【MMD艦これ】艦こレーンSS ユニ×しぐ! 小さな勇気【MMDアズレン】
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【MMD艦これ】艦こレーンSS ユニ×しぐ! 小さな勇気【MMDアズレン】

2020-01-03 01:41
    SS再始動一発目のSSになります
    去年投稿した夏のSS以上のボリュームになったので、ブロマガで載せます
    Virginia AstleyのSome Small HopeやDEAN FUJIOKAを聴きながら書きました!
    (例えば、緊迫したシーンでは、DEAN FUJIOKAの「Echo」をローテーションで流して書いてましたw)

    *アニメで出てきた作戦名が形を変えて名前だけ登場します。こっちの融合世界でもあったって設定なので^^;
    (本来なら最終回を迎えて結末も判ってる頃なのですが、延期という事なので、中身は憶測で書いています^^;)
    話のタイトルは、Some Small Hope(意訳で”小さな希望”っていうのかな^^;)と、
    「勇気」をかけあわせたものです。



    あの夏の出来事から気づけば新年・・・
    桜町鎮守府へ向かう”車”の中
    正月の初売りからの帰り道








    天津風「・・・なんかあっという間だったね 去年は・・・」
    時雨(運転中)「ここでの生活にはなれたかい?」
    天津風「まだ実感がわかないわ あそこではホント地獄だったから 
        でもここではハロウィンもやるしクリスマスもやるし
        そして貴女と艦船の君と近所のデパートへ初売り・・・今までできなかったから」
    ユニコーン「時津風ちゃんは?」
    天津風「毎日はしゃぎまくりよ あの子 
        島風と意気投合しちゃって雪風と一緒に追いかけて・・・
        追いかけるこっちの身にもなってよっておもいたいわ」
    時雨「あはは^^;」
    ちなみに相棒の雪風は、鎮守府で時津風や他のみんなと留守番している。
    そう話しているうちに鎮守府に到着。
    門をくぐり 鎮守府の中へ・・・

    時雨「あれ?」
    天津風「どうしたのよ」
    時雨「敷地知らない車が・・・」
    ユニコーン「あれって・・・」







    海上自衛隊隷下桜町艦娘基地(通称 桜町鎮守府) 入り口前



    高雄「う~ん 窮屈だな^^;」
    瑞鶴「あはは しょうがないですよ 軽自動車なんだから^^;」

    キューーーン(車がゆっくり止まる)
    ユニコーン「瑞鶴おねえちゃん!高雄お姉ちゃん!」
    瑞鶴「あれ?ユニコーン艦娘時雨じゃない!」
    時雨「瑞鶴さん 高雄さん 今年もよろしく」







    高雄「ああ よろしく頼む 時雨殿」

    ??「アタシもいるぜ!」
    そういってひょっこりと顔を出すKAN-SEN 「夕立」

    時雨「あれ?君は12番部隊の・・・」
    夕立「よう シグ姉あけおめw」

    時雨「え? シグ・・・姉・・・?」
    夕立「うん・・・変か?」

    時雨「・・・ううん そんなことないよ 君の自由に呼べばいいさ」
    夕立「へへw じゃそうさせてもらうぜw」



    時雨「ところで その車って・・・シェアカーかい?」
    瑞鶴「ええ 指揮官がねハイヤーに頼ってばかりだと運転できるメンバーの腕が鈍るからって
       とりあえず一台だけ導入したのよ」
    ユニコーン「そういえば 今日だったね かわいい車w」
    夕立「でも 高雄 こののことでずっとイチャモン付けてるんだぜ?窮屈だって」
    高雄「う”っ 仕方なかろう ブツブツ それにしても、時雨殿が乗っている車 
       燃料電池車というやつだろう?ずいぶん贅沢な車をシェアカーにしてるのだな」

    時雨「ああいやこれ^^; ”僕の車”なんだ・・・・」

    ・・・・

    瑞鶴・高雄・夕立「は?ボクの?」





    時雨「そうさ この車のオーナー 僕なんだ
    瑞鶴・高雄・夕立「ええええええええええええ!!!!?」
    時雨「まぁ そんな反応するよね^^;」
    ユニコーン「あはは^^;」



    天津風「気持ちは分かるけどホントよ・・・ダッシュボードに入ってる登録証
        時雨の名前で登録されてるもの^^;」
    夕立「ま・・・マジかよ 時雨時雨でも、KAN-SEN艦娘で…こうも違うのか!?」

    瑞鶴「・・・ゴホン! そういえば 君は確か、前いた鎮守府の提督を更迭させた・・・」
       (遠征などの任務に行っていたためこの日会うのは初めて)
    時雨「・・・ そうだよ 彼女が大湊地方隊の鎮守府からきた天津風 」
       天津風 前に話したKAN-SEN瑞鶴さんと高雄さん、
       あとレッドアクシズ穏健派12番部隊所属夕立だよ」
    天津風「陽炎型9番艦 天津風よ こうして会うのは初めてね よろしく」
    瑞鶴「ああ よろしく 話は赤城先輩から聞いてるわ」
    夕立「アタシは夕立だ お前が知ってる夕立とは違うが、同じ夕立だ 便宜上敵だが。
       あたしが所属してる穏健派12番部隊指揮官と、桜杜学園指揮官親戚でな 
       その縁で仲良くさせてもらってるんだ よろしく頼むぜw」
    天津風「ええ こちらこそ」(敵なのに親戚ってだけでこんなフレンドリーなの?^^;)





    時雨「ところで、みんなは何をしここへ? 正月の挨拶・・・じゃないよね」
    瑞鶴「いや それがね 夕立が・・・キャ!」
    ムギュ!





    夕立「瑞鶴姉に会いに来たんだ! う~~ん!!やっぱさぁ敵対関係になったとはいえさ
       あたしと瑞鶴姉は姉妹の契りを交わした身 姉貴分に会いたくなるんだよ~」
    時雨「あはは」
    高雄「違うだろ夕立、親戚の友の縁大事なことがあるって言ってたではないか?
       それでお前の迎えに 南房総まで行ったというのに」



    ユニコーン「・・・大事なこと?」
    夕立「あ~ そうだった^^;
       あんたらが保護してる”ほっぽうせいき”っちゅう深海棲艦に会いたくてな」
    天津風「ほっぽに?」
    夕立「ああ そいつ・・・・




            マークされてるぞ   」
    一同「え!!」



    天津風「どういうこと!?」
    夕立「瑞鶴姉や高雄は知ってるだろうけどよ、
       重桜鉄血などのKAN-SENの艤装セイレーンの技術を用いているだろう?
       でもよ、なぜか深海棲艦は、今日まで手を出そうとする者がいねぇんだよ
       なぜかわかるか?」

    時雨「言われてみれば・・・でも、どうしてだい?」

    夕立「セイレーンに比べて、エネルギーの数値すげぇ高ぇんだよ
       ここまで聞いたら、セイレーン技術より良いんじゃねぇのって思うけど・・・
       数値が高いのと同時にリスクも比例して上がるんだ
       だからみんな怖気づいて手を出さねぇんだよ」

    高雄「だからセイレーンも、奴らに目を付けているのだ」   

    以前のシリーズでも伝えたが・・・
    このSSに登場する深海棲艦大きく三つに分かれる。

    艦娘KAN-SEN殲滅対象となるのが、「好戦派一種」「好戦派二種」である
    どちらも人類を敵視する「好戦派」だが・・・
    「好戦派一種」は、セイレーンと同調しない傾向なのに対し、
    「好戦派二種」は、セイレーンに取り入れられ、駒になった深海棲艦そのコピーを指す

    一方、桜町鎮守府で保護されている北方棲姫異形種のイキュウ穏健派
    「穏健派」人類に対し、敵意を持たず、同じ深海棲艦でありながら
    好戦派からは、忌み嫌われている。
    また、穏健派の深海棲艦のほとんどは、人並みに言葉を流暢に話せ
    すんなり対話に応じることもある。
    そのため、この個体を確認した場合は、殲滅ではなく保護するのが決まりである。



    瑞鶴「でも、全くできないわけじゃなく やろうと思えばやれるわよ
       でも、その高いエネルギー数値のせいで安定せず、
       暴発、大爆発を起こす危険性があるの」

    時雨「前に、あったんだね それ・・・」

    夕立「アズールレーン激しく争ってた時期にな
       対抗案の一つとして開発が進められてたんだ
       だが 開発途中大爆発を起こしてな たくさん犠牲が出たんだよ」
      
    ユニコーン「ひぅ!><」
     
    瑞鶴  「魅力的でも、加工できなきゃどうしようもない
         いくらレッドアクシズでも、お手上げなのよ」

        
    天津風「だけど それほっぽどう繋がりがあるの?」

    夕立「先週海自情報漏洩騒ぎがあったろ?」

    一同「あ!!」

    ユニコーン「そういえば、漏洩した情報の中にほっぽちゃんのことがあったような」
    瑞鶴「どうして夕立がそれを知って・・・まさか!その情報が!!」

    夕立革新派だよ 
       やつら自衛隊内部にネズミを送ってたんだ!!


    一同「!!」

    このSSにおけるレッドアクシズは、派閥3つで成り立っていた

    夕立が所属する12番部隊をはじめ、全部で7部隊からなる、穏健派
    この一派は、対立しているアズールレーン海外の軍機関海上自衛隊との協力を図り
    比較的 大人しい一派である。

    一方 日本・柱島に拠点を置く重桜支部のトップ 長門をはじめとする 保守派
    上記の3組織とは今でも対立しているが
    レッドアクシズ設立から変わらない伝統・習慣・制度などを尊重しながら、現在に至っている。

    そして 3つ目が、問題の 革新派である。
    3組織への対立保守派と同じだが、保守派にくらべ 暴力的
    レッドアクシズの為であっても異議があれば、相手を問わず武力での制圧を辞さないなどのスタンスを取っている。
    たとえそれが、味方であっても・・・



    天津風「ちょっとまって! 言っとくけど深海棲艦普通の弾じゃ
    かすり傷だって与えられないわよ?」
    夕立「自衛隊では海上脅威特殊弾って実弾があるよな? 
       どうやら侵入したときにそいつも盗んできたらしいんだよ!!」

    海上脅威特殊弾とは、艦娘KAN-SENの技術で作られた人間が扱う一般兵器用の弾薬で、
    何種類もある。
    これにより、実弾では与えられない深海棲艦やセイレーンへのダメージを可能にしている。
    しかし、この特殊弾とても貴重なもの日本国内では海上自衛隊、海上保安庁
    供給・使用が許されている。
    さらに 製造はもちろん、政府の認可も必要で、ごく限られ、厳しく管理されていた。



    時雨「どおりで情報保全隊が躍起になっているわけだね」
    高雄「その情報、どうやって手に入れた!?」
    夕立「スパイを潜らせてたんだ そいつの情報によると、
       北方棲姫捕獲を計画しているらしい。しかも生死を問わず・・・
        決行日は1月×日・・・
    時雨「今日じゃないか!」
    天津風「生死問わずって・・・何が革新派よ!極左じゃない!!」
    瑞鶴「とにかく 急いで探さないと・・・」












    するとそこへ、一台のハイヤーが敷地内に入ってきた。
    ブロロロロロ・・・・
    停車すると後部座席から降りる二人のKAN-SEN








    「あらぁ~ 高雄たちじゃなぁいwwGuten Morge~~~n wwww」

    高雄「な!お・・・オイゲン!?」
    一人目は出来上がった状態の鉄血のKAN-SEN プリンツ・オイゲン

    「全く!貴様の絡み酒には心底参る!こっちに身にもなってほしいものだな!!」
    二人目は重桜一航戦の加賀 ちなみにここでは空母ではなく戦艦である。

    瑞鶴「か・・・加賀先輩!?これは一体・・・」
    加賀「ん?なんだ瑞鶴か 実は、秘書艦の代わりにここの提督に挨拶に来たのだが・・・
       こいつが連れてけって聞かなくてな」
    オイゲン「wwwらあっれぇ~ 桜町に行くっていうから 
         久々に艦娘とのもうっておもっららへお~」

    時雨「もう出来上がってるじゃないか!?何杯呑んだんだ?」
    加賀「秋田の純米吟醸が二本だ! 言っとくがそいつはそれでは満足せんよ
    オイゲン「あ!そおらぁ かがぁ~ わるいけど 
         ドライバーにわたしのりょうきんはらっといて~」
    加賀「な!貴様!私を何だと思ってる それにこれはハイヤーでタクシーじゃ・・・」
    オイゲン「たのんだわよ~」(そう言いながら鎮守府の母屋に入るオイゲン)










    加賀「だあああああ 全く ここに移ってもこれかぁ!!!」
    ドライバー「あはは あの状態じゃ何言っても駄目ですよ^^;」
    ユニコーン「あれ? お姉ちゃん、初めて見るけど・・・いつもの高橋さんは?」
    ドライバー「あっはい!インフルエンザで、代わりに私が・・・
          ああ! すみません 私は正圓っていいます よろしくお願いしますw」
    ユニコーンにあいさつするドライバー

    その一方で・・・
    時雨「あの 高雄さん? ”移っても”ってどういう・・・」
    高雄「ん?てっきり知ってると思ったが・・・」

    高雄「operation Oは聞いただろう?」

    時雨「うん 争ってた時期に計画されてた大型兵器計画だよね 
       確か保守派が待ったをかけ 永久凍結を決めたけど
       革新派強行、結局作戦失敗に終わり、散々叩かれたんだよね」

    高雄「ああ その作戦で関わったKAN-SENほとんど
       レッドアクシズを離れ、アズールレーン陣営独立鞍替えしてるんだ。
       そして、桜杜にいる一航戦は、その作戦の強行組の元リーダーだ」

    時雨「ええ?」
    加賀「ふん お前こそ!あの作戦にいたKAN-SENの一人だろう」
    高雄「拙者は保守派側自主退役した身 彼奴等と一緒にするな!」
    夕立「おいおい 正月から喧嘩とか、勘弁だぜ^^;」
    加賀「ん? お前は12番部隊の・・・なぜおまえがここに」
    夕立「そうだな、ここじゃ何だし、その話は中で話そうぜ?」
    瑞鶴「それもそうね」



    高雄(・・・しかし妙だな いくら革新派でも 深海棲艦に手を出すなど・・・
       これは、裏があるな・・・)

    一同は、夕立に促されるように母屋に入っていった






    桜町鎮守府 母屋



    加賀「なるほど その下郎が ここで保護している北方の姫を目当てに潜り込んでるというわけか・・・」
    夕立「うん」
    加賀「まぁでも、前のあれで晒しものになったんだ 長門様の判断も判る」
    ユニコーン「それより 早くほっぽちゃんを探さないと!!」
    時雨「だね いつ襲われるかわからないし」
    瑞鶴「なら 提督に伝える?そのほうが・・・」
    高雄「いや 下手に事を大きくしたら気づかれるやもしれん 
       ここは拙者たちで北方の姫を探したほうがいいだろう」
    夕立「だな! 全員でネズミを探すんだ!!」
    加賀「私は提督にあいさつに行く そっちのことなど知らん」
    一同「え!?」




    瑞鶴「ちょ!加賀先輩!?」
    天津風「待ちなさいよ!! ここまで話しといて 
    自分の用事をさっさと済ませて帰ろうっての!?」

    加賀「ふん 悪いがあいつらと関わるのはごめんだ かくれんぼはお前たちに任せる。
       せいぜい気を付けてな」

    そう言いながら加賀は執務室の方向へ消えていった

    天津風「もう!なんなのあの性格!!
        あれが一航戦加賀なの!?」(ジダンダジダンダ)

    時雨「仕方がない ひとまず分かれて探そう 高雄さんと天津風は母屋と寮
        艦船夕立と瑞鶴さんは入渠施設と食堂側僕とユニコーンは工廠側 いい!?」
    一同「うん!」





    高雄「こっちに北方の姫来てないか?」
    多摩「にゃ?北方の姫・・・ああ あの子 んにゃ みてないにゃ 
       北方棲姫なら一目でわかるにゃ」





    夕立「ほんとにみてないか?」
    金剛「mmm・・・・sorry こっちには来てないネ~」





    時雨「それじゃこっちに来てないの?」
    明石「ええ ごめんなさい><」
    時雨「いえ いいんだよ」







    ユニコーン「ほっぽちゃ~ん どこ~ どこにいるの~」
    時雨が工廠の中にいる頃、ユニコーンは、名前を叫びながら倉庫前の港を歩いていた
    ユニコーン「ううう・・・どこへ行っちゃったんだろう・・・」


    ここにはいないのだろうか・・・

    ユニコーン「ほっぽちゃ~ん!!」
    ??「ここにいるぞ!」
    ユニコーン「え!?」





    声のした方向に顔を向けると、そこ彼女とイキュウがいた・・・
    イキュウ「キュキュウ!!」
    ユニコーン「ほっぽちゃ~ん!!」
    ユニコーンは駆けてゆく
    北方棲姫「どうしたんだ?そんな血相を変えて」
    ユニコーン「ほっぽちゃん!落ち着いて聞いてね!じつは・・・」






    一方その頃 母屋前




    加賀「さて 挨拶も終わったことだ 学園に戻ることにしよう・・・・
       しかし、彼奴等は北方の姫を保護できたのだろうか・・・心配することもないか・・・
       あ! オイゲンは・・・いいか 
       あとで五航戦に連れてこさせよう あんな性の悪い猫の面倒はもうごめんだ」

    ぶつぶつ言いながらハイヤーへと戻る戦艦加賀 だが・・・

    加賀(ん? 運転手がいない・・・厠にでも行ってるのか? もう少し待つか・・・)

    そう思った加賀は一度母屋に戻ろうとするが・・・ ふと何かに気づいた・・・



    助手席の下に、何かが転がっていた。
    それは、加賀にとって見覚えのあるものだった・・・





    加賀「・・・な! これは・・・・」


    倉庫前



    北方棲姫「どうしたんだ?そんな血相を変えて」
    ユニコーン「ほっぽちゃん!落ち着いて聞いてね!じつは・・・」

    ???「ふ~ん その子が北方棲姫なんだ」

    ユニコーン「!!」
    突如聞こえた声にユニコーンは振り向いた!!
    ユニコーン「え?」
    そこに立っていたのは・・・
    ・・・
    ユニコーン「・・・・運転手のお姉ちゃん!? どうしてここにいるの?」
    正圓「どうしてって・・・お迎えに来たんだよ」
    ユニコーン「・・・・お迎え?」

    正圓「そう・・・







    そこのお姫様を・・・・お迎えにね!

    そういいながら北方棲姫に銃を構える




    ユニコーン・北方棲姫「!!」


    それを見たユニコーンは、一瞬立ちすくんだが、守るように北方棲姫たちの前に立った

    正圓「どきなさい!特殊弾餌食になるわよ」

    ユニコーン「・・・・どかない!! 
          ・・・運転手のお姉ちゃんレッドアクシズ人間だったなんて
          どうしてこんな事を!?

    正圓「どうして?・・・もちろんレッドアクシズの為よ あなたのことは知っているわ 
        ロイヤルネイビー支援空母 ユニコーン
        悪いけど、あなたに用はないの 用があるのは、後ろにいる深海棲艦よ」

    ユニコーン「・・・ほっぽちゃんを・・・兵器研究の材料にするの!?」


    正圓「あら ずいぶん頭が回るじゃない 正解
       その子の能力を得られれば、レッドアクシズは対等になる・・・
       そして長門様も考え直してくださることでしょう!
       どれだけ組織の為に尽力しているか!!」

    ユニコーン「本当にそう思ってるの?」

    正圓「・・・何?」

    ユニコーン「保護してるほっぽちゃんを捕まえて 次世代武器の研究材料にするって」
        
    それで本当に・・・無駄な殺しで、長門様は喜ぶの?
          ユニコーンはそう思わない、こんなの間違ってるよ!!!


    正圓「ロイヤルの分際で知った口きかないで!!
       生かそうが殺そうが知ったこっちゃないわ
       私の任務は北方棲姫の捕獲 それだけよ!!」


    そういうと正圓は少し下ろしていた銃をもう一度ユニコーンたちに向けた


    正圓「最後の忠告よ、そこをどきなさい!!」


    ユニコーン「・・・・ユニコーンは・・・・!!








       それでも!!私は、
       海上自衛隊直属KAN-SEN部隊 桜杜の一員として、
       穏健派深海棲艦 北方棲姫を守ります!!
       遂行したいなら・・・
          私を撃ちなさい!!!!!

    正圓「な!」


    北方棲姫「お・・・おまえ・・・」
    イキュウ「キュウ・・・・」



    正圓「そう・・・なら・・・・望みどおりにしてやる!!!!!



    正圓が銃の引き金を絞ろうとした・・・次の瞬間!!

    クァアアアン!




    正圓「あああああ!」


    何かが銃を弾いた










    「まったく、関わりたくないと言っておきながら、
      結局こうなってしまうんだな・・・つくづく私も ”お人好し”だな」





    加賀だった

    加賀が飛ばした”札”が、正圓の銃弾き飛ばしたのだ





    ユニコーン「!! 加賀お姉ちゃん!! やっぱり来てくれた!!」
    加賀「めそめそするな さっきの威勢はどうした?助けた意味がなくなってしまうぞ
        だが、その覚悟心意気 天晴だ!
    そういってユニコーンに笑う加賀。





    正圓「い・・・いつの間に!?」
    加賀「力に溺れた人間は、愚かなものだ。 
       姉様とともに馳せたレッドアクシズも・・・
       貴様のような外道ばかりがいては、長門様悲しむ一方だな」

    正圓「黙れ黙れ!! お前に何が分かる! 
       裏切者のお前に何が!!

    加賀「ならば解りやすく言おう・・・皆を呼んだ・・・貴様独りでは切り抜けまい!


    すると遠くから聴きなれた声が・・・




    時雨「ユニコォォォオオオオオオン!!」 
    時雨だ!その後ろには分かれて探していたみんなの姿が


    ユニコーン「時雨お姉ちゃん!!」


    ユニコーンは北方棲姫と一緒に時雨のもとへかけていく
    正圓「な! 待て!」
    正圓は行かせまいとするが・・・・体が動かない
    加賀が霊力で動きを止めているのだ

    加賀「・・・往生際の悪い女狐め」

    よそ見せず走るユニコーン
    そして・・・
    おもいっきり時雨の胸に飛び込んだ

    ユニコーン「おねえ~ちゃぁあああん!!」
    時雨「もう大丈夫だ!!」




    そして ひとりになった正圓は・・・力なくその場にへたり込んだ





    正圓「うそだ・・・・こんなの・・・こんなの・・・」

    落胆する正圓に屋根から加賀が降りてきた。

    加賀「勝負あったな」




    その後、ドライバーを偽り鎮守府に乗り込んできた正圓は警務官に連れていかれた。







    その日の夕方

    時雨「やぁ」
    夕立「おう シグ姉 どうしたんだ?」
    時雨「艦船加賀さんにお礼を言いたくてね
       ・・・ユニコーンを助けてくれてありがとう

    そういうと時雨は加賀に頭を下げた

    加賀「・・・礼を言われるほどではない、気が向いただけに過ぎんよ」
    時雨「しかし、なぜ心変わりしたんだい?」
    そういうと、加賀は時雨に何かを差し出した。
    それは、黒いクリアバインダー何か入っていた
    時雨「これは・・・計画書資料?」
    加賀「ハイヤーの中に転がってた 中身を見たが、あの女狐、よくこれで乗り込んできたな」
    瑞鶴「・・・え?」




    ペラペラ バインダーの中の資料を読む時雨
    時雨「うまくまとめてあるな・・・でもどことなく粗い
    夕立「判るのか?」
    時雨「うん・・・いたるところがあいまい肝心なところも記載されていない
    これじゃ作戦資料とはいえない、でもどうしてこんな・・・


    するとそこへ・・・

    「時雨さん!」

    時雨「あ! 雪風!こっちだ!!
    雪風が走ってきた

    瑞鶴「ちょっと?ずいぶん息切らせてない!?」
    雪風「え・・ええ ゼエ・・・ハァ オペレーションルームから・・・・走って・・・きました・・・・」
    時雨「急がせて申し訳ない 取り調べのほうはどうなった?」

    雪風「ええ 警察の話から、彼女はレッドアクシズKAN-SEN部隊を任されていた指揮官
       だったそうです。」
    瑞鶴・夕立「指揮官!?」
    時雨「・・・だったってことは元?」
    雪風「ええ 革新派の部隊だそうですが、数日前派閥のリーダーから再編成という名目で
       部隊を解散させられたそうです。すぐさま、支部の長の艦船長門異議
       申したそうですが、その後、リーダーから長門様の命という名目で・・・

          『この任務を遂行できれば考えてやる』

                         と言われ引き受けたそうです」

    夕立「おい!その命ってまさか!」
    雪風「はい ほっぽちゃんの誘拐です」

    高雄「やはりか・・・」
    時雨「気づいていたのかい?」
    高雄「今更深海棲艦に目を付けたという地点で気になっていた。いくら喧嘩好きとはいえ
       深海棲艦には手を出すなと耳にタコができるほど言われているのだ
       革新派でも手を出すものは一人もおらんぞ
    時雨「それじゃぁ 彼女は・・・」
    加賀「お払い箱にされたってことだ おそらく派閥内での行いから反感を買ったんだろう
       もともと長門様から言われた本当の命を、
       そのリーダーとやらが考えた偽の命すり替えたんだ

    夕立「くそお!あいつらぜってぇ許さねぇ!」

    雪風「ええ いくらなんでも 彼女が可哀想すぎます
    時雨「僕もだよ 平気で仲間を捨てる連中を、僕は絶対に許さない
    雪風「もちろんです!!」






    北方棲姫「今日は、冷や冷やだったな」
    天津風「そうね・・・」
    イキュウ「キュキュウ!!」
    北方棲姫「おまえも大変だったな」ナデナデ
    時津風「天津風~ほっぽちゃ~ん イキュウちゃ~ん」

    時津風がやってきた






    天津風「時津風」
    時津風「ごめんね 助けに行けなくて・・・」
    天津風「仕方ないわ・・・ところで、何かわかったの?」
    時津風「うん・・・もともと来るはずのドライバーさんは公園の公衆トイレで
        休憩してるときに襲われたんだって
        その時に車を持ってかれたみたい」
    天津風「運転手さん、大丈夫なの?」
    時津風「えっと・・・のーしんとーを起こしてるけど、元気だって!」
    天津風「・・・ふぅ・・・よかった・・・」
    時津風「ねぇ 天津風・・・私たち ほっぽちゃんとサヨナラしなきゃいけないのかな」
    天津風「・・・それは・・・」




    時雨「それはないみたいだよ

    天津風「時雨! でも、革新派に場所が・・・」

    時雨「さっき雪風あの人の取り調べの記録を伝えに来たんだ。
       どうやら仲間割れがあったみたいでね、今回の事件は、
       あの人を追放するために、禁止事項を任務として押し付けたんだって」

    天津風「押し付けたって・・・それじゃあの人は・・・・」
    時津風「・・・家に裏切られたってこと?

    時雨「・・・そういうことだ」

    イキュウ「キュウ・・・」

    時津風「その人・・・どうなっちゃうの?」

    時雨「とりあえず、拘置所送りになる。まぁ、彼女も騙されていたわけだし
       情状酌量の余地はあるさ」

    天津風「そう・・・ 」



    時津風「ねぇ、そういえば、ユニコーンちゃんはどこへ行ったの?」

    時雨「え?そういえば見ないな・・・どこに行ったんだろう・・・」

    時津風「聞いたんだ ユニコーンちゃんほっぽちゃんの前に出て守ったって」

    北方棲姫「ああ 両手を広げて 遂行したいなら私を撃て!って
         あの夏以来だ あんな勇敢な姿・・・・」

    時雨「へぇ・・・そんなことがあったんだw」

    すると、天津風が・・・

    天津風「あれ?あれユニコーンじゃない?」

    天津風の言葉に時雨は指をさした先を見た。
    ユニコーンだ
    でも、なんだかよそよそしく そのまま建物の影に消えた

    時雨「・・・ひょっとして・・・」

    時雨「ごめん ちょっと僕、追いかけるよ」

    時雨はユニコーンが消えた建物の影へ向かう

    北方棲姫「穏便にな!」

    時雨「・・・w・・・僕を誰だと思ってるんだ?」











    母屋の影へ消えたユニコーンを追いかける時雨
    そこに、遠く沈む夕日を見ながら、ユニコーンがそこに立っていた
    ゆっくり近づく時雨

    時雨「ユニコーン」
    ユニコーン「時雨お姉ちゃん・・・」
    時雨の予想通りだった・・・その顔は、不安に満ちた顔だった
    怒られるかもしれない・・・・と



    時雨「ほっぽから聞いたよ 随分思い切ったことしたね」
    ユニコーン「・・・ごめんなさい 勝手なことして・・・」
    時雨「・・・どうして謝るんだい?」
    ユニコーン「・・・だって ユニコーン 無茶なことしたから・・・」
    今にも泣きそうなユニコーン。




    そんなユニコーンを時雨は優しく抱いた


    ユニコーン「・・・え?・・・時雨お姉ちゃん?」






    時雨「・・・馬鹿だな 無茶ぐらい誰だって経験するさ 
       それにユニコーン勇敢だったじゃないか!
       ・・・君の夢は、イラストリアスを支えられるようなレディになる事だろ?
       また近づいたじゃないかw あの夏もそうだったけど 君が成長していること
       それで僕は十分なんだよ・・・」


    ユニコーン「・・・う・・・お姉ちゃん・・・」

    時雨「もう 泣いてしまったら元も子もないじゃないか」

    ユニコーン「・・・あ!ごめんなさい 私・・・」

    時雨「いや いっそ泣いてしまったほうがいいかな 気が晴れるし・・・
                     


                  それに・・・



                  僕は時雨・・・







            君が流す時雨(なみだ)を幸せに変えるのが役目だから・・・ 」





    ユニコーン「・・・時雨お姉ちゃん!!」






    抱き合う二人 そんな二人を陰から見る人影が…










    時津風・瑞鶴「わぁぁ・・・・////」
    天津風「だ・・・大・胆!!」
    雪風「な・・・なななななななな 何てこといってんだ!?
       あの人ぉぉぉお!!!」
    瑞鶴「シーーー!! 艦娘雪風 静かに!!!! 」





    高雄「おいおい みんなで覗き見って時雨殿とユニコーンに申し訳ないぞ?」
    夕立「そういう高雄こそついてきてんじゃねぇかw」
    高雄「いや・・・だからな;;;」
    夕立「しっかし シグ姉のあんな台詞 (KAN-SENの)時雨絶対言えねぇなw
    加賀「時雨なら桜杜にいるぞ」 
    夕立「お!いるのか!そっちに!」
    加賀「にしてもあれは、むしろ妬くな”キーーー!何であんな奴が時雨なのよ!”ってな・・・・///


    夕立「・・・なにさらっとキャラ崩壊してんだよ・・・
       ってか後悔すんならやるんじゃねーよ^^;」
    高雄「・・・何気にいるよ この人^^;」


    北方棲姫「いやはやw 面白いものだな 百合というものは」
    イキュウ「キュキュウ!」
    夕立・加賀・高雄「・・・いつ覚えたんだ その言葉」










    加賀「・・・?   何か忘れているような・・・・」













    オイゲン「ほおらぁ まぁらぁまら これからよ~~~~」
    高雄(艦娘)「うみゅ~ もうむりれふ~」
    摩耶「おい!やめろ この飲んだくれがぁ!!」


      完


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