竹島問題を自分なりに考える
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竹島問題を自分なりに考える

2014-03-02 10:57
  • 10

 先月22日は竹島の日だったそうです。
 恥ずかしながら無学故に知りませんでした・・・。

 翌、23日にツイッターで長々と自分なりに思う事を書いたのですが、文字数制限もあるし、フォロワーの方のTLを荒らす事になるので、極力端的に書きました。
要点を上げるなら以下の通り。
  ・竹島は日本固有の領土である。
  ・デモ行進運動の内容とその意味。
  ・竹島問題に対するアプローチ。
こんな感じです。

 まず『竹島は日本固有の領土である』ですが、これは歴史的にも文書等によって明らかにされています。現在に於いても、竹島を含むその近辺までが日本の領海である事からも、それは韓国以外の国際的共通認識と言っていいでしょう。それを証明する資料は……まぁそこは我らが文明の利器!インターネットをご利用下さい。

 次に『デモ行進運動の内容とその意味』です。
 私が観た映像は、大阪府警が周囲を取り巻き、車道を日本の国旗を掲げつつ、スピーカーを使って大声を上げる一行を撮影したもの。大阪府警なのは映像内で確認できたので、まぁ大阪でのデモ運動の様子だったのでしょう。それが22日の事です。
 スピーカーから発せられる内容はかなり過激なものでした。「在日韓国人は全員出ていけー!」とか「竹島を不当な手段で奪った、韓国人を許すなー!」だとか。一見真っ当な事を言っているようにも感じますが……そうでしょうか?例えば在日韓国・朝鮮人(以下在日朝鮮人と表記)(当時はまだ韓国が併合していません)のうち、初めに日本に朝鮮人が入国したのは、一体何年かご存知ですか?なんと1883年です!その当時の在留者数が16名とのこと。0名の年もありますが、以後徐々に増えてきて、まず大幅に在留者数が増えたのが1897年。155名です。次にガッツリ増えたのが1909年で790名です。翌々年1911年にはなんと2527名!!現在の在日朝鮮人は万単位なわけですが。
 そこで。仮に1911年に韓国・北朝鮮で生まれ、1歳を迎えず日本に何らかの理由で移った人がいるとします。まぁその人は当然在日朝鮮人です。その人が日本で成人し、結婚・出産に至るとします。当時の平均出産年齢が何歳かは例え話なので正確な数字は割愛して、25歳程度としましょう。生まれた子は在日朝鮮人二世で、蛇足かもしれませんが実は厄介なのが、憲法解釈でもお馴染みの解釈の問題。二世になると生まれも育ちも日本だから日本が母国なわけですが、祖国とは自らを含め、先祖代々住んできた土地を指すのでこれはぴったり合致しません。まぁ……韓国がほぼ祖国で若干日本もみたいな感じになっちゃうのかな。
 本題に戻ります。二世が生まれたのが1936年。更に25年経って同じような経緯で出産まで至ったとします。すると1961年生まれの在日朝鮮人三世誕生。現在まで彼ら二世と三世親子がご存命だとすると、二世の方は78歳、三世の方は53歳です。生まれも育ちも日本。文化も知識も日本産。こうなってくると朝鮮人の血を引いているからという理由で祖国に帰れー!はどうなんでしょう。税金関連・福祉関連・教育関連と、あらゆる方面から見てこのままというのは確かに無理がありますが、個人的には逆の立場で韓国ないし北朝鮮に帰れ!と言われても、帰れも何も日本人だしと肩身が狭い思いをするだけです。そして彼らは直接的に竹島の問題とはあまり関係が無いのでは……?
 それに、不当な手段で竹島を奪った韓国は許されざる存在ではありますが、当たり前ですけど韓国人全員で奪ったわけではないんです。(上記括弧で閉じたデモをしていた人の発言から受けた個人的な印象を分かりやすくするために、「奪った」と「韓国人」を読点で分けました)重箱の隅をつつくようですが、デリケートな問題なだけに細部まで気を使って発言しなければ、せっかく正しい事を言っているのに説得力が欠けるかと。この場合「韓国人」を「韓国」もしくは「韓国政府」に置き換えるべきだと思います。
 そして何より問題だと思ったのが、完全に本筋から外れ、スピーカーを使って暴言・恫喝をして回っている取り巻きの人たち。もはや脅迫でしか無い言葉もありました。彼は個人的に韓国人に何かされたんでしょうかね……。どうやら韓国人=悪と思っているようです。
 視点を変えてみましょう。そのデモ行進の映像が翻訳され、海外で報道されたとします。それを観た諸外国の人はどう感じるかは私には計りかねますが、仮にその「脅迫としか取れない暴言や恫喝」だけを報道されたなら、受ける印象はおおよそ予想出来ますよね。私なら「日本人は猟奇的で、韓国に対して戦争をしたがっているのか?」と感じます。メディアによる情報は往々にして偏るものなんです。NHKのお話はまたの機会に。
 まだあります。日本人の中で竹島が日本の領土ではないと考えている人が、実はおよそ60%だということ。これは内閣府の調査で20歳以上の人を対象に、3000人に実施されたアンケート結果だそうです。関心が無いとの回答が3割ほどあったようで、理由が自分の生活に関係が無いからだとか。うーん……。
 それはさておき、60%の人は知っているわけです。ですから当然デモ行進は残りの40%の人に向けて、日の丸掲げて練り歩き、韓国人に罵声を浴びせ、血管を浮かせて竹島は日本の領土だと叫んでいたわけです。……これ、意味ありますかね?私なら耳を傾けるどころか引いちゃって関わらないようにします。

 長くなりましたが最後の『竹島問題に対するアプローチ』ですが、日本は投票によって代議士である国会議員を選出します。そこから議院内閣制に沿って内閣を発足し、担当の大臣を筆頭にして諸事遂行していくシステムです。この場合先頭を行く事になるのは首脳会談をする総理大臣と、外交を担当する外務大臣です。建設的・効率的に竹島問題を解決するには、歴史的且つ政治的正当性を以って訴えていく事こそが肝要かと私は考えます。まぁ河野談話の一件もありますから、なかなかに信用しにくいかもしれません(『慰安婦問題』についてもまたの機会に)。ですが、現在の第二期安倍内閣は、昨今稀に見る良い閣僚が揃っていると個人的には思います。特に安倍総理大臣・麻生財務大臣・田村厚生労働大臣は特に強い!え?肝心の岸田外務大臣はどうなのかって?か、彼も頑張ってくれますよきっと!!(汗


 まぁ何にせよ、一番大事な事は『関心を持つ事』そして、『知る』事。更には『あらゆる方面から客観的に見て、自分なりの意見を持つ事』これに尽きると思います。
 長文、駄文ではございましたが、最後までご覧くださった方、ありがとうございました。
 しかしこの記事もまた、私個人の意見であって正解ではありません。この記事を読んで下さった方に私が望むのは、『今よりも関心を持つ、今よりも知る、今よりも客観的に考えて自分の意見を持つ』という事です。




最初にちゃんと書く記事だから気合入っちゃったような気がするけど、今後続くかが心配だなぁ……。
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少し書いておきたい事を。
以前私のブログの方で『「我々は強制連行で奴隷として連れてこられた被害者だ」日本の多文化主義と在日韓国・朝鮮人 』でも書いたことなのですが、LiaRさんが書かれている定義に当てはまる在日韓国・朝鮮人の方々は現在の日本に殆どいません。
そして、数少ないその定義に当てはまる方々はその殆どが既に帰国しているか日本へ帰化しております。

では、現在の在日韓国・朝鮮人とはどのような来歴の人達か。
それは、最も多いのは戦後の密入国でありその数は20~40万人、その数字ですら、戦後朝鮮半島への帰国者から不法に戸籍を買った人々が多数存在する事から、実数はもっと多くなります。
そして、この人達の密航理由のうち2割については「韓国の反日は李承晩が作り上げた」で書きました。

次に多いのが1920年以降の「朝鮮人内地渡航制限」後に、渡航証を偽造して入ってきた人達です。
次に多いのが出稼ぎなどでやってきた人達ですが、この人達も大多数が戦後の帰国事業で殆ど帰国しております。
つまり、現在日本に居住している在日韓国・朝鮮人のうち、正規の方法で来た人達は殆どいないわけです。

そして現在、そういった人達が「祖国の誇りを捨てたくない」という理由で帰化を拒んできたという経緯があるわけです。
また、朝鮮学校に代表されるような日本にある民族学校は、「いずれ祖国へ帰るのだから日本の教育はいらない」という前提の下に建てられた学校です。

こういった人達が「我々は日本によって強制連行されてきた被害者なのだ」と半世紀にわたって日本どころか世界中に宣伝してきたという経緯があるわけですね。
81ヶ月前
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>>大口歩也様
コメントありがとうございます。
正直なところ自分も勉強不足なまま書いているのは自覚してます……。例えとして設定したとはいえ、そもそもごくごく少数の人を対象にした例えはあまり意味がないですね。ご指摘ありがとうございます。
主張に耳を傾けてもらいたい場合、とにかく叩くというようなやり方では逆効果だということが一番言いたかったことなんですけど、私も結局あれこれあまり意味の無い事を論って、本来言いたいことが霞んでしまってますね……。
まだまだ勉強不足で、政治関連に関心を持ってまだ間もないので、同じような事を書きそうですが、懲りずに今後も書いていこうと思いますので、良ければ補足・ご教授のほどよろしくお願いします。
81ヶ月前
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知らない事は仕方が無いと思います、それはこれから知っていけば良いだけのことですから。
それと、私もああいったデモは苦々しく思っています。

私が日韓問題やマスコミ問題に触れるようになったのは2001年頃からなのですが、その時の私もただの無知でした。
そして当時はネット上で言葉や行動に慎重になり、決して差別主義者と思われるような行為はしないでおこうという共通認識が、自然とできていましたが、今はそういう空気そのものが無くなりつつあります。

私は過去、そんな共通認識のある環境でネット・リアルを問わず先人達から学び(中には韓国と軍政時代からの付き合いという人もいました)今があるわけですが、在特会などの過激な行為をする人たちは、そんな先人達の積み重ねを全て無にしてしまうようなものです。
どんなに大義名分をもっていようと、行動が短絡的では意味がありません、彼らはそもそも学んですらいませんから。
80ヶ月前
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>>大口歩也様
客観からは程遠く、妄信という印象を受けましたね……。
常に疑ってかかる姿勢が大事ですよね。
80ヶ月前
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「疑う」という行為にもしっかりとした具体的根拠が必要なのですが、そこを勘違いして「ただ疑えばいい」と目的と手段が入れ違い、相手の主張を否定するためだけに「疑う」という、本末転倒な人も結構いますがね。
その中でも一番最悪なのは、内容では無く属性や所属で疑い否定する人達です。
80ヶ月前
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>>大口歩也様
正しいかどうか見極めるっていう意味で、疑う姿勢は大事かなと思います。
ただ、今回で言うところの韓国=悪だとか韓国人=悪っていうのがまさに属性や所属でという部分に当たりますよね。共通の分かりやすい敵を作って糾弾するっていうのは幼稚なだけだと考えます。
80ヶ月前
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一概に「全体に定義するのはおかしい」となるわけでもないですけどね。
私のブログに書いていますが、韓国人の自民族中心主義や嘘や差別が肯定される社会は、「一部」ではなく韓国人全体の問題ですから。
アフリカの黒人達をチンパンジーに見立て、それをおかしいと感じないのが韓国の社会の価値観なわけですから。
80ヶ月前
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>>大口歩也様
やはり教育や国民性も含めた、生まれながらに取り巻かれてる環境の影響は大きいでしょうね……。そうなると日本人も俯瞰すればおかしいところが見えてくるかもしれませんね。
80ヶ月前
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そこで相対化するのならば、「韓国人がアフリカの黒人をチンパンジーに見立てている」と、比較対照として同等の日本事例を具体的に出してこないと、場合によっては詭弁と取られてしまうので、注意しないといけません。
特にネット上では、具体性のない抽象論は誤解を生む原因となりますから。

例えによっては殺人犯と歩行者の信号無視を同等に比較するような事と同じ事になりかねませんから。
80ヶ月前
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>>大口歩也様
なかなかに難しいものですね……。
気軽な気持ちで始めてみたはいいものの、あまり合っていないのかもしれません。
ご忠告ありがとうございます。
80ヶ月前
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