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諫議大夫さん のコメント

いつも配信ありがとうございます。
前々回、元門弟の「荒らし」さんがやってきて(今でも来ていますが)、そうとは知らずライジングから出ていってと書いた人に「無碍に追い出すのはかわいそうだ」とコメントを書いてしまいました。
(もちろん、時浦さんが管理者権限で削除した時に、初めて真意を知って、擁護コメントは自分で削除しました。)
今回ゴー宣丸ごと1回分使って明かしてくれたお蔭で、「荒らし」さんの素性、過去の経緯を初めて知りました。

わたしは、件の「荒らし」さんは可哀想な人だと思いました。
娘さんがいて(当然妻がいるのでしょう)、家族に恵まれて安定した生活を送れるはずなのに、なんでよしりん先生にストーカーまがいのことをしてしまうのでしょうか?
わたしは独身で、暮らし向きは決して安定していなくて、それでも今年7月に父が死んだので、今は年老いた母を支えようと必死もがいていますが、少なくてもよしりん先生の言葉にはついていけるように日々頑張っています。
もちろん、ライジングや小林先生、そのほかの師範達とわたしの考え方には、合うところもあれば合わないところもあります。でももし先生たちと意見が合わなければ、なぜ小林先生は、あるいは師範達はこう考えているのか、自分で考えて自分で答えを出せば済むだけの話です。
自分と意見が合わないからといって、ストーカーや粘着行為に奔るなんて、ばかばかしいです。時間の無駄です。

きっと、「荒らし」さんは、ストーカーや粘着行為を「至高の行動」と考えて、有意義に時間を潰してよしりん先生にネチネチやっているのでしょうね。会社を経営する立派な大人の行動として、一家の大黒柱(最近ではこの言葉も死語か)を自認して、やってることがライジングのコメント欄にネチネチ書き込みなのですね。空しい限りです。

しかしこの「荒らし」さんのハンドルネーム、以前見ていたはずなのに、一瞬とはいえ「武士の情け」を明後日の方角に発動して、擁護してしまったことは不覚でした。

不覚といえば、もくれんさんのレポートにある田中宗子、ニセモノだと知って愕然としました。
本当に皇室典範改正準備室の人かと思って、コメント欄で慨嘆する内容を書いてしまいました。
本当の内閣の直属の関係者かと思いこんでしまった自分は、汗顔の至りです。
もっと私には、ニセモノを見抜く力が必要だと知って、反省しなければいけませんね。

今回、2つの失態(粘着者を一瞬でも擁護したことと宗子を偽物と見抜けなかったこと)を犯してしまい、感想を書く資格がないと思い、コメント欄に感想を書くことは控えようかと思いましたが、それでは一身独立のためにならないと思い直して、渋る自分に喝を入れて感想を書きました。
No.132
90ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第199号 2016.11.1発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…ストーカーによる悲惨な事件が後を絶たない。ストーカーの気質はとにかく「自己承認欲求」が強くて、自分を特別な存在だと認めてほしいと思っている。だがそれが認められなかったら、認めてくれない相手を憎悪し、異様なまでに執着して攻撃的になる。小林よしのりや「ゴー宣道場」に対してもストーカー的行為を繰り返す者がいる。彼らの言動から窺い知れる、現代人の“心の闇”とは? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…笹幸恵さんがゴー宣道場ブログで報告された「田中宗子」なる怪人物の情報で、その日は持ちきりだった。発言にも、プロフィールにも、ブログの形態にも不可解な点が散見。ライジングの読者からも「ニセモノでは?」という指摘が相次ぎ、笹さんの追調査でもやはり怪しさが露呈。詳細はすでにブログで報告されているとおりだ。無視で済む案件なのだが、やはり似たような例がいまや大量に存在し、中には事件化したケースもあるので、改めて《ネットリテラシー問題》として考察しておこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!先生が仕事のやりがいを感じる時とは?過去のキャラクターを当時の絵柄で描くのは難しいもの?「女は男の後ろを歩く」の意味とは?私もパパと一緒に九州ゴー宣道場に行きたい!パパを説得して!比のドゥテルテ大統領をどう思う?複数の恋愛を同時にこなす時に、忘れっぽさが原因で失敗してしまうことは無いの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第196回「ストーカーの気質についての考察」 2. しゃべらせてクリ!・第157回「愛の募金に協力してクリませ~!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第18回「ネットにはびこる“自称癖”に要注意!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第196回「ストーカーの気質についての考察」  ストーカーによる悲惨な事件が後を絶たない。  東京都目黒区の24歳の女性会社員が殺害された事件では、逮捕された元交際相手の50歳の男は、待ち伏せする際に顔がばれないようにと、ロングヘアーのかつらに大きなマスク、赤いブラウスを着てブラジャーまでつけるという入念な女装をする、異常な粘着性を見せていた。  ストーカーというと、見知らぬ男が勝手に一人の女性に執着し始めるというパターンを思い浮かべがちだが、 実際には、交際していた相手が別れた途端にストーカー化したというケースが多い。  そう言うと「そんな男と付き合った被害者も悪かったんじゃないか」と安直に「自己責任論」にされそうだが、そう簡単には言い切れない。  付き合い始めた頃はごく常識的で、真面目で、優しい人に見えたのに、時間が経つうちに違和感を覚えるようになり、それで別れを切り出したら、たちまちストーカーになるということもよくあるものなのだ。  女性はやはり信頼する知人の「保証」のある男、「信用」できる男と徐々に付き合うことを勧める。ネットなどで得体の知れない男と知り合って、いきなり深い関係になるような軽率な行動は慎んでおいた方が身のためだろう。  ストーカーの気質についての解説を読むと、まず 「プライドが高い」 という点を指摘するものが多い。  例えば、ストーカー対策を請け負う探偵・興信所を紹介するサイトでは、こう説明している。  ストーカーになってしまうタイプは、自分が大好きでプライドが高く、自分のことを特別な存在だと思っています。自分を良く見せるためには嘘もつき、人から偉いと思われたいがために見栄もはります。  人の好き嫌いもはっきりしていて、自分を褒めてくれる人は好きで、逆に自分のことを認めない人や従わない人は嫌いと、あくまでも自分が中心でないと気がすまないのです。  自分の自尊心が傷つけられることにはとても敏感で、他人のミスで自分にささいな被害が及んだだけでも、恐ろしいほどに怒るときがありますので注意して観察しましょう。  この説明は概ね正しいだろうが、ここで「プライド」という言葉を使うのは正確ではないように思う。真っ当なプライドを持つこと自体は大切だからだ。   ストーカーの気質は、「プライドが高い」と言うよりも、 「自己承認欲求が強い」 と言うべきだろう。   とにかく「自己承認欲求」が強くて、自分を特別な存在だと認めてほしいと思っている。だがそれが認められなかったら、認めてくれない相手を憎悪し、異様なまでに執着して、攻撃的になる、それがストーカーである。  またストーカー気質の人間には、実は赤の他人には「外面が良い」という特徴がある。人によく思われたいという願望が強いからである。  完璧主義で仕事もできる人が多いが、親しくなった相手には甘えが出て来て、自分勝手に振る舞う。しかしそのような本性は、他人にはわかりにくいから厄介なのである。 「自己承認欲求」の過剰な「かまってちゃん」には、本当は構ってはいけない、無視しなければならないのだが、最近のストーカー事件の多さを見ていると、現代人の「心の闇」を身近に観察できる例として、ちょっと触れておこうと思う。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!