【AdventCalender】日本武道館の上空にBigなアドバルーンを揚げようとした話
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【AdventCalender】日本武道館の上空にBigなアドバルーンを揚げようとした話

2016-12-03 00:00
    はじまり
    ミリオンライブの4thライブの開催地が、日本武道館に決まりました。代表曲「Thank you!!」の歌詞にある通り、日本武道館はタイトルにとって憧れの舞台であり、また、アイマス単独ライブとしても初の開催という、まさに祝福すべき出来事です。

    祝うべきことが起きたとき、
    人は何をするのでしょうか。

    お酒を飲む。違います。
    集まって歌う。違います。
    フラスタを送る。これは惜しい。

    正解は「アドバルーンを揚げる」です。

    ということで、4thライブの3日間、
    日本武道館の上空にアドバルーンを揚げようと考えました。



    アドバルーンの概要
    アドバルーンとは、ご存じの通り広告(=アド)目的で使用される風船(=バルーン)のことです。掲揚の高さはおよそ50m。高層ビルの多い都心部では使われることが減ったそうですが、周囲が開けた武道館では、さぞ映えるに違いありません。調べてみると、日本でアドバルーンを扱っている制作会社はそれほど多くないようでした。多くが結婚式で見るようなバルーンアートを兼業しています。関東近辺の会社をいくつかピックアップして、アドバルーンを出したいとの希望、日数や本数などの概要、おおよその費用感を知りたいとの旨をメールで送りました。後にお返事がありましたが、個人での掲揚も問題がないそうです。

    お返事を待つ間、各社のサイトを見ながら勉強します。どうやらアドバルーン1本を1日揚げるのに10万円ほどかかり、日数や本数を増やすと単価が下がるようでした。また、強風時には揚げられませんが、その場合でも費用のほとんどを負担しなければなりません。悪天候の多いアイマスライブ。揚げるなら3日間に決定です。費用はしめて20万円。ツイプラでは一口5,000円にして、何人が集まったらやろうかなどと考えました。

    アドバルーンに使用するのは、引火しないため安全とされているヘリウムガス。意外なことに、自分で揚げられるキットなんかも売られていて、そちらを利用すると会社に頼むより安く済みそうです。ただし60kgのボンベを1日当たり1本使用するようで、どちらにしても中々のハードル。アドバルーンを個人で揚げたことのない人は、大人しく専門会社に頼んだ方がいいかもしれないですね。



    アドバルーンのメッセージ
    アドバルーンに掲載できる文章は、10~15文字ととても短いです。知人のPにアドバイスを求めたところ、「公式に迷惑が掛からないように、タイトルや固有名詞は出さない方がいい」とのことです。たしかに、公式で掲げているものと勘違いをされてしまうと、よからぬ迷惑やトラブルに繋がる可能性があります。(アドバルーン自体がそうじゃないか、という考えには目をつぶります)そこで、わかる人にだけわかるものにしようと、以下の3通りを考えました。

    「輝く時間を 舞台をありがとう」
    「今がみんなの夢だから」
    「つくろう この場所から」

    どこかで聞いたようなフレーズですね。



    アドバルーンと条例
    各社のサイトを見ていると、どうやらアドバルーンを揚げるのには自治体の許可が必要だとわかりました。アドバルーンは「屋外広告物」に該当するため、掲載には自治体の条例に従う必要があるのです。武道館のある東京都と千代田区役所のサイトを見比べましたが、どちらの管轄かはっきりしません。そこで尋ねてみたところ、申請先は区役所でOKとのお返事でした。また、説明をする前から「アドバルーンを揚げたい」と言った時点で、あからさまに職員さんが困惑していらっしゃいました。土地利用に関するいろいろな条例を紐解く必要があるようです。お気持ち察します。ごめんなさい。

    屋外広告物の掲出は、土地利用の分類によってその可否が決まります。例えば商店街の規制は緩いですが、住宅地の規制は厳しかったり、景観を守る地区、低層専用の地区、公共施設や道路や鉄道の周辺は掲出ができないなど。区役所の方のお話によると、屋外広告の掲載ができない地区を一覧できる資料はないようで、こちらから掲揚する住所を連絡した上で、可否を判断してもらう必要があるとのことでした。

    そこで、武道館と最寄駅である九段下駅近辺の詳細な地図を用意して、屋外広告を設置できない地区をひとつずつ塗り潰してみました。さすがの一頭地。高層ビルや公共の施設も多く、候補はほとんど残りませんでした。これは、当初考えていた以上に難しそうです。



    アドバルーンの可能性
    個人でアドバルーンを揚げたい場合、現実的かどうかは別として、以下のような方法が考えられそうです。

    【1】商業ビルやアパートと交渉する
    【2】自分で借家を借りて掲揚する(自家用の広告は規制が緩く、また、土地や建物の所有者でなくても認められるようです)
    【3】お祭り用の広告として認めてもらう(自治体によっては、お祭り用の広告は申請が必要ない場合があるようです)
    【4】自主映画等の撮影として認めてもらう(撮影内容によっては、認めてもらえる可能性があるかもしれません)

    いずれにしても、実施に向けて動くには自分ひとりでは完結できない様相を呈してきました。実現に至る可能性が大きくない中で、イベントの名前を出してまで行うべきなのかと考えると、積極的な判断を下すことはできませんでした。結局、アドバルーンの掲揚は断念することとなりました。

    (ちなみに、先の知人を含めて何名かに「アドバルーンを揚げたい」と相談したところ、一様に渋い顔をされました。常識的な判断ができる知人がいて、他意なくとてもありがたく感じています)




    おわりに
    きっと、もっと多くの人が幸せになれるプロデュース(=手法)があると思いますし、もっと円滑に進むプロデュース(=手順)もあるのだろうと思います。そんな中で、笑い話にもならない失敗話のひとつとして書き残してみました。まとめてみた感想としては、かなりシュールになってしまって…うん、なんでしょう…これ。

    なにかを言える立場ではありませんが、
    皆様も、ぜひご自身の信じる
    プロデュースをされますよう願っています。

    できれば、
    周囲にあまり迷惑が掛からない方法で。



    Advent Calenderとは?
     12月に色々な人が日替わりで
     記事を書いていく企画らしいです。

     今回の記事は こちら に参加しています。

    本日12月3日は野々原茜ちゃんのお誕生日。
     記事の内容は直接関係ありませんが、
     お誕生日おめでとうございます!


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