• 2018年北陸豪雪 福井市内で考えていたこと

    2018-02-14 18:33

    旅と交通に関して言いたい放題やるこのブロマガ、今回は2018年2月の北陸豪雪についてです。筆者は福井県嶺北地方に住んでいるため、この大雪の直撃を受けたわけですが、ようやく大雪が落ち着いてきたため、この大雪についていろいろまとめてみたいと思います。


    まず、2月6日に最初の大雪が降りましたが、このとき筆者は所用で福井市内を歩いていました。この段階でざっと40cm前後積もっていて、この段階で国道8号の交通麻痺も発生したようです。

    所用の目的地から帰る際も、雪にはまった乗用車がいて、助けようと2時間格闘したこともあり、さらにえちぜん鉄道・福井鉄道の線路が雪に埋もれた状態になっていることを確認して、これはえらい雪になったな・・・と思いました。

    この国道8号の交通麻痺ですが、ピーク時には1500台が福井市-加賀市に滞留していたといいます。しかし、ちょっとここで違和感を感じていました。

    「下馬-熊坂だろ?国道8号からのエスケープルートっていっぱいあったよな・・・?」

    国道8号には、大きな道が何本も接続しています。渋滞の最後尾となった福井市内からは国道158号・県道5号。大和田・新保からは国道416号、丸岡からは県道30号フェニックス通り方面、県道9号芦原温泉方面が通じています。これ以外にも何本かそれなりに道幅がある道(森田駅に通じる県道112号など)が交差しています。

    実際、本当に二進も三進もいかないのだったら動けないのもわかりますが、テレビクルーがやすやすと丸岡の陸橋に近づいているのもなんだか違和感がありますし、除雪を進めながら車を横道に逃げさせたほうがいいようにも感じます。

    また、少なくとも芦原までは県道5号芦原街道・県道29号や、森田・丸岡までは県道30号フェニックス通りが代替として使えそうにも見えたのですが・・・
    特に県道29号は国道8号よりもさらに北まで片側2車線区間が続くので、そちらに積極的に誘導してもよかったのではないかと考えています。

    今回は、渋滞で動かなくなったところに雪がさらに降って周囲を囲まれてしまった例が多かったらしく、動きがあれば圧雪にはなったかもしれませんが、渋滞を避けなかったために余計ややこしい事態になった感はあります。


    そして、今回は除雪がうまくいかない方向にどんどん流れてしまいました。
    立ち往生車両が多すぎて自衛隊の人海戦術に頼りきりになった国道8号、除雪の対応ができずに交通麻痺に陥る福井市街地、雪捨て場に困る福井市郊外、そして油槽所からの燃料輸送で戦略上重要な県道20号の除雪が後に回ってしまう・・・などなど。
    そして、ここでも各所に存在した立ち往生車両がその障害になります。これがあると重機での除雪が思うように進みません。13日にはこのことを考慮してか、福井県内では不要不急の外出と工場の操業を控えるように呼びかけるほどです。

    さて、大雪がある程度収まった9日から、福井市内ではいい加減物流も回復し、燃料も届き、スーパーの品揃えも元通り・・・かと思ったらこれまたそうでもないようです。
    福井市街地はどこでも渋滞。普段の平日では考えにくいレベルで渋滞。
    その原因は、車社会であるからこそ発生するものでした。普段片側2車線が確保されている道が結構多い福井市内ですが、このうちの1車線が雪で塞がり事実上片側1車線となっていました。これでは通行する車を捌ききれないようです。

    さらにこれに起因するのか、あるいは他の原因があるか不明ですが、配送網がなかなか戻りません。スーパーの品薄はそのまま続き、ガソリンも多くの店で在庫がなくなってしまっています。
    もはや兵糧攻め状態です。コンビニの配送網も9日ぐらいまでズタズタでしたが、そのあと徐々に戻りつつあるようです。
    北陸道が既に開通して時間が経っているにもかかわらず戻らないところを見ると、どうも福井の交通構造そのものが雪にそれほど対応していないことがわかります。


    また、雪道に出かけるときは万全の体制で挑むことが大事となります。筆者がかつて夜通しで福井→上越→奥只見を夜通し(ほぼ全線一般道)で走ったときも、途中朝日から吹雪に見舞われる事態となりました。しかし、基本的に雪道ドライブは戦いだという心づもりで挑み、車へのスコップ搭載はもちろんのこと、最新の気象情報と交通情報を常に仕入れる努力を怠らないだけでもかなり違います。慎重に車を進め、上り坂でなるべく止まらないように気を使います。そして、時には撤退する(戻る)勇気も持つことです。


    さて、鉄道はえちぜん鉄道・福井鉄道・JRともに混乱が続いています。
    金沢-敦賀間で2月6日-13日でまともに動いた日のほうが少なく、越美北線にいたっては18日まで運休宣言。福井鉄道は復旧予定が次々延期になるgdgdっぷり。復旧後もF1000形が動かないようです。

    大型車がすれ違えない、バス停で待てる状態じゃないなどの理由で京福バスもほぼ麻痺状態です。数日全線全便運休が続いた後、越美北線の代替交通として重要な大野線などが動き始めましたが・・・13日現在でまだ限られた系統しか動いていません。
    小松空港リムジンバスもなかなか動きませんでした(13日現在は福井北IC通過扱いで復旧)。


    そんな中、筆者はかつて住んでいた場所の隣町の隣町を思い出していました。
    その場所は、日本有数の豪雪地帯として名高い妙高市。上信越道も通り、長野と新潟を結ぶ物流の動脈であり、福井と環境は似ています。
    実際、筆者はこの豪雪中ずっと、妙高もこんな雪だっけか・・・と思う程度でした。
    実際、雪深い関温泉や杉野沢ではハマる可能性も高く、隣町の黒姫ではスタックしたこともあります。

    ところが、妙高と福井には大きな違いがありました。福井のほうが街が平面に広がり、妙高は駅周辺、IC付近、杉野沢、赤倉銀座と、スポット間を結ぶ道を重点的に除雪すればいいのです。ところが福井はそうもいきませんでした。歩く人も結構いるので歩道もしっかり除雪が必要でしたがまったく間に合わず、結局車道を歩かざるを得ませんでした。
    積雪量が妙高より小さい割に大混乱に陥ったわけは、このへんにも原因がありそうです。

    つまるところ、福井-石川・滋賀・岐阜の各方面からの道路交通遮断は9日朝の国道8号の通行止め解除でピリオドを打ちましたが、そのあと今度は福井市内で流れが滞る事態になったのです。そこになかなか動かなかった京福・福鉄など公共交通が追い討ちをかけてしまい道路が渋滞した・・・という感じです。
    (えちぜん鉄道の新田塚-福井がいち早く復旧できたのが唯一の救いか)


    14日になると晴天となり除雪が進み、京福の運行路線も増加。夕方には残っていた勝山永平寺線の勝山ー永平寺口の除雪が完了、運転再開となりました。


    ようやく戻り始めた日常。しかし、この雪で出た課題は山積みのようです。そして雪捨て場に捨てた雪はいつ解けるんでしょうか。


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  • 2018年3月17日ダイヤ改正 東日本・北日本の鉄道はこう変わる

    2018-01-17 00:26

    旅と交通についていいたい放題やるこのブロマガ、今回は2018年3月のダイヤ改正についてです。
    前回はJR西日本・JR四国・JR九州について書いたので、今回はJR北海道・JR東日本・JR東海について書いていきます。

    今回は南西側からいきます。


    ○JR東海 東海道新幹線


    ◇「のぞみ」所要時間短縮

    増備が進むN700Aの追加投入で、朝晩を中心に多くの「のぞみ」で3分程度の所要時間短縮が行われます。この恩恵を最も受けるのが東京18:10発「のぞみ57号」で、博多着が3分繰り上がったことで、JR九州の項目にも書いたように、熊本行最終の「つばめ」に接続できるようになります。

    もしかして、博多0:15発「有明5号」長洲行がなくなる原因の一端ってコイツ・・・?


    ◇名古屋始発の臨時「のぞみ」 新設

    東海道新幹線の臨時列車は本数が多すぎて紹介することは稀ですが、新設される「のぞみ90号」は通常の臨時列車とは立ち位置が違います。
    その理由は、名古屋6:28発の東京行であり、名古屋から来る列車としては最初に東京に着く列車であることです。現在の始発は名古屋6:20発「ひかり500号」(豊橋・浜松・静岡停車)ですが、浜松か静岡あたりでぶち抜いて東京に8:07着というダイヤです。
    運転日も土休日・月曜日が中心となるようなので、完全にビジネス・フルタイム観光向けの列車といえそうです。
    なお、このあとの6:41発の「のぞみ92号」は定期列車としてこの列車の後を追ってきます。
    特定日の「のぞみ92号」「ひかり500号」「ひかり502号」の混雑が酷かったのか・・・?


    ○JR東海 在来線


    ◇高山行特急「ひだ」 時刻大幅変更

    名古屋から高山本線に向かう特急「ひだ」のうち、下りの15・17・19号が時刻を繰り下げます。
    15号が1時間後ろ(15:43→16:48発)に、17号と19号が約30分後ろ(17:43→18:13/19:43→20:18)にずれます。どうも「ひだ15号」と前の「ひだ13号」の間が1時間、それ以外が2時間ごとになっていたので、等間隔化を図ったようです。


    ◇特急「ふじさん」 爆誕

    小田急小田原線から御殿場線に直通する特急「あさぎり」が、色々とドストレートな名前になります。その名も、特急「ふじさん」。もともと「あさぎり」の元ネタである朝霧高原自体の最寄り駅が富士宮や甲斐常葉で、どっちかというと特急「ふじかわ」の勢力範囲だったので、確かに違和感はあったのですが・・・それにしてもすごい名前にした感があります。

    そして、山の向こうを走る「フジサン特急」と紛らわしくなるのはアカンような。
    昔走っていた「あしがら」のほうがしっくり来る気がしますが・・・ウケ狙い?

    時刻面では、御殿場アウトレットなどのレジャーに使いやすくするべく、土休日運転の11号が時刻移動。新宿発が正午過ぎから朝に移動となります。夕方に御殿場を出る上り6号も現行より1時間出発を遅らせるようです。
    果たして渋滞しがちな高速バスに対しての対抗馬になれるか。


    ◇東海道線 土休日の列車増発

    ここ最近、名鉄三河線からの乗換えが多いためによく利用される刈谷を始発とした列車が設定されます。時刻は刈谷5:50発→名古屋6:21着の各駅停車。土休日なので、先ほど紹介した臨時「のぞみ90号」にも接続します。
    なので、混雑緩和というよりは新幹線に付随した設定といえそうです。
    なお、以前から岡崎始発の普通(刈谷5:36発)が「ひかり500号」に接続していましたが、名鉄三河線の碧南からの始発列車(碧南5:21→刈谷5:45→知立5:51)から乗換えができなかったので、ここを取り込む意図もありそうです。


    ◇中央西線 平日夜の列車増発

    最終列車近くではパターンが崩れてくる中央西線の高蔵寺~名古屋で平日21時以降を列車増発の上で10分間隔運転とし、中津川~名古屋で最終列車の繰り下げが行われるようです。
    大曽根方面から名古屋に戻る需要もそこそこありそうなところなので、こうしたようです。


    ◇武豊線 途中駅通過列車がなくなる

    土休日に1本だけあった、乙川・石浜・緒川・尾張森岡を通過する快速が区間快速となり、やや時刻が繰り上がります。特に停車時間が長かったらしい半田の発射時刻は5分繰り上がります。
    これに伴い、武豊線内は全列車が各駅停車となります。


    ◇掛川駅 接続改善

    朝の6時に掛川を出る「こだま693号」新大阪行と「こだま702号」東京行に対する接続改善が行われるようです。前の列車との間隔が無駄に詰まっている列車を後ろにずらし(浜松発5:40→5:58/静岡発5:15→5:27)、掛川で20分以上も待ちぼうけを食らうところを短い時間での接続にするようです。


    ◇名古屋駅 2番線休止

    中央新幹線工事が本格化してきたようで、名古屋駅では2番線の使用が一定期間停止されるようです。しかし、その間は普通と快速の接続はどこでやるのやら。尾張一宮?それとも熱田で通過待ち?


    ○JR東日本 長野支社(長野エリア)

    ◇「あさま」 増発・接続改善・区間列車減便

    利用が多い北陸新幹線の朝の下りと夕方の上りに、「あさま」が1本増発されます。時刻は下り605号が9:04発、上り624号が15:40発。途中停車駅は安中榛名・本庄早稲田・熊谷以外の各駅です。
    この列車の最大の特徴は、ときどき「はくたか」に化けて金沢入りすることもあるとのことです。
    なお、この2列車に対して小海線の普通列車からの接続もそこそこ良くなるように設定されているようです。

    その一方で、平日朝に運行している区間運転の「はくたか」のうち、上越妙高7:38発「はくたか598号」は廃止するようです。それでも、軽井沢始発長野行の「あさま699号」と上越妙高始発長野行「はくたか596号」(いずれも12両ながら6-9号車のみ乗車可能なので、事実上4両編成)が運行するようです。長野への通勤需要がそうは言ってもやはりあるようです。


    ◇「スーパーあずさ」 新型車両に統一

    E351系で運行されていた中央東線の特急「スーパーあずさ」がE353系に統一され、E351系は撤退となるようです。このうち上り6号は東京にも姿を見せます。元々5編成しかなかったからか、投入から全列車置き換えまでかなり短かった気がします。
    松本駅でしょっちゅう見るものの、まだ乗ったことがないので、早く乗ってみたい・・・


    ○JR東日本 新潟支社(新潟エリア)

    ◇堂々16両編成 列車変更

    上越新幹線で運行されるオール2階建の「Maxとき」のうち、朝の始発「とき300号」が現行8両から16両となり、かわりに「Maxとき308号」が新潟-高崎間で8両に減り、高崎で増結に変更となります。
    これと似たトレードは下りでも、「Maxとき309号」⇔「Maxとき315号」、「Maxとき341号」⇔「Maxとき343号」でも起こります。なお、下りの2列車は越後湯沢まで16両です。


    ◇「いなほ8号」 航空機に喧嘩を売る

    これまで酒田を10:47に出て、新潟で「とき322号」に接続していた「いなほ8号」ですが、時刻を1時間以上繰り下げて接続相手を変更します。その相手は8両の「Maxとき324号」。「とき322号」は高崎まで各駅停車なのですが、「Maxとき324号」は大宮-新潟間の途中停車駅が長岡だけという速達便です。
    改正前後の時刻を比較すると、酒田発で1時間13分差ですが、組む相手が飛ばしまくるため、東京着ではなんと32分差。所要時間は酒田発12:00→東京着16:00のポッキリ4時間。
    これは、庄内空港からの羽田便との対決を念頭に置いたダイヤとも言えそうです。


    ◇新潟駅が進化(なおダイヤ改正には間に合わない模様)

    4月下旬あたりから運用開始される新潟駅の新2~5番線。このうち5番線の反対側には、新幹線の11番線があるため、その間に乗換改札を設けて階段を通さない乗換えができるようになるようです。残る部分がこれからどうなるかも楽しみです。


    ◇普通列車 各種調整

    新潟近郊は普通列車の調整もかなり入ります。まず混みやすい夕方の長岡方面に新潟17:56発の快速列車が増発。行き先は長岡です。かつての「くびき野」の役割に近い列車が増加します。
    白新線は新発田18:11発新潟行が時刻を30分移動。前後列車との間隔を埋めます。
    昼も村上13:19発の新潟行が、「いなほ8号」に押される形で1時間後ろに移動。「いなほ8号」と併せて村上~新潟間を1時間に1本ペースでの運転となります。
    そして通勤通学時間帯の越後線・白新線の列車6本にそれぞれ現在より2両の増結が入ります。やっぱり混雑が酷かった模様。
    そして「いなほ9号」と陸羽西線普通列車が余目駅で1分差で逃げていたのを、「いなほ9号」の時刻を前倒すことで接続できるようになります。

    さらに、朝の微妙?な時間(酒田8:18発・鶴岡9:29発)に運行していた鶴岡-酒田間の区間普通列車が廃止、朝の磐越西線新潟-馬下間の普通列車も五泉折り返しに変更となっています。


    ◇快速列車 系統分割・減便・乗入れ廃止

    「くびき野」なきあと、そのあとを継いだ快速列車は高速バス攻勢に押されているのか、それとも115系列車の老朽化か、今回の改正でかなり調整が入ります。

    まず現在は1日2往復新井まで乗入れている快速が新潟17:02発の列車以外の3本が直江津から先のえちごトキめき鉄道への乗り入れを中止。接続に変わります。
    そのうち1本(直江津9:22発)は長岡で系統分割。4分接続でほぼ現行ダイヤを維持します。
    さらに他の1本(長岡16:27発)が始発地を新潟から長岡に変更。普通列車が接続するため、新潟は発車時刻が事実上14分繰上げとなります。

    乗入れ中止の3列車の共通点は、全列車が115系からE129系に車種変更すること。このうち系統分割する1本は長岡~新潟だけ115系が残ります。115系の新潟撤退も近い・・・?

    また、土休日のみ運行されている直江津8:27発の長岡行快速は廃止されるようです。
    「くびき野」の代替がまた消える・・・。


    ○JR東日本 八王子支社(西東京エリア)


    ◇朝の通勤事情を改善

    奥多摩から来る始発列車から接続する時間に、平日上りの青梅特快を設定、東京に6:50着のダイヤを組みます。この恩恵は青梅線沿線だけではなく、大月からの始発列車(5:02発)から高尾で快速に乗り換えると、この青梅特快に国分寺で乗り換えられます。


    ◇「中央ライナー」 車種変更

    「スーパーあずさ」のE351系が撤退することから、「中央ライナー」でもE257系への車種変更が発生するようです。元々付属編成など常にくっついているせいであってないような12両編成だったので、減車も発生するようです。


    ◇青梅線・八高線 間隔調整

    立川付近と比べて利用が少ない奥多摩~青梅間は平日昼過ぎと土休日日没付近に減便をするようです。これに伴って付近の列車を若干ずらして等間隔化を図ります。
    八高線でも平日夕方に拝島を出る列車が17:31の次に18:12まで40分列車がない時間がありましたが、その間に箱根ヶ崎行きを差し込むことで20分程度の間隔に均一化するようです。


    ◇南武線 また延長運転

    ダイヤ改正のたびに全線走破列車が増えている気がする南武線。今回の改正でも稲城長沼行1本が立川行になります。この列車は立川で甲府方面最終「かいじ123号」に接続するようです。


    ◇「むさしの号」 時刻移動

    平日朝の府中本町発大宮行「むさしの号」のうち、2本目の列車が大宮に9時までに着くように20分ほど時刻を移動します。府中本町発は8:07発となり、1本目から約30分後の運行となります。


    ○JR東日本 千葉支社(東東京・房総半島エリア)


    ◇特急列車 自由席増やしすぎた!?

    高速バス攻勢に押され、ホームライナーと化した特急「さざなみ」。現在全車自由席ですが、指定席が設定されるようです。
    「乗ったのに席に座れない!」という事態があったのかどうか定かではありませんが、着席サービスを重視したようです。
    なお、外房線特急「わかしお」、総武線特急「しおさい」でも同様の変更があるようです。

    また、指定席では車内改札省略もあるようです。車掌の負担軽減も目的か?

    なお、臨時特急「新宿さざなみ」は佐貫町を、臨時特急「新宿わかしお」は鵜原・安房天津を今度の改正から通過とするようです。


    ◇普通列車 増やすところは増やし、減らすところは減らす

    武蔵野線の平日7時台に、吉川美南始発の東京行きが登場。ダイヤ改正のたびに列車が増えている印象がある武蔵野線ですが、今後も増えるのでしょうか。
    その一方で、平日朝ラッシュがひと段落した後に蘇我8:31発の新習志野行が運行取りやめとなるようです。入庫を兼ねた列車と思われるため、回送にするのか、蘇我付近で留置するのか。

    内房線では安房鴨川~館山間で午前中の11時台の列車を間引き。最大88分列車が来ない時間が発生します。今までほぼ1時間ごとのパターンだったと思われますが、これがやや崩れた格好になります。
    また、夕刻の木更津から到着した館山行普通(18:11着)がそのまま安房鴨川までの運行に変更。5分差で逃げていた普通列車と統合して便利になります。

    外房線でも朝晩に区間短縮が5本発生、延長が1本、廃止が1本(折り返し相手の区間延長に伴う?)あります。


    ◇「エアポート成田」 愛称廃止

    横須賀線方面から走ってくる成田空港行快速「エアポート成田」ですが、特急「成田エクスプレス」との区別をハッキリさせるために廃止するようです。東千葉を通過し成田空港に乗入れる列車をそう呼んでいたのですが、通常の快速扱いに戻るようです。


    ○JR東日本 水戸支社(常磐エリア)


    ◇水郡線 利用状況に合わせた調整

    水郡線上りでは朝ピーク時の混雑調整が課題だったようで、列車間隔ががら空きだった6時台後半に7時台後半から常陸大宮始発1本を時刻移動、開いたところに常陸太田始発の列車を移動させて来るようです。
    これで8時台後半に列車があまり来ない時間が発生しますが、とにかく6時台後半の混雑をどうにかしたかったようです。

    水郡線双方向の編成両数にも変更が入りますが、結構増車が多い印象があります。
    (下り平日変更対象5本のうち3本が増車・2本が減車、上り平日変更対象6本のうち5本が増車)

    その一方で、14時台の常陸太田-上菅谷の区間列車が廃止になったりしています。


    ○JR東日本 高崎支社(北関東エリア)


    ◇特急「スワローあかぎ」 停車駅統一

    列車によって鴻巣・北本が通過になっていた特急「スワローあかぎ」ですが、全列車停車に変更して統一を図るようです。
    「ご利用状況にあわせ」となっているので、要望が多かったのか、停車列車に乗客が集中してしまったのか・・・。


    ◇高崎線・上越線 普通列車の微調整

    高崎20:30発の上野行通勤快速を各駅停車に変更、大宮以遠到着時刻を7分繰り下げるようです。
    また、上越線の昼間は列車をほぼ1時間間隔として運行するようです。沼田駅では12時台に列車が来るようになります。


    ◇両毛線 新駅開業(4/1から)

    両毛線の富田-足利間に「あしかがフラワーパーク」駅が開業、全普通列車が停車します。
    開業はディスティネーションキャンペーンに合わせたもののようで、シーズン中の渋滞緩和を狙ったもののようです。
    磁器専門博物館である栗田美術館もすぐのところにあるようです。
    なお、小田栄駅と同じように、隣駅の富田駅と同じ運賃計算が適用されるそうです。

    足利市付近は、探してみるといろいろ(足利織姫神社や足利氏館など)あるので、一度ガッツリ観光してみるのもいいかも。


    ○JR東日本 仙台支社(南東北エリア)


    ◇東北新幹線 「はやぶさ」増発

    下り「はやぶさ」に、東京15:44発仙台行の列車(29号)が新たに設定されます。東京-仙台間の速達需要の取り込みを図ろうとすると、やはり仙台発着の速達列車の拡充が必要であるようです。

    一方、東京10:44発の17号(現行15号)は盛岡止のところ、新青森まで延長するほか、新青森13:15発の東京行(22号)を新たに設定するようです。
    この2列車はそれぞれ別の列車と組み合わせて折り返し運用を組むようです(盛岡-新青森間ですれ違いか?)。

    さらに、夕方下りと朝上りに運転されている盛岡~仙台各駅停車の「はやて」を「はやぶさ」に置き換えスピードアップを図るようです。これにより、盛岡-東京間の「はやて」は下り1本(東京7:16発の111号)だけとなり、置き換わるのは時間の問題となりつつあります。
    (「はやて」自体は区間列車に使われているためなくなるわけではない模様)


    ◇普通列車の細かい調整

    仙台空港アクセス線は名取で分岐する東北本線・常磐線の影響か、あまりパターンダイヤになっていませんが、運転間隔を少しいじって30分以下の間隔にするようです。

    また、朝の愛子-仙台間の区間列車1.5往復で2両増車。沿線がベッドタウンにあたるため、混雑がよっぽど酷かったようです。

    仙石線では18時前後で仙石東北ライン快速1往復が石巻あゆみ野に停車。この駅からの通勤通学対応のようです。

    小牛田では接続改善が行われ、今回は11時台の石巻線→東北本線、20時台の陸羽東線→気仙沼線が乗換え可能になるようです。
    十時駅なので組み合わせが多く、なかなか難しいようでもありますが・・・


    ○JR東日本 盛岡支社(北東北エリア東部)


    ◇東北新幹線 定期化・運用トレード

    現在は盛岡-仙台を平日のみ走る「やまびこ94号」が定期化して20分繰り上がり、現行の「やまびこ122号」と同じダイヤで運行、仙台でこれが短縮された仙台始発の「やまびこ124号」に接続します。コレだけ見るとただの系統分割に見えますが・・・
    そのすぐ後ろを走る仙台始発「やまびこ126号」が盛岡始発として延長運転して「やまびこ40号」を名乗ります。

    つまり、平日は本数に変化なし(乗換えが必要になる列車が変更)、土休日は1本増便となります。


    ◇八戸線 新型車両投入

    これまでキハ40系で運行されていた八戸線は、キハE130系500番台が投入されて全列車を置き換えるとのことです。
    ただし、1往復だけ「リゾートうみねこ」編成で走るため、完全にキハ40系列がいなくなるわけではないようです。
    また、これに付随してか、八戸線と青い森鉄道の直通運転が廃止になるようです。


    ◇北上線・山田線 時刻変更など

    土砂災害から復旧して間もない山田線、早速通勤通学時間帯の宮古直通列車の時刻が変更になるようです。
    また、北上5:31発と不自然に早朝に出ていた北上線の下り一番列車(快速横手行)、やはり廃止になるようです。その一方で、一ノ関まで直通していた北上線の快速(横手10:35発)は北上乗換えとなり、線内完結列車となります。
    コレに伴う時刻変更は東北本線北上~一ノ関でも行われるようです。

    北上・盛岡では新幹線→在来線の接続改善も、特に夕方時間帯を中心に行われるようです。


    ○JR東日本 秋田支社(北東北エリア西部)


    ◇優等列車の停車駅が増加

    リレー列車がほしいという要望から実現したという「つがる」の浪岡停車。近距離とはいえ、B特急料金+新幹線乗継割引のため新幹線からの乗継需要があるようです。もともと優先的に接続ダイヤが組まれているからか、浪岡~東京・新函館北斗はかなり時間短縮が入るケースもあるようです。

    一方、快速でも利用客や自治体からの要望で羽後飯塚に、利用客増加により上飯島にそれぞれ停車させるとのこと。

    さらに、「リゾートしらかみ」と青森県藤崎町が連携、新たに藤崎駅に全列車が停車する上に、青森行きの5号が千畳敷駅に新規停車。おそらく現在も停車する弘前行の3号で降りた客を拾いなおすことも視野に入れたものと思われます。なお、上り列車では既に2号で降りて4号に乗ることが可能となっています。


    ◇男鹿線 蓄電池列車が大好評!?

    男鹿線のEV-E801系。この改正で2往復から3往復に増えるようです。
    プレスリリースでも好評な上に観光活性化のために増やすとのことでしたが、よくよく見ると昼に停まっている時間を短くしただけとも取れます。信頼性が上がってきた証左なのかも。


    ◇「こまち」に接続するようになった!

    秋田近郊区間で区間運行する羽越線普通のうち、新屋6:02発秋田行の普通が7分繰り上がり、秋田で2分差で逃げていた「こまち6号」(秋田6:08発)を捕らえるようになります。
    この列車が羽越線の始発ということもあり、ようやくかゆいところに手が届くようになったようです。


    ◇五能線 大胆な間引きと快速追加

    元々昼間は「リゾートしらかみ」が走るためか、五能線の昼間の列車に減便が発生。
    また、それとは別に、「リゾートしらかみ2号」が来る前の時間に走る快速(弘前発東能代行)を新設するようです。
    このため、東能代を10時台に出る列車は深浦行から弘前行に延長されるようです。


    ◇津軽湯の沢、普通列車もスルー発生

    碇ヶ関-陣場間にあり、国道の結節点にあるものの、県境の山間にあるためか、上りの夜の列車が2本通過となり、最終列車が20時前となるようです。


    ○JR北海道


    ◇「北斗」に全列車「スーパー」がつく

    キハ261系の増備が進む中、ついに「北斗」のキハ183系が全て置き換えられて、全列車が「スーパー北斗」として運行されるようです。
    これにより、古い割に130km/hでぶっ飛ばすキハ183系が北斗から撤退するようです。
    これで、キハ183系が残る特急は「オホーツク」「大雪」だけになりますが、どうなるのやら。


    ◇旭川周辺 普通・快速列車の微調整

    朝に滝川方面への需要があるからか、平日のみ江部乙始発となっていた7:52発の普通が深川まで2駅延長運転、さらに毎日運転に変更となります。その前が7時近い時間だったので、かなり楽に通学できるようになるようです。

    宗谷線・石北線では特急との乗換時間が開いている列車を、発車時刻の後ろ倒しによって短縮するようです。


    ◇札沼線 列車が少ない区間の時刻変更

    現在日本最少の発着本数となっている新十津川駅。この駅唯一の出発列車の時刻が変更となります。到着時刻は9:28で変更なしなのですが、出発時刻が9:40から10:00に変更。その理由は石狩当別での接続時間短縮のようです。
    石狩当別での折り返し浦臼行普通もやはり接続改善で30分後ろにずれ、札幌を1時間遅い時刻に出て間に合うように変更するようです。

    プレスリリースでは「折り返し時間の拡大」をうたっているので、「乗り鉄の皆さんカモーン」って言ってるように見えますが、特急停車駅である滝川駅から30分歩けば普通に着いてしまうんですよね・・・。


    ◇石北本線・根室本線・函館本線 普通列車の時刻変更

    網走17:44発の普通列車遠軽行が北見で系統分割、北見~遠軽間は約30分時刻繰り下げとなったり、遠軽19:59発北見行とそれに接続する北見21:28発網走行がそれぞれ約12分時刻繰り下げ(留辺蘂で行き違い待ちのため?)。

    また、不通が続く根室線では、代行バスから9分差で逃げる新得9:10発普通列車が19分繰り下げて接続するようになります。

    さらに、函館本線の下りでは、最終列車のトレードが発生。
    22:13発のはこだてライナーと22:51発の大沼公園経由森行がほぼ逆になり、22:22発森行と23:10発のはこだてライナーという組み合わせになります。


    ◇快速列車の名称が変更!

    これまで「阿寒国立公園」を名乗っていた阿寒湖周辺ですが、新たに摩周湖周辺が加わり、新たに「阿寒摩周国立公園」となったことから、摩周湖PRのために快速列車の名前が変わるようです。
    快速「しれとこ」から快速「しれとこ摩周」となるようですが、なんとなくやっつけ感があるのはなんででしょう・・・。

    しかしながら、実際に摩周・川湯温泉~釧路間は観光客の利用も比較的多く、以前乗車したときも結構乗客がいた印象があります。


    ◇北海道の廃駅 今年は1駅にとどまる

    昨年度はかなり多くの駅がなくなった北海道、今年度の廃駅は根室本線の羽帯だけとなります。
    周辺は農業地帯で、200mほど北東側を線路に並行して国道38号が走り、集落も近いですが・・・集落から中途半端に距離があり、やはり車の利便性に勝てなかった感があります。


    調べ始めたら案外情報量が多かった今回の改正。
    ドン!と変わるものは少ないですが、細かい時刻は時刻表で発表されるので、気長に待ちましょう。
    個人的には、「ふじさん1号」の表記が早くみたいです。


  • 2018年3月17日ダイヤ改正 西日本の鉄道はこう変わる

    2018-01-14 23:38

    旅と交通について言いたい放題やるこのブロマガ、今回は2018年3月に行われるダイヤ改正について書いていきます。

    大雪でほとんど身動きが取れなかったため、なんとなくニュースを漁っていたら結構前にダイヤ改正概要が発表されていたことを知り、さらに2017年にも同じ内容の記事を書き、多くの皆様にご覧いただいたことから、今年の分も解説していきます。

    今回解説するのは、JR西日本・JR四国・JR九州です。
    まずは、おなじみJR西日本からいってみましょう。

    ○JR西日本 金沢支社(北陸地区)

    ■臨時「かがやき」 新設

    昨年では金沢15:55発「かがやき510号」が定期化しています。
    このほかにも定期「かがやき」9往復以外に臨時列車がいっぱい走っている北陸新幹線。
    このラインナップに金沢15:01発「かがやき540号」が加わるようです。

    この列車は現行ダイヤの臨時「かがやき542号」が金沢14:41発なのでその少し後に走るようです。
    ただ、号数が合わないことから察すると、その前の臨時が2本ほど消えるかも。

    そして、この列車は「かがやき」でありながら上野発着です。
    しかし、時刻表を見ると、上野・大宮が同じダイヤの北陸新幹線臨時「あさま662号」が既に設定されており、これを焼きなおしたダイヤであることはすぐわかります。
    「あさま662号」が停車していた高崎・軽井沢・佐久平・上田は通過しますが、すぐ後ろを定期「はくたか」が走り、これが停まらない佐久平のみ、それに続行する定期「あさま」が補います。
    「新設」かというと、すごく微妙な列車と言えるかも。


    ■特急「能登かがり火」 停車駅変更

    七尾線を走る特急「能登かがり火」。1日5往復走っていますが、このうち上り最終の10号が宇野気に停まるようになります。
    全列車停車の羽咋・七尾はともかくとして、宇野気はこれで3往復が停車します。
    金沢から20kmぐらいしか離れてないので利用者数は微妙な気がしますが、快速がないためこれでよいのか・・・。


    ○JR西日本 和歌山支社(和歌山・南紀地区)

    ■特急「くろしお」 増発・減便

    新大阪~和歌山・紀伊田辺・白浜・新宮を結ぶ特急「くろしお」。この列車の便数が3本増えます。なお、この増えた列車は全部新大阪発和歌山行またはその逆方向になります。
    和歌山始発の2号は和歌山発5:14と、かなり攻めたダイヤ設定。新大阪6:21着なので、新幹線接続を考えてもかなり早い列車に乗ることができます。やはりこのへんの客を航空機ではなく新幹線に誘導したいという考えか。
    単なる通勤列車ではなく、西九条通過であることを考えると、そんな感じがします。

    新大阪18:45発の25号と22:50発の35号は西九条にも停車し、昨年和泉砂川に新たに停車する列車ができたことを考えるとかなり通勤需要が旺盛であると言えそうです。
    また、新大阪22:50発の35号は和歌山着が23:58。2号と似た目的もありますが、これは新大阪の最終列車が有料化してわずかながら繰り下がることを意味します。

    一方、乗車率が芳しくないとよく言われる白浜~新宮間は和歌山~白浜間(1時間おきに運行)に比べて半分の「くろしお」が走り、2時間ごとに7往復が走りますが、このうち1本が白浜発着になるようです。また、京都に乗り入れる2往復のうち1往復も新大阪どまりになるようです。
    実際のところ、京都に行くには新幹線乗継割引があるので新大阪で乗り換えて1駅だけ新幹線を使うと、特急料金が半額になる関係で、自由席の場合南部以遠(新大阪から151km以上)であれば新大阪乗換えのほうがかえって安くなってしまうのです。


    ○JR西日本 近畿統括本部(京阪神地区)

    ■琵琶湖線新快速 等間隔化(土休日午前のみ)

    これまで京都~姫路間を15分ごとに走っていた新快速。しかし、そのうち1時間に1本だけ湖西線に入るために琵琶湖線では30分新快速がない時間が存在していました。
    これを今回の改正で土休日の午前中だけ直すようです。
    具体的には、湖西線に入る新快速は大阪折り返しとしてパターンダイヤとは違う時間に走り、琵琶湖線草津からは15分ごとの等間隔にて新快速を走らせるようです。
    最近、南草津駅の発展が著しいようで、どんどん施策を打たないといけない状況にあることが伝わる内容となっています。

    ■阪和線 車両統一・平日増発・伝統の列車が消える?

    入出庫関係で早朝深夜に走る日根野-紀伊田辺間を走る列車(113系)以外の阪和線の列車を223系と225系に統一するようです。これまで走ってきた205系・103系が全部置き換えられるようです。鳳-東羽衣の支線も新型に置き換えられる模様。

    また、平日に大阪発21:39まで15分間隔で運行されている大阪環状線から阪和線に直通する列車を、増発の上で22:24まで15分間隔、そのあと最終の大阪発23:44まで20分間隔に再編するようです。実際、この時間帯の直通は結構混雑する印象があります。

    さらに、今まであった新大阪22:44発の御坊行快速は運転を取りやめる(天王寺以南は維持するか不明)ようで、かつて新宮まで走っていた長距離夜行列車の証であった新大阪始発の快速がついになくなるようです。
    先述の「くろしお35号」とほぼ同じダイヤであるため、事実上の格上げかも。

    ■新駅開業!

    おおさか東線のJR長瀬~新加美間に「衣摺加美北(きずりかみきた)駅」、JR京都線の摂津富田~茨木間に「JR総持寺駅」が開業します。

    個人的にJR総持寺はマジで欲しかった駅でした。ここは駅間が離れていて、西国観音22番札所総持寺に行くには阪急を使わねばならず、21番穴太寺(最寄り駅=亀岡)からではかなり不便だった(嵯峨嵐山で降りて阪急嵐山まで歩くか、高槻で徒歩連絡するか)こともあり、使うこともあるかも。


    ○JR西日本 福知山支社(北近畿地区)

    ■特急列車 時刻調整

    福知山を出る特急の発車間隔がほぼ1時間ごとになり、何故か日没付近で日中パターンより20分ほど前倒しで発車していた「きのさき20号」「はしだて8号」「はしだて10号」がパターンにはまるようになるようです。

    13時台に何故か発車がなかった「こうのとり」も等間隔化するようです。
    そのツケか、「こうのとり」の上り最終が少し早くなります(20:22→20:01)。
    いわゆる「始発最終のパターン外れ」をなくすことが目的?

    ■福知山線 大胆な時刻変更

    篠山口を出る夕方の下り普通列車がほぼ一律30分後ろにずれます。
    これはどうも、特急をほぼ後追いして1時間ごとに出発していたのを、特急と合わせて30分間隔のダイヤにすることが目的のようです。
    その代わり、篠山口0:05発の最終列車は23:43発に設定された列車と統合されてなくなるようなので、逆に「30分前にずれた」ともいえるかも。

    ■普通列車が待ってくれるようになった!

    昼に香住で折り返す特急「はまかぜ3号」。しかし、その先にまったく接続列車がなくかなり使いづらい列車でした。
    その犯人が、わずか6分前に出て行く浜坂行普通列車でした。これが香住に10分間停車して接続を取るようになるようです。なんでいままでそうなってなかった・・・。


    ○JR西日本 岡山支社(岡山地区)

    ■臨時「みずほ」 時刻移動

    「かがやき」同様の変更は山陽新幹線でも。夕方の臨時619号は定期列車とあわせてほぼ1時間ごとになるため変更はしないようですが、昼の615号・616号が1時間半~2時間も後ろにずれるようです。なお、この2列車は元々鹿児島中央で折り返す一続きの列車っぽいので、片方が変更の必要性に駆られたか?

    ■快速「サンライナー」 停車駅増加

    福山6:42発の岡山行快速「サンライナー」。元々鴨方・金光に停車するなどやや変(?)な列車でしたが、混雑しやすいことを鑑みてか、福山発6:35にした上で倉敷から先が各駅停車になるようです。
    遠近分離の観点から言えば微妙すぎる施策(普通は倉敷始発の普通を増やす)ですが、どうなることやら。

    ■快速「マリンライナー」 通学対応改良

    高松発6:46の8号が備前西市に新たに停車するようになり、妹尾から各駅停車となります。
    それにあわせて、備前西市はホームを6両対応から7両対応に延伸するようです。
    また、その次の高松7:07発の10号は5両だとあまりにも混雑が酷かったようで、7両に増結するようです。

    ■福塩線 万能倉折返し縮小

    意外とデカイ都市圏である福山の近郊輸送を担う福塩線。そのなかでも特に福山近くが混む・・・ということで設定されていた万能倉発着列車(3往復)ですが、これが1日1往復に減った上でその車両を福山~府中直通の普通に回すようです。福山~万能倉はトータルで1往復減、万能倉~府中は1往復増加となり、全体で見ればただの組み換えとも読み取れます。


    ○JR西日本 広島支社(広島地区)

    ■新幹線 始発列車に調整

    博多を出る1番列車「ひかり440号」(博多6:00発)と「のぞみ2号」(博多6:08発)。
    新山口で通過待ちをするため、新山口からでは徳山での新幹線どうしの乗換えが出来ず、新山口5:58発の山陽線普通列車に乗るか、後続の「のぞみ4号」(新山口停車)に必要がありましたが、これが改善されるようです。
    新たなダイヤでは、退避駅が新岩国に変更されたようで、「のぞみ」の時刻をやや後ろに下げた上で乗換え出来るようにしたようです。

    このメリットは新山口だけでなく、宇部線(宇部新川始発)や山口線(山口始発)の一番列車からも「ひかり440号」に乗り換えられるため、この沿線にもメリットがあるといえます。

    ■下り「広島ひかり」 復活

    現在「岡山ひかり」の一角で下り最終便である東京17:03発の「ひかり481号」が、広島まで延長運転するようです。これは、岡山を何故か7分差で先に出ていた「こだま763号」と統合した結果のようで、この関係で山陽新幹線内は各駅停車となるようです。

    ■広島近郊 普通列車の微調整

    平日朝の可部線上りはなるべく等間隔化。よっぽど下祇園7:48発の列車の混雑が酷かったのか。
    新山口や三原では、1分差で逃げていた列車が接続改善を実施。何故そうなってなかった。
    そして、岡山~広島を直通する列車がどんどん減らすようです。理由は「列車遅延の影響抑制」らしいですが、普通に人・車ともに支社内完結にしたほうが取り回しやすいほか、広島への227系導入も絡んでるかも。

    ■山陰本線 沿線高校の統合対応

    ダイヤ改正の理由が「沿線高校の統合に伴う」というのもなかなか珍しいですが、朝の下関発の上り列車(下関7:27発)が小串以降20分繰り上がり、通学に使えるようにするようです。
    一部地域ではこういう動きも時折発生するみたいです。


    ○JR西日本 米子支社(山陰地区)

    ■山陰本線 浜田駅発の時刻変更

    浜田を夕方出る列車のうち、大田市方面に直通する列車を組み替えて18時台の普通列車を設定、19時台は新たに江津行を設定しなおしたようです。
    益田方面は列車を移動、21時台がなくなるかわりに19時台の列車が設定されるようです。

    ■三江線 最後の花道

    三江線はダイヤ改正の2週間後となる3月31日が最終運転日となり、廃線となります。
    久しぶりの大型廃線ということでかなり注目されているようで、三次10:02発の石見川本行が混んでいるようです(石見川本で1時間半停車するものの全線乗車可能)。
    下りはこれ以外に三次5:38発(浜田まで直通)と17:02発(浜原乗換)がありますが、前者は早朝、後者は江津から出雲市に行くのがやっとなレベルで遅いのです。
    そこで、三次14:11発の口羽行と浜原17:08発の江津行が統合、全線完走の列車となるようです。
    上りも同じように、江津12:34発の浜原行と口羽15:17発の三次行が統合します。

    筆者はかつて三江線に乗ったことがありますが、そのときは三次に一泊して5:38発の列車で全線走破、仁万からバスを使って石見銀山観光に行ったので、実はこのスケジュールだとあまり関係なかったり・・・。


    ○JR四国

    ■新型車両攻勢 継続中

    以前筆者がしまなみ海道サイクリングからの帰りで「いしづち104号」で乗ろうとして叶わなかった8600系電車。このときは「宇和海」用2000系の代走でした。
    その8600系の運用が拡大するようです。現在5往復が6往復になり、朝の岡山駅に8600系が姿を現すようです。(9:00着「しおかぜ6号」→9:25発「しおかぜ5号」)

    ■予讃線 普通・快速の見直し

    琴平を朝に出る普通列車は6:09発高松行がありましたが、その約20分前に同じような列車を新設するようです。この列車は多度津で今治4:37発の「しおかぜ2号」から接続を受けて高松への連絡を担うようです(宇多津で6分差で逃げる観音寺始発の普通の存在も大きい)。

    また、「南風リレー」が全部快速となるようです。このため、終着多度津まで逃げ切るようになるほか、他の列車についても乗換駅を丸亀または多度津に統一するようです。
    列車によってまちまち、というのは確かに使いにくいような気がします。

    ■高徳線 朝早く動けるようになるが、夜が早くなる

    現在の下り始発特急「うずしお1号」は高松を7:05に出ています。
    しかし、朝早く動く需要もあるようで、高松6:12発の特急を新設し、「うずしお1号」を名乗ります。
    ただ、停車駅に板東駅がないのはちょっと残念。駅に近い霊山寺から朝早くお遍路をしようとする人も結構いそうな気がしますが・・・。

    一方、そのツケはどこに行くかと思ったら、最終列車でした。
    徳島駅到着が飛びぬけて遅かった高松23:20発徳島行の特急「うずしお33号」が普通引田行に変更、最終は22:24発となります。

    ■高徳線・鳴門線 普通列車増発

    通勤需要がある高松近郊では、高松22:48発のオレンジタウン行普通列車が新たに設定、また鳴門線ではナイトゲーム開催時に運転される鳴門22:17発徳島行普通列車が定期化するようです。
    従って、鳴門線は最終列車の時間が1時間も繰り下がったようです。

    ■特急「むろと」、時間を大移動

    それなりの利用がある印象がある「むろと1号」が時刻を1時間繰り上げ、それに付随して折り返しの「むろと4号」も2時間以上繰り上がります。


    ○JR九州

    ■新幹線 停車駅調整と接続改善

    同時刻発着になっていて接続しなかった「のぞみ57号」と「つばめ351号」。「つばめ」は熊本23:59着なのでこれ以上時間を繰り下げられず、「のぞみ57号」は東京始発のパターンダイヤに嵌って動けない・・・かと思ったら、「のぞみ57号」の新大阪発が3分繰り上がって接続できるようになったようです。相変わらず危ない橋を渡っているように見えますが・・・。

    そして、九州新幹線で完結する「さくら411号」が各駅停車化、「つばめ325号」となったり、「さくら402号」が同様に「つばめ322号」となったりします。
    さらに先述の臨時「みずほ」が久留米に停まったり川内に停まったりします。臨時とはいえ、「みずほ」ってなんだったっけ・・・。

    なお、新幹線そのものは本数を6本減らして合理化するようです。

    ■いろいろ極端な列車が減る

    柳ヶ浦発着の「ソニック」が門司港・小倉発着の「きらめき」に変更、1往復が大分から中津に発着地を変更するようです。元々極端に夜が遅かったり朝が早いことに定評がある「ソニック」ですが、多少緩和されるようです。それでも最終「ソニック59号」の大分着は0:35と遅いですが・・・。
    そして柳ヶ浦発着の始発(4:17発)と最終(1:22着)もなくなりますが、それでもかなり早い(4:49発/0:42着)ので、やっぱり今まで極端すぎたのでは・・・。

    このほか、他の線区でも0時を過ぎたあとの列車や5時前後の列車に発着地の短縮がかなり入っています。一方で始発を繰り下げたはずなのに博多5:00発(門司港行)があったり、繰り上げたはずなのに博多0:51着があったり、逆に赤間に至っては最終の繰り下げ(0:43着)をしたり・・・。

    なお、JR九州全体では2702本/日運転していた普通・快速は87本減るようです。
    九州はちょっと夜が極端に強すぎる気がします。

    ■特急が減る!?

    佐賀発着の1往復の「かもめ」が廃止、諫早~長崎だけ走る「かもめ202号」も廃止となります。
    「みどり」「かもめ」も最終列車の調整がある程度入りますが、単なる繰上げ・繰下げ調整のみで済ますようです。その一方で昼間の2往復の「かもめ」が臨時化します。

    小倉~博多を走る「きらめき」は昼間の9本(4.5往復)が廃止、上り博多0:10発小倉行最終「きらめき」は毎日運行から休前日運行となります。小倉1:05着なので、やっぱり夜遅い・・・。
    しかも、定期で残る1本前の「きらめき」も門司港0:49着。大して変わらず相変わらず遅いままです。

    JR九州全体では、特急は1日あたり24本減るようです。

    ■「有明」、風前の灯

    新幹線や高速バス、そして快速に客を取られまくったのが響いたのか、なんと鹿児島本線を走る名門特急「有明」に号数がつかなくなるようです。しかも平日のみ運転。さらに上りだけ。いつなくなってもおかしくありません。
    ダイヤ改正以前の「有明2号」のスジで走っていますが、それでも区間短縮して長洲始発が大牟田始発になっています。西鉄と区間がダダ被り・・・。



    東日本・北日本については、また今度書いていきたいと考えています。