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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信お疲れ様です!
ありがとうございます。

「ゴー宣」読みました。

こうして読んで考えてみると、
いわゆる「体罰」と一括りにされて称されているものにも、
「セクハラ」と同じで、グラデーションがあるのではないかと思いました。

私自身も、暴力に対する嫌悪感が自分の中に強くあるので、
体罰でも、よりグラデーションの濃い、暴力に近いものには嫌悪感を抱きます。

しかし、確かに、ダメージが深刻に残るようなものは問題外としても、
時には手をあげるような厳しい接し方が必要になる局面はあるな、と、
今回の記事を読んで、また、自分自身の細やかな体験を振り返って、
改めて思いました。

体操選手の例も、軍隊の例も、一瞬の油断が死や大怪我に繋がるものがあるので、
(軍隊の場合ですと、その人個人だけでなく、部隊全体の生死にも繋がって来る場合もありそうですし)
厳しく律する必要があるところは、どうしても出てきてしまいます。

自分は文科系の人間だったので、スポーツの経験は殆ど無く、
体育会系の部活動の経験もありませんが、
それでも親や教師にぶん殴られた経験はあります。
ただ、自分の場合も、流血したり頭痛を起こしたり、顔が腫れたりというところまで、
殴られた経験はありません。
中学校の時の体育の先生が、軍隊の経験がある年配の先生で、
忘れ物をした時に尻を木の名札みたいなもので叩かれて、蚯蚓腫れみたいになってしまったことはありましたが・・・。
でも、それくらいですかね。他には無いです。
勿論、当時は嫌で嫌で仕方がなかったですけれども。

今回の記事で一番響いたのは「音を響かせる」=「体罰を受けている当人以外にも緊張感を意識させる」という点です。
これを、当人への身体的ダメージは最小限にして、全体を引き締めることが出来る人(かつては沢山いたと思います。ただ、同時に、問題のある人も多々いたと思いますが)
の存在というのは、とても貴重なんじゃないかと思うところです。
そういう指導者が育つ環境というのも、一切合切「体罰」を禁止した中では決して育まれることはないでしょう。

「体罰」と称されるものが一切合切禁止になり、指導者は物凄く気を使って接しなければならないようになってしまったら、
一歩間違えば自分や他人の生死や大怪我に繋がるものは、全て無くさなければならなくなってくるでしょう。
無くさずにやっていたら、大事故に繋がるケースがどんどん頻発してしまうようになりそうです。
また、そうでなくとも「コペル君」的な接し方こそが正しい!と世の中がなってしまったら、
ぬるい環境でぬるく育った者がどんどん溢れ、
秩序の崩壊も加速度的に進行していくように思えます。


「トンデモ見聞録」読みました。

QAnonについては全然知りませんでしたが、不気味ですね。
アメリカのネット民も、カルト化した馬鹿が跋扈しているところは日本と同じですが、
発狂度合いは日本よりも深刻ですね。
いや、日本もいずれこうなってしまうのかもしれません・・・。

5ちゃんねるなどの匿名掲示板で延々と愚にも付かないことを言い続けている人達もそうですが、
他のtwitterやSNSでも、顔見知りだったら、まだ書き込んでいる相手の顔が浮かびますが、
相手の顔が分からないというのは、よくよく考えてみると怖いですね。
文章からヤバさが滲み出ていることも多々ありますが、
実際に書き込み者の顔を見ると、このQAnon応援サイト運営のアメリカ人夫婦のように、
いっちゃってる人が結構いそうな予感がします。

現役ネトウヨのインタビュー、見てみたくはありますが、
実際に相手をする人が感じる嫌悪感やおぞましさを想像すると、
怖いものがあります(汗)。

そして、ネトウヨにしても、ネトサヨにしても、極端に行き着いてしまっている人達は、
どちらもぶっとんでしまっているんでしょうね。ある意味。

陰謀論やオカルトと結びつくようになりがちなところも、似ている気がします。
ぱっと見、ベクトルが逆に見えるだけで、似た者同士かなと思います。

しかし、今回の記事の中で怖かったのは「投稿の中には、政権中枢の人間でなければ知りえない情報が混ぜ込まれており」というところですね。
日本でも、米国を100%追従している現政権が真似したいところではないのでしょうか。
追従対象が、米国でなくても、中国でもロシアでも同じことです。
この辺の怖さが、共謀罪の怖さなどに繋がって来ると思います。

他国に依存して体を為している情けない我が国が、先祖のことも子孫のことも考えずに、今の自分達だけのことを考えてやっていることですから。
危機感を感じなければならないと思います。


追伸:Q&A回答ありがとうございます。
私も、好きな俳優さんが出ているので、つい「リング」を見てしまいましたが、怖かったです(汗)。
他の方々の質問で個人的に印象に残ったのは、ふぇいすさんの質問と、がんTさんの質問です。

また、北海道のブラックアウトの件に関することで、泊原発にまつわることは、
自分自身とても関心のあるテーマなので、
今日の生放送を楽しみにしております。

しゃべクリは、らっこフェスティバルさんの投稿と、monmonさんの投稿が個人的にツボでした。
No.29
67ヶ月前
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第284号 2018.9.11発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今度は体操界でパワハラ騒動である。今回の騒動は、まず宮川紗江選手に速見佑斗コーチが暴力を振るい、それを利用して、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長が速見コーチを排除し、宮川選手を自分のクラブに引き抜こうと企て、その過程でパワハラがあったという構図らしい。パワハラ問題はまず横に置いておいて、そもそも暴力を振るって行うスポーツ指導は是か非かという問題について考えてみたい。 ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…従来、「あの権力者は秘密結社イルミナティの一員で、国民の家畜化を行っている」とか「王家や権力者たちで構成されるフリーメイソンが、大規模な人口削減のために疫病や人工地震を引き起こしている」というような、権力者=敵とみなす陰謀論が多かった。しかし現代では、逆に権力と結びついた陰謀論がトレンドのようである。その最先端、アメリカの現状をレポート! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!オウム事件について左翼リベラル知識人と直接対談しないの?北海道地震後に原発再稼働を主張する意見をどう思う?若者を中心にアナログ文化が復権しつつある!?仲の良い友人から「SNSで政治的な意見を書くのは止めろ」と説得された場合、どうすれば良い?心霊現象やお化けは怖いと思う?同郷として誇りに思う作家やマンガ家は?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第292回「体操競技には体罰が必要ではないか?」 2. しゃべらせてクリ!・第241回「怖賀リータに生産性はありましゅか?の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第96回「権力と結びつく陰謀論・米国QAnon」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第292回「体操競技には体罰が必要ではないか?」  今度は体操界でパワハラ騒動だ。もうスポーツ界にマトモなところはないのかと思わされて、ひたすら再来年の東京オリンピックへのうんざり感が募っていく。  今回の騒動は、まず宮川紗江選手に速見佑斗コーチが暴力を振るい、それを利用して、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長が速見コーチを排除し、宮川選手を自分のクラブに引き抜こうと企て、その過程でパワハラがあったという構図らしい。  だがここでわしが気になるのは、暴力を振るって行うスポーツ指導は是か非かという問題だ。  暴力、あるいは体罰、あるいは愛のムチ、あるいはシゴキ、のような指導は、今の時代ではもう古いとされている。だが、特に体操という競技の指導においては、暴力を一切使わないことにしてしまっていいのかという疑問が湧くのだ。  そもそも体操は、超危険な競技である。  体操選手は、こんな無茶なことをやってていいのかと思うような競技をやっている。鉄棒から飛んで、空中で体をひねりまくり、足元がピクリとも動かないように着地するなんて尋常じゃないし、平均台の宙返りなんか、足を滑らせたら半身不随か死をも招くほどの危険性があり、見ていてハラハラしてしまう。  ちょっとでも気のゆるみがあったら、選手は人生を終えてしまうほどの無茶な競技なのだ。  油断したら死ぬぞということを思い知らせるためには、選手が気を抜いているようなところを見つけたら、コーチは「おまえ何をやってるんだ!」とぶん殴るくらいのことをやらなければならないのではないか。  体罰によって、緊張感を取り戻し、集中力が高まる。体操は100%の集中力が必要な競技であり、そこまで集中力を高めるために暴力・体罰というものは役に立つとわしは思う。  選手のことを考えたら、体操の指導で暴力を使うことを封じてはならないのではないか?  わし自身にはあいにく暴力に対する嫌悪感ができあがっていて、妻に対しても一度も手を挙げたことはないし、絶対に人に暴力を振るいたくはないと思っている。  それなのに、なぜ体操の指導においては暴力を肯定するのかというと、わし自身の幼少時の経験があるからだ。  わしの父は、わしに暴力を振るってしつけをしたため、そのせいでわしは暴力を憎むようになり、決して暴力は使わないようになった。  だがその一方で、わしは父の暴力によってストレスを感じながら、そのストレスが同時に緊張感や、集中力というものに繋がっていたように感じられるのだ。  わしは家庭だけでなく、学校でも暴力を受けていた。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!