• 2017年第28回オーバルスプリント(浦和) 予想

    2017-09-19 12:00


    台風一過となった週末でしたが、火曜開催初日の浦和は稍重のスタート。
    天候も良いことから、回復傾向にある馬場状態。
    多少、軽い程度の馬場状態でしょう。



    展開はテンに速い馬が前を占める流れとなり、ダートグレードスプリント戦らしいタイトな流れに。
    クラスターCで逃げたサイタスリーレッド、的場文に手が戻るリアライズリンクス、前走エルムSは久々で行き脚一息だったモンドクラッセ。
    三連覇を狙うレーザーバレットは、前走サマーチャンピオンでかなり積極的な競馬をし、クラスターCを勝ったブルドッグボス、昨年の全日本二歳優駿馬 リエノテソーロと、先行出来そうなのは六頭。
    上位争いもこの六頭に絞られます。


    六頭によるタイトな先行争い。
    ここで逃げたいのはモンドクラッセ。


    前走クラスターCで逃げたサイタスリーレッドは、キャリア初の単騎の形となった戸惑いが見られ、追ってジリジリとなって3着。
    このレース三連覇中の戸崎に乗り替わる今回は、前に目標を置いて競馬をしたい処かと。


    昨年の全日本二歳優駿覇者 リエノテソーロも好位からの競馬が理想。


    前走クラスターCを制覇したブルドッグボスは、近走はスタート出負け癖がついており、テンに急ぐ形は取れないでしょう。


    二連覇中のレーザーバレットは、ここに入るとテンに見劣りするだけに、出たなりの競馬。


    逃げたいモンドクラッセにテンから食らい付いて行きそうなのは、的場文@リアライズリンクスでしょうが、テンに速い中央勢相手に何処までついて行けるのかは微妙です。



    意外にも無理してハナへと言う馬は不在。
    このメンツならば、モンドクラッセがハナを取りきれそう。
    叩き二走目の上積みもあり、前走エルムSの様な事は無いかと。


    好位からリアライズリンクス、リエノテソーロ、サイタスリーレッド。
    そこからブルドッグボス、レーザーバレットが続いての流れ。


    人気はブルドッグボス、リエノテソーロ、サイタスリーレッドの三つ巴ムード。
    この三頭による牽制があるはずで、前のマークは手薄になりそう。


    これならば、一発があるはず。


    これを踏まえ、本命はモンドクラッセ。
    元々、重賞級の能力は十分に兼ね備えた馬。
    中央OPを2勝しており、中山 総武Sでは別定58Kgで逃げ切る非常に強い勝ちっぷり。
    実に逃げ馬らしい逃げ馬であり、単騎ですんなりなら一変は十分あります。


    昨年のチャンピオンズカップ、今年の根岸Sと、直線半ばまで後続を突き放して単独先頭で見せ場たっぷりの内容。
    小回りの北海道を大得意にしており、直線が短い浦和はピッタリの印象です。


    別定54Kgで出走出来るのは大きく、叩かれた上積みも相当あるはず。


    強引にハナを切る形が、この馬にはベストの形。
    後続のサイタスリーレッド、リエノテソーロ、ブルドッグボスらの牽制があれば、前のマークが手薄になるのは確実。
    そうなれば、最後まで楽な競馬が出来るため、そのまま押し切る競馬も十分にありそう。
    ここは逃げ切り一発を期待します。



    相手はブルドッグボス。
    前走クラスターCはレコードでの勝利。
    中央時代を考えれば、このくらいはやれて当然の馬です。


    ツーターン競馬は、昨年のかきつばた記念(2着)で経験済み。
    今はホームの地元浦和での一戦となれば、勝ち負けは固いでしょう。



    三番手にはリエノテソーロ。
    前走ユニコーンSは7着惨敗。
    勝負処から手応えが悪く、追って伸びずの内容。
    これは二走前 NHKマイルC2着激走の反動でしょう。


    今回は立て直しての一戦。
    鞍上には主戦の吉田隼が戻り、斤量は50Kgの超軽量。
    スピードを生かす形になれば、この斤量は相当に有利になるでしょう。


    あとは、初の古馬牡馬相手がどうか。
    ダートで揉まれる競馬経験は無いだけに、マークが厳しくなった時の懸念はあります。
    その分、評価を下げる形としました。



    前走クラスターC3着のサイタスリーレッド。
    前走クラスターCはハナへと行った競馬が仇に。
    前に目標が無く、追ってジリジリとなってしまいました。


    今回は戸崎へと乗り替わり。
    前走の逃げの形は無く、前に目標を置いた控える競馬ならば、しっかりとした脚を使えるでしょう。


    しかし、今回は初めての小回り競馬。
    流れに忙しい形となるのは確実なだけに、追走だけでなし崩しに脚を使わされる形はあるか。


    しかも、トリッキーな左回り浦和と、キャリア初めてとなるツーターン競馬である事もマイナスかと。


    前走クラスターCで伸びなかった要因の一つに、左回りだった事もありそうで、ここは懸念材料が多く、消して妙味かと。



    二連覇中のレーザーバレット。
    やはり年齢が年齢。
    今年の内容は、東京スプリント3着がありますが、これは相手が相手。
    競馬内容は下り坂だけに、得意の条件なれど、ここでの好走は難しいかと。
    ここは消しです。



    今年南関重賞2勝のリアライズリンクス。
    中央勢相手には酷。
    消しです。


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  • 2017年第71回セントライト記念(中山) 予想

    2017-09-17 12:00

    三連勝中のセダブリランテスが挫石により回避。
    これにより、中央重賞勝ち馬は皐月賞馬のアルアインのみと、かなり手薄なメンバーとなりました。


    クラシックホースのアルアインにとって、これは負けられない一戦。
    切れ味よりもスピードの持続力で勝負する大型馬。


    今週の最終追い切りでは、更に大きく成長した馬体となりながらも、動きに重々しさは全く感じられず、そのスピード感は流石の一言でした。


    しかし、気になるのは、その大きな馬体と血統面。
    母がBCフィリー&メアスプリント覇者のドバイマジェスティ。
    大きな筋肉質の馬体とスピード感溢れる走りから見るに、やはりベストはマイル前後なのでは無いかと。
    距離が長くなるのは、決してプラスでは無いのかと。


    今回は馬場状態も台風の影響がかなり残るであろう馬場状態。
    展開面ではサンデームーティエが逃げ、番手辺りからクリンチャーが追い掛ける展開。
    アルアインもスピードがあるタイプだけに、ここも前々から流れに乗っての競馬となるか。


    クリンチャーは溜めても切れる脚が無く、早目早目の競馬が身上だけに、ここも積極的に動く競馬となるか。
    向正面からの長い下り坂を生かし、後続の脚をなし崩しに使わせる形に持ち込みたい処。


    道中はスタミナが問われる形となりそうで、それにアルアインが対応出来るかどうかになりそう。
    ただ、ここでの地力は断然格上の存在で、大負けする事は無いかと。
    ここは三番手評価としました。



    本命はミッキースワロー。
    二走前の京都新聞杯(5着)以外は、全て上がり最速の決め手がある末脚。
    この中山外回り二二は、未勝利戦で一捲り圧勝した舞台であり、長くいい脚を使えるこの馬には絶好のコースです。


    前走は福島千八 1000万条件のいわき特別。
    直線大外最後方から鋭い末脚を使いましたが、完全に脚を余した格好となってしまい、勝ったコスモナインボールからクビ、アタマ差の差し損ね。
    あまりにも悠長に構えすぎてしまい、勝てたレースを落としました。


    これは鞍上 菊沢のボーンヘッド。
    まともに運んでいれば勝てたものの、馬に惚れ込み過ぎて大事に乗ってしまったが故の取りこぼしでした。


    二走前の京都新聞杯では、積極的に立ち回り、早目早目の競馬で勝ちに行く内容。
    スローペースの道中を一番最初に大外から動き、一番人気のサトノクロニクルに喧嘩を売る競馬。
    直線は最初に動いて行った分、最後はジリジリとなりましたが、しっかりと最後まで伸びて5着。
    勝ったプラチナムバレットからは僅か0.1差と、地力の高さを感じさせる好内容でした。


    今回は横典へと乗り替わり。
    本番の菊花賞へ向けては3着以内が必須条件となるだけに、ここは積極的な立ち回りが絶対条件。


    スタミナ面も十分で、未勝利勝ち上がりの時は良馬場発表ながら雨降り馬場での競馬と、雨降り馬場でも苦にしないタイプ。
    大型馬ながら回転の速いフォームだけに、重馬場にもしっかりと対応出来るタイプのはずで、他馬が苦にするようであれば、更に良いはず。


    過去10年のセントライト記念で9勝と、断然の成績を挙げている関東馬。
    地の利、馬場の利を生かせれば、勝機も十分にあると見ました。



    相手にはクリンチャー。
    未勝利、すみれS、皐月賞と、早目の競馬からしぶとく粘る競馬が身上。


    前走のダービーは中途半端なレースで不完全燃焼となる13着の結果。
    超スローの競馬で何も出来ないまま終わってしまいました。


    新馬で惨敗した左回りでの競馬でもあり、回りも悪かったか。
    右回り、中山替わりとなる今回は、巻き返しは可能でしょう。


    稽古の動きはなかなかのもので、単走でスピード感十分。
    最後までしっかりとした走りで集中力もありました。


    ダートでの勝ち鞍が多いディープスカイ産駒で、母父はブライアンズタイム。
    馬格もあり、パワー、持続力に長けたタイプだけに、重馬場となっても苦にしないタイプでしょう。


    番手辺りから積極的に立ち回る競馬が出来れば、ここでも勝ち負けになりそうです。



    前走一番人気となったラジオNIKKEI賞で6着に敗れたサトノクロニクル。
    京都新聞杯に続いて一番人気に推されましたが、仕掛けて伸び切れない内容。
    白百合Sでは別定57Kgを経験しているだけに、トップハンデ57Kgが苦になったとは言えないでしょう。


    元々、33秒台の脚を持っているだけに、道中はじっくりと構えて行きたいタイプ。
    それだけに、急かされる競馬では脚を無くしてしまうのでしょう。


    今回は中山外回り二二と、長くいい脚が求められるコース。
    直線までじっくりとはいかないコースだけに、この条件はこの馬には合わないかと。
    半兄のサトノラーゼンも惨敗しており、ここは厳しい印象が。


    溜めれば切れる脚があるだけに、良馬場でこそのタイプ。
    台風の影響が残る馬場状態もマイナスだけに、ここは消しです。


  • 2017年第35回ローズステークス(阪神) 予想

    2017-09-16 12:00

    阪神JF、オークス馬 ソウルスターリング、NHKマイルC馬 アエロリットの二頭は不在。
    それでも、桜花賞馬 レーヌミノルを始め、主要OP・重賞勝ち馬、上位馬が勢揃い。
    豪華メンバー、フルゲート18頭立ての一戦となりました。


    しかし、天候は生憎の空模様。
    台風18号の接近に伴い、激しい風雨の危険性がある今週末。
    日曜開催があるのかは不透明で、開催延期の可能性もあります。


    馬場状態にも影響するはずで、雨量を考えても、パンパンの良馬場での開催は無いでしょう。
    路盤に雨が染み込み、かなり重い馬場での競馬となりそうです。



    展開となると、横典に乗り替わるカワキタエンカがどうでるか。
    ここ三走で逃げていますが、スタートはかなり遅い馬。
    二の脚の速さでじわっとハナへと行くタイプで、前半3Fは比較的早い入りになりやすい馬。
    そこで大外枠に入った横典がどうコントロールするか。


    同じ大外枠にはファンディーナ、ヤマカツスズラン。
    内のモズカッチャン、レーヌミノル、メイショウオワラらの先行出来る脚を持つ馬は、好位で折り合いを付けて運びたい処です。


    末脚勝負となるリスグラシュー、カラクレナイ、ミリッサの後方勢達も、まずは折り合い重視でしょう。



    皐月賞一番人気となった岩田@ファンディーナ。
    気が勝ったスピードタイプで、皐月賞ではキャリアで始めて控える競馬を試みますが、折り合いを欠いて直線伸びず7着。
    その後、疲れが出て春は全休としましたが、夏場の調整遅れが誤算。
    陣営は相当に弱気な発言をしています。


    ここを単純に勝つだけの競馬ならば、持ち前のスピードを生かせばよいだけの話。
    しかし、目標は秋華賞としているだけに、調整遅れの体調面もあり、ここは先々を見据えた競馬となります。


    それだけに、ここは折り合い最重視。
    本番に向け、負担を掛けすぎない内容で何処までやれるかの競馬に。
    稽古でも強くやれない現状で状態は八分以下。
    先を見据えた形ならば、馬と喧嘩してでも我慢の形となるはず。
    気の勝った馬だけに、折り合いを欠く格好となれば、終いの伸びに影響するのは確実。
    状態が状態だけに、ここは消しです。



    スタートからの序盤は、横典@カワキタエンカの動き次第。
    他の先行勢達に単騎逃げの経験が不足しているだけに、上手くハミが抜ければ、マイペースの一人旅が可能なメンツ。


    瞬発力特化型コースの阪神外回り千八での一戦とは言え、馬場状態が馬場状態。
    豪華メンバーの一戦も、荒れる要素は多々あるかと。
    ここは大穴狙いで。



    これを踏まえ、本命はメイショウオワラ。
    前走は四ヶ月ぶりとなった古馬1000下の新潟千六 五頭連峰特別を快勝。
    休み明け、初の古馬牡馬相手となりながらも、2着 マイネルディアベルに2馬身もの差を付けて完勝しました。


    プラス22Kgと馬体はかなり成長しており、一叩きされた今回は更に状態は上向き。
    春とは別馬と見て良いでしょう。


    二走前のスイートピーSは10着でしたが、これは出負けがあったもの。
    いざ追い出して直線の場面では外のエバープリンセスに接触して立て直す大不利。
    そこから仕切り直しての追い出しも、今度は内からアンネリースが寄り掛かってきて弾かれる大不利。
    これでは競馬になりませんでしたが、前が開いてからの伸び脚は秀逸。
    勝ったブラックスビーチとのタイム差は0.6と僅かな処まで最後は詰めました。


    四走前には重賞 ファルコンSに挑戦しており、結果は8着。
    番手の好位からの競馬となり、直線も内からしぶとく踏ん張るも、そこからの一脚が無くジリジリ。
    それでも、勝ったコウソクストレートから0.6差に纏め、大きく崩れる事はありませんでした。


    OP・重賞でしっかりと好走しており、これまで勝った二鞍は全て重馬場の重巧者。
    三走前の500万下平場で負かした相手はデイリー杯3着、ホープフルS5着で、現在二連勝中のディープインパクト産駒 サングレーザー相手。
    直線半ばで先に抜け出すと、追って来るサングレーザーを最後まで抜かせず余裕の勝利。
    OP・重賞の内容といい、このレースでの内容と、前走の古馬混合1000万条件を快勝するだけの能力は決してフロックではなく、確かなものがあります。


    このトライアルレースで一度叩かれている体調面の上積みは、春の実績馬達と比べてもかなりのアドバンテージであることは確実。
    馬体の成長分もあり、無類の重巧者。
    前々から競馬が出来るレースセンスも、このレースでは相当な武器となりそう。


    ここは十分に一発が狙える一戦。
    大穴ならこれでしょう!



    相手はモズカッチャン。
    二走前のフローラS1着、前走オークス2着に続き、三戦連続の白帽、最内枠をゲット。
    立ち回り上手いこの馬には最高の枠となりました。


    今回は休み明けの一戦となりますが、本数は十分過ぎる程の乗り込み量。
    いきなりからでも動ける馬体となり、仕上がり上々です。


    地力は世代トップクラス。
    最内枠を生かす競馬が出来れば、大崩れは無いかと。
    ここは勝ち負けになるでしょう。



    三番手にはカワキタエンカ。
    横典騎乗の不気味さはかなり。
    こちらも夏場の新潟戦を一叩きされての一戦となるだけに、他馬よりも十分にアドバンテージがありそう。


    二走前の桜花賞は、ハイペースを演出し、勝ったレーヌミノルから0.6差の7着。
    これは君子蘭賞から中一週での強行軍で、道中はハミが抜けず力んでの走りながらしぶとく粘る内容。
    持てる地力は、ここに入っても引けを取らないものがあります。


    前走の新潟 三面川特別では、母 エリモピクシーの超良血馬 レッドアヴァンセの2着となり、賞金加算出来ず。
    本番の秋華賞へ向け、3着以内は必須条件となるだけに、ここは勝負駆けの一戦。


    陣営の評価も相当で抽選組の立場ながら、お手馬にNHKマイルC、クイーンSを勝ったアエロリットがいる横典を招聘と、ここに懸ける意気込みは相当。


    単騎マイペースに持ち込めば、重い馬場を味方にそのまま押し切る競馬もありそう。
    ここは勝ち負けになると見ました。



    桜花賞馬 レーヌミノル。
    ダイワメジャー産駒の重巧者っぽい雰囲気がある馬。
    桜花賞でも稍重の馬場を苦にせず完勝しているだけに、重馬場となっても問題は無いでしょう。


    元々の地力はトップクラス。
    最終追い切りの内容も十分なもので、三頭併せの大外から内を見る余裕の手応えであっさりと先着。
    休み明けの出来としては申し分ありません。


    ただ、やはり本質的にはスピードタイプ。
    マイラー気質であることは確かなだけに、千八の距離はプラスにはならないでしょう。


    叩き良化型であり、ここは本番を見据えた一戦。
    本番の秋華賞へ向け控える競馬を再度試す面もあり、取りこぼす可能性もあるかと。
    ここは消しです。



    桜花賞2着、オークス5着のリスグラシュー。
    良馬場ならば、瞬発力特化型コースの阪神外回り千八の鬼。
    なにせ、2歳レコードを持っている絶好のコースだけに、休み明けでも期待十分だったでしょう。


    しかし、今週末は台風の襲来により、馬場状態は相当に悪くなる事は確定的。
    稍重の桜花賞では2着となりましたが、あと一歩足りない内容。
    本質的には良馬場でこそでしょう。


    それだけに、今回の馬場状態は、この馬には厳しいかと。
    ここは消しです。



    半姉にシンハライトを持つミリッサ。
    410Kg程度のガサの無い馬体の持ち主で末脚勝負型。
    非力なタイプなのは確実な良馬場でこその馬。
    重い馬場をこなせるだけのパワーは馬体からは感じないだけに、ここは消しです。