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小林よしのりチャンネル

小林よしのりライジング

『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった娯楽を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる読者参加企画「しゃべらせてクリ!」、長年の漫画家キャリアで描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが日本神話を自由に語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書のよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお届けします!

小林よしのり(漫画家)

  • 「戦争写真家ロバート・キャパのこと」小林よしのりライジング Vol.276

     今日は、世界中の戦争報道に多大な影響を与えた20世紀を代表する戦場カメラマンを紹介しようと思う。   ●ロバート・キャパ(1913-1954)  ハンガリーのブダペストに生まれたユダヤ人で、スペイン内戦、日中戦争、第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線、イスラエル独立とパレスチナ戦争、第一次インドシナ戦争と数々の戦争を文字通りの「最前線」で取材し報じてきた“世界最高の”と冠のつく報道写真家だ。  これまで仕事でいろんな写真事務所に出入りしてきたけれど、このキャパの肖像写真はあちこちで見かけた。スタジオに、まるで神棚のように飾っている写真家もいた。キャパに憧れ、影響を受けて報道を目指した人は世界中に大勢いるだろう。  過酷な戦闘のなかで撮った写真に、ちょっとユーモアを交えたキャプションや体験レポートをたくさん添えて残している人物で、写真展ではじっくり目を通したくなる文章も多く展示されていた。まずは代表的な写真を紹介したい。    (C) ICP / Magnum Photos (横浜美術館蔵)   1944年6月6日撮影、第二次世界大戦、ノルマンディー上陸作戦。  連合国側のキャンプに同行して招集がかかるのを...

    6日前

    • 103 コメント
  • 「ネットの『基地外』の憎悪について」小林よしのりライジング Vol.275

     6月24日、福岡・旧大名小学校校舎の創業支援施設で、殺人事件が起きた。  ネット内のトラブルが原因とされ、犯人は一面識もない相手に一方的に恨みを抱き、メッタ刺しにしたのだった。  殺害されたのは、「株式会社はてな」が運営する「はてなブックマーク」のブログに「Hagex(ハゲックス)」のハンドルネームで発信をしていた41歳のブロガーだった。  Hagex氏は東京のネットセキュリティ関連会社の社員で、IT雑誌の編集長やセミナー講師を務め、勤務先や関係者の評価は高かったが、ブログでは半ば炎上狙いで何人ものブロガーに対して罵倒するような批判を繰り返し、その相手からはかなり嫌われていた。  だがHagex氏を殺したのは、氏が罵倒していたブロガーではなく、そのブロガーたちは「嫌な人だとは思っていたが、いくらなんでも殺すことはないじゃないか」といった反応を示している。  Hagex氏を殺したのは、氏がまともに相手にもしていなかった「荒らし」の男だった。  犯人の男は「はてなブックマーク」の「IDコール」というメッセージ通知機能を利用して、Hagex氏のみならず多くのユーザーに誹謗中傷・罵詈雑言を送りつけていた。やたらと...

    2018-07-03

    • 133 コメント
  • 「芸術家と偏執性~ルイス・キャロル編」小林よしのりライジング Vol.274

     今日は知らない人のいない、超著名な 児童小説『不思議の国のアリス』 の話。  ディズニーアニメをはじめとして、映像作品や映画、絵画、絵本、詩など後世において世界的に相当数の派生作品が作られているが、日本では、 画家の金子國義(1936-2015) が挿絵を描いたものが有名だ。    金子國義は、この本のほかにもアリスをモチーフにした油彩や素描など、清純なものから濃艶、エログロなものまで長年に渡ってかなりの点数を描いている。   (金子國義ホームページ https://www.kuniyoshikaneko.com/)  また、写真の世界では、沢渡朔氏がイギリスでオーディションを行って撮影し、刊行した写真集『少女アリス』(1973)が爆発的な人気となり、芸術や思想の雑誌などの表紙を連続で飾った。モデルとなった少女は、日本でチョコレートのCMに出演したり、レッド・ツェッペリンのアルバム『Houses of the Holy』のアートワークにも登場。この写真集は何度も復刻され、45年経った現在でもかなりの人気がある。   (沢渡朔ホームページ https://sawatari-photo.com/)     Led Zeppelin“Houses of the Holy”(1973)のアートワーク ...

    2018-06-26

    • 132 コメント
  • 「犯罪と親の責任 悪魔を誰が育てたか?」小林よしのりライジング Vol.273

     6月9日、神奈川県内を走行中の東海道新幹線のぞみの車内で、乗客3人が殺傷される事件が起きた。  犯人の22歳男性は日頃から 「俺なんて価値のない人間だ。自殺したい」 と話していて、 「誰でもいい」 から人を殺そうと、なたとナイフを買い込んで新幹線に乗り込んだ。  そして隣席の20代女性に無言でいきなり切りつけ、さらに通路を挟んで左隣の席にいた別の20代女性にも切りつけた。  それを二つ後ろの席に座っていた38歳の会社員・ 梅田耕太郎 さんが制止してもみ合いになり、女性二人はその隙に逃げて軽傷で済んだ。  だが、梅田さんは殺害されてしまった。  警官が車内に突入した時、犯人は梅田さんに馬乗りになり、なおも無言で切りつけ続けていたといい、梅田さんは首に致命傷と見られる長く深い傷があった他、数十カ所もの傷があったという。   自分の命を犠牲にして、若い女性二人を含む多くの乗客を救った梅田耕太郎さんの名は、英雄として末永く顕彰しなければならない。  一方で、この卑劣な犯人は絶対に死刑にすべきだ。殺されたのが一人だけだから死刑を回避するなんてことはあってはいけない。この事件の裁判だったら、わし...

    2018-06-19

    • 120 コメント
  • 「水着審査をなくすミス・アメリカ」小林よしのりライジング号外

     ミス・アメリカが水着審査を止めるそうだ。  その上、イブニングガウンの審査も止めるそうだ。  これを聞いて、瞬間的に 「馬鹿馬鹿しい。そんなものを誰が見るか!」 と思わない男がいるのだろうか?  イデオロギーとしてのフェミニズムに嵌った偽善者ならば、おのれの性的欲求を押し隠して、 「水着審査はセクハラだ―――!」 と叫ぶのかもしれない。  人間の煩悩を断ち切った禅僧のような男なら、 「水着は見たくありませぬ」 と無表情で言えるのかもしれない。  わしはセクハラは嫌いだし、やることもない。イデオロギー抜きでわしは「フェミニスト」だと自認しているし、その手前で「紳士的でありたい」と思っている男ではある。   だが一生、性欲を葬れそうにない煩悩まみれの男でもあるから、「水着審査をなくす」という「設計主義的」な流れには、不快感100%になるのである。    ミス・アメリカは1921年に第1回大会が開かれた、米国を代表するミスコンテストであり、世界で初めて水着審査を導入したミスコンともいわれる。  その主催団体、ミス・アメリカ機構が5日、公式サイトやSNSで、水着審査を廃止することを発表した...

    2018-06-12

    • 149 コメント

漫画家 小林よしのり:プロフィール

小林よしのり公式サイト
ゴー宣道場ホームページ

新刊情報

「よしりん辻説法①」
「ゴーマニズム宣言SPECIAL『新・堕落論』」
「ゴーマニズム宣言SPECIAL 大東亜論・第三部『明治日本を作った男達』」
「ゴーマニズム宣言SPECIAL『天皇論 平成29年』」

2018/07/10 21:07

「戦争写真家ロバート・キャパのこと」小林よしのりライジング Vol.276

公式Webマガジン「小林よしのりライジング Vol.276」『戦争写真家ロバート・キャパのこと』を配信しました!!【今週のお知らせ】※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…今回は、世界中の戦争報道に多大な影響を与えた20世紀を代表する戦場カメラマン、ロバート・キャパを紹介!ハンガリーのブダペストに生まれたユダヤ人は、如何にして“世界最高の”と冠のつく報道写真家になったのか?そしてキャパの名前を世界的に有名にした写真“崩れ落ちる兵士”の真実とは?※「ゴーマニズム宣言」…麻生太郎副総理兼財務相は6月24日の講演で、昨年秋の衆院選において自民党の得票率が高かったのが30代前半までの若い層だったとして、「一番新聞を読まない世代だ。読まない人は全部、自民党(の支持)だ」等と述べた。(新聞を読まない人は)「賢いから」自民党支持だ、と言いたいのか?それとも「バカだから」自民党支持だ、と言いたいのか?この発言から、麻生や安倍はじめネトウヨ議員たちが、国民をどう見ているのかが明白に読み取れるのだ!※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!なぜ分厚い本は売れなくなっているの?(男性の)先生がKing&Princeに興味を持った理由は?日朝首脳会談で拉致問題を解決することは可能?どんな環境でアイデアを考えている?大好物の食べ物は何?「秘密基地」を作ったことはある?サンマやクロマグロの漁獲量規制問題をどう見る?…等々、よしりんの回答や如何に!?

2018/07/03 17:49

「ネットの『基地外』の憎悪について」小林よしのりライジング Vol.275

公式Webマガジン「小林よしのりライジング Vol.275」『ネットの「基地外」の憎悪について』を配信しました!!【今週のお知らせ】※「ゴーマニズム宣言」…6月24日、福岡・旧大名小学校校舎の創業支援施設で、「はてなブックマーク」のブログに「Hagex(ハゲックス)」のハンドルネームで発信をしていたブロガーが殺人される事件が起きた。ネット内のトラブルが原因とされ、犯人は一面識もない相手に一方的に恨みを抱き、メッタ刺しにしたのだった。筋違いの恨みつらみと被害妄想を募らせ、自分は正しいと信じて疑わない「基地外」には、一体どう対処すれば良いのだろうか??※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…芸術家と偏執性シリーズ、今回は女性写真家のダイアン・アーバス編!10代のうちから写真家としての頭角をあらわし、たちまち一流のファッション誌で活躍するようになったアーバスだが、ある頃からドキュメンタリー作品として、ギョッとさせられるほど強烈に個性的なポートレイトを撮るようになる。「見てはいけません」を正面から撮った真の意図とは?※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!もしも自分に子供が居たら、今と同じ描き方や戦い方をしていた?天皇陛下は核保有反対では?読者が支持したとしても、出版社は自主規制しなければやっていけないもの?非道な事件が増加しているのは、自由が制限され息苦しい社会になっていることと関係性がある?締め切りまでに仕事を間に合わせる秘訣とは?女性受けが良い女性と、女性から嫉妬される女性、どちらがタイプ?…等々、よしりんの回答や如何に!?

2018/06/26 19:35

「芸術家と偏執性~ルイス・キャロル編」小林よしのりライジング Vol.274

公式Webマガジン「小林よしのりライジング Vol.274」『芸術家と偏執性~ルイス・キャロル編』を配信しました!!【今週のお知らせ】※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…芸術家と偏執性シリーズ、今回は超著名な児童小説『不思議の国のアリス』の著者ルイス・キャロルを取り上げる。メルヘンチックな児童小説からは想像できないほど、本人は常軌を逸した几帳面さで、完全自己管理された人生を送っていたという。彼を「ロリコン」と呼んで蔑む論調もあるが、現代の価値観で断罪できるのだろうか?「表現の自由」を妨げている者、「芸術の敵」は果たして誰なのか?※「ゴーマニズム宣言」…史上初の米朝首脳会談は金正恩の完全勝利だった。アメリカの最大の目的だったはずのCVIDが間違いなく履行されるという確証もないまま、北朝鮮の体制保障だけを約束したのだから、これはトランプの完敗以外の何物でもない。そして日本は破滅への道ともいうべき、最悪の事態に直面させられようとしている。にも拘わらず、米朝首脳会談の後、安倍政権の支持率が上がっている。これはいったい何なのか!?※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!女性の「白髪≒グレイヘア」についてどう思う?先生の「笑い」の原点は何?テレ朝がドラマ『幸色のワンルーム』の放送を取りやめた件をどう思う?芸能人にとって品行方正であることはそんなに重要?子供が起こした犯罪に、親の責任はどこまで問われるもの?…等々、よしりんの回答や如何に!?