1927年の超越禁煙禁酒法
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1927年の超越禁煙禁酒法

2013-11-03 16:14
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究極の禁煙禁酒法

1927年に『禁酒禁煙の秘訣』という書籍が出版されていて、少しだけ面白かったので、本日はみなさんにご紹介することにします。



超越法を学ぶ前に、明治から昭和初期にかけて、どんな禁煙禁酒法があったのか、当時の水準を確認する意味でも、先に少しだけ紹介しておくことにしましょう。

禁煙禁酒の分類

明治から昭和初期にかけて、いくつもの禁煙禁酒本が産れては消えていったわけですけど、これは大きく3つくらいに分類することが出来ます。

  1. 宗教的に禁煙禁酒をお勧めする
  2. 経済面から攻め禁煙禁酒させる
  3. 科学的に禁煙と禁酒を実現する

禁煙禁酒法というのは、基本的にその気にさせるという構造を持っている。今でもよくある、酒にはこういう害悪があるのだだとか、煙草を止めるとこういう良いことがあるのだという内容の本ですね。

宗教的にってのがよく分からないと思うんですけど、当時はこういう感じの時代です。

詳しく書くと長くなるから止めますけども、ようするにキリスト教はメリット多くて儲かるというような見方をする人たちがいて、その一方で新しいものが好きだからキリスト教が良いって人たちもいた。禁酒禁煙は儲かるって考え方や、海外で禁酒禁煙が流行ってるから日本でもって考える人々が存在したんだなとでも思っておいてください。

科学的に禁煙と禁酒を実現させるってのは、薬やらオゾンパイプやらで禁煙する方法です。明治はカンで作ってるけども、今ではきっちりとした薬品が存在しますね。

かなり雑な紹介ですけど、明治から昭和初期にかけて発生した禁煙禁酒法は、現在とあまり変化がないということになります。

それでは全く違いがないのかというと、そういうわけではない。この違いっていうのは、超越法を学ぶためにも必要なとですから、引き続き解説していきましょう。

明治大正は熱量が多い

明治や大正、そして昭和初期の時代っていうのは、人々の熱量が高い。
だから禁煙禁酒法ひとつとっても、こういう感じになってしまう。



酒反対派と酒賛成派が、互いにこういうことを主張しあって、勝負するという愉快な時代だったというわけです。

庶民の熱量が高いだけではなく、国の熱量も高いため、禁煙法の一つである煙草の代用品が弾圧されたりもします。

弾圧された松葉煙草

松葉煙草というものがあって、これはタバコの代用品です。

タバコの代用品の歴史は長く、昆布煙草、桐の葉煙草、マンチャラ葉煙草、ヨモギ煙草、山帰来(さんきらい)煙草、などなど大量の代用品がありました。ところがこういうのは、烟が出るだけで美味くはないし、身体に良いわけでもない。それではどうしたら良いのかというわけで作られたのが、松葉煙草です。松葉煙草は、美味くて健康にも良いらしい。

知っている人は知っていますが、松葉煙草は戦争中に吸われていました。しかしながら、これはあまり美味しくはなかったらしい。大正時代に作られていた松葉煙草は、かなり手間がかかっているため、十分に美味しく吸えたらしいです。

そんなわけで、松葉煙草の作り方も書いておきましょう。

  1. 8月の終りから12月の間に山奥か海辺の若松の葉を集める
  2. 集めた松葉を半年ほど室内で乾燥させる
  3. タバコ用巻紙に適量を並べ上手く丸め紙からはみ出した部分は刃物で切り落す
  4. 調味料として天草と肉桂の粉末を同量混ぜ、耳掻きひとすくい分を松葉煙草の上からなで落す
  5. 調味料の反対側にオレンジ、ベルモット油などの香料を極少量入れる

(4については10%程度の濃度になるように白砂糖をお湯に解かし、松葉に散布しても可)

とまあこういう感じなんだけど、発明者の秋田市松さんによると、松葉煙草というのは肺病にも効けば、中風、心臓病、喘息にも効くし、胃腸も強くなる上に味も最高に美味いらしい。

それではなんで今は松葉煙草を吸わないのかというと、松葉煙草の製造が国家によって妨害されてしまった。代用品の製造が法的に禁止されていたそうなんですけど、今でいうと禁煙パイポの工場が差し押さえになるみたいな雰囲気なのでしょう。この当時っていうのは煙草が国の超重用な財源だから、代用品を作る会社は叩き潰すという雰囲気があったみたいです。

松葉煙草については、本当に病気に効くのかだとか、これ絶対に不味いだろこれだとか、色々と疑問は湧くわけですけど、とにかくこういう代用品が昔は存在していて、作ってる人と国が勝負をしていたというわけです。

究極の禁煙禁酒法とは

この様に明治から昭和初期にかけて、気合を入れて様々な禁煙禁酒法を開発し、普及させることに夢中になっていた人々がいました。

昔の人の気合というものはすごい。気合でなんとかしてしまいます。超越禁煙禁酒法というのも、気合がなくては実現することは不可能で、これは最低最悪の事態に遭遇することによって、酒とタバコを超越してしまうという手法です。


超越法を実行するためには、とにかく酒を飲んで史上最低の事件に巻き込まれ死にそうになる必要があります。この本を書いている人の場合、憂さ晴らしに酒を飲みまくった後で、下記のような経験をしています。




電車の横腹に突進し跳ね飛ばされてるんだから、下手すりゃ死んでいますが、この人は生還している。その後に警察で暴れてから、家に帰って暴れまくった後で寝てしまう。朝起きると、さらに嫌な気持になるイベントが待っています。





昨晩に暴れすぎたため、奥さんが泣いているし、こいつも泣いてる。異常に最悪な朝ですけれども、嫌すぎてこの人は悟りを開きます。



キン肉マン18 集英社文庫 ゆでたまご

こういった経験によって、人は超越主義者になり、酒を超越することができたそうです。




超酒とはなにか、酒はそこにあるけど、酒を超越しているから、酒は自分の観念にない。ないものは飲めないのだから、酒は止められる。タバコも同じでタバコを超越したから、タバコは自分の観念にないし、ないものは吸えないから、禁煙もできる。

その結果としてどうなるかというと、心がときめく。



これが超越禁煙禁酒法です。

僕もヘーって思ましたので、超越禁煙禁酒法に挑戦しようと思いましたけど、電車の横腹にタックルしてはね飛ばされて生還するのが難易度高すぎで失敗しました。電車の横腹にタックルしてはね飛ばされたら普通は死ぬので、みなさんもやらないほうが良いと思いますよ。

そんなわけで本日は、明治から昭和初期に発生した禁煙方法のご紹介でした。
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