「No.6 beyond」(あさのあつこ)
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「No.6 beyond」(あさのあつこ)

2020-09-20 00:00

    完結後の短編集である。短編であり、世界は本編で描かれているので、世界設定の未熟さを気にすることなく、楽しむことができる。流石児童文学の人気作家である。話は面白いし、読みやすい。

    バッテリーもそうであるが、少年2人の関係にこだわりが強い。そこには友情以上の感情の結びつきがあるが、恋情のようななんとも言えない感情があるのだ。これがもっと愛情が混じればBLとなってしまうのであろう。作者としてはむしろBLを書きたいのかもしれない。離れていてもお互いを思うあたり、もはや完全に恋人同士みたいな結びつきだ。

    それにしてもなぜ少年二人なのであろう。16歳といえば第二次性徴期も始まり、異性に興味を持つ頃合いだ。こんな純愛ごっこみたいなことはしないだろう。

    異性というのは理解の範疇にあり、大人でも子供でもない少年少女という年代はとりわけ神秘的に映り、偶像化したくなるのだろう。同性から見たら滑稽なことである。


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