の時に来日したカーター大統領との首脳会談が、この金の間で行われる予定でしたが、警備上の都合で直前に欅の間に変更され、金の間は使われませんでした。
    今回、クリスチャン ミクロネシア連邦大統領が初めて、国家元首として金の間にお越しになりました。
    金の間にて(左から外務大臣、大統領)
    歴史的にも由緒のある旧吉田邸

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  • 在外投票その2

    2017-10-05 21:16  
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    平成28年10月1日現在の海外在留邦人数は1,338,477人です。
    このうち18歳以上はおよそ107万人と推計されます。
    ところが平成28年7月10日の参議院選挙当日、在外選挙人名簿に登録され、選挙権を有していた者の数は105,194人に過ぎません。
    ちなみに平成29年8月15日現在、在外選挙人名簿の登録数は101,398人に減っています。
    昨年の参議院選挙で実際に在外選挙で投票した数は、選挙区で23,378人、比例区で23,613人、投票率で言えばそれぞれ22.22%と22.45%とかなり低調です。
    海外在留の18歳以上の人口を母数に計算すれば、投票率はなんとわずか2.2%です!!
    選挙区での投票の内訳は、在外公館での投票が20,576人、郵便投票が919人、国内で投票したのが1,883人となっています。
    ということで、来年6月から在外投票のための選挙人登録制度が変わります。
    まず、市

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  • 在外投票

    2017-10-02 19:54  
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    海外に住んでいる人が、外国にいながら国政選挙で投票できる制度があります。
    これを「在外選挙制度」といい、これによる投票を在外投票といいます。
    在外投票ができるのは、日本国籍を持つ18歳以上の有権者で、在外選挙人名簿に登録され、在外選挙人証を持っている人です。
    在外選挙人名簿への登録の申請は、お住まいの地域を管轄する在外公館(大使館、総領事館など)の領事窓口や領事出張サービスで受け付けています。
    登録されるためには、その在外公館の管轄区域内に3か月以上継続して住んでいる必要があります。
    在外公館投票は,在外選挙人証をお持ちの方が,在外公館において投票する方法です。
    在外選挙人証をお持ちであれば,在外選挙を実施しているどの在外公館でも投票することができます。
    在外公館投票の際は、下記を持参ください。1.在外選挙人証2.有効な旅券(注)旅券を提示できない場合には,日本国または居住国の政府・地方公

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  • 数字で見る河野外交

    2017-10-01 21:25  
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    8月3日に第145代の外務大臣に就任しました。
    就任以来の総飛行距離が105,587km、地球2.64周にあたります。
    ちなみに地球から月までは384,400kmですからその4分の1強になります。
    ちなみに地球と国際宇宙ステーションの間だと131往復したことになります。(宇宙ステーションって随分近いんだなという気がします。)
    国際会議への出席数は21回。
    外国要人との電話会談は32回、内、外相電話会談は21か国との間でのべ27回。
    ティラソン米国務長官との会談は、バイ会談が2回、3か国会談が3回、電話会談が4回、この他に2+2などがあります。
    外相会談は細かいものを含めると59回、これに多国間会合等も含めると合計104回の会談になります。
    閣僚は衆議院が解散されても、次の内閣が組閣されるまでその任に当たります。

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