ボーカロイドが女子中高生のあいだで流行るまで
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ボーカロイドが女子中高生のあいだで流行るまで

2018-09-04 00:27
    ヒッキーさんの「主観のボカロ:2009-2017 ② : ヒッキーPからの視界」より、
    2010年から決定的に変わったことは、
    なだれ込むように中高生リスナーが押し寄せたこと。
    について。すこし違う視点でものを書けそうなので、思い出したことをメモしておきます。かなりふんわりとしか界隈を追っていなかったので、参考程度によろしくお願いします。

    初期の女子人気

     まず2007年、初音ミク発売以降のボーカロイドについて。この時期は男性オタクが文化の中心という印象でした。がしかし、目立たないだけで当然いろんな層が見ていたのでした(たぶん)。
     2008年2月以降、すでに女子人気がわかる現象が起きています。「AKAITO」などのKAITO亜種男性キャラが立てつづけに生まれたのです。また、がくっぽいどの発売もこの年です。以上、わかりやすいので例に挙げましたが、たぶん女子にもミクリンレンのほうが人気だったと思います。

    女子中高生と地方同人誌即売会

     個人的に、「男性オタクが文化の中心」とはもう言えない、と思ったのは、2009年初頭、「【鏡音リン】炉心融解【オリジナル】」ブームのときです。思いきり主観になってしまいますが、このときすでにライトな女子中高生リスナーは数を増やしていたと思います。上記の「炉心融解」や、それから「ブラック★ロックシューター」を中心としたsupercell作品が人気だったと思います。
     女子中高生人気は、わりとわかりやすい指標が存在します。地方同人誌即売会です。ここでいう「地方同人誌即売会」は、多くのボカロPがサークル参加するような東京の大イベントなどとはかなり雰囲気が違います。「同級生と一緒に参加する地元の女子中高生」がメイン層のイベントの話です。この手のイベントでは、そのとき女子中高生に人気があるキャラクターのグッズが多く頒布されます。
     ……「でも即売会に行く中高生って特殊な少数派でしょ?」というのは否定できませんが……、例えば、バンドをやる高校生もクラスでは少数派だと思うのですが、演奏するカバー曲は流行曲が多かったりしませんか。全然しらんけど。そんな感じです。(適当)
     はい。ここで、全国の地方同人誌即売会を訪問している花羅さんのブログ「STRIKE HOLE」から、2009年の様子を引用します。

    11/28 千葉県東金市「RING」 - STRIKE HOLE
    今回のサークル申込数は、(中略)計42。
    最大勢力はボーカロイドの4。それに次ぐはヘタリア3、東方3。ボーカロイドと東方は女性向け文脈・地方への浸透が著しい。何処の地方の即売会でもお見かけするが、この「RING」も例外ではない。
     2009年8月にわたし自身が参加した、地方即売会のパンフレットも確認してみましたが、ボーカロイドを扱うサークルは充分数があると感じました。おそらく、クラスでボーカロイドの話を共有する友達がいる、という状況が、2009年時点でできあがりつつあったのではないでしょうか。また、この年には商業CDも出てきているので、CDの貸し借りで広まったりもしていたのではと思います。
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