• Winchesterに行ってきました その2

    2017-12-13 19:003時間前
    引き続き、Winchester Cathedralの内部をご紹介していきます。
    そういえば、このウィンチェスター大聖堂は映画ダ・ヴィンチコードの撮影にも使われたそうなのですが、残念ながらその場所は現在工事中でした。
    まぁ、自分は見てないんですが…。(本は読んだ)



    この大聖堂、前後径がイギリスで一番長いというだけあって、何度か増築を重ねています。
    なんでそんなに増築していたかというと、聖スウィンザンへの巡礼のために人が集まりすぎて入りきれなかったから、ということらしいです。
    あと、カンタベリー大聖堂への巡礼のスタート地点としても有名だったらしいです。

    このあたりが、大聖堂の西側、祭壇の裏にあたる増築箇所です。(工事中ですが)

    で、このエリアなのですが、床が奥に向かって微妙に下り坂になっています。
    解説によると、どうやらココは元々地盤が緩い土地だったようで、基礎工事がろくにされないまま石を積んでいったので、一番ヒドイ時期には、この増築部分の基礎はほぼ水没していていて、文字通り、水の上に板きれで浮かんでいるような状態だったとのこと…。

    その水没地盤の水を抜き、代わりにコンクリートとブロックを詰める地盤改良工事を施したのがT・G・ジャクソン。
    潜水服をきて一人で1906年~1912年までの6年間、週5日1日6時間、真っ暗な泥水の中に潜って作業をしたそうで、その功績をたたえてヴィクトリア十字勲章を授与されたそうです。

    大聖堂内にも隅っこに彼の小さな銅像とダイバースーツの頭の部分のレプリカが飾ってあります。(1つ前の写真の一部切り抜き)


    ということで、ウィンチェスター大聖堂は崩壊の危機こそは脱したものの、地盤が緩いことには変わりなく、なんと冬になると地下礼拝堂が水没するそうです!
    このとき(11月下旬)は、まだそこまで水位が上がっておらず、ツアーでこの地下礼拝堂にもボランティアガイドさんつきで入ることができました。(コレも無料)

    地下はゴシック様式でおなじみの尖頭アーチではなく、完全な丸アーチかつ低い天井のノルマン様式で作られています。
    それだけ古い場所だということですかね。

    で、奥の方に何やら、謎のオブジェが見えます。
    近づいてみると…

    なんか、本でも読んでいるかのような人形?です。
    (実際は手でつくった器に水を溜めてのぞき込んでいる)

    コレ、先ほどご紹介したとおり、真冬になって水位が上がると年によって違いますが、足首~太ももの上ぐらいまで水没するんですね!
    つまり、水の中に人が立っているようなイメージになるわけです。
    なかなか幻想的な風景です。
    参考画像リンクを貼っておきますので、ぜひ見てみてください。
    <水位高め>
    https://www.theguardian.com/environment/2014/feb/13/winchester-city-canute-plan-hold-back-tide
    <その他(Google画像検索)>
    https://www.google.co.jp/search?q=Winchester+Cathedral+crypt&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjfrJPJ44XYAhWGB8AKHccTBNIQ_AUICigB&biw=1282&bih=723

    そのほか、奥に行くと水位を観察するための井戸があったり…


    昔の石像や石棺なんかもありました(この辺はあまり興味がない)。


    地下礼拝堂のツアーは30分ぐらいでした。
    ということで、割と盛りだくさんだったウィンチェスター大聖堂の観光記は、もう少しだけ続きます。


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  • Winchesterに行ってきました その1

    2017-12-12 19:00
    イギリス国教会の大聖堂めぐりシリーズです。
    実はイギリスには44個の英国国教会の大聖堂がありまして、まぁ、全部見きれるわけじゃないとは思うのですが、まだいくつか行ってみたいところが残ってますので、もう少し続くと思います。
    参考資料:
    http://www.englishcathedrals.co.uk/cathedrals/

    さて、WinchesterはLondon Waterloo駅から約1時間の比較的アクセスの良い場所にあります。
    Waterloo駅はCanterburyにいったときと同じですし、Winchester駅もすっっごいフツーの、古くも新しくもない地方都市の駅って感じだったのでその辺の紹介は割愛します。

    Winchesterは由緒ある街でして、ノルマン・コンクエストでロンドンが首都になるまでは、イギリスの首都がおかれていた場所でした。
    (一度ロンドンが首都になってからも、何度か首都に返り咲いているらしい)
    ただ、街全体としてはあまり古い街並みは残っておらず、所々にその痕跡を残す程度になっています。

    こんなモニュメントとか…


    左側の木造?の建物とか。


    趣のありそうなPub(INNとかいてあるので、元々は宿かな?)とか。


    肝心のWinchester Cathedralは、中心街に比較的近い場所にあります。


    この大聖堂、前後径が英国の大聖堂の中で最も長い、という名誉なのかどうかよくわからない記録が紹介されていました。


    高さならともかく、長さだとあまり写真上のインパクトはないですね…。

    ここの大聖堂は割と良心的で、拝観料も比較的お手頃かつ、無料のボランティアガイドツアー
    が充実しています。
    週末や休日は15分~20分おきぐらいに出発しているのではないでしょうか。

    まず紹介されたのは、正門の真上にあるステンドグラス。


    一見して、他の教会と大きく違うのがおわかりでしょうか。
    通常、教会のステンドグラスは聖書のストーリーをわかりやすく伝えるために作られているので、何らかの宗教的シーンがえがかれているのですが、このステンドグラスはモザイク状になっています。
    これは、イングランド内戦中に割れてしまったステンドグラスのかけらを僧侶たちが集めていて、戦争後にそのかけらを使って再建したからだそうです。

    他にも、イギリスの超有名女流作家、Jane Austen(ジェーン・オースティン)のお墓があります。(彼女はWinchesterで亡くなりました)


    彼女の代表作は、「高慢と偏見」、「エマ」などですが、イギリスでは非常に人気があり、いつも花束が絶えないそうです。
    彼女の肖像画はイギリスの新しい10ポンド札になってまして、日本でいう紫式部とか樋口一葉的な扱いですかね。
    (5ポンド札に続いてプラスチック製)


    ちなみに彼女、イギリスの観光地として有名なBath(バース)にも住んでいたことがあるので、そちらにも記念館があったりします。

    というあたりで、続きはまた明日…。

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  • 雪が降りました

    2017-12-11 19:002
    この日曜日、ロンドンでは珍しく行きが少し積もりました。
    今年初めての積雪です。



    といっても、本当に1cmも積もってたかどうか、で、昼頃にはあまり残っていませんでしたが…。
    雪質もご覧の通り、いわゆる牡丹雪ってやつですかね?
    湿り気が多いタイプです。
    そして、今日、月曜は雨で、少し残っていた雪も全部消えてしまいました。

    が、そのせいかどうかわからないのですが、ちょっと体調を崩してしまってせっかくWincehsterの記事を書こうとしてたのに間に合わなかったので、明日頑張ります…。

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