「短話ガチャンポン」(眉村卓)
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「短話ガチャンポン」(眉村卓)

2020-08-10 00:00

    個人的にはSFショートショートの書き手というイメージが強いのだが、世間的には老妻のために毎日1話ずつショートショートを執筆していた愛妻家というイメージが強いのではないのだろうか。この作品はその愛妻のために書かれていた作品群なのであろうか。

    SFっぽさが表に出なくなり、現代物の要素が増えている。ついでに言うと、老境に入ったからか、老人が主人公の作品が多い。

    作品的には長さが一定していないので、短すぎて内容をつかむ前に終わってしまう作品もあれば、案外長く感じる作品もあり、長さをそろえてある他のショートショートシリーズはしっかり編集されているのだなと感じる。というか、ショートショートの編集って他の短編に比べて大変なんだろうなと感じる。

    こうして読んでみると、司政官シリーズのころは結構とがっていたのだなと感じる。現在のほうが角が取れて読みやすいが、その分引っ掛かりが無くなってしまっているのではないかと思う。


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