【初心者のためのDTM作曲教室】024 ドミナントモーション
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【初心者のためのDTM作曲教室】024 ドミナントモーション

2014-04-19 15:00
    AIR です。

    第24回目はドミナントモーションについてお話します。
    ドミナントモーションにおけるドミナントの特徴は、
    コードの構成音にトライトーン(Tri tone)が含まれていることです。
    トライトーンとは2つの音が増4度のインターヴァルにある関係です。
    増4度とは半音6つ分の音の距離になります。
    人間の耳では最も不快に感じられると言われている音程です。
    日本語では「三全音(さんぜんおん)」と呼びます。
    ダイアトニックコードでトライトーンが含まれているのは
    「Ⅴ7」と「Ⅶm7(♭5)」の2種類です。
    しかし、「Ⅶm7(♭5)」は
    ディミニッシュトコードの性質が強い理由からドミナントになりません。
    「Ⅴ7」はガイドトーンの働きにより強い進行に聞こえます。


    それではドミナントモーション(Dominant motion)を見てみましょう。
    コード進行の終止形のことをケーデンス(Cadence)と言います。
    終止とは、音楽の段落の終わりのことです。
    ドミナントモーションは「完全終止」と呼ばれるファンクションの動きです。
    「ドミナント→トニック」の形を取り、「緊張を緩和」して解決します。
    完全に「終わった感じ」が得られることから「強進行」とも呼ばれます。
    ディグリーネームで表現すると「Ⅴ→Ⅰ」です。
    五度圏の左周り1つ分先を見れば、トニックを見つけられます。
    音程では「完全5度下」あるいは「完全4度上」に移動する動きです。


    「不完全終止」は、トニックの構成音の並びを入れ替えて
    「終わった感じ」を弱くしたものです。
    少しは終わった感じが欲しいが、まだ続けたいときに使います。
    「偽終止」は、「Ⅱm」「Ⅳm」などの終わった感じが弱い
    コードに進むものです。さらに曲を続けたいときに使います。
    「アーメン終止」は「Ⅳ→Ⅰ」の動きです。この名前は、
    賛美歌の最後の「アーメン」部分によく使われたため付けられました。


    「トニック」「サブドミナント」「ドミナント」をそれぞれ
    「T」「SD」「D」に記号化します。ドミナントモーションは
    「D」が「T」に向かってケーデンスを形成する動きのことです。
    「SD」は「T」への経過に使います。
    「D→T」に対して「SD→D→T」のように使います。実例を挙げると
    「G7→CM7」が、「Dm7→G7→CM7」といった形になります。
    トライトーンは緊張感のある響きがあります。そのため、
    楽曲の最後をドミナントモーションで解決すると、最も自然に
    終わった感じを得られます。古典の時代から使われている手法です。

    【DTM作曲教室の目次】⇒ http://ch.nicovideo.jp/article/ar526451


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