2018年第52回シンザン記念(京都) 予想
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2018年第52回シンザン記念(京都) 予想

2018-01-07 18:00

    月曜京都は雨の予報。
    纏まった雨量となりそうで、馬場の悪化は避けられないかと。

    昨年は重馬場で勝ち時計1.37.6。
    キョウヘイが上がり36.7の末脚で差し切り、2着にはミッキーアイルの半弟でスターリーステージの半兄 タイセイスターリー。
    3着に後のマイルCS馬 ペルシアンナイト、6着には後の皐月賞馬 アルアインと言う結果でした。

    後のG1馬二頭が敗退したレースで、馬場状態への巧拙が物を言った結果に。
    今年も現状の能力比べと言うより、重馬場への適性が問われるレースとなりそうです。


    ここで消したいのは重馬場で不利と思われる大跳びの馬。
    まずは14年勝ち馬 ミッキーアイルの全妹、昨年2着のタイセイスターリー半妹 スターリーステージ。
    ピッチ走法だったミッキーアイルとタイプは違い、大跳びのタイプで半兄のタイセイスターリーに似たタイプ。

    昨年、重馬場でも大跳びのタイセイスターリーは2着に来ましたが、まずは大外枠から跳びを阻害されずの面が大きく、そして、馬格が524kgもある超大型馬。
    跳びが大きくとも、馬格から来るパワーで持って来ました。

    このタイセイスターリーは450kg程度の馬体。
    馬格からはパワーを感じず、レースではスピード乗りが悪いタイプ。
    跳びが大きく、現状は鞍上からの反応にはズブめ。
    この点から、勝ち上がりまで四戦も要しました。

    今回、昨年大外枠から2着となった半兄 タイセイスターリーとは真逆の最内枠からのスタート。
    跳びが大きい馬のうえ、下が渋る馬場ではテンから流れに乗れない可能性が大。
    勝負処でもスピード乗りが悪い馬で馬場も馬場となれば、流れに乗るのも厳しい競馬となりそう。
    ここは消しです。


    そして、関東から参戦の牝馬 アーモンドアイ。
    ロードカナロア×フサイチパンドラの超良血馬。
    日曜中山にフェアリーSがあるにも関わらず、長距離輸送込みで牡馬相手にぶつけて来る国枝師。
    桜花賞を考慮し、さまざまな経験を積ませる面が大きいのでしょう。

    馬格は短距離向きでは無く、ゆったりとした馬体で、母系の良さを受け継いでいます。
    フットワークは大跳びで軽く柔らかみがあり、競馬のスタイルは後方から脚を伸ばす形。
    初戦の新潟千四で上手く逃げ残られたように、千四では距離不足。
    マイルから中距離までこなせそうな印象があります。

    それだけに、ロードカナロアの様なガッチリとした馬体では無く、パワーよりもスピードが勝るタイプ。
    跳びの大きさも相俟って重馬場はマイナス、良馬場でこそのタイプです。

    今回、初の右回り競馬。
    今週の稽古を見ますと、手前を替えるのにややぎこちない動きをしており、実戦での不安もあります。

    京都外回り千六の良馬場ならばスピード等の持ち前の素質でカバー出来そうですが、重馬場となれば話は別。
    初の長距離輸送、右回りと克服すべき課題も多くあることから、ここは消しです。


    本命はファストアプローチ。
    前走朝日杯FSは6着ですが、2着 ステルヴィオからは僅か0.1差。

    芙蓉S2着以来、中11週と間隔が開いての競馬となりましたが、番手に付けるスピードはなかなかのもの。
    直線では内から同厩のタワーオブロンドンに交わされますが、最後まで食らい付いての6着と、力のある処を見せました。

    父はガリレオ系のニューアプローチ直仔 ドーンアプローチ。
    デビュー7連勝で英2000ギニーを制した早稲のスピードホース。
    期待された英ダービーでは折り合いを欠いて12頭立ての12着と大惨敗。
    しかし、ロイヤルアスコット開催のセントジェームスパレスSで快勝と、マイルで強かったスピードタイプです。

    前走540kgと馬格があり、頭の高いフォームからパワーは十分。
    渋った馬場も全く苦にしないタイプのはずで、重馬場は間違いなく合うでしょう。

    前に付けるスピードがあり、前走朝日杯FSよりもテンに早い馬、ペースが上がる様な馬は不在。
    稽古の動きは叩かれた上積みがかなりで、反応は抜群。
    これで鞍上がデムーロとなれば、勝機は十分と見ました。


    相手はカフジバンガード。
    昨秋の荒れ馬場京都で大活躍したハービンジャー産駒。
    勝ち上がりは府中二千の不良馬場と、極悪馬場を制してのもので、こちらも頭の高いフォームから重馬場は大得意です。

    二走前の府中千八 東スポ杯では、2着 ルーカスと0.1差の4着。
    前を行くシャルルマーニュは捕まえられませんでしたが、上がりはメンバー3位タイでまずまずの内容でした。

    前走中京千六のこうやまき賞は、スローペースとなりましたが好位で折り合い、直線で弾ける見事な内容。
    ゴール前でグローリーヴェイズに迫られてから、また一伸びと快勝のレースでした。

    2勝馬で力があり、今週の栗東坂路では52.1-38.3-24.7-12.1。
    内訳13.8-13.6-12.6-12.1と、中間からハイレベルなラップを刻み、加速し続けてのフィニッシュ。
    出走メンバーで出色の動きを見せており、状態面は前走以上。
    コンスタントに使われていますが、上積みを感じられる動きで、これならば勝ち負けになりそう。

    折り合いに不安が無いのも強みで、逃げ馬不在のスローとなっても不安は無し。
    ここは期待大の一戦です。


    三番手にはストロングリターンの仔 ツヅミモン。
    前走暮れの中山千六でデビュー勝ちした牝馬。
    本来ならば、続けて中山千六のフェアリーSを使っても良さそうな処ですが、ここは敢えて牡馬にぶつけて来た処を見ますと、陣営は十分に手応えを感じている様子。

    初戦は中山千六の外枠からハナを切る勢いの抜群のスタートで前へ。
    そこからすんなりと流れに乗り、直線の叩き合い。
    内からフレッチアが抜け出して来た処を外から捩じ伏せる走りで快勝しました。

    デビュー前から動きはかなり良く、CWコースで終い1F11.8をマークし楽々先着していた馬。
    今週の最終追い切りでは、デビュー直前の稽古よりも時計は遅いですが、CWコースで84.4-67.5-52.0-38.2-11.8をマーク。
    デビュー前は内を回りましたが、今回は大外を回ってのもの。
    今回は直線半ばまで持ったままで、外から併走馬に並び掛け、交わしてから終いを軽く促しての反応は抜群。
    追われてからしっかりとハミを取っての動きは見事なもので、一発すら有り得そうな雰囲気があります。

    馬格は雄大で、牝馬ながら540kgとファストアプローチ並の大柄な馬体。
    当然、パワーを感じる馬体で、重馬場でも全く問題無いでしょう。

    母は07年桜花賞3着、クイーンC2着のカタマチボタン。
    07年桜花賞はダイワスカーレット、ウオッカの一騎打ちとなったレースで、その3着はかなりのもの。
    重賞勝ちは無かったものの、素質はかなりのものがありました。

    血統も立派なものだけに、ここで一発があっても不思議は無いかと。
    大型馬で叩かれた上積みもかなりのはずで、ここは楽しみな一戦です。


    名牝 サラフィナの仔 プリュス。
    兄も期待されたディープインパクト産駒 ジュニアルでしたが、4戦1勝と現時点では期待はずれ。

    こちらも初戦は人気を集めるも惨敗。
    しかし、前走中京千四の未勝利では末脚鋭く快勝と、早くも勝ち上がる処を見せています。

    今週の栗東坂路での追い切りは単走で54.2-38.8-25.3-12.5と、加速ラップで駆け抜け、集中力もなかなかのものでした。

    しかし、如何せん馬体が430kgと非力な印象も。
    母 サラフィナの影響か、半兄のジュニアルも430kg程度と小柄。
    プリュスは父がヴィクトワールピサへと替わりましたが、かなり小柄に出ました。

    父のヴィクトワールピサは現役時代は500kgを超える雄大な馬体を持ち、代表産駒のジュエラー、パールコード、ジョルジュサンク、テラノヴァ、コウソクストレート、ナムラシングンと、何れも500kg超えと父似の大きな馬体となっています。

    二年続けてディープインパクトでは無く、大柄なヴィクトワールピサを付けた生産者側の理由は、馬格ある馬を出したかったからでは無いかと。
    しかし、産まれて来たのは小柄な牝馬。
    小柄な馬では走らない傾向にヴィクトワールピサ産駒だけに、この点は明らかにマイナスです。

    小柄で非力なタイプとなれば、重馬場への適性も疑問があり、ここは消しです。


    前走朝日杯FSでファストアプローチに次ぐ7着となった函館二歳Sの覇者 カシアス。
    前走は初のマイル戦となりましたが、道中三番手からしぶとく粘りファストアプローチとは0.1差でした。

    マイルもこなせるものの、本質的にはやはりスプリンターのキンシャサノキセキ産駒。
    前走は、休み明けで大きく馬体を減らした京王杯二歳S2着の後、叩かれた一戦。
    馬体が戻り、折り合いも十分でしたが、久々のファストアプローチを最後まで交わせなかった内容は、やはり本質的に間マイルの距離は長いのでしょう。

    ピッチ気味の走法から、重馬場にはフィットするでしょうが、平坦京都替わりも本質的長いと見て、ここは消しです。



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