「星のダンスを見においで」(笹本祐一)
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「星のダンスを見においで」(笹本祐一)

2020-08-07 00:00

    女子高生とスペースオペラって相性がいい。今でこそベタ過ぎてひねられるようになったと思うが、少女が活躍する活劇って映像化しやすいし、華がある。

    作品自体はスペースオペラらしく軽妙なタッチで描きながら、少女の成長とそれを見守る大人たちという構図はジュブナイル小説の王道で、郷愁すら感じる。

    作品自体は何度も再刊され、古い作品であるのだが、あまり古さを感じないのはやはり普遍性が高いからであろう。やっぱり少年少女の成長物語っていうジュブナイル小説はいつの時代も求められているのだと思う。

    下手に科学考証などせず、宇宙を舞台にした空想未来を舞台にするのはファンタジーに通じるところがあると思うのだが、理屈を抜きにしてその世界に浸れるっていうのはそれだけで面白い作品だと思うし、多少の矛盾があっても強引に押し切れる強さがある作品はこの時代には多かったと思うのだ。そういうわけでもっと知られてもよい名作だと思うのだ。


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