• 通りすがりのメドレーだ覚えておけをうp主が自ら歌った 小説版

    2017-09-11 20:54

    ※この記事は『通りすがりのメドレーだ覚えておけをうp主が自ら歌った』収録時の出来事を小説にしたものです。


    ───7月上旬、僕は一人で地元のカラオケ店にやってきた。


    さて、まず僕がなぜこのようなことをするようになったのか。
    それは昨年11月まで遡るのだがその日に札幌で行われたメドレーのオフ会の最中、お酒に酔った僕が勢いで言ってしまった"ある一言"から始まった…。


    「通りすがり投稿から1年経って誰も歌ってみた投稿しなかったら俺自ら歌ってやるよ!!!」



    しかし、1周年が近付いても一行に歌ってみたが現れる気配はない(当たり前)


    そりゃそうだ。あれだけ高密度で更に重ねも多く、中途半端にインスト曲も挟まれている。そんなメドレーを誰が歌うだろう?まず歌詞をまとめるのが大変だし、歌うのもかなり難易度が高いように思う。


    ならば僕が歌詞をまとめたら誰か歌うだろうか?


    無駄な足掻きであることは分かっていたが、とりあえずこのメドレーにおいて使用された楽曲300の歌詞をまとめテキストを配布した。が、案の定歌うものは現れない。というかまとめ終わったのが1周年の10日前なのだからそりゃ無理だ。


    んで、僕は諦めて自分で歌うことになり現在に至る。



    僕はイヤホンマイクと録音アプリ、印刷した歌詞用紙を用意して一人でカラオケボックスに入り、通りすがり本編を再生しながら熱唱した。平日の昼間なので人は少ない。だがその分僕のトチ狂った声が部屋の外にまで響いていることだろう。あぁ…なんて恥ずかしい…でも……自分の作ったメドレーをいざ歌ってみると…楽しい…!!!

    あぁ…気持ちがいい…愉しい…ちょっと恥ずかしいけどその恥ずかしささえも心地よくなって……。


    所々歌詞を上手く言い切れなかったりするので1フレーズごとにカットしつつコツコツと収録していき、その収録期間は2日間に及んだ。


    300曲歌い切り、家に帰ってDAWで編集。一部エコーなどもかけた。


    そして動画もつけてエンコードし、無事に模範解答は有言実行した。


    どうだ…みたか…俺は…やりきったぞ!!!


    こうして俺の狂気的な歌声はネットに上がり、恥じらいの姿をさらけ出すことになったとさ。めでたしめでたし(?)





  • 広告
  • ニコニコ動画十年紀 各パート解説&感想など(後編)

    2017-08-29 01:16
    前回の記事の続きです。更新が遅れました。気付いたら十年紀の投稿から既に2ヶ月以上経っていた…ヤバイヤバイ。今回の記事で最後のパートまで行きたいと思います。

    2÷すパート(49~53曲目)
    砂嵐からクロスフェードし、ニコニコ動画の宝石箱 メドレー版へと入ります。これは2010年に釣り動画として話題になった『ニコニコ動画の宝石箱』をメドレーにした作品とのことで、このメドレーをこのパート最初の作品として取り入れました。ほとんど『このメドレーもあるよ』みたいな感じで終わってますが…。そしてここからがこのパートの目玉部分!2525/2013という2013年に流行った曲が集められたまとメドレーがここで登場しますがこれは本人によるメドレーリメイクではありません。メドレーの作者本人によるメドレーリメイクではありません。でもこのメドレーの中に取り入れられた『フレンダを分解したい』という楽曲の作曲者本人が担当。…まさかの作曲者本人ですよ!つまりはまとめると『他人のメドレーで使われた自分の曲をリメイク』するという。誰がこんな展開予測できたでしょう。流石はご本人、アレンジにオリジナリティがありつつ進化していて音MADまできちんと入れてある…。ここで一旦盛り上がり、ニコニコメドレーSAME CHORDへと移ります。これもご本人のメドレーをリメイクする形となったのですが、元メドレーが作られた当時、2÷すさんはバンブラでこのメドレーを作られていたのでそれを今の技術と音源でリアレンジしたらものすごいことになりそうだと思いながら構成を組んでました。イントロのメッセージの部分から入れることでこのメドレーのコンセプトが分かるようにしました。音源を受け取った後に動画も作ったのですがこのイントロの部分は元メドレーの動画を基に僕が新たにエフェクトを加えてアレンジしました。音源的にもより元メドレーから変化の大きい部分と思いますので、この厨二テロップの演出は動画面でもアレンジのしがいがありました。ノイズ効果を加えたりとかいろいろ。更に厨二っぽさを増したことで味気が出たかな?といったところです。2÷すさんにも事前に確認して頂き、絶賛して頂けたので良かったです。音のアレンジも実際に元メドレーのコンセプトを尊重しつつ、新たなアレンジで更に聴き心地も良くなっててすごく満足しています。そして最後ですが、構成を組んでる段階ではSAME CHORDの1本満足バーから不意打ちでニコニコメドレー「0.5秒」へと飛ぶ形にしてましたが移り変わり方は2÷すさんにお任せすることにました。提出された音源を確認するとああなってた(言葉で説明できない…)ので動画演出はどうしようと考えた結果とりあえず加速させたらそれっぽくなったのでそれから不意打ち0.5秒食らわしてニコニコメドレー「無音」に留まる形としました。なんという不意打ち連発。ちなみに無音は厳密には誰かが打ち込んだわけではないので誰のパートでも無いのですが、2÷すさん自身がよく無音ネタをやられてるのとそのままの流れというので無音も2÷すパート表記にしてます。なんというか、このパートは全体を通して予測不可能なパートになったことと思いますw。

    うぃんなパート(54~60曲目)
    スタートはニコニコ動画混沌自由奏。こちらはその名の通りカオス要素が強く、全1000曲で構成されたことが当時大きく話題を呼びました。そしてここから更にカオスになって俺得×ニコニコメドレー『Medley1764』へと突入!うぃんなさんによる本人リアレンジとなります。こちらはタイトル通り1764曲で構成されており、曲密度も更に高くなります。この2作品はどちらも最初からコンセプトに沿った構成となっていて、知っている方にとってはなおかつ1番覚えのある部分だと思ったので1番最初の部分を使用させて頂きました。次のニコニコメドレー「未詳」についてですが、元メドレーのコード進行のままだと違和感があるとご指摘を頂き、アレンジの際に元メドレーにはないBeMyBabyのメロディーを挿入する形となりました。そのため1764の動画もご本人によりリメイクして頂いております。未詳の使用した部分ですが、熊蜂の飛行がメドレーに入ってるっていうだけでそれが既に名場面になってる印象がありました。当時からすれば予測不能な不意打ちに視聴者さんがたも面食らったことでしょう。続いて『一万年と二千年前から愛さないでください』タグも付けられた俄組曲、斬新ながらも思わず納得してしまう重ねが特徴のニコぽい、この2作は『2009年新春3大メドレー』と呼ばれたうちの2作で、これを知っている方はそのまま残りの1作品に繋がると思われたことでしょう。しかしそうは行かず、一旦ニコニコ動画超決戦!!が挟まれます。この作品の名場面は幾つかあると思いますが、その中でグルメレースの部分を選んだ一番の理由はコメントが逆に流れるアレも再現したかったという個人的な理由なのですが、当初はコメントが逆になる部分から8小節間のみで、そこから急速に早くなり2009年新春3大メドレー残りの1作品、ニコニコ高速メドレーへと繋がっていく予定でした。しかしそれだとブツ切り感があるとうぃんなさんより提案があり、超決戦はグルメレースの部分は全て使用する形で追加構成をし、徐々に加速をして高速メドレーに繋がることとなりました。同じ『グルメレース×他の曲』という重ね同士でそのまま繋げられてより自然な繋ぎにもなったと思いますし、超決戦もより懐かしさに浸っていただけたのではと僕もこの提案には大変満足しています。

    メスシリンダーパート(61~68曲目)
    イントロからスタートし、元メドレーとは少し違った方針でオルガンなど追加しオシャレにアレンジされた艦これジャズロック!! -改-。このタイミングでこのメドレーを入れたのはBPMの問題です。ジャズとのことでメドレーらしさを出すにはBPMも尊重する必要がありますので、前パートの高速メドレーから少しだけBPMを落とし、そのまま自然にこのパートに繋げるという方針です。続いてアレンジ方針が比較的ジャズに近いニコニコswing☆へと繋がっていき、ここで一旦区切りを付けたところでファミコン世代のゲーム曲のアレンジメドレーファミコン元気玉へと入っていきます。この作品は音の系統がメスシリンダーさんのアレンジに近い印象だったのでこのパートに取り入れました。ゲームメドレー繋がりでかつ本人リメイクとなったなうぷれいんぐへの入りの際にアドリブで二拍の間奏がありましたね。それによりより自然になったと思いますが実はこの間奏、構成MIDIを渡した段階では入れておらず、元メドレーにはない部分だったので動画演出をどうやろうか迷いましたがたまたまなうぷれいんぐのタイトル表記の部分とシーンチェンジのエフェクト(時計回りに画面が切り替わるやつ)を使ってごまかしを効かせることができました。また、構成MIDIを渡した際にメスシリンダーさんから『いくつかのメドレーでキーを変えるかも』というお話もありました。まだどのメドレー作品のキーを変えるのかはっきりしないとのことだったのですが、前後のパートとは割と区切りの入ったパートだったので私も『どのメドレーのキーを変えても問題ないと思います』と伝えました。そして、提出された音源を確認するとキーが変わってたのはこの後の咲合作 ―合作って楽しいよね!―艦隊これくしょん ~二周年の航跡~の2作品でした。両作品とも元々は元メドレーと同じキーにしてましたが、今きいてみるとそのままだとイマイチちょっと盛り上がりが足りない印象を受けました。メスシリンダーさんによるキー変更を行った結果、咲合作への入り方がすっごく自然になっていていい感じに盛り上がってましたし、艦これ合作についても重ねられたメロディーの音が元メドレーとは逆になっていたのも面白かったですね。FullKenさんのパートでも同じようなところがありました(詳しくは前記事参照)。それと、この2作品は両作品とも音MAD合作用に作られたメドレーで、作者は違うのですがこの2作品には1箇所、各メドレーにしか存在しない2曲混ぜられた繋ぎが存在しており、両者ともその部分を十年紀では採用させて頂きました。どちらも良い繋ぎだと思っております。続いて本人リメイクとなるN's BOXの採用部分。いや他にも良いところあっただろ?ってなりそうですが、ある意味強いインパクトを与えたであろうあの部分を使用しました。そのまま東西合作 東組-eastern side-の日本ブレイク工業の逆再生の部分へと移り、静止する形でこのパートが終わる形としました。ネタで終わってしまった。なんともメス氏らしい(構成私だけど)。

    ありゅパート(69曲目~71曲目)
    前パートから引き継がれ、東から西へ。東西合作 西組-western side-からスタート。イントロから盛り上がっていって、スーパーマリオ生誕20周年として作られた大規模な合作企画のメドレーSUPER MARIO CEREMONYへと移ります。このパートを担当されたありゅさんにはアレンジ的にもマリオ系のメドレーは合ってるかなという印象を受けたのでここで取り入れました。元メドレーがすごく大きな企画だったので映像がすごく凝っています。初代マリオの曲からマリオランドの曲へ移るところでニコニコメドレー『亜硫酸』が登場。本人リメイクで大いに盛り上がっていきます。この作品は一曲一曲が短く疾走感があり、更に面白い繋ぎ方をしていて個人的にすごくお世話になった作品です。

    キセネツパート(72曲目)
    まだそれほど構成が組まれてない状態で1番早く提出されたパート。あらゆる楽曲をダークネスにアレンジし繋がれた✝ダーク✝ラウフェンメドレーは、十年紀全体の構成が出来上がってきた頃、どの部分に導入しようか迷っていました。試しにいろんなパートに挟みながら仮MIXをして繋いだり、アレンジしたご本人に何度もキー変更をお願いして仮繋ぎしてみたりとかいろいろやりました。その結果、今のやつが1番しっくりきました。ちなみに使用箇所はご本人に選んで頂いてますが、8小節のみで特徴的な繋ぎを魅せれる箇所だったので僕も納得でした。

    いえふパート2(73~75曲目)
    ダークネスな雰囲気から一変。ラブライブ!アレンジメドレーフェスティバルはその名の通りラブライブ!のメドレーですが、映像も『該当する楽曲を歌っているキャラクターのパネルのみが明るくなる』という分かりやすい仕様になっています。全体曲からユニット曲へ移る箇所を選ぶことで、短い時間でそのコンセプトを伝え、より自然な繋ぎ方もされている印象があったのでこの箇所を使いました。アイドル繋がりで偶然にも元メドレー及び原曲と同じキーで繋ぐことのできたCINDERELLA GIRLS/M@gical Medley Memorialの『お願い!シンデレラ』。こちらはアイドルマスター シンデレラガールズのメドレーで、表題曲となる『お願い!シンデレラ』が後半のクライマックス部分に置かれてます。更に動画演出でも過去のイベントに登場したカードが登場しています。この作品の場合、コンセプトを伝える方を重視したのでこのメドレーならではの繋ぎなどはあまり気にせずに採用した次第です。その次のニコニコ動画花吹雪への繋ぎは構成的にはちょっと無理矢理感が出てしまったかもしれませんがアレンジで上手くなんとかなったかなーといったところです。花吹雪はシュガーソングとゴーゴーマニアック繋ぎが印象的でした。元メドレーではゆったりとしたピアノアレンジだったのですが、敢えてこのままのテンポで突っ走りました。三作品続けてポップなアレンジで突っ走っていく感じが全体的に良い感じでした。

    FullKenパート2(76~77曲目)
    映像にはPhun(物理シミュレーション)が使用されたニコニコ大連鎖がここで登場。最初はどこでこのメドレーを導入しようか、また、このメドレーのどの部分を使用するか非常に迷いました。映像に特徴がある作品なのでどの部分を使っても魅力は分かると思うのですが、より特徴が分かりやすい個所はやはり一番最初の部分でしょうか。そしてアニメーション繋がりでニコニコ人気25曲メドレーをMIDIアニメで!を取り入れましたがこの作品、その名の通りMIDIアニメでそれぞれの楽曲に関連した文字や絵が音符で表されており、これを再現して打ち込むのは至難の業でした。これを何方にお願いしようか考えたところ、このパートを担当されたFullKenさん自身が『リクエストされた楽曲でメドレーを作る』という企画をやられてて、過去に無茶ぶりで非常に耳コピが難しい楽曲も打ち込んできた方なので、彼の耳コピ力ならイケるのでは?と、無理言ってお願いしました。その結果非常に再現度が高いどころか画面のMIDIアニメと全て音が一致していてすごかったです。

    Schizophreniaパート(78~82曲目)
    さて、ここへ来てようやく登場します。みなさんお待ちかねのニコニコ動画『裏組曲』です。裏組曲は2007年、組曲に入らなかった楽曲を中心に構成されたそうでそのイントロでダイジェストに曲が変わってく部分を使用しました。そこからうらのうら音楽祭裏の裏の裏組曲へと裏から更に裏に行くという謎の演出はもちろん構成担当の僕が考えたネタなのですが、使用箇所が分かりづらいというのは恐らく誰もが思ったでしょう。一応それぞれ『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』と『松本ぼんぼん』の部分を無理やり繋げてます。裏から裏に行くネタをやるためだけに無理やり繋げてます…。このパートを担当されたSchizophreniaさんの方からは裏組曲とニコニコ50秒メドレーを打ち込みたいとお話を頂いてましたので、同じ作者繋がりでメドレーとしてのコンセプトも前者2作品と共通した二重裏組曲も一緒に入れてしまおうとこの構成にしました。そして最後に次のパートへの引き継ぎでドラムを挿入して頂きました。

    キットカットおいしいパート2(83~96曲目)
    これまでの流れを収束するように七色のニコニコ動画へと突入。ここだけは元メドレーと同じキーにしたかったので前パートを調整したりしましたね。使用した箇所はこのメドレーにおいてオリジナルの間奏の部分。その前のおてんば恋娘の最後の部分のドラムを前パートに取り入れ間奏に入る形としました。動画つけてみたも途中から入れました。ここからはメドレーラッシュゾーン!hapiさんのゲームメドレーのクライマックス部分を取り入れた星のカービィ組曲「THE MEDLEY OF KIRBY SSDX」ポケモン交響曲「THE MEDLEY OF POKeMON RGBY+GSC -3PBs-」、目玉部分を取り入れたKIRBY FINAL BOSS RUSH !!!スーパー戦隊メドレー「参伍戦隊メドレンジャー」、ラッシュゾーンにはラッシュゾーンを使用したニコニコンピレーション2013色々な曲を繋いでメドレーにした、なんか無理くり突っ込んだリズム天国GIGA MIX名曲レイプ!メドレーと化した先輩、しものしもねたキチガイ動画充電録ガチムチ動画男尻祭、そしてにこみっくすハタチの組曲「NHKの本気」を挟み、元祖アニソンメドレーの神曲メドレー『二次元』で統制されたメドレーラッシュゾーン。時間の都合でダイジェストに1~2小節ずつとなってしまいましたが、ここに取り入れた作品はいずれも『タイトルと動画を一瞬見ればコンセプトが分かる作品』を取り入れてます。その結果『なんでこんな短いんだ』等の声は現時点では上がらず、『これ入ってて嬉しい』といった声が数多く上がりました。また、このパートを担当されたキットカットおいしいさんも各メドレーに適応したアレンジに切り替えをして下さっていてすごくメリハリのつく部分に仕上がったなと満足しています。

    ラストスパート(97~100曲目)
    いよいよラスト!引き続きキットカットおいしいさんの担当です。ニコニコ動画開設から10周年を迎えた日に投稿され、ニコニコ10年間の思い出を振り返るニコニコ動画十年祭の1番の名場面はやはり2小節ごとに楽曲が切り替わり、2016年から2007年まで遡っていくあのシーンでしょう。それと同時におっくせんまんも重ねられているのですが、元メドレーと比べるとややおっくせんまんが抑えられ、メインの各年の思い出の曲の方が強調されてるのが分かります。構成を渡す際、僕の方からは特に何も言わなかったのですか、十年祭の目玉となるメロディーを強調するというキットカットおいしいさんのチョイスはナイスだと思いました。10年間を遡ったところでおなじみのラスト陰陽師で迎え撃つニコニコ動画十年一昔は構成を組む際に陰陽師と共に多く重ねられた曲を全て聴き取り打ち込む形だったので、元メドレーで打ち込み担当をされた農夫さんに確認して頂き、聴き取れてなかった部分の打ち込みをお願いしました。完成した構成MIDIをキットカットおいしいさんに渡しアレンジを仕上げる形となり、そして最後に2017年に投稿されたメドレー5作品(ヒトカケラのニコニコ動画NICO NICO smALLSTARS!!ニコニコ動画難民祭Nico Nico Dream World組曲『ニコニコ動画』 - 10周年記念REMIX -)のロゴが登場し、最後に陰陽師で終幕!…と、思いきや、謎のフラッシュバックが?そう、十年紀に登場した過去のメドレーのサムネです。お気付きになられた方もいらっしゃるかもしれませんがこのサムネの演出、実は投稿されたメドレー順を遡っているんです。遡って組曲『ニコニコ動画』に辿り着いたところで画面が割れ、現れたのは組曲『ニコニコ動画』改。そして過去のメドレーのサムネを投稿順に巡り、当作品で扱われたたメドレーの中で一番新しいニコニコ動画十年一昔のサムネに辿り着いたところでクレジットが入り、各メドレーの陰陽師シーンが流れ…最後に過去のサムネと共に現る超組曲『ニコニコ動画』のラストフレーズでシメとなり終幕を迎えます…このパートは。

    ???
    俺「やごい氏~!実は最後の最後にこれを入れたいと思ってる。(構成の仮音源を渡す)」
    やごい氏「いいと思うぜ~」
    俺「ありがと!というか監修のやごい氏がここ飛び入り参加しても面白そう(名案)」
    やごい氏「ほう・・・?」
    俺「飛び入りしてもいいんだぜ…?(チラッ)」
    やごい氏「提出します!監査お願いします!」
    俺「ありがとうございます!OKだと思います!では、このままやごいパートとして最後の最後に幻の101曲目、ニコニコ動画中毒の方へ贈る一曲を取り入れたいと思います!!!」








    ???=8:51:22 pmパート(101曲目)










    パート解説は以上となります。
    ようやく全パート書けました…。え?最後のは解説なのかって?まああらすじ書いたしいいんでね(適当)。自画自賛するようですが曲構成が完成した瞬間、『まるで最初からこの構成で完成する運命だったんじゃないか』と感じてました。こうして振り返ってみると打ち込み参加者のみなさんそれぞれの持つ技術・アレンジに合ったパート構成を作ることが出来たのではないかと思っております。それもあってか私の知り合いの方で『なんだかヨシキPさんが本当のプロデューサーに思えてきた』と言って下さった方もいらっしゃって本当に嬉しく思います。でも実際には私もこの企画において参加者の方から助けられた場面が多くありました。

    各自持つアレンジ技術で元メドレーらしさを再現しつつも新たなアレンジを加え、新鮮味のある音源を仕上げてくれた打ち込み参加者のみなさん、ロゴ作成や修正指導をしてくれた監修の8:51:22 pmさん、MIXしてくれたcrossworldさん、動画補佐をしてくれたアヤメネ/さん。誰が欠けても十年紀の完成はあり得なかったでしょう。そしてニコニコメドレーシリーズ10年間の想い出が詰め込まれたこの作品を皆さんと共有したことによって他のみなさまとの絆が深まったのであればそれが一番の嬉しみであります。

    気が付いたら大きな企画の主催者になっていた…。でも、今後は私自身も一人前のメドレー作者として十年紀にも負けない作品を作り上げられたらなと思っております。最後になりますが、非常に長くなったこの記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。また次のメドレーでお会いしましょう。

  • ニコニコ動画十年紀 各パート解説&感想など(前編)

    2017-07-24 21:04

    こんばんは。ヨシキPです。
    ニコニコ動画十年紀 -NICONICO MEDLEY CHRONICLE-が投稿されてから早くも1ヶ月が経ちました。今回の記事では、ニコニコ動画十年紀の各パート解説をしていきたいと思います。

    当作品では私が構成を担当し、仮打ち込みしたMIDIを各パートのアレンジ担当者に渡しました。その構成を組むにあたって一番気を付けたことは『アレンジする人に合ったメドレー作品を選ぶ』ことでした。パート担当者の配役には実はそれぞれ深い意味があったりします。構成面でもパートごとにそれぞれ拘ったところがあるのですが、それを以下にまとめておきたいと思います。参加者の皆さんには構成MIDIと共にそのパートに使用するメドレー作品のリストも渡したのですが、そのリストを見た時の参加者の方々はそれぞれどのような気持ちだったのだろう?と気になったりもしました。提出された音源はどのパートも本当に奥が深くて、確認するときも『確認』を通り越して個人的に聴き入ってしまいました。本記事で解説するのは主に構成担当視点での解説や音源を聴いた感想、アレンジ担当者とのエピソード等が中心です。長くなりますが、お付き合い頂けると幸いです。

    では、早速各パート解説へと移りましょう。


    キットカットおいしいパート(1~3曲目)
    冒頭ですね。ニコニコメドレーシリーズの原点は当企画でも1曲目として扱われた組曲『ニコニコ動画』です。2曲目にはニコニコ動画流星群を取り入れましたが、この2曲の冒頭にはちょっとした共通点がありました。組曲のイントロと流星群のSTAR RISEに入る前の部分、ちょっと似てますよね?そう思ってあの繋ぎにしましたw。ちなみに3曲目のニコニコ動画流星娘に関しては流星群からの繋ぎなのですが、メドレー内での使用楽曲自体はSTAR RISEから変わっていません。『じゃなんでこの繋ぎにしたの?』と思われるかも知れませんが、ここでアレンジを変化させることに意味があります。流星娘のアレンジって流星群と比べるとちょっと爽やかになっていますよね?それを踏まえてこのパートのアレンジ担当のキットカットおいしいさんにはこのようにアレンジするようお願いしました。1,2曲目のしもさん流のシンセアレンジ。とはいっても全く同じというわけでもなく、しっかり新たなアレンジ要素もありつつ元メドレー『らしさ』も再現出来てて素晴らしかったと思います。全体を通してメドレー同士の移り方も自然でしたし、流星娘のアレンジは主旋律のシンセが少し軽い音に変わっていて、しかもバックではキラキラとしたような音がかすかに聴こえてきたのも素晴らしかったです。流星群とは打って変わったアレンジ。でも、違和感なく繋いでくれた。上手く言えませんが、これもキットカットおいしいさんの技術とセンスがあってこそ実現できたものだと思いました。

    シェアパート(4~9曲目)
    このパートではシェアさんのメドレー同士を繋げ、4曲目から7曲目までがシェアさん本人によるリアレンジとなりました。4曲目のNico☆Sky Tripと、6曲目のNico☆Sea Travelの2作品に関しては『動画のその部分を見ればそのメドレーのコンセプトが分かる』というのを理由に前奏の部分を使用したのですが、当初はその2曲を繋げる予定でした。でも、その後にどうやってNico☆Night Rideに繋げるか。また、どの部分を使用するのか?まだはっきりと決まっていなかったので、シェアさん本人にSky Trip、Sea Travelの件も含めて『Night Ride』の使用したい箇所はあるかを聞きました。すると『出来るなら「青春はnon-stop!」と「すろぉもぉしょん」の箇所を使いたいです!』とご希望がありました。ならばその箇所を使えるように構成を組めばイケるのでは?と思い、Nico Sweets!も追加して今の構成となりました(ちなみにこのパートの構成を組んでいるときはまだ使用メドレーが100作品決まっておらず、Sweets!はこの時に使用メドレーに追加したもよう)。構成MIDIを渡してしばらくしたある日、『声ネタを入れても大丈夫でしょうか?』とご連絡がありました。実際に音源を聴いてみると、7曲目のSweets!にあったあの琴葉姉妹による演出でした。これはもう聴いたとき感動しましたね…。『メドレーシリーズ10周年おめでとうございます』の一言は心に響きましたし、これも10周年だからこそ、そして本人によるリアレンジだからこそ出来たことなんだなあと。更に言うと、シェアさんの出番が前半だったのでタイミング的にも良かったと思いました。その後にアレンジメドレー「いろはかるた」を入れたのは『そろそろこのタイミングで特殊なコンセプトのメドレーを入れても良いだろう』というアレです。あれは今考えても発想の勝利ではないかと思います。9曲目のニコニコ☆すぷらっしゅのあのシーンはもうあのメドレーにしか存在しない繋ぎ重ねじゃないですかね?『Ievan Polkka』と『マイムマイム』の重ね。あれは普通に重ねただけでなく、ちゃんと2つの曲が一致するように編集されていて、でもちゃんとその曲であることが認識できる。非常に面白い繋ぎ方だったのであのシーンを選ばせて頂きました。

    いえふパート(10~13曲目)
    こちらのパートはM.Izさんのメドレーが中心となっています。メドレーの使った箇所が割とギター重視だったのですが、このパートを担当されたいえふさんはギターの打ち込みが上手く、過去に参加してた合作の音源を聴く限り、ギター面で言えばいえふさんのアレンジが一番M.Izさんに近いものを感じていたのがあってお願いしました。いざ音源を聴いてみるとしっかりと打ち込まれていて『そのメドレーだと分かる』アレンジに仕上がってた印象でした。構成面で言えば、最初の2作品は割とギターが重視された部分を選びました。その中でニコニコ10周年記念に色々な曲を繋げてみたはBE MY BABYが比較的最近流行った曲なのでその曲が使われてる作品が当時では限られていたというのと、動画面でもふんだんにいろんな動画が使用されていたという理由であの部分を選びました。その後の3作品はどれもコンセプトが少し特殊なのでその特徴が分かる部分を使う必要がありました。とはいえ、使える時間も限られているので短い時間でもコンセプトが伝わる部分を選びました。駆け抜けるアニソンメドレーは前座からの山場という印象があって、なおかつコンセプトも分かりやすい部分を摘出出来たのではと思います。とある化楽の元素目録は2小節しか使ってませんがまぁ、それでもコンセプトは伝わったんじゃないかと…。そして駆け抜けるニコニコ動画Ⅱの駆け抜けラッシュでこのパートを〆る。といったところですね。

    ちゅるちんパート(14~15曲目)
    14曲目のファミコン風アニソンメドレーについては繋ぎ重視ではなくアレンジが重視されていて、元メドレーでは一曲ずつ別々に打ち込まれてる感じでした。なので使う箇所の話をするならば最初の曲でなおかつ投稿された当時(2007年)最も流行っていた『ハレ晴レユカイ』を使うのが妥当だろうと考えました。このパートのアレンジを担当されたちゅるちんさんは個人作・合作を問わずファミコンアレンジに長けている方なのでこういった作品の再現はちゅるちんさんが最も適していると思って配役しました。また、その次のニコってる?!の使っている箇所もアレンジのタイプが近い印象がありましたね。なのでそのままファミコン風のハレ晴レから同じ曲のままエフェクト(軽くフィルター)をかけながら徐々にアレンジを変化させ、ニコってるに移っていく形としたかったので、そのようにお願いしました。ここから元メドレーと同じようにハレ晴レから色んな曲に繋がっていく展開も面白いかなーと思ったので。実際に提出された音源を聴いてみると2作品とも非常に再現度が高く、元メドレーを知っている方なら画面見ずともそのメドレーだと分かるのではないでしょうか?

    Tatoパート(16~18曲目)
    前のパートのニコってる?!が『ナイト・オブ・ナイツ』に入る前で終わっているので次に使うメドレーはナイト・オブ・ナイツの部分から開始したいと割と最初から考えてました。でも、どのメドレーを使うかはその時はまだ決まってなくて、どの作品を使うかを考えたときに思いついたのがニコニコ動画RGBの山場となるナイト・オブ・ナイツとその他の東方曲の重ねの部分です。このパートの担当者にTatoさんを選んだのは、その次のニコニコ動画 綺奏楽 -Kisougaku-を本人リメイクして頂きたかったのも勿論なのですが、Tatoさん自身が東方をメインに活動されてる方で、アレンジのタイプ的にも綺奏楽の前後にあるRGBと、星のカービィvs東方Projectには合っていると思ったからです。このパートは元メドレーの音に近付けるよりも新たなアレンジであの頃の繋ぎを再現する方が妥当であると判断しました。カービィvs東方に関しては当初は『Mt.DEDEDE』で終わる予定でしたが次のメドレーへの繋ぎを考えると『おてんば恋娘』まで行った方がしっくりきたのでそうしました。綺奏楽を除いた2作は割と最初から僕の中で使用箇所ははっきりしたのですが、その間に綺奏楽を入れたいけどどの部分を使うかまだ決まっていませんでした。そこでTatoさん本人から使いたい箇所のレパートリーが幾つかあるというお話を頂いていたので、その中から前後のメドレーの繋ぎにしっくりきそうなものを選んだ結果、Barrage Zoneの最初の部分を選ぶことにしました。提出された音源を聴いてみるとTatoさんらしさのあるアレンジながらもRGBから既に味気を出してくれてる印象でした。ナイト・オブ・ナイツから始まって、9小節目からは更なる盛り上がりを魅せてくれました。そこからご自身のメドレーのリアレンジをし、東方vsカービィで次のパートへ上手いことバトンを渡せた。こうして振り返ってみると最初から最後までアレンジの流れがナイスなパートだったなーと思います。

    農夫パート(19~24曲目)
    前のパートがおてんば恋娘で終わっていて、そのまま共通音を通してニコニコ動画通天閣のふわふわ時間へと移る感じにしたかったので、前のパート担当のTatoさんにはおてんば恋娘のメロディーの最後の2音を抜くようお願いしました。そうすることで滑らかにふわふわ時間へと繋がったのではないかなと思います。通天閣の『ふわふわ時間』と『みくみくにしてあげる』の交互繋ぎからNICO VIVACE - ニコビバーチェッ!の『ふわふわ時間』と『Lost my music』の交互繋ぎと繋げてみたいと思いました。繋ぎももちろんですが、ビバーチェのあの部分は動画面でもバンド対決が表現されてて好きでしたしビバーチェでしか見られない演出だとも思ってあのシーンを選びました。続いてのニコニコ動画摩天楼ですが、使った箇所の話をすると『コネクト』と『エアーマンが倒せない』の重ねは定番化された重ねと言われがちかも知れません。でも、エアーマンが重なっていながらもアレンジはコネクト寄りで、それでも全く違和感のない素晴らしい重ねとアレンジだったとも思いますし、その次のメドレーのエアーマンの部分は2小節前から弱起があってそれをそのまま摩天楼から2小節前かけて徐々にごっちゃに!に入り込んでく繋ぎにしました。そこから共通した繋ぎからGOTTA煮メドレーに入り、最後に、該当する楽曲に関連したキャラクターのシルエットが次々と姿を現してくという特殊な演出を楽しめる次はどんなニコニコに出会えるのかなへと繋がっていく流れにしました。このパートの最初の3曲(通天閣から摩天楼まで)はシンセアレンジ重視の作品で、ぜひとも農夫さんの安定したシンセアレンジを割り当てたくて配役しました。摩天楼からごっちゃににクロスフェードしてくような演出もしたかったので事前に農夫さんに『ごっちゃにのようなロック系アレンジが出来るか』を確認したかったのでギター系、ロックオルガン系の音源を持っているか聞いたりなんかしましたね。提出された音源はしっかり再現されていて、やはりこのパートは『農夫さんが最も適していた』と改めて思えました。ちなみにこれは音源を受け取る前くらいに知ったことですが、このパートを担当された農夫さん自身がビバーチェを聴いてメドレーに興味を持ったそうで、それを偶然にもこのパートにビバーチェが入ったのはすげえ奇跡!って思いましたね。

    *(アスタリスク)パート(25~27曲目)
    続いてはアスタリスクさんのパートです。割と自然に名場面同士を繋ぎやすくて、このパートはオール本人に構成することが出来ました。組曲『吉幾三』は事前にご本人に『使いたい箇所はあるか』を聞いたところ『ジャンルメドレーなので吉幾三というジャンルが最も伝わりやすい箇所が良い』とのことでした。白金ディスコかStarry Skyのどちらかがそれに該当するというお話も頂いたので、その意見を参考にその後の2作品にも繋げれるように構成を組みました。その結果、せっかくご本人に参加して頂いたのでセリフから入って、組曲『吉幾三』のクライマックスとなるStarry Skyの部分を採用しました。Nico Nico Flashbackはラブライブ!×らき☆すたの繋ぎを選びましたが当初は『追求〜追いつめられて』の部分とどちらを使うか迷ってましたね。繋ぎに滑らかさがあるという理由で前者を選ぶことになったのですが、この2択で迷ったのは『滑らかな繋ぎを取るか、エンタメ性に特化した動画演出を取るか』の選択だったと思います。Nico Nico Fantasiaは全体的に動画演出に特徴のある作品なので割とどの部分を使ってもこの作品の魅力は伝わるような気がしました。その結果、徐々に減速していく『ハッピーシンセサイザ』の部分を採用し、そのまま次のパートへと移る形となりました。このような構成を組んでMIDIを渡し、やがて音源は届きました。僕がお願いした通り台詞から入っており、そこからアスタリスクさん流のアレンジ。音源を聴くとアスタリスクさんのアレンジだー!とすごく安心感があって最後まで心地よく聴けたと思います。最後の受け渡しも良い感じになっていて、雰囲気は変わりつつより違和感なく次のパートへと繋げたのではないかと思います。

    CupChinoTicパート(28~32曲目)
    BPMが下がり、一旦バラードパートに入ります。そこで『新たなyouキャンをやってみたい』ということで取り入れた作品が改めてyouにいろんな曲を混ぜてみたでした。タイトルに『改めて』と入っているのはこの作品自体がリメイク作品ということなのですが、いきなりこのタイトルで表記するとちょっとコンセプトが伝わりずらい可能性があったので旧作のタイトルである『youにいろんな曲を混ぜてみた』を一時的に表記し、タイトル文字をクロスフェードさせる形としました。そのままKING of niconicoのあの部分と繋げたのですが、KINGの採用した部分で使われてる『夏影』『Summer』『you』の3曲を使用した繋ぎ自体は定番でもこのメドレーではより滑らかな繋ぎを魅せてくれた印象があったので採用しました。ニコニコ動画幻奏環の選んだ箇所は滅多に見かけない選曲と9小節目からの重ねに惹かれました。なんていうか、これに関しては個人的な趣味になってしまった気もしますが…。『月に叢雲 華に風』は元メドレーには入ってない弱起が今作では入れられてます。私自身がこのサークルさんの曲をよく聴くせいか、完全にメドレー内で使用された楽曲に寄せた構成になってますねこれ。ちゃんと『つ〜き〜に〜は〜ぬ〜らく〜も〜』って歌えるようになってます。ニコニコ動画紀行録は動画演出を重視してHOT LIMITの部分を採用しましたが、これも同じ理由でナイト・オブ・ナイツの部分とどちらを使うか迷ってました。ナイツは咲夜さんがビビる動画演出と共にアレンジにも特徴があって捨てがたかったのですが、RGBで既に使っていたので丸かぶりしないように、というのとゴンさんの不意打ちも捨てがたいという理由で最終判断ではHOT LIMITの部分を選びました。ニコニコ動画旅絵巻の名シーンはもうあそこしかないやろ!と、僕の中では最初から御三家繋ぎを選ぼうと決めてました。上手く言えないのですが、動画面でも『御三家は共にあり』という見えないメッセージみたいなのも感じたのでこれに関しては即決でした。後に元作者のぺぃさんからも旅絵巻に関しては『入ってるとしたらこの部分だろうな〜と思って見てました』というお言葉を頂いたのも嬉しかったですね。音源を受け取り確認してみると最初のピアノアレンジの部分から聴きやすいアレンジになっていて、幻奏環からシンセやドラム等も加わって徐々に盛り上がり、最後の2作品で思いっきり盛り上げてくれたのはすごく良かったですし聴き心地も最高でした。旅絵巻にあったエフェクトについては音源を受け取った段階ではどうしようか正直迷ってました。個人的にはこれも良いと思ってたけど視聴者層的にはどうなのか?僕一人では判断できなかったので監修の851さんにも相談し、そこに関しては大丈夫だと思うとのことだったのでエフェクトもOKにしました。結果、『エフェクト良いね』等のお声もあったようで安心していますし受け入れて貰えて嬉しかったですね。

    FullKenパート(33~37曲目)
    旅絵巻の御三家ゾーンからの御三家歌合戦!!という御三家繋がりに気付かれた方も多いことでしょう。これも拘りあってやった繋ぎだったりします。この作品はニコニコ動画において御三家と呼ばれる『ボカロ』『東方』『アイマス』の3つのジャンルをテーマにした作品なのでもちろん当作品でも3つの要素の入った部分を選ぶ必要がありました。御三家歌合戦からパート担当者を切り替えたのにも実は意味があって、旅絵巻で一度思いっきり盛り上げて、新たに全く別のアレンジでの御三家を披露した方が流れが自然になると思っての選択でした。Nico Start!の名シーンはやはり『女々しくて』と『NO LIFE QUEEN』のあの繋ぎ。これはもうこのメドレーでしか聴けないんですよ。ぜひともこの繋ぎを新たにアレンジして今の視聴者の方々に伝えたいという気持ちが強くありました。まさに名シーンと呼ぶに相応しい。後に元作者の綿犬さんからも納得したとのお言葉を頂いて嬉しかったですね。組曲「懐古」の採用時間は尺の都合を考えて短くしてしまったのですが、コンセプトを伝えられるように途中からFLASH動画を取り入れたりしました。ロマサガのバトル2の部分を使ったのですが、同じ楽曲のままニコニコ動画のアチコチへと移り変わり、バトル2から1000%SPARKINGへの滑らかな繋ぎが印象的だったのでこの部分を選びました。アチコチをここに取り入れたのは当初からすれば想定外だったのですが、いざ音源を聴いてみるとしっかりと再現されていてすごく良かったです。そこから静かになっていってニコニコ動画物語.wavのイントロ部分へと流れていきます。このような流れで構成MIDIを渡し、受け取った音源を全体通して聴くとすごく聴きやすい印象でした。特に懐古以降はアレンジがかっこよくて思わずテンションが上がってしまいました。Nico Startの最初の2曲重ねの部分もよぉく注目して聴いてみると元メドレーとは楽器(強調されてる曲)が逆になってたりしてて、そういった違いも面白いなーと思いました。

    26Kパート(38~41曲目)
    このパートを担当された26Kさんの専門がボカロということで、ボカロ系のメドレーを中心にお願いしました。My Favorite Vocaloid Song Medleyニコニコ動画CMYの2作品は元メドレーを重視したアレンジ再現をしつつ、今となっては定番となっている『メルト』→『君の知らない物語』の繋ぎを表現して頂いたので、いろんな要素が詰まった部分になったのではないかと思います。メルトの入ったメドレーがあって良かった…。VOCALOIDメドレー:ぼくらのうたの5曲重ねは凄かったです。本来は重ね重視のメドレーではないのですが、『名場面』として一箇所選ぶとしたらこの部分かなあと。何よりこの5曲重ねはこのメドレーでした聴けない部分だとも思うので。ここまでは割とシーン選びにそこまで苦労してなかったのですが、僕自身そこまでボカロに詳しくないので8bitボカロメドレー 第1章は特にどの部分を使おうか迷いました。全体的にアレンジに特徴がある作品なので、どの部分を使ってもこの作品の魅力は伝わると思います。でもだからこそ余計に悩んでしまう。有名な曲の部分を使うべきか、それともマニアックな曲を入れることでボカロが特に好きな方を引き込ませるか。最終的には次のパートへの繋ぎを考えて組むことになりましたが、私はこれで満足しています。何より26Kさんが元メドレーに近い再現アレンジをしてくれたのでとてもありがたかったですね。特に8bitアレンジは『ファミコン』ではなくちゃんと『ゲームボーイ』寄りな雰囲気を感じれた気がします。

    ちゅるちんパート2(42曲目)
    続いてちゅるちんさんの2回目のパート。構成的にひとつのパートにまとめられなかったので2パートに分けてお願いしました。ご本人によるリアレンジということでNICONICO RELATIONは割と最近の作品なのですが、元メドレーとは少し違ったアレンジを聴けたのは面白かったです。この箇所を選んだ理由はなんていうか上手く言えないのですが、普通に繋いだわけでもなく、普通に2曲重ねられているわけでもなく、曲名表記を見なければ曲が変わったことにも気付かないくらいに滑らかな繋ぎ重ね。いつの間にか曲が変わってたりするのです。使用時間は他のメドレーより長くなったのですが、この箇所は本当に濃厚でいろんな要素が詰まってる印象がありました。

    銀河Pパート(43~45曲目)
    ここから更にBPMが上がり、カオス要素も増してきます。ニコニコ動画Galaxyは16分で全500曲で、平然と4,5曲重ねがありながらも1カ所1か所が個性がしっかりしている作品なので、短時間でその特徴を生かせるようにGalaxyならではの特徴である『4曲重ね』『1曲繋ぎだけど使用時間が短い部分』『不意打ちネタ』が8小節という短い時間に詰められた箇所を僕なりに選んだつもりです。ニコニコ動画Starlight Festivalについてもカオス要素のある作品なので、特徴が最大限に発揮されてる部分を選ぶ必要がありました。選んだ箇所はDon't say "lazy"をベースにもう1曲重ねられていて、その重ねられた曲は切替が激しくなってるのがこの作品ならではのエンターテイメントだと思うんです。更にほんの一瞬ではありますが、3曲重ねられている箇所もありますのでこのメドレーの特徴が1番出ている部分を選べたんじゃないかなと思います。駆け抜けるメドレーコラボレーションシリーズは2017年現在、4作目まで投稿されており、今作ではⅡからⅣまでの銀河Pパートをご本人によりリアレンジして頂く形としました。Ⅱはコンセプトが伝わりつつネタ要素もある部分、ⅢとⅣには当時本人が伝統としてあえてやっていたのか、似たフレーズの部分が存在してたのでそれを繋げたりしてみました。ⅡからⅣまで全部ゆるゆりこの部分は元メドレーとは違い、ピアノアレンジとなっていますがこれは僕に時間がなくなってきたせいで渡した構成MIDIがこの部分からベースやドラム、コード進行を打ち込んでなかったのでそれによりこのアレンジになったそうな。でも結果的に自然に次のパートへと繋げたように思うので良かったと思います。このパートは個人的によく聴いてた作品が多く、それをご本人に今の技術で打ち込んで貰えたのは大変うれしく思いましたね。

    ヨシキP feat.おがちょこパート(46~48曲目)
    続きまして僕のパートです。いや、僕たちのパートです実は他の人のメドレーに気を取られていて僕の作品である通りすがりのメドレーだ覚えておけはどの部分を使おうか全く考えていませんでした。いざどの部分を使うか考えてみると幾つか案は浮かびました。このメドレーのコンセプトとしてはニコニコで流行ったとか流行ってないとか関係なしに25分で300曲が詰め込まれたオールジャンルメドレーで、このメドレーならではの多ジャンルの楽曲が繋ぎ重ねられた部分でそれなりに切り替えの激しい部分を選ぶのが妥当でしょうが、前パートでもカオス系メドレーが多かったのでそれだけでは大きなインパクトを与えられる気がしませんでした。『名シーン』として選ぶとすればライダーカオスゾーンでしょうが、でもそれだと元メドレーを知らない方からすれば唯の仮面ライダーメドレーだと勘違いされてしまうのでは?といった不安もありました。でも、他のカオスメドレーに挟まれた中でこのメドレーならではの特徴を目立たせるならライダーカオスゾーンを選ぶのが妥当かなと思ってあの構成になりました。前のパートから上手く繋がるように銀河Pパートの音源を聴きながら最初の部分は打ち込みました。元メドレーでは使ってないけど特徴が出せるようにカメンライドボイス入れたりとか。アレンジ面では、新しい音源やDAWを導入したばかりであまり打ち込み慣れてない状態だったので上手くできるか不安だったのですが、とりあえず監修の851さんによる監査は1発でOKが出たので安心しました。3曲重ねというのもあってどのようにアレンジすれば良いのか迷いつつ、次のにこめどれの音MADを潰してしまわないようにあまりバックの音を目立たせないように考慮しながら打ち込んだりもしました。にこめどれは、おがちょこさんが作った音MADメドレーなのですが、ご本人にダメ元で参加をお願いしたらそれどころか嬉しいと言って下さって張り切って音声・映像共にリメイクして下さったのは本当に嬉しかったですしこの合作にとっても大きなことだと思います。様々なコンセプトのメドレーを当作品では取り入れているので、音MADメドレーというひとつのジャンルをここで入れたことで大きなインパクトを与えれたのではないかと思います。元メドレーの面影を残しつつ新たにアレンジを加えた音MADは面白いだけでなく、不思議と聴き心地も良い印象でした。そしてスマブラ64に登場したキャラクターに関連した楽曲が集められたニンテンドウオールスターメドレーのクライマックス部分となるマスターハンド戦の部分へと移るのですが、このシーンを選ぶ理由は割と言わなくても通じる気がします。あそこから徐々に加速してノイズが入って笑い声が流れて砂嵐が来る演出こそがこのメドレーならではの特徴かなーと思ってこの部分を選びました。笑い声の直前にシンセ音が下がってくやつは僕の使ってる音源にあったものなのですがそれを上手いこと入れ込んでラストはそれなりのリアレンジと演出が出来たかなーと思って割と満足しています。



    お疲れ様でした。
    かなり長くなりそうなので今回はここまでにします。いかがでしたでしょう?構成担当としての解説記事を書こうと思ったら思ったより長くなってしまった…。こうして振り返ってみるとやはり僕の配役は決して間違ってなかったんだと心から思えます。これもみなさんのアレンジ技術あってこそだと思います。

    後編へ