かつて「報道のTBS」という言葉があった。もはや死語といっていいだろう。
　４年前、私の身に降り掛かって来たTBSラジオ（「小島慶子キラキラ」）の
降板騒動については、当時は震災直後（４日後）ということもあって、原発・
放射能報道を優先、その後は多忙を理由に今日まで放置して来たという経緯が
ある。
　

　金曜日（４月３日）のニューズオプエドで特集した「TBSラジオの上杉隆降
板問題」が大きな反響を呼んでいる。
　４年以上も前の出来事だったが、ちょうど古賀茂明氏の「報道ステーショ
ン」降板問題と構図が重なったこともあって、オプエド視聴者の関心を呼んだ
のかもしれない。
　

　久しぶりにメディアからの取材が殺到している。といっても私自身について
ではない。
　３月末、報道ステーションを降板した古賀茂明氏についての取材である。
「いま（古賀氏は）どこにいるのか教えてくれ」
「（古賀氏は）なんと言っているんですか？」
「どうして（古賀氏を）生放送での暴走を止めなかったのか？」
　いったい私と古賀さんの関係をなんだと思っているのだろうか？