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シアさん のコメント

久瀬君とロケットのやり取りがおもしろくなってきたw
No.1
119ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「今のところ、私から公開できる情報はこれだけ。追加でもう少しなにか渡せるかもしれないけれど、ちょっと待って」  とリュミエールは言う。  でも、これだけでは  きぐるみは、窓の方を向いて、呟く。 「そろそろ発車の時間みたいだぜ?」  その直後、ぷしゅりと音が聞こえて、バスのドアが閉まる。  次は12月25日です、と、今日の日付がアナウンスさせた。  バスが走り出し、トンネルに入る。  オレンジ色のライトが流れていく。  その景色さえずいぶん懐かしく感じた。  でもこの懐かしさだけは、気持ちの良いものではない。  胸がどきどきする。  このバスの窓からみえるのは、いつだって考えたくもない未来ばかりだ。        ※  まずみえたのは、洋館の一室だった。  さきほど、リュミエールにみせてもらった動画と同じ部屋のようにみえる。  そこにいるのは、やはり山本。  それから、ニール、ファーブル、なぜか宮野さん、雪。  オレもいた。あまり形容したくない表情で、うつむいて考え込んでいるようだった。  オレは――バスの中のオレは、思わず「え」と声を出す。その風景には、奇妙なものが映り込んでいた。  こちらの動揺なんて関係なく、窓の向こうのニールが言った。 「やっぱり、どうしようもねぇよ」  彼はつまらなそうに山本を指さす。 「犯人は、こいつだ」 【BAD FLAG-08 推理失敗】        ※ 「いや、ちょっと待てよ」  とオレは叫ぶ。  やるべきことはなんとなくわかった。  とにかく山本は無罪だと証明しなければいけないようだ。  それはたいへんなことだし、全力で臨まなければいけない。  でも、その前に。 「なんでお前がいるんだよ!」  オレはきぐるみに向かって身を乗り出す。  先ほどみえた光景。そこには。  間違いなく、このきぐるみが映り込んでいる。 「なんでだろうな? いや、オレも知らないよ」 「知らない?」 「ってか、オレこのバスから降りる気ないもん。よく似た別人じゃないか?」 「いてたまるかそんなもん」  いったい、どうなっているんだ。  くそ、とオレは呟く。  きぐるみはにやにや笑ったまま、また窓の外を指す。 「おい。もうひとつあるぜ」  あるなよ、とぼやきながら、オレはまたそちらに視線を向けた。  バスが再び、トンネルを抜ける。 ミズノ@名古屋(_・ω・)_ダァン!! @painterstudent バットフラグきたー! ナンジュリツカ@3D小説第1部大阪現地組 @nandina_citrus うわぁ。推理失敗かぁ。 そしてなぜ映り込んでるの!少年ロケットwwwww  悠梨@bellの音色は鳴り止まぬ @pear84 「いてたまるかそんなもん」せやなwwwwwwwwwwwwwww  リコリス@レンブラント派/たけのこ派 @lycoris_3d 雪ベルト確定とひきこもりきぐるみは把握した 子泣き中将@優とユウカの背後さん @conaki_pbw もう一つ…だと… ※Twitter上の、文章中に「3D小説」を含むツイートを転載させていただいております。 お気に召さない場合は「転載元のアカウント」から「3D小説『bell』運営アカウント(   @superoresama )」にコメントをくださいましたら幸いです。早急に対処いたします。 なお、ツイート文からは、読みやすさを考慮してハッシュタグ「#3D小説」と「ツイートしてからどれくらいの時間がたったか」の表記を削除させていただいております。
3D小説「bell」本編
3D小説の楽しみ方



1.これは、「読者たち」が「絶望の中にいる少女」を救う物語です。少女を救う意志と情熱を持つ読者=あなたの参加をお待ちしております。



2.現実と作中の時間はリンクしています。たとえば主人公が8月1日にピンチを迎えるなら、読者のみなさんは8月1日までにその問題を解決しなければなりません。



3.ひとりの読者=あなたが、物語を変えます。作中のすべての問題を、あなたひとりが解決しなければいけないわけではありません。読者のうち、たったひとりでも問題を解決すれば、物語は先へと進んでいきます。



4.ルールは明示されません。物語を読み、想像し、自ら方法を見つけ出さなければならないのです。