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AIR です。
第20回目はコード(Chord)についてお話します。和音のことです。
コードは対応しているスケールから構成音を導き出します。
もし、インターヴァルの知識が理解できていない場合は、
前編と後編にわけて説明しましたので復習しておきましょう。
まず「コード進行」という言葉は、楽曲で使われているコード
の動きを表したものです。メロディーにコード記号が書かれた
簡易な楽譜を「リードシート」と言います。コードの名前を
「コードネーム」と言います。実際は「Cメジャートライアド」
といった表記は長いため、「C」とか「D」といった省略した
形で表記します。その記号を「コードシンボル」と呼びます。
コードとは複数の音を規則通りに同時に鳴らして成立する和音です。
3つの音を重ねたものを「三和音」またはトライアドと言います。
4つの音を重ねたものを「四話音」またはセブンスコードと言います。
今回は音の数が少ないトライアド(Triad)を説明します。
本屋さんや楽器屋さんに行くと分厚いコード辞典が手に入りますが、
DTMで作曲する場合は膨大な数のコードを覚える必要はありません。
音の重ね方のルールがありますから、法則を学ぶことで
自在にコードを組み立てられます。まずは
「メジャーコード」「マイナーコード」
「ディミニッシュコード」「オーギュメントコード」
の4種類を覚えましょう。
「C、D、E、F、G、A、B」の音によるスケールがあるとします。
基準の音を「C」とします。ルートが「C」のとき、
1つ飛ばしで3つの音を重ねてみます。
ルートのノート名がコードネームになります。「C+E+G」
つまり「ド+ミ+ソ」の音の重なりで「C」のコードになります。
このインターヴァルの関係で「トライアド」を作れます。
ルートと2つ目の音は「CとE」で「メジャー3rd」の関係、
ルートと5つ目の音は「CとG」で「パーフェクト5th」の関係です。
このコードのコードネームは「Cメジャートライアド」と言います。
コードシンボルはルートの名前を使って「C」と書きます。
次にマイナーコードを作ります。Eを半音下げて「E♭」にします。
ルートと2つ目の音は「CとE♭」で「マイナー3rd」の関係、
ルートと5つ目の音は「CとG」で「パーフェクト5th」の関係です。
このコードネームを「Cマイナートライアド」と言います。
コードシンボルはルートの名前を使って「Cm」と書きます。
さらにルートと5つ目の音「G」を半音下げて「G♭」にすると
「ディミニッシュト5th」ができて「Cdim」と書きます。
またCメジャートライアドから「G」を半音あげて「G♯」にすると
「CとG♯」が「オーギュメンテッド5th」の関係になって
「Cオーギュメンテッドトライアド」になり「Caug」と書きます。
コードはルートの音に加える二つの音のインターヴァルの関係で作ります。
ピアノの鍵盤の図を見てみましょう。左端の「□」をCの音とします。
□■□■□□■□■□■□
「メジャー3rd」はルートから半音4つ右の音、
「パーフェクト5th」はルートから半音7つ右の音、
「マイナー3rd」はルートから半音3つ右の音、
「ディミニッシュト5th」はルートから半音6つ右の音、
「オーギュメンテッド5th」はルートから半音8つ右の音です。
ルートを「R」、メジャーを「M」、マイナーを「m」、
パーフェクトを「P」に記号化します。音の堆積をまとめると、
メジャートライアドは「R+M3+P5」、
マイナートライアドは「R+m3+P5」、
ディミニッシュトトライアドは「R+m3+5♭」、
オーギュメンテッドトライアドは「R+M3+5♯」です。
1オクターブ12音のルートをどこに決めても、4種類のコードを法則から作れます。
【DTM作曲教室の目次】⇒ http://ch.nicovideo.jp/article/ar526451
◆◇◆◇◆ お知らせです ◆◇◆◇◆
コミュニティ参加、お気軽にどうぞ。
⇒ http://com.nicovideo.jp/community/co2282621
僕のネット活動の全ての情報を集結しております。
バックナンバーも、読み放題になっています!!
最後まで見てくれて、ありがとうございます。
第20回目はコード(Chord)についてお話します。和音のことです。
コードは対応しているスケールから構成音を導き出します。
もし、インターヴァルの知識が理解できていない場合は、
前編と後編にわけて説明しましたので復習しておきましょう。
まず「コード進行」という言葉は、楽曲で使われているコード
の動きを表したものです。メロディーにコード記号が書かれた
簡易な楽譜を「リードシート」と言います。コードの名前を
「コードネーム」と言います。実際は「Cメジャートライアド」
といった表記は長いため、「C」とか「D」といった省略した
形で表記します。その記号を「コードシンボル」と呼びます。
コードとは複数の音を規則通りに同時に鳴らして成立する和音です。
3つの音を重ねたものを「三和音」またはトライアドと言います。
4つの音を重ねたものを「四話音」またはセブンスコードと言います。
今回は音の数が少ないトライアド(Triad)を説明します。
本屋さんや楽器屋さんに行くと分厚いコード辞典が手に入りますが、
DTMで作曲する場合は膨大な数のコードを覚える必要はありません。
音の重ね方のルールがありますから、法則を学ぶことで
自在にコードを組み立てられます。まずは
「メジャーコード」「マイナーコード」
「ディミニッシュコード」「オーギュメントコード」
の4種類を覚えましょう。
「C、D、E、F、G、A、B」の音によるスケールがあるとします。
基準の音を「C」とします。ルートが「C」のとき、
1つ飛ばしで3つの音を重ねてみます。
ルートのノート名がコードネームになります。「C+E+G」
つまり「ド+ミ+ソ」の音の重なりで「C」のコードになります。
このインターヴァルの関係で「トライアド」を作れます。
ルートと2つ目の音は「CとE」で「メジャー3rd」の関係、
ルートと5つ目の音は「CとG」で「パーフェクト5th」の関係です。
このコードのコードネームは「Cメジャートライアド」と言います。
コードシンボルはルートの名前を使って「C」と書きます。
次にマイナーコードを作ります。Eを半音下げて「E♭」にします。
ルートと2つ目の音は「CとE♭」で「マイナー3rd」の関係、
ルートと5つ目の音は「CとG」で「パーフェクト5th」の関係です。
このコードネームを「Cマイナートライアド」と言います。
コードシンボルはルートの名前を使って「Cm」と書きます。
さらにルートと5つ目の音「G」を半音下げて「G♭」にすると
「ディミニッシュト5th」ができて「Cdim」と書きます。
またCメジャートライアドから「G」を半音あげて「G♯」にすると
「CとG♯」が「オーギュメンテッド5th」の関係になって
「Cオーギュメンテッドトライアド」になり「Caug」と書きます。
コードはルートの音に加える二つの音のインターヴァルの関係で作ります。
ピアノの鍵盤の図を見てみましょう。左端の「□」をCの音とします。
□■□■□□■□■□■□
「メジャー3rd」はルートから半音4つ右の音、
「パーフェクト5th」はルートから半音7つ右の音、
「マイナー3rd」はルートから半音3つ右の音、
「ディミニッシュト5th」はルートから半音6つ右の音、
「オーギュメンテッド5th」はルートから半音8つ右の音です。
ルートを「R」、メジャーを「M」、マイナーを「m」、
パーフェクトを「P」に記号化します。音の堆積をまとめると、
メジャートライアドは「R+M3+P5」、
マイナートライアドは「R+m3+P5」、
ディミニッシュトトライアドは「R+m3+5♭」、
オーギュメンテッドトライアドは「R+M3+5♯」です。
1オクターブ12音のルートをどこに決めても、4種類のコードを法則から作れます。
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