• 【第4回】あなたが選ぶ東方Best⑨・2016【東方動画BGM支援】

    2017-01-08 19:00
    はじめましての方ははじめまして。
     今年もこの季節が参りました。企画、あなたが選ぶ東方Best⑨・2016という事で、私は例年と変わらず、2016年に投稿されました東方動画BGM支援タグからピックアップさせてもらいました。
       リンク ⇒ 東方動画BGM支援タグ(2016年1月1日~12月31日)
    余談ですが、こういう期間を限定して動画検索する時、β版検索は結構便利です。

     一応前置きになりますが、あくまで私が好きなものや唸らされたものなどをご紹介させてもらってます。私の他のブロマガ記事を見ると分かりますが、趣向が結構偏ってると思いますので、そこはご愛嬌でお願いいたします。では――


    【東方自作アレンジ】WELCOME / 妖怪寺へようこそ
     明朗快活な一曲。
    原曲の勢い三割り増しに、丁寧な装飾を施した感じで安心して聴けます。勢いや押しだけでなく、引くところはしっかり引いて味が出てるのが良いです。ギターソロも二重丸で、実に安定感の有る作品だと思います。
     上手く言えませんが、下地と言うか土台がしかっりしてるんですよね。だから色々と引き立つ。そんな良作だと思います。


    【東方自作アレンジ】"The Abyss Nova"/霊知の太陽信仰

     壮大な一曲。
    迫り来る危機が感じられるような迫力がすごいです。メロディとリズムが音響のすごさも伴い聴く人を圧倒します。音作り上手さ曲調へと遺憾なく発揮し、雰囲気を盛り上げてくれます。
     雰囲気で少し考えましたが、思い返すと私の動画で彡旁イツキ様の楽曲は何度か使用させてもらってますが、何と言うか使いやすい、場面に合う曲という意味で使いやすい気がします。この場を借りてお礼申し上げます。


    【東方アレンジ】ハルトマンの妖怪少女【テクノ】

     創意工夫の光るアレンジ。
    やはりポイントとして上がるのはボカロが入ってることですが、それだけなら兎も角、とてもマッチするのには驚きました。テクノ調とこいしの(私の)イメージにある、やや無機質無感情な中にもある優しげな響きのボーカルは腑に落ちるものがあり、また曲を良くする自然なパートとしてぴたりと当てはまるものがあります。
     ポップですが陽気一辺倒ではなく、哀愁や湿気のバランスも取れていて、そこも好みのポイントです。


    【東方自作アレンジ】上海紅茶館 ~ Chinese Tea -band arrange-

     軽妙洒脱な一曲。
    軽やかなアコースティックギターの響きが心地よいです。それにも増してバンドの一体感ある絶妙なアンサンブルの香りが感じられ、とても清々しい気分にさせられます。
     軽快感の中でも単に走り去るだけでなく、しっかり落ち着いて聴かせるアレンジも実にお洒落です。


    [東方自作アレンジ] Nuke [原曲:霊知の太陽信仰]


     最高に格好良い一曲。
    毎年まりつみ様の楽曲を選んでますね。そもそも選ぶ時に自分のマイリストから見るんですが、多いんですよね、占める割合が。多分一作者一曲で選ばなかったらこの欄も結構な割合占めてそうです。多作のみならず安定して高いクオリティ、素晴らしいの一言。
     楽曲の話に移ります。格好良く緊迫感のあるメロディの中でも、途中伸びやかに飛翔するような開放感のパートが堪りません。何回も言うようですが、最高に格好良いチューンです。


    【東方自作アレンジ】 Sulky Wednesday 【原曲:信仰は儚き人間の為に】


     雨が似合う一曲。
    聴いた瞬間、一発で気に入りました。何が良いって、陰のあるメロディにひそむ嘆きや悲哀を感じるからです。
     メロディのアレンジ具合も私好みで堪りません。パート毎のコントラストがはっきりしてますが散漫さは感じず、はっきりとしたピアノによる主旋律がバックと共にぐいぐい曲と聴く者を引っ張っていきます。そう、この主旋律のアレンジといい響きといいすごく良いんですよ、はまると涙腺に来ますね。


    【東方アレンジ】Moonlight Night【原曲:神社から見える月】

     テンポの良いアレンジ。
    弾むリズムの中でも浮き足立たない落ち着きが感じられます。でも心は浮き足立つんですよね! などと前後矛盾なことを言っておりますが、スタートのワクワク感は堪らないですし、流麗なメロディとリズムの組み立てが実に見事。


    【第8回東方ニコ童祭Ex】APC4_デスメタルVocal ver(feat.Voice of Rage)

     異色の一曲。
    告白します。ぶっちゃけ大して期待しないで聴き始めたら、とても良くて驚きました。
    そこで何故、期待してなかったのか、あえて書いてみようと思います。
    ①デス系でボーカル入り? どーせ弱っちい声で迫力ゼロだろ。
    →はいすみません。結構迫力あってブルータルな感じありました。すみません。
     音源? でもここまで表現できるんですねえ。
    ②デスったって単にメロディを重低音ギター重ねたデス風味程度だろ。
    →はいすみません。しっかりリフを練られてて驚きました。
     ちゃんと格好良いのが素晴らしいです。すみません。
     出だしから心を捉えるチューンも最高ですし、1分50秒以降の小技に唸らされたり構成が しっかりしてます。
     素晴らしいです。すみません。ごめんなさい。
    ③だいたい東方のメロディにデス系は似合わないと思うけどなあ。
    →はいすみませn。だいたいアレンジした事の無い奴が何を思ったんでしょうかねえ……。
     とにかくアレンジに曲構成の上手さもあって、まったく違和感無く聴けます。
     引っ掛かりや不自然さ無く聴けるのは、完成度の高さの表れだと思います。

     全然東方を知らない人に、日本から有望株のデスメタル系バンド出たとか言って聴かせたら信じそうです。つまりそれくらい素晴らしいです。ごめんなさい。
     動画が結構面白くて好きです。あ、あと再生数の20分の1はおそらく私です。これで許してください。この項目やたら長い......


    東方自作アレンジ 鳥籠(原曲:蓬莱人形より、桜花之恋塚)

     情緒溢れるピアノソロな一曲。
    やっぱりピアノアレンジは情緒、情感が大切ですよねえと思える秀逸なアレンジだと思います。何となくですけど、ピアノアレンジの場合は原曲に沿うところ崩すところの塩梅が重要な気がするんですが、崩す中でも即興的な小技が上手く決まってる感じがあって好きです。飽きも無くしっかり一曲に耳を傾けられる良作だと思います。

     以上になります。紹介させてもらった方は勿論、そうでない方も含め、全てのアレンジ作者様に感謝を申し上げます。
     ではでは。


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  • 【Polyphia / Renassance】4ピースバンドで奏でる宮廷音楽

    2016-11-25 19:00
    少し気が早いですが、今年を振り返ると中々異例ずくめな一年だった気がします。
    普通なら脱EUとか大統領選挙でしょうが、私的にはAlphaGoが衝撃的かつ予想だにできない結果でした。前向きにとらえて、AIの進歩はまた別の段階に来たと思い、先進的な分野での活用を期待させられます。

     そこで今回は予想以上に良いと思ったアルバムを取り上げてみようと思います。
    これが結構良いですよお客さんと言わんばかりに置いてあり目に付いたわけで、なんとなく買ってみるかと思ったインストバンド、はい予想以上に良かったわけですね。
    正直ジャケからあんまり期待してなかったというのもありますが……。
    それが今回語っていく PolyphiaRenassance と言うアルバムです。



      (2016年3月頃リリース)

     系統的に何と言うのか私にはよく分かりません。(もともと知識が無いとも言う……)
    ロックをベースにテクニカルなプログレっぽい感じですが、
    多才かつ多彩なメロディで聴かせてくるため小難しい感じは無く、とても聴きやすい。
    エレキギターの音色でありながら、儚くもロマンティストの香りを漂わせるセンスはすごいと思います。とにかく優雅で風流なんですよ。
     インストだと前にAnimals as Leadersも取り上げましたが、
    両者とも技巧的ながら大樹のような力強さのAaLならPolyphiaは流麗な風でしょうか。

     名刺代わりの1曲目で掴みの2曲目で、ハイライトは6曲目のBittersweet。
    この哀切曲が胸を締め付けながらも後半戦の幕開けにふさわしいし、次の小品からIvoryは酔いしれます。最後のCrush、Euphoriaがまた良い曲で店仕舞いしてくれます。

     まったく調べてなかったからメロディだけでヨーロッパのバンドかと思ったら、
    アメリカはテキサス州出身だそうで驚きました。
    ブラインドテイストしたらフランスか次点でイタリアと思ってしまいそうです。

     次回作も買ってみようと思える成長楽しみなバンドだと思います。
    ではでは。
  • 【Amen / We Have Come for Your Parents】振り上げた斧の行方は鼓膜へと

    2016-09-02 19:00
    随分とご無沙汰となったこのブロマガ。
    まあ最近音楽を聴く時間が減り気味だったりもして。

     だけど書くのを控えるようになったのは他にもあって、
    このブロマガ書くと微妙にお気に入りにしてくれる人が減るんですよね、アハハ。
    まあ気にしなければいい話なのですが、地味に残念であり報われないようなちょっとした徒労感もあります。
     だいたい世の中声高らかに述べる人ほど、私自身はこいつ信用出来るかなって懐疑的かつ敬遠しがちです。まあ反省。

     ともあれたまには書きたいという思いは変わらず、ペースを緩めて行きたいと思います。
    初めての方もそうでない方もどうぞよろしくお願いします。

     再開にあたり丁度帰省してたので棚のCDを漁ると、そうそうこれが聴きたかったんですよ。
    それが AmenWe Have Come for Your Parents です。


     (2000年リリース)



     丁度このCD語りも10回目、節目に相応しい一枚だと思います。
    何故かと言うと、ある意味1回目と真逆の音楽性だからです。

     それじゃあ声高らかに言ってしまいましょう。
    これすごい一枚だと思います! もう名盤でしょう! こんなの世に二つとありませんよ!!
    (信用してくれると嬉しいなあ)

     メタルとはまったく違う攻撃性。おそらくパンク由来のものですか。
    そこには一切の呵責のない激情、圧倒される衝動、切り詰めた底に見える狂気の喘ぎに叫び。
    聴いた瞬間、頭がクラクラしてきます。
     重厚さとは方向性の異なる、言わば薄く鋭い刃物のようなリフがジャキジャキと来ます。
    カミソリのような音楽が鼓膜と脳膜を切りつけてくる、この快感と不快感の混沌による酩酊。
    音楽、いやさメロディと言う枠組みの中で、こうも切迫感溢れるものはそう無いと思います。
    何だこれはおかしい! 間違っている! これはいけない!! てな感じに来ますね私は。

     そういえばこのバンド、最近どうしてるんだろうと検索したら、解散のアナウンスは無いもののリリース等見る限り活動してないみたいですね。残念。
    この衝動は長続きしない、だからこそ一瞬の打ち上げ花火みたいな音楽かもしれません。

     次回も忘れた頃に、忘れる前に。
    ではではまたいつか。