• 2013.11.3 映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海」を観た ネタバレ注意

    2013-11-04 05:02
    このシリーズはまだ観てなかったのですが
    気になっていたので、初見が2作目になるけど観て来ました。

    エンターテイメントとしては良く出来てました。
    期待通り、神話をモチーフにした登場人物・能力が独特の世界観を作っていました。
    神話に興味があったのでクロノスがどうとか3人の神がどうとかは興味深く観ました。
    そして、物語は「少年が世界を救う冒険を乗り越えて成長する」という王道もので
    「コンプレックス(人に期待されているほど能力がない)を抱える
    少年の成長もの」
    というテーマも描けていて良かったです。
    兄弟愛もあった、偏見を上書きする愛もあった、ついでに笑いのセンスも良かったです。
    しかし、「ハリポタ」や「ロードオブザリング」を超えることは難しそうだと思いました。
    なぜだろう?
    惜しいなと思う改善点を自分なりにいくつか挙げてみました。

    ※あくまでも、「もっと良くなる」という意見であって、
    個人的にはドキドキワクワク見ることができたので、
    気になっている人は観たほうがいいです。


    1、【ファンタジー世界で完結させたほうがいいのでは】
    本作は神々の子孫が現代世界に正体を隠して存在しているというものです。
    制作側の狙いとしては、観客に「もしかしたら現実にもあるのかも」と
    リアリティを演出して妄想させる狙いがあったのではないでしょうか。
    しかし、実際には良い方には作用しておらず、
    これまでファンタジーっぽかった場所から都市に移動されると
    少し興ざめしてしまいました。現実世界には特に物語に役割はないようでしたし。
    ファンタジー世界だけで完結させたほうが良かったかもしれません。

    2、【もっと派手にしよう】
    ハリポタやロードオブザリングと違って
    本作の特徴は「神話の神々をモチーフにする」という点なら
    もっと派手な魔法や能力を見たかったし
    ラスボスももっと派手なCGが良かったかもしれません。
    登場人物については、主人公をもっとヘタレに
    そう、BLでライバルとカップリングが作られて、
    攻めの役で描かれるような見た目が必要かも。
    ケンタウロスおじさんにもっと装飾がほしかったです。

    …こうすれば良くなると思いました。
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  • 2013.09.23 映画「エリジウム」を観た ネタバレ注意

    2013-09-30 01:40
     「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督(34歳・若い)の待望の新作である!
     僕らは監督に期待していた――荒いけど刺激的で余韻の残る映画を。
    監督らしさはあった。格差、反逆、キチガイ兵器という要素において。しかし本作は展開がハリウッド的ヒーロー物に洗練されてしまった感じがした。
     テーマは良かった。パンフレットでも監督はテーマについて「貧困問題があるのに、富裕層が世界を支配していて解決が進まないことを伝えたかった」と言っている。ファンの期待していたものとずれてはいないと思う。
     しかし、展開ズレていたのではないだろうか。ファンはもっとニッチな展開を求めていたと思う。前作は「利己的な人間が最後に良い奴になる」という逆説的な展開が、今作は「愛の名のもとに自分を犠牲にする」というヒーロー展開になってしまった。
     また、手法も良くなかった。伝えるべきメッセージを、ストーリーではなく回想で観客に言い聞かせるという手法は、うっとおしい感じがした。
     とはいえ世界観や戦闘は楽しめるので、また次回作に期待したい。
  • 2013.9.16 「半沢直樹」1~6話を観た ~半沢直樹がヒットした理由~

    2013-09-17 03:32
    忙しくて観られずにたまっていた「半沢直樹」を観た
    巷では「倍返しだ!」という言葉のイメージだけ定着し
    未見の人間には「仕返しをする」とか、「恨みを晴らす」といった
    負の感情がテーマの作品かと思わせるが、決してそうではない
    とても単純明快な「勧善懲悪もの」である
    そこで、なぜ流行ったのか考えてみたいと思う

    最近のドラマはあの手この手の突飛な設定のホームドラマが多かった気がする
    でもやっぱこういうのが好きなんだよな
    悪いやつに辛酸をなめさせられフラストレーションためる→悪事を暴き「ドヤァ」
    ――という、勧善懲悪のお手本のような展開。
    悪人が絵に描いたような悪人だが、
    フラストレーションをためさせるのがしっかりしているからよし。

    そして、ピンチの連続の展開がよい
    いうなれば"サラリーマン版「ダイ・ハード」”である
    秘密の資料をとりに夜中の銀行に忍び込んですれすれのところでゲットとか
    よく考えるとありえねーと思うが(ドラマだから当たり前なのだが)、
    見入ってしまう、よし。

    最後に、キャスティングがよく、演技がしっかりしている。
    他のドラマでは、演技力が高くないにもかかわらず
    「人気タレントが数字を持っている」神話が強いせいか
    主役をやる俳優が多いのだが
    本作ではきちんと演技のできる人が主役をやっている
    そして全員がきちんと演技できるキャストである
    (上戸彩と壇蜜と中島裕翔がちょっとどうかと思ったが、
    後者二人は何とか持ちこたえた気がする。
    前者は終始息詰まる展開の清涼剤とも取れるのでよしと思う。)

    やっぱ、熱いヒーローでスカッとできるヤツがすきなんだよね!