• アイ無しジグヘッド実釣動画編

    2016-04-27 16:52



    少し前の釣行にはなるのですが、夜釣りのタイムシフトを公開しておきます。
    この釣行のあと、直ぐ動画をあげようと思ってたんですが熊本地震が起こってちょっとそれどころじゃなかったので遅くなってしまいました。
    地震も落ち着き、家の損傷はあったものの家族親戚の無事が確認できたので一安心しています。

    この日はプラグの釣りから初め、あまり反応が良くなく2匹ほど釣ってカブラに変更。
    カブラへの反応も良くなかったので例のアイ無しジグヘッドでワームの釣りをして魚を追加という流れになっています。





    25:32 メバル



    2:55メバル



    17:06メバル
    28:56メバル




    0:01メバル
    6:41メバル
    13:25メバル
    19:29メバル


    動画を見ていただければわかると思いますが、けして活性が高い状態ではないですね。
    確か、この時は0.4gのアイ無しジグヘッド+1gのガン玉を60cmぐらい上に打ったスプリットショットリグだったと思いますが、あたって来さえすれば針先はギンギンですし、邪魔になるアイがないのでヒットに持ち込む確率はすごい高いです。
    触って指に刺して比べてみると分かるんですが、ジグヘッド用の針の針先よりも、餌針のメバル針の針先のほうが断然鋭いんです。
    これは憶測なんですが、ジグヘッドっていうのは基本的に何度も使い回すので、ある程度耐久性を持たせるために限界まで針先を細くはしないのでしょう(勿論中にはレンジクロスフックのようなギンギンに細いものもある)。
    逆に餌針は基本使い捨て前提なので、耐久性をそこまで重視せず刺さりを優先出来る。
    動画の中でも言ってますが、おそらくもう余程のことがない限り市販のジグヘッドを買うことはないでしょう。
    自作で釣れるの分かってますし、針の大安売りっていうイレギュラーが起こって実質1個3円ですからね。
    100個作っても300円ですw。
    まぁあくまで安いってのは副産物でしかなく、アイがないお陰でフッキングしやすいってのを狙って作ったものですが。

    あ、そうそう、ジグヘッドなんだから交換しやすい方法を考えろと宿題を受けてたんですが、
    ラインスルーの機能も残しつつになるとこういう方法をとるのが一番だと思います。




    まずチチワを作ります。







    ジグヘッドにダブルラインを通します。





    透明のビーズを用意します。





    ビーズを通します。






    通したあとのラインをビーズの上側まで持ってきて




    チチワ止めします。

    これで簡単に解けて交換出来るようになります。
    今回は透明ビーズを使っていますが、あえて色付きをつかってアピール力を増す方法や、グロービーズを使って視認性を上げる方法なども有ります。
    個人的には、結ぶのが面倒でなければ通常のカブラの止め方でしっかり結びコブを作って止めるのが一番だと思いますが(このやり方だとビーズに力を負担させてしまうので)、交換を頻繁に行う人はこういう方法があることを覚えておくと良いかもしれません。
    あえてラインスルーを残すことにも意味があって、ラインとジグヘッドを直接固定しないことで糸ヨレが発生しにくいようになってるんです。
    だから本当はダブルラインを通すより普通に一本通す方がいい。
    このジグヘッドのヒントになった土佐カブラは本当によく出来た漁具です。
    アイ無しジグヘッドもそうですが、是非土佐カブラもお試し下さい。



    タックル
    竿    テイルウォーク:ソルティシェイプティップランナー77ML
    リール  シマノ 10アルテグラアドンバンス2500S(改造品)
    ライン  YGKよつあみ:G-SOUL PE EGI&メタル0.4号
    リーダー クレハ:シーガー1.2号


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  • よく分かるジグヘッド学2 アイ無しジグヘッド編

    2016-04-01 11:332


    さて今回は、自作のジグヘッドの紹介です。
    前回散々ジグヘッドとは矛盾の塊であり理想的な物に出会うのは難しい的な話をしたのですが、「無いものは自らの手で作り出せ」がモットーの人間としてはジグヘッドも作るのです。
    ですが、まずは理想の整理をしましょう。

    1、魚の口に入りやすいサイズであること
    2、なるべく水平姿勢で引けるよう安定させること
    3、フッキングしやすいゲイブ巾を確保出来ていること
    4、バラしにくいよう、針先は引っ張り方向を向いていること

    これらはお互いに矛盾しあうので実釣で問題のないレベルのバランスに収まるようにするしかないんですが、俺は、ヘッドの形状や針先の向きうんぬんを弄るよりもまず先に、ジグヘッドからラインアイを無くす事にしました
    前回ちらっと言ったんですが、ラインアイは口の中に入ったジグヘッドの針先に、魚の口がフッキングするまでに存在する突起物で、これがあるせいで必要な巾を確保出来ないわけです。
    むしろ邪魔。
    ほんのちょっとの差なんですが、このほんのちょっとがライトゲームの釣果において大きな差になる事は釣り人なら誰もが経験している筈。

    では、実際に写真を見ていきましょう




    この針は近所の釣具屋で旧パッケージということで破格の大安売りしていたもので現在は手には入らないんですが、書いてある金額の1/5ほどの値段で手に入れてます。
    この写真は王様印の割りビシの中にメバル専用の11号をセットしています。
    勿論重さも針のサイズも時と場合によって使い分ければOKです。
    (メバル専用針の11号は実際にはかなり大きめなので7~10号辺りがおすすめです)
    錘の真ん中に届かない程度に針をセットし、接着剤を軽く滑りこませ、針がある部分をプライヤーでかしめます。
    かしめるので錘が少し潰れ変形し、前側が開くのでそちらも軽く閉じます。



    そして錘の真ん中辺り、針がきていないギリギリの位置に千枚通しで穴を開けます。





    この程度であれば5分もかからずに出来上がりますね。

    穴あけの際はゆっくり真ん中を狙って丁寧にすればさほど難しい作業ではありません。
    あとは現場でラインを上側から穴に通して、後ろ側で結びコブを作ればOKです。
    この辺は土佐カブラの使用方法を参考にしてください。
    最近使っている自作カブラもこの方法で作られた針が元になっています。
    「あんな柔らかい鉛に力を負担させて大丈夫か?」
    「大きいのが掛かったら針がスッポ抜けるんじゃないか?」
    とか不安かも知れません。
    ですが実際実釣でも強度は問題ない。

    信じられないかもしれないので強度試験をしましょう。
    勿論俺はただの一般人の素人なので計測機器などありません。
    なので、




    こういう方法をとります。
    メバリングではほぼ使うことのない4号ナイロンを通し






    ハサミの端に引っ掛けます。
    あとは左右に引っ張るだけ。
    針自体が弱いということはありません、ガマカツさんの、しかもメバル用としては太めの11号ですから、実釣で問題が起こることはないでしょう。
    さて結果は






    繰り返し言いますが、針が弱いって事を言ってるわけじゃないですよ。
    針が伸びるほどの力が加わっても、鉛から抜けることは無いって事が言いたいのです。

    このジグヘッドの作成方法をとると上記の矛盾しあう4項目をある程度カバーできます。
    更に、【針を自由に選べる】【作るのがすごく簡単】【とんでもなく安い】という利点があって自作派の釣り人には是非試して欲しいのです。

    このジグヘッドに便宜上名前をつけようかと思ったんですが、針が自由に選べ、錘の重さも自由、実際手を加えたのは【穴を開けた】ことだけで、適当な名前が思い浮かばないので

    アイ無しジグヘッド
    という分かりやすく間違いのない名前で統一させて頂こうと思います。
    よろしくお願いします。


    さて、それではこのジグヘッドを使って釣った魚を見ていただきましょう。


































    サイズが小さいのはご愛嬌ですが、小さすぎて写真を取らずにリリースしたのも含めると2時間で20匹以上は釣れたと思います。
    是非、お試しあれ。





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    ブログ記事を眼張鯵さん のところに紹介していただきました。










  • よく分かるジグヘッド学1 ラインアイと針先の関係

    2016-03-03 13:52


    はじめに


    一年を通して釣りをする場合、どうしてもネックになるのが釣り物の少ない冬の厳寒期に何をねらうかですよね。そんな厳しい状況でも遊んでくれる魚が、メバルやカサゴといった根魚。
    また回遊次第ではアジやサバなんかも狙えたりします。
    これらを狙っていくうえで、皆さんもジグヘッドというものを使っていることでしょう。
    ジグヘッドにワームをセットしただけで充分釣りになり、またロストした場合にもさほど懐が傷まないという大きな利点があります。
    釣具屋でも多くの種類のライトゲーム用ジグヘッドが並んでいます。
    皆さんも選ぶ時悩みますよね。
    コレほど多種多様なジグヘッドが溢れているのは、これらが各メーカーが、釣り方、ターゲットの食性、針掛かりの良さなど、多くの要素を吟味した結果、製品として世に出して遜色がないものである、と判断したからです。
    各メーカーの思想の違いや妥協の末に産まれた多くのジグヘッドの奥深さをここでは学んでいきましょう。
    また、コレ以降書いてある内容は個人的考察に基づいて書かれたものであり、ジグヘッドの奥深さを知ることで「ジグヘッドって面白い」「ちょっとこれから釣りに行ってみようかな」と思わせる為のものであって、これを読めば魚がよく釣れるようになるといった類のものではないとここに宣言しておきます。
    皆さんのジグヘッド選びの参考になれば幸いです。



    ジグヘッドとは




    フックの根本にシンカーが付いたもの。
    たったこれだけです。
    針の根本に錘がついていればジグヘッド、そんな当たり前で誰もが知っているものを何故ここで再確認したか。
    フックも錘もアレほど小さなものなのに、少し違うだけで魚の反応が全く違う事が多々あるからです。
    いや、むしろアレほど小さなものだからこそ、少しの違いが顕著に現れると言っていいでしょう。



    よく釣れるジグヘッドに必要なもの


    皆さんも欲しいですよね、よく釣れるジグヘッド。
    でも、どういうジグヘッドがよく釣れるのか、よくわからないと思います。
    魚釣りというのは、どれほど頭でっかちに考察しても、現場実釣とは違うといったことが多々あるのです。
    なので膨大なジグヘッドの種類を沢山現場に持ち込んでとっかえひっかえしてその日の最も反応の良いジグヘッドを探すということを自分自身やってきました。
    そこで思ったのは、【魚が掛かるまでのジグヘッドの仕事】と【魚が針先に触れてから取り込むまでのジグヘッドの仕事】は別であると考えるべきだということ。
    何故かわかりますかね。これらが生み出すジグヘッドの理想像が矛盾するからなんです。



    魚が掛かるまでのジグヘッドの仕事


    魚が掛かるまでに必要なのは、魚に見つけてもらうこと、魚がジグヘッドワームを餌だと認識出来るという事、ジグヘッドが魚の口の中に入りやすいという事です。
    これらを実現するのに2つクリアしなければならない事があります。
    水平姿勢保つ事と全体を小さくするという事。
    ジグヘッドはラインアイにラインを結びワームをセットして水の中に放り込みます。
    この際、ジグヘッドには大きく分けて3つの回転する力(モーメント)が加わります。



    ラインアイより右側のシンカーによる右回りの回転モーメント。
    ラインアイより左側のシンカーとフックによる左回りの回転モーメント。
    そしてワームの浮力による右回りの回転モーメントです。
    これらが釣り合う時、ジグヘッドは水中で水平姿勢を保ちます。
    何故水平姿勢をコレほど強調するか。
    一定のスピードで巻き続けることが出来れば、基本的には釣り合いが取れていなくても水平になるんです。
    ですが、我々は人間なので綺麗に一定のスピードで巻くことがなかなか難しい。
    釣り合ってないジグヘッドを使うと、スピードが緩んだ瞬間ジグヘッドがフラフラっと尻下がりになるんです。要するに安定感の問題。
    スピードを上げても、下げても、常に水平を保ってくれれば魚に違和感を感じさせにくいのではないかという話です。
    ただ、魚の活性によってはフラフラしている方が効く場合もありますし、リアクションを多用する場合は当てはまらなかったりします。

    2つめの【全体を小さくする】は分かりますよね。
    本当は針先さえ口に入ってくれればいいんですが、実際は口の中に入るのは針先だけじゃなく、シンカーごとなんですね。






    この際全体が大きいとやっぱり口の中に入りにくくなり、ワームだけつつくようなアタリになったりします。
    魚が掛かるまではジグヘッドは極力小さいのが理想なのです。



    魚が針先に触れてから取り込むまでのジグヘッドの仕事


    ここからは魚がジグヘッドを吸い込んだ後の話です。
    ジグヘッド+ワームは餌ではないので、魚は吐き出そうとします。
    この際針先が魚の口の何処かに刺さってくれればフッキング。
    刺さってくれなければそのまま吐き出されフッキングしません。
    この場合、吐き出されにくい大きさが必要になるのです。
    小さいジグヘッドは吸い込まれやすいけど吐き出されやすい。ジグヘッドの第一の矛盾です。
    このため全体は小さいのだけれど、吐き出されにくいように針先を広げたジグヘッドが生まれました。
    多くの釣り人が使っていることでしょう。いわゆるショートシャンク、オープンゲイブのジグヘッド。
    非常に理にかなったものですし、自分もよく使います。
    ここまで行けば完璧な理想的ジグヘッドが出来上がるか?と思うかもしれませんが、もう一つ大事な要素があるのです。
    それは、フッキングした後取り込むまでにバラさない事。
    せっかくフッキングまでいった魚ですからバラしたくないですよね。
    当然釣り人は魚を取り込もうと一定のスピードで巻き続けます。
    この際、針先の方向がラインアイに向かっていれば、その方向から人が引っ張っているのでバラしにくくなります。



    ラインアイに向かっていない場合、引っ張りの力と針先の方向に角度がつくのでその角度分の力が逃げていることになり、魚が暴れた時若干ですがバレやすくなります。
    針先が開いていればフッキングし易いけどバラしやすい、コレが第二の矛盾。
    じゃあ、針先が閉じててシルエットが小さいジグヘッドはどうか。
    物理的な話になるんですが、ラインアイと針先の間に魚の身が入ってくれないといくら合わせようとしても絶対にフッキングしないんですね。



    針先が閉じていればバラしにくいけどフッキングしにくい、コレは第二の矛盾の逆説です。
    ここまで読んだ方は気づいているかも知れませんが、ラインアイって口に入ってからは針先に届くまでに存在する突起物でしかなく、むしろ邪魔な存在なんですね。
    ラインアイとの距離を確保するために針先は閉じているのだけれど、ラインアイを前に持ってきているジグヘッドも有ります。
    コレはバラしにくいし全体を小さくすることも出来る。ただし水平姿勢が保てない。
    コレが第三の矛盾。




    このようにジグヘッドには多くの矛盾が有ります。
    ここまでの話はあくまでも針と錘とラインアイの関係だけの話です。ここに更に、重さの違い、線径、針の色、ヘッドの金属素材の違い、ヘッドの形状の違い、ワームとの相性等々まだまだ沢山の要素があってジグヘッドというものは生まれています。
    それらもまた別の機会に書くこともあるでしょう。




    おわりに



    「たかがジグヘッドを難しく考えてしまって全く馬鹿だな、そんなことより実釣してこいよ」と感じた方が居ましたら、まったくその通りです。釣り人の多くは現場実釣主義で、何故釣れたか?を考えるのは釣れた後でいいのです。そのほうが早いし、正解に近づきやすくなります。そうやって試行錯誤した結果多くの「よりよく釣れる釣り道具」が産まれたのです。そして、市販されているジグヘッドで魚が釣れないものはありません。全部のジグヘッドは釣れます。だって、最初に言ったとおり、ジグヘッドはフックの根本にシンカーが付いたもの、たったこれだけの単純なものですから。より多く、より楽しくを追求していくと幾つもの矛盾とが生まれそれに対する解決策や妥協案、どこを削ってどこを伸ばすか、そういう試行錯誤が「自分の釣り」を作ることに繋がっていきます。どこのメーカーのどのジグヘッドが良いかではなく、膨大な種類の中から自分に合った物を選びましょう。

    合ったものが市販品の中にないなら、思い切って自分で作っちゃいましょう。
    自作ジグヘッドのススメという記事も前に書いたことが有ります。







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