2014年12月15日、衆院選の投開票が行われた翌日。一票の格差を是正せずに実施した今回の衆院選は憲法違反だとして、弁護士グループなどが、全国14の高裁と支部にすべての小選挙区での選挙無効を求めて提訴しました。この「一票の格差」をめぐる問題についてはこれまでにもたびたび議論されてきましたが、抜本的な改革が行われないまま次の選挙を迎えるということが繰り返されています。その理由はなぜなのか、どうすれば1人1票を実現できるのか。一斉訴訟の当事者でもある弁護士の久保利英明さん（@kubori_hideaki）と、伊藤真さん（@ito__makoto）にお話を伺いました。

2014年の年末、J-WAVE『JAM THE WORLD』では『BRUTUS』編集長の西田善太さん（@ZentaNISHIDA）にお越しいただき、2014年を振り返りました。その内容が面白かったのでお届けします。『BRUTUS』といえば独自の視点でつくったユニークな特集が人気のカルチャー誌で、2014年も一風変わったタイトルが注目を集めましたが、なかでも特に西田さんの思い入れが深いものはなんだったのでしょうか。ほか、SNSや今年の抱負についてまで、さまざまなお話を伺いました。

政府が成長戦略のひとつとして掲げる「地方創生」は、政府に都合のいい地方をつくることにほかならないのではないか──。先週の本コーナーで、社会学者の宮台真司さんがおっしゃっていたことです。そこで今回は、“本当の地方創生”とはなんなのか、これまでに離島や山間部の過疎地で芸術祭を開催し、成功させてきたアートディレクターの北川フラムさんと一緒に考えました。

昨年12月14日に投開票が行われた衆院選。「大義なき選挙」だと言われたこの選挙では、投票先に困ったという人も少なくないのではないでしょうか。われわれは今回の選挙でどのような行動を取るべきだったのか、また、選挙の結果を受けて、今後の日本はどうなっていくのか。今回は、僕が運営する「ポリタス」の総選挙特集に寄稿いただいた社会学者の宮台真司さん（@miyadai）と昨年末の衆院選を振り返るとともに、「ポリタス」の原稿に込めた思いについて、あらためてお話しいただきました。