任天堂のクリ奨プログラムに入っていないタイトルを調べてみた(ファミコン編)
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任天堂のクリ奨プログラムに入っていないタイトルを調べてみた(ファミコン編)

2014-12-01 15:17
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任天堂株式会社指定タイトルリスト | niconicoヘルプ

先日発表された任天堂のクリエイター奨励プログラム対応の件について、本日詳細が発表されました。これにより指定されたタイトルの実況プレイや「演奏してみた」「描いてみた」などの二次創作動画が任天堂の権利を侵害せずに投稿でき、人気などに応じて奨励金が支払われる事になります。

※ただしニコ生での放送や、他者の権利を侵害するような不適切な動画は対象外。おそらくTASや改造マリオ、(フリー素材や公認素材などを使用する場合を除いて)MADなどには縁遠い話だと思われます。実況でもフリー素材を除いて台詞素材や画像などを編集で乗っけてたりするとアウトかと

しかし様々な理由からか、クリエイター奨励プログラムに関しては任天堂が発売した全タイトルが許可されたわけではないようです。そこで本記事では、考察や妄想を交えつつ「許可されなかったタイトル」を調べてみます。

ちなみに、指定タイトルに入っていない場合でも申請があれば個別に許可を行うそうです(奨励金の支払いは発生しません)。現時点ではっきり許可できるのはこれだけだ、という話で、今後も対応タイトルを拡充していく方針のようですね。

◆開発に任天堂以外が関わっているパターン
これが結構多いんですが、必ずしも他社開発のソフトが未許可かというとそうでもなく、「罪と罰」(開発:トレジャー)や「絵心教室」(開発:Kuju Entertainment)などの共同開発タイトルも許可されているようです。ここら辺は権利関係が任天堂に移っているんでしょうかね

・スパルタンX

元々はアイレム開発のアーケードゲーム。あと映画の題名を持ってきているのでその権利も関わるか。

・スマッシュピンポン

コナミの「コナミのピンポン」(ややこしい)を移植した作品。

・ファミリーベーシック、ファミリーベーシックV3

開発にハドソンとSHARPが関わっている。

・4人打ち麻雀、新4人打ち麻雀 役満天国

前者は元がハドソン開発のPCソフト。後者は麻雀ゲーム開発に長けたシャノアールという会社が開発している。

・銀河の三人

地球戦士ライーザというエニックスのPCゲームを移植した作品。

・バレーボール

開発にパックスソフトニカが関わっている。でも同社が関わったふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島には許可が出ているし、VCでバレーボールは配信されているので不思議な感じ。
ちなみにWiiの「キャプテン★レインボー」にバレーボールのキャラが登場する予定があったそうなんですが、今の御時世おなごがブルマを履いて腰振りというのはアレだという理由でファミコンウォーズの歩兵に差し替えられたんだとか。そのせいで本編では歩兵がバレーボールを特訓することに…

・MOTHER

未許可の大物タイトルその1。SFCの2、GBAの3ともども未許可です。2はWiiUのVCでやっと配信されましたが、長年要望があったのにこれだけかかったので権利関係がややこしいんだと思います。スマブラXでMOTHER2の曲が一つも採用されなかった(WiiUではようやく採用された)辺り、2は音楽の権利が怪しそう。ちなみに無印はパックスソフトニカが、2はHAL研究所が、3はブラウニーブラウンが、そして全作にエイプが開発に関わっています。

・F1レース、ファミコングランプリF1レース

前者はHAL研究所が開発に関わっているが、後者については不明。今回の記事はゲーム雑誌「NintendoDream」の付録である「ニンテンドープロダクトカタログ」を参考にしているんですが、どちらも権利上の問題(つまり任天堂はこのゲームについて許可を出せる立場にない?)なのか写真が載っていませんでした。

もしかしたら「F1」っていう名称が何かの権利に関わるのでよくないのかも。

・ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣、ファイアーエムブレム外伝

未許可の大物タイトルその2。ファミコンにかぎらずFEシリーズは全作品未許可のようです。開発はインテリジェントシステムズが関わっています。

・タイムツイスト 歴史のかたすみで…

開発にパックスソフトニカが関わっています。

・ふぁみこんむかし話 遊遊記

人気ながら、VCでも配信されていない悲劇のタイトル。開発にパックスソフトニカが関わっているほか、シナリオに外部のライターが関わっているからとか、現在では問題のある表現が含まれているためとか、歌詞をパロディした台詞があるためとか、きな臭い噂はいろいろと。

・ヨッシーのクッキー

開発にトーセやホームデータ(魔法株式会社)が関わっていて、ゲームシステムの原型がホームデータのアーケードゲーム「ヘルメティカ」を基にしてるらしい、とか予想以上に権利が複雑そうなタイトル。WiiのVCは権利上の問題なのか2013年に配信が終了してます。

・ヨッシーのたまご

ポケモンでお馴染みのゲームフリークが開発に関わっている。

・星のカービィ 夢の泉の物語

未許可の大物タイトルその3。これに限らずカービィシリーズは今のところすべて未許可のもよう。HAL研究所やフラグシップなど複数のサードパーティがシリーズ開発に関わっているため許可が難しいのかも。ちなみに本作はHAL研究所開発。

・ジョイメカファイト

もともと任天堂ゲームセミナーの生徒が作った作品が原型であり、近年権利問題が解消され晴れてVCなどで配信されるようになった。ちなみに権利が誰にあるのか長年不明だったためで、開発者が偶然書類を発掘して権利関係が整備されたんだとか。

・アドベンチャーズオブロロ

HAL研究所が開発、販売していた「エッガーランド」シリーズの一作。Wii、WiiU、3DSでVC配信中。

・ファミコングランプリII 3Dホットラリー

開発にHAL研究所が関わっている。

・ナイトムーブ

開発にテトリスで有名なアレクセイ・パジトノフ氏が関わっている。ちなみに音楽は任天堂の田中宏和が担当していて筆者お気に入り。

・テトリスフラッシュ

( ◠‿◠ )☛テトリスの権利に触れてしまったか・・・ 消えてもらう

▂▅▇█▓▒░('ω')░▒▓█▇▅▂うわあああああああ

でもスマブラでテトリスの音楽が収録されている辺り、ゲーム部分以外は許諾の出しようがあるのかも。

◆開発以外で他社の権利が絡むパターン
有名人や有名キャラクターなどがゲーム中に登場するものたち。しかしゲーム中に永谷園のCMが北島三郎のドット絵入りで流れる「帰ってきたマリオブラザーズ」が許可タイトルの中にあるのが不思議なところ。

・ポパイ、ポパイの英語遊び

言うまでもなくポパイの版権が絡むからでしょうね。VCでも出てないですし、わざわざ法律関係の処理をするコストとリターンがつり合わないのでは。

・マイクタイソン・パンチアウト!!、パンチアウト

こりゃもうマイクタイソンって人名入っちゃってるし、本編に出てきますんで権利はぐちゃぐちゃでしょう。ゲームセンターCXで挑戦ソフトとして選ばれた際も、わざわざタイソンが登場しない限定版で挑戦してました。スマブラにリトルマック が参戦しているし、そっち準拠のVC配信版ならOKそうなもんですけどね

・中山美穂のトキメキハイスクール

同じく、実在の芸能人が絡んでいるので難しいパターンですね。

・バックギャモン

ゲーム内に「日本バックギャモン協会」の名称が出てきたり、音楽を日本バックギャモン協会名誉会長のすぎやまこういち氏が作ってたり。開発会社はわかりませんでしたがここらへんが原因?

◆いまいち原因不明パターン
すまん、分かりませなんだ!これらもきちんと調べたら開発会社とかが違うのかも。

・ワイルドガンマン

ダックハントやホーガンズアレイが許可されているのに何故か未許可。スマブラにも出たので権利自体は複雑ではないと思うのですが。

・ブロックセット、ジャイロセット

スマブラなどで大活躍のロボットのゲーム。どうにも理由がわかりませんが、玩具部分が関わるからなんでしょうか。でも光線銃タイトルは許可されてるしやっぱり分からない。

・ゴルフJAPANコース、USコース

中山美穂のトキメキハイスクールと同じく、ディスクファックス対応の青ディスク作品がことごとく外されています。ディスクファックス対応なのがいかんのでしょうか

・マリオオープンゴルフ

「まわるメイドインワリオ」にプチゲームで採用されていたり、スマブラforのマリオのカラーリングにネタが採用されていたり、3DSでもVCが出ていたりと未許可なのが不思議な作品。

◆特殊な事情のある作品

・ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者、うしろに立つ少女

権利的には問題ないのでしょうが、犯人などがネタバレされると著しく商品価値を損なうので丸ごとの許可が難しいのではないかと思います。他社のADVで行われているように、今後「どこまでなら公開OK」という形で個別に許可が出されるのかもしれません。


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『F1レース』『ファミコングランプリF1レース』の不許可
F1は競技を題材にした場合の版権料をFIA(国際自動車連盟)、
車を出す場合、チームとエンジンサプライヤー、
場合によってはスポンサーにも版権料を払わないといけなかったり、
下手に承認取り付けて、相手がタバコ関係だと欧米圏で販売自体できなくなるとか、
赤いF1の車両(=フェラーリのマシン)で、フェラーリの権利押さえ込んでるEAの関ってくるため色々難しいです。
(ポルシェから車なり部品を買って作った車を自社ブランドで売ってるRUFの車とか、
グランツーリスモの『ホンダのエンジンを積んだF1マシンとそっくりな謎のフォーミュラーカー』シリーズみたいな、
そっくりな車でも口出せない系が使えない、プライドも版権料もお高い会社ですし。)

F1関係は模型業界でも色々騒動があって、
模型メーカーのタミヤが、一時期マクラーレン関係のキットをロゴもメーカー名も無い黒箱にしてたのが、
マクラーレンの版権更新時の要求が厳しいから無版権で売るためだったとか、
ドイツの模型メーカーがミハエル・シューマッハ引退時のマシンを模型化した際も、
フェラーリとシューマッハ関係の処理を避けるため、
FIAの権利だけ取得して、
『FIAのF1に参加してるフェラーリと言うチームのマシン2006年度版』として発売したと言う笑えない話があります。
56ヶ月前
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