• [東京街歩き] 品川駅近辺

    2017-10-15 21:001
    東京の街中を散歩していてよく思うのは、

    JR 邪魔。

    どこの都市でも、幹線道路や鉄道に阻まれて街が分断されていたりするものですが。東京はちょっと度を越してひどいと思うことがしばしば。特に、個人的にワースト3と感じてるのが、
    1. 山手線
    2. 外堀通り/皇居外濠
    3. 昭和通り
    です。「内側」「外側」がはっきりしてるのもひどくて、「この線から外は田舎」という感じがひしひしと。

    そんな中でもワースト1であるJR山手線の、さらにワースト中のワーストが、今日の主役、品川駅です。

    品川駅(港区)。北品川よりも北にある品川。(今の姿だけ見たら)街ぐるみでネタに走ってるとしか思えない…

    まあ、脈々と問題解決に向けて整備計画が進んではいるんですが。

    再開発と東西連絡

    品川駅近辺の状況。



    JRの東西を通り抜けれる場所がまず3カ所しかないじゃないですか。
    • ①東西自由通路
    • ②八ツ山橋
    • ③高輪橋架道橋
    東海道線の線路を引いた時代には、線路が海岸線沿いだったらしいですから?埋め立てられてからもこの辺りは車両基地とか下水処理場しかない場所だから?線路を越えて渡りたいという要求がまずなかったかもしれないけども?

    車両基地跡地再開発(図中④)とか、下水処理場の上部借地開発(図中⑤)とかで、うっかり大規模オフィス街になってしまったがために… さらに、まだもう1個車両基地跡(図中⑥)の再開発が残されている状況。

    まあ、車両基地跡地整備以外にもいろんな都市計画が決まっていて、都市の再開発大好きな人間にとってはまだまだこれから10年以上のスパンで面白そうな場所ではあります。計画上、東西連絡の改善も解決すべき課題として挙がっていますし。

    東西自由通路

    まず、図中の①、東西自由通路。単に「東西自由通路」だけでどこのことを指すのかがわかる時点でひどい話で。1個しかないから「第1」とか付けたり愛称とか付けたりする必要がないという。

    朝のラッシュ時の人の流れが結構ネタにされていますが、ここしか通路がなければそりゃねぇ。品川は乗降者数ランキングで言うと5位で、1位の新宿と比べると人の量は半分程度のはずですけど、1か所に集中してるせいでどこよりもひどい混雑に。

    しかも、品川駅の改札ってだいぶ北側に偏ってて…南にも改札作れよ、グランドコモンズインターシティ方面直結改札を。
    そんなにアトレに人を誘導したいの?


    京急の高架線路が邪魔で東西にはつなげられないらしいです…

    一応、京急の地平化事業が完了した暁には、南側にも歩行者デッキが増えるみたいな計画みたいですが。まず地平化の完了が「2020年以降」。そこから整備。

    八ツ山橋

    次がちょっと南側。図中の②の辺り。

    横須賀線、京浜東北線、山手線と束になっているところの上に橋が架かっていて、軽く「電車大好きなお子様を連れて行くと喜ばれるスポット」だとか。

    そして、東西の連絡という意味ではたちが悪いことに、八ツ山橋を渡ったと思ったらそこには京急の開かずの踏切が待ち構えていて通り抜けにくいという。

    京急が品川~北品川辺りを大工事するって話は結構ニュースになってましたけども、これだけ東西の連絡悪かったらそりゃ早く直せと言いたくもなるわけですが。上記の東西自由通路の問題も併せるて、必要な工事内容は
    • 品川駅は今2階にあるものを1階おろして地平化(JRと同じ高さ)
    • 八ツ山橋近辺は1階分持ち上げ(JR → 道路 → 京急の3層)
    となるそうで。

    高輪橋架道橋

    品川駅の南側はまだましで、本当にひどいのは北側。東西通り抜けれる真っ当な道は田町付近まで行かないとなく。泉岳寺付近にある道は、「低すぎるガード」として悪名高い道1個だけ。

    通称、提灯殺しのガードツアーが企画されるくらいの迷スポット。

    僕はマイクロソフトでの勉強会の帰りに「提灯殺しを通って泉岳寺から帰ろう」とかやったことありますけども…

    入り口からしてこんなの。ほんとに通っていい場所なのかどうかまず不安になりつつ…


    入ってみたらこんなの。一番低い場所だと、成人男性は屈まないと通れない。


    しかも長い。この辺り、山手線、京浜東北線、東海道新幹線と線路がたくさん並んでいる上に、車両基地まであったもんだから、こんなガード下通路が100m以上続いている状態。

    そんな迷スポットも、品川新駅の整備が進めば用済みになるはずです。新駅建設と併せて、線路上に東西連絡歩行者デッキを建設予定なので。見るからに危ない道なので、用済みなのに「知る人ぞ知る迷観光スポット」として残すみたいなことにはならないでしょうし。

    品川再開発

    僕が東京に出てきた頃にはすでに、グランドコモンズ・インターシティ(最初に出した地図の④)もあり、新幹線も開業済みだったので今のこの姿しか知らないわけですが。元々、グランドコモンズが新幹線の車両基地、インターシティが貨物ヤードの跡地を再開発したものだそうで(1998年開業)。

    ⑤の「下水処理場の上部借地権」って言ってた方は、芝浦水再生センターの上に建ってる品川シーズンテラス(2015年開業)。「上のオフィスビル建てていいよ」っていう権利を売ったお金で、雨天時貯留池を作ったとか。
    東京湾の水質汚染は、豪雨で下水道から水があふれて未処理の汚水が東京湾に流れ込むっていうのも一因だそうで、その対策だそうです。

    で、今再開発真っ最中なのが、⑥がJRの品川車両基地の跡地(2027年完成予定)。前回、「マイクロソフトにお邪魔するたびに進捗を眺めてる」って言ってたのがこれ。
    東京-上野ラインが通ったことで別の車両基地が使えるようになったので、品川に近いこの一等地は再開発してしまおうという。六本木ヒルズよりも広い土地があるので、オフィスビル、タワーマンション等を整備。元々、田町-品川間はかなり距離が離れているので、その中間に新駅も一体整備。線路に囲まれた陸の孤島だと価値が出しずらいので、東西連絡通路も整備。

    通常、僕はこういう都市計画があると工事現場近くまで見に行ったりするんですけども…
    ここ、本当に線路に囲まれていて近づく手段がないんですよね。東西連絡通路が整備される段階になるまで近づきようがないという。通路のオープンとか、だいぶ後の段階になるでしょうしねぇ。

    ということで、品川近辺はJRの線路の邪魔さ加減につらさを感じつつも、迷スポットがありつつ、今後の再開発目白押しという感じで、街歩き的には結構熱い場所だったりします。
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  • [東京街歩き] 赤坂インターシティAIR

    2017-10-08 23:02

    再開発大好き

    僕は実家が神戸でして、1995年の阪神淡路大震災は直撃だったというか、大規模な火事で町1個まるまる焼失したようなところの出身だったりします。一度本当に1件たりとも家のない更地になったところに、うちの実家は割かし早い段階で戻ってきまして、その後、少しずつ家が建ったり、だいぶ家が建ったと思ったら区画整備で別の場所に移れと言われて建て替えたり、10年以上工事の音が鳴りやまない暮らしをしてきたり。

    それでもう、街丸ごときれいさっぱり建て替わる気持ちよさに浸りきってしまった結果、都市の再開発が大好きに育ちました。

    何か建ててるって聞いたらとりあえず見に行きますよね!

    オープンしたって言われたら、そこにどういう店が入ったとか関係なく、建物自体を見に行きますよね!

    勉強会でマイクロソフトの品川オフィスのセミナールームにお邪魔するたびに、とりあえず車両基地跡地の工事進捗確認しますよね!

    ちょうど昨日撮影した風景

    赤坂インターシティAIRがオープン

    ということで、最近オープンしたのだと、赤坂インターシティAIR

    9月29日にオープンしたんですけど、その日の仕事帰りに早速行ってみたり。




    基本的にはオフィスビルで入居している会社の社員以外はそんなに用事もないだろう建物。飲食店も入っていますけども、やっぱり近辺にお勤めの会社員がメインターゲットかと思われます。

    要するに、オープン初日だからといってわざわざ見に行くようなやつは稀。

    4月にオープンしたGINZA SIXなんかはオープンした直後からすごい人込みでしたけども、こんなただのオフィスビルは、グランドオープンと言われたってそんなにわざわざ見に来たりはしないでしょう。普通は。

    その結果どうなるかというと、テラスを独占。



    この手のタワービルは、容積率緩和の優遇を受けるためにビルの周りに誰でも通れる共用スペースを設けるのが常でして。インターシティAIRの場合はグリーンテラスと称して、結構な緑化公園になっていたり。名前通り、緑に囲まれたテラスがあります。

    もちろん、ほんとただ単に「できたての綺麗な公園」程度の物なので過度の期待は禁物なんですが。今回は予想外にいい収穫もありまして。なんせ、赤坂の好立地ですので…

    六本木の森ビルとか


    虎ノ門の森ビルとか


    緑に囲まれつつ、意外と良い夜景が見れました。

    ちなみに、おそらく虎ノ門ヒルズの方がこんな感じで見えるのは今だけだと思います。手前にクレーンが見えている通り、この辺りは再開発真っ最中。まあ、たぶん、虎ノ門ヒルズが隠れるって言っても別の虎ノ門ヒルズが現れるだけですけども。

    おまけで虎ノ門ヒルズ

    まあ、単に溜池山王で降りて、目的のインターシティだけみて、溜池山王で電車に乗りなおすなんてことをするはずもなく。

    この日のコースはこんな感じ。



    開始地点も国会議事堂前。ついでだから虎ノ門ヒルズステーションタワーの建設現場とか見つつ、今ある方の虎ノ門ヒルズにも寄り道しつつ。

    虎ノ門ヒルズの謎オブジェ


    日比谷公園を抜けて、東京ミッドタウン日比谷の建設現場も眺めてから帰るコースでした。

  • 東京街歩き (というテーマでも今後ブログ書こうかな的な話)

    2017-10-03 00:47
    真面目な話は++C++;本体に、趣味の話はここに書こうという話でやってきているわけですが。

    趣味ブログ。
    年1ペースでな!



    (※ブロマガの管理画面のスクショです)
    (年に1回の更新で閲覧数9千超えるとかちょっとビビるんですけども。)

    東京の街を歩く

    そんな前置きはいいとして、「最近急に始めた趣味」とかではなく、「徐々に使う時間が増えて来てる趣味」に、街歩きがあったりします。

    東京の街を見ながら歩くこと自体を目的に、ただ歩き回るっていう趣味。

    基本的にインドアな引きこもりですけども、実のところ苦手なのは自然であって外ではないという。東京の街中であれば外に出るのも怖くない!
    あと、所定の時間に所定の場所に行くという行為が苦手で、なので「オープン時間」みたいなのが決まっていない「ただの街並み」が好きという。(正確には夜遅くなると公園とかビルの通り抜けができなくなったりすることがあるので、ただ街を歩くだけでも時間の制約は多少あるんですが。)

    昔は、「この駅に用事があるから、帰りは1駅隣まで歩こう」程度の頻度でしかやっていなかったものの、今では地図を見て「ここからここなら『電車の乗り換え』と称して歩ける」とか、「この程度の距離なら家まで歩ける」とかわざわざ調べて歩くに至っていたりします。
    もはや「2時間までなら徒歩圏」とかいうレベルなので、山手線近辺なら全域が「帰り道」です。

    ちなみに、Googleマップで記録を付けていたり。
    例えば皇居周辺はこんな風になります。

    見どころ

    1回聞かれたことがあるのが「特に見るものがない区間はどうすごしてるの?」的な質問なんですけども、東京の街並みって面白いもんで、ちょっと歩くだけで街並みががらりと変わって、どこも飽きないんですよね。

    建物の雰囲気に土地柄が結構出たり。「どの辺りがどういう雰囲気」とか見るだけも結構好きです。「あっ、あの会社ここにあるんだ」から「えっ、高層ビルの隣に戸建て?」みたいなものまで、いろんな気づきがあります。

    それに、無目的に歩いてるだけで、何かしら気になる感じの場所に出くわしたりします。ただ歩いてるだけなのに違和感を感じたとき、その場所の住所とか建物名でネット検索するとたいてい何かの逸話が出てきたり。

    一例: 清州寮(清澄白河)

    最近(って言っても1か月半前)見かけたのだと、こんなのがあります。
    清澄白川駅を出てすぐ辺りにある建物なんですけども、道路の対面から見てもなんかすさまじい違和感で。
    どう見てもデザインが昭和(昭和初期の基準でいう「モダン」)なんですけども、ひび割れたりサビついたりしてる所がどこにもなくて、新しいのか古いのかが全く分からず。
    さすがに気になって建物名で検索してみたら、やっぱ近代建築好きの間では有名な逸品の模様。昭和8年に建てられたものですけど、かなりきっちりメンテされてて普通に今でも住居として使われているとか。
    しかも、ここから5分も歩けばタワーマンション街になっていて、そのギャップもまたなかなか素敵な感じ。

    狙って何かを見に行くんじゃなくて、こういう、無目的に歩いてたらたまたま見かけて気になったみたいなの、ほんと東京にはどこにでもあったりします。

    一例: 木場公園からのスカイツリー

    まあ、基本的に会社帰りの夜中に歩いたりするんで、なかなかきれいな写真には納められなかったりするんですが。清州寮は綺麗に撮れる気がしなかったので撮影なし。
    代わりに、この日取ったのだとこんなのが。

    夜中の木場公園。


    木場公園は、運河と太めの道路に区切られてて、南北分かれていてその間に橋が架かっているんですが、その橋の方向にちょうどスカイツリーが見えているという構図。

    こういう景色も、「名所になるほどではない」って感じで、たぶん地元民以外では気づきにくいものじゃないかなぁと思います。目的地があって出かけるのではなかなか至れない景色。

    そんな感じで

    こういう「ただ歩く」という話、よくマッサージに行っているとこでマッサージ師の人に話したりしてたんですけども、最近その人も気になって1駅歩いてみるようになったそうで。感想も「ほんとにものすごい面白いですね」とのこと。

    ということで、これ、ブログに書き残しておいた方がいいんじゃないか?というか、なんで今まで書いてないんだろう?という気分に至ったのが今日のこのブログ。
    年1と言わず、少しはこの「趣味ブログ」も書こうかなぁということで(ネタのストックも数年分あるし)。
    「東京街歩き」シリーズ。