• 2017年第34回マイルチャンピオンシップ(京都) 予想

    2017-11-18 18:00

    まずは今日の馬場から。
    雨降り重馬場スタートとなった京都。
    4Rの二歳未勝利(千六)は、ライトオンキューが道中10番手から差し切り勝ち。
    差し切り勝ちですが、大外一気では無く、道中内々から直線で馬群を捌いての差し切り勝ちでした。

    5Rの二歳新馬(千八)は、番手追走のサトノワルキューレが、外から急襲するメイショウゴウリキ追撃をアタマ差凌いでの勝利。

    6Rの二歳新馬(千二)は、グロリアフライトの逃げ切り勝ちで、三番手追走のロードラズライトがクビ差の2着。

    8Rの三歳上1000万下(二千)は、四角早目先頭のトリオンフが後続を突き放して圧勝。
    エアスピネルの全弟 エアウィンザーが三馬身半離された2着。

    10Rの修学院S(二千)は、大外から先に抜け出したヴァナヘイムを内々を抉じ開けた七番人気 ストレンジクォークの差し切り勝ち。

    11RのアンドロメダS(二千)は、最内枠のウインフルブルームが前半千米60.9で単騎で飛ばす流れ。
    直線、中団大外追走のブラックバゴが一気に差し切り、2着には大外枠の一番人気 ストロングタイタン。
    3着には外から差して来たメドウラーク。

    基本的には内有利傾向が非常に強いものの、先週のエリザベス女王杯週よりも外差しは少し決まる模様。
    ただ、これは展開によるものが大きく、メインのアンドロメダSはウインフルブルームが淀み無い逃げを演じ、上がりが掛かりブラックバゴやメドウラークの差しを誘発した部分もありました。

    さて、展開はかなりわかりやすく、マルターズアポジーが何が何でもの姿勢でハナへ。
    しかし、強力同型多数で、内からヤングマンパワー、ダノンメジャー、ウインガニオン。 桜花賞馬 レーヌミノルも前々からか。
    行き脚が付けばの条件付きでアメリカズカップ、ムーンクレスト、ジョーストリクトリも前々での競馬が理想。
    これらを制する形でハナを主張する事となるマルターズアポジー。

    舞台は京都外回り千六。
    スタートして2F過ぎから淀名物の高低差4.3mの上り坂。
    この序盤で上り坂を駆け上がる負担は、上級条件になればなるほど酷くなり、過去のマイルCSでの逃げ切り勝ちは至難。

    昨年、鞍上 浜中が23日間の騎乗停止となる程の斜行をしながら逃げ切り勝ちとなったミッキーアイルですが、これは91年ダイタクヘリオス以来、25年ぶりの出来事。
    マイルCSでの逃げ切りは、かなりのレアケースです。
    それだけに、マルターズアポジーが何が何でもの姿勢でハナへと行き、強力同型勢が直後から続く展開は、かなりの負担となりそう。
    序盤からペースは流れ、淀名物の高低差4.3mの下りとなる外回り千六戦。
    今年、マルターズアポジーが刻むペースに淀みは無く、こうなると上がりが掛かる条件となります。

    今年の展開は、例年同様、差し優勢の傾向となりそうです。


    馬場は、先週同様に内々有利傾向が強い模様。
    展開は、マルターズアポジー主導で強力同型多数。
    上がりが掛かる状況となっていますが、内々有利の馬場状態で、大外強襲は不可能に近い馬場コンディション。

    ここは立ち回り上手い競馬巧者で、地力ある馬がしっかりと勝ち切る様な展開に馬場。
    序盤からペースがしっかりと流れ、紛れは少ないかと。


    これを踏まえ、本命はイスラボニータ。
    前走の富士Sはエアスピネルから二馬身離された2着。
    別定58kgを背負い、綺麗な跳びのフォームで苦手なはずの不良馬場。
    自身、安田記念(一番人気8着)以来の休み明けでもあり、地力でここまで持ってきた走りは高く評価して良いでしょう。

    今回は叩かれた上積みは相当に見込め、稽古の動きは抜群。
    元々、稽古は動く馬でもありますが、集中力の高さは素晴らしいものがあります。

    過去二年のマイルCSは3、2着。
    今年は京都外回り千六のマイラーズCを勝ち、京都【1-1-1-0】の絶好の舞台。

    一方で、過去二年の安田記念では5、8着と不甲斐ない成績となっており、今は京都の舞台の方が合っているのでしょう。

    前に行ける脚があり、決め手も十分ある14年皐月賞馬。
    好位中団から流れに乗った競馬が可能で、内のテンに早い馬を見ながら出方を探る形が出来る外過ぎない偶数枠は絶好。

    今の京都は、大外一閃が決まる馬場とは言えないだけに、上手く立ち回る事が出来る位置から競馬が出来れば勝機もあるでしょう。
    14年皐月賞以来、久々となるG1勝ちのチャンスがあるのでは無いかと見ました。


    相手はエアスピネル。
    前走富士Sは雨降り不良馬場でしたが、難なく快勝。
    この馬独特の回転が早すぎるピッチ走法では、下が緩くなっても、しっかりと軸がブレずに走り切る事が出来るだけに、極悪馬場はやはり鬼でした。

    今の京都の馬場コンディションは最悪。
    とは言え、大外強襲はなかなか決まらない馬場。
    それだけに、テンからスッと流れに乗れるピッチ走法となれば、こちらもイスラボニータ同様、好位中団からの競馬が可能でしょう。

    主戦 ユタカの落馬負傷により、鞍上はムーアへ乗り替わりとなりますが、ムーアならば然程問題にはなりません。

    こちらも勝機がありそうな手応えがあるだけに、勝ち負けの期待は大きいです。


    三番手にはサングレーザー。
    前走スワンSを快勝し、四連勝で初重賞制覇。
    しかも、四連勝は全て上がり最速と、ディープインパクト産駒らしい素晴らしい決め手の持ち主です。

    前走同様、内枠からのスタートに。
    前走スワンSは、テン乗りのC・デムーロでしたが、枠なりに内々を付いていたら全馬直線一杯に広がり、気付けば直線で早くも前を射程圏に入れる位置に。
    そこからはヒルノデイバローと熾烈な叩き合いとなり、一度グイッと前へ出ると、最後まで交わさせずにそのままゴールの力強い内容でした。

    今回、福永へと乗り替わりになりますが、札幌で連勝した時の鞍上だけに不安はありません。

    馬場コンディションの悪化も、前走スワンSが雨降り重馬場でのものだけに、荒れ馬場にも不安無し。

    ただ、大外強襲は出来ない馬場状態。
    それだけに、前走のC・デムーロの様な内々に固執する競馬が福永に出来れば、決め手は引けを取らないので、勝ち負けは馬群の捌き一つでしょう。


    スプリンターズSを勝ったレッドファルクス。
    前走スプリンターズSを快勝し、連覇を飾っての参戦。
    二走前の安田記念では3着となり、この距離でもの手応えがあります。

    しかし、この馬の強烈な差し足が嵌まる馬場では無い今の京都。
    直線平坦となる京都は初めての参戦で、本質的には左回りでこその馬。
    マルターズアポジーを始め、強力同型多数で、上がりが掛かりそうな展開ではありますが、大外一閃の馬場とは言えないだけに、ここは差し届かずも大いに有り得るかと。

    直線で坂のあるコースの方が良いタイプでもあり、ここは消しです。


    G1連続複勝圏記録中のミルコ鞍上 ペルシアンナイト。
    スプリンターズS連覇のレッドファルクスを蹴ってこちらへの騎乗。

    しかし、前走富士Sは見せ場無しの5着。
    春のアーリントンC1着、皐月賞2着と、能力は確かですが、流石にこのメンツ相手では見劣る感じも。

    今の京都歯大外不利の馬場で、大外枠、8枠18番からの発走も圧倒的不利。
    ここは消しです。


    今年の安田記念覇者 サトノアラジン。
    パンパンの良馬場でこその鬼脚。
    今の馬場コンディション最悪の京都で、大外一閃は出来ない馬場。
    土曜は雨降り重馬場スタートとなった馬場だけに、例え回復したとは言えども、外差しは難しいかと。
    ここは消しです。


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  • 2017年第22回東京スポーツ杯2歳ステークス(東京) 予想

    2017-11-17 18:00

    超少頭数の七頭立て。
    ディープ産駒の大器 ワグネリアン VS モーリスの全弟 ルーサスの一騎打ちムード漂う一戦に。

    しかし、馬場は全体的に傷みが激しくコンディションは最悪。
    明日、土曜府中の天候は6時~18時まで降水確率70~80%。
    かなり高い降水確率となっており、雨による馬場悪化は避けられないか。

    今週はCコース替わりとなりますが、特に馬場の傷みが激しかった内側はカバー出来たとの事です。


    展開は、雨降り不良馬場のアイビーSを逃げ切ったコスモイグナーツが絶好の最内枠をゲット。
    超少頭数の七頭立てならば、逃げイチマイペース確実です。
    番手辺りにシャルルマーニュ、カフジバンガード辺りが付け、二強のワグネリアン、ルーカスは慌てず騒がず出たなりの位置からの競馬となるでしょう。

    道中は少頭数で動きは皆無に等しいか。
    福永@ワグネリアン、ムーア@ルーカスが互いをマークする形。
    直線まで動きが無い形となり、直線入り口から二頭で追い比べの様相かと。


    少頭数、逃げイチ、スローは「紛れ」が起こるべき状況。
    しかも、馬場のコンディション最悪の府中で、雨の影響もある天候。
    重い馬場で時計がかなり掛かる形ともなれば、二強の差し届かずもあるか。

    二強が互いをマークする形で、前へのマークは必然的に無い状況。
    これもまた、「紛れ」が起こる要因の一つで、二強決着は無い可能性もあるかと。

    追い込み難い重い馬場、かなり荒れた状態となりそうで、ワグネリアン、ルーカスは消しです。


    これを踏まえ、本命はコスモイグナーツ。
    前走アイビーSは雨降り不良馬場の中、果敢に逃げ、番手追走のシャルルマーニュに一旦は交わされたものの差し返して勝利しました。

    最悪の馬場とは言え、Cコース替わりで内側の傷みがマシになったのは好材料。
    そこに絶好の最内枠、同型不在で逃げイチマイペース濃厚となれば、再度の逃げ切りも可能かと。

    この東スポ杯では、一昨年に柴田大@マイネルラフレシアが3着。
    コスモイグナーツと同じくアイビーSを勝って最内枠からしぶとく脚を伸ばして複勝圏内に持ち込みました。

    こちらも切れよりも息の長い末脚、持久力が武器。
    展開、馬場と絶好だけに、勝機もあるかと見ました。


    相手はシャルルマーニュ。
    前走雨降り不良馬場のアイビーSを2着。
    一旦はコスモイグナーツを交わしたものの、相手のしぶとさに屈した形となりました。

    今回も番手辺りからの追走が確実。
    前々からしぶとく脚を使う形になれば、再度の勝ち負けもあるか。

    こちらも展開、馬場と絶好なだけに、嵌まれば勝ち負けもありそうです。


    三番手にはカフジバンガード。
    前走府中二千、雨降り不良馬場の未勝利を圧勝。
    道中の手応え抜群で、一頭だけ次元の違う脚を見せての圧勝劇で、雨降り馬場となればこちらも鬼か。

    馬場適正は抜群だけに、上手く立ち回る事が出来れば上位進出もあるかと。



  • 2017年第24回マイルグランプリ(大井) 予想

    2017-11-14 18:00


    月曜大井は良馬場スタート。
    メイン前に雨が降り始め、稍重まで悪化しました。

    馬場に関してはフラットな印象。
    逃げも決まるし、差しも利くいい状態が保たれています。
    水曜までの降水確率は低く、月曜稍重からの馬場回復が濃厚。
    マイルグランプリは良馬場での競馬となりそうです。


    展開となると、最内の絶好枠を引いたレガルスイがハナ。
    約一年二ヶ月ぶりの実戦となりますが、この枠ならば行かないという選択肢は無いでしょう。
    先行勢は手薄で、番手にケイアイレオーネ辺りが続く隊列となりそうです。

    展開のポイントは、的場文@ケイアイレオーネ。
    とにかく、強引過ぎる強気な騎乗が目立つ大井の帝王。
    馬の地力と自分の腕で最後まで持たせる形で、このケイアイレオーネやゴーディー、リアライズリンクスを勝たせて来ました。
    ここも、かなり強引に四角先頭で押し切る形を作り上げるでしょう。

    となれば、逃げるレガルスイには厳しい流れ。
    先行勢手薄で単騎マイペースも、早目に鈴を付けに来られる展開では、一年二ヶ月ぶりの実戦でもあり、厳しい形となりそう。

    ケイアイレオーネがペースを一気に上げて勝負に行く形は、前を一気に掃除すると共に後方からの差しを誘発する流れ。
    フラットな馬場状態でもあり、差しが十分に利く馬場状態。
    先行勢手薄も、後方から届いて不思議はありません。


    本命はケイアイレオーネ。
    南関馬同士では【5-3-4-0】と、着外無し。
    別定59kgですが、今年のフジノウェーブ記念をこの斤量で勝ち、昨年の勝島王冠では2着。
    別定58kgでも南関馬同士で【3-0-2-0】と、3着になったのは今年の大井記念と昨年の東京記念と、二千超えのレースでのもの。
    持ち前のスピードを存分に発揮出来るこの距離ならば、全く問題ありません。

    久々ながら出来は良く、稽古の動きも迫力十分。
    超大型馬ですが、かなり気の勝った気性で鉄砲が利くだけに、いきなりからでも勝ち負け必至。

    南関勢相手ならば、別定59kgでも地力は上。
    四角先頭での押し切りが濃厚かと。


    相手はコンドルダンス。
    二走前の川崎 スパーキングサマーカップは、初の川崎戦でコースが合わず惨敗。

    前走は前哨戦のムーンライトカップでしたが、これは大井内回り千六の大外枠から。
    道中の距離ロスが激しく、6着となりました。

    ここ二走、持ち前の末脚が不発となっていますが、初の川崎コースや不利な大外枠からと、言い訳が利く敗戦。
    度外視出来る内容では無かったかと。

    二走続けての惨敗ですが、最終追い切りの動きは切れる動きでシャープなもの。
    時計も良く、出来落ちの感はありません。
    ここは昨年2着の舞台であり、嵌まった時の末脚は素晴らしいもの。
    展開次第では楽しみがあります。

    今回、序盤レガルスイの単騎マイペースで進み、中終盤でケイアイレオーネが強引に進む形。
    序盤緩くなりますが、上がりが掛かる競馬となりそうで、出脚無い馬だけに馬群が縦長になって前との差が極端に開く形にはならないかと。

    馬場状態も差しが利く馬場でこの馬向き。
    勝ち負けのチャンスもあると見ました。


    三番手にはセイスコーピオン。
    昨年の覇者で、次走となった勝島王冠ではケイアイレオーネと激しい叩き合いの末勝利し重賞連勝。
    しかし、年末の師走OPでジャルディーノの2着となってからは勝ち鞍無し。
    特に今年は惨敗続きで見せ場すら作れずの内容です。

    前走は浦和千九 埼玉新聞栄冠賞。
    スタートでボコッとゲートを出て後方から。
    しかし、道中の手応えは上々で追走。
    向正面でも持ったままスッと動けており、勝負処で馬群を捌きながら浮上。
    直線で3着争いに絡むかの場面がありましたが、前が止まらず5着までとなりました。

    上がりは勝ったカンムル、2着 ディアドムスと同じ38.9。
    徐々に復調気配が見られ、鞍上の赤岡も今回で三回連続の騎乗。

    復調すれば、ここでも勝てるだけの能力はあるはず。
    この馬の特徴は掴んだはずで、終いの脚を生かす形ならば、昨年の再現もあって不思議無いかと。


    前走ムーンライトカップを快勝したトロヴァオ、前走スパーキングサマーカップ2着のトーセンハルカゼ。
    この二頭共に、今回は色気を持っての参戦。
    それだけに、勝ちに行く競馬となるはずで、ケイアイレオーネ相手に勝負を仕掛ける形になるでしょう。

    しかし、相手は南関では圧倒的な力を見せている馬。
    勝ちに行く競馬をするも、その分、終い甘くなってしまう形となりそうで、ここは相手が悪いと見て、消しです。