【初心者のためのDTM作曲教室】033 総集編 その2
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【初心者のためのDTM作曲教室】033 総集編 その2

2014-04-28 15:00
    AIR です。

    第33回目は総集編になります。これまでの内容を振り返ります。
    今回の総集編はダイアトニックコードのファンクションとコードと
    テンションとコード進行と補講を、前回の総集編に追記するものです。
    総集編の2回分で、ポピュラー音楽理論の基礎を復習できます。
    スケールを学ぶ理由は、作曲者でしたらメロディーに使える音を知る
    ため、演奏者でしたらアドリブ(ad lib)と呼ばれる自由演奏を
    任されたときに、鳴らしても良い音を把握して即興で弾くためです。
    それでは、おさらいを始めます。


    「ハーモニー」を重視したマイナースケールを「ハーモニックマイナー」と呼びます。
    ナチュラルマイナースケールの7番目の音が♯します。
    ハーモニックマイナーのダイアトニックコードの作り方です。
     ⅠmM7:R+m3+P5+M7
     Ⅱm7(♭5):R+m3+♭5+m7
     ♭ⅢM7(♯5):R+M3+♯5+M7
     Ⅳm7:R+m3+P5+m7
     Ⅴ7:R+M3+P5+m7
     ♭ⅥM7:R+M3+P5+M7
     Ⅶdim7:R+m3+5♭+M7♭♭

    メロディーを重視したマイナースケールを「メロディックマイナー」と呼びます。
    ナチュラルマイナースケールの6番目と7番目の音が♯します。下降するときは
    ナチュラルマイナーを使います。下降するときも同じ構成音を使うスケールを
    「ジャズメロディックマイナースケール」と呼びます。
    メロディックマイナースケールのコードの組み立て方です。
     ⅠmM7:R+m3+P5+M7
     Ⅱm7:R+m3+P5+m7
     ♭ⅢM7(♯5):R+M3+♯5+M7
     Ⅳ7:R+M3+P5+m7
     Ⅴ7:R+M3+P5+m7
     Ⅵm7(♭5):R+m3+♭5+m7
     Ⅶm7(♭5):R+m3+♭5+m7


    コードとは複数の音を規則通りに同時に鳴らして成立する和音です。
    3つの音を重ねたものを「三和音」またはトライアドと言います。
    4つの音を重ねたものを「四和音」またはセブンスコードと言います。
    「C、D、E、F、G、A、B」の音によるスケールがあるとします。
    基準の音を「C」とします。ルートが「C」のとき、
    1つ飛ばしで3つの音を重ねたものをトライアドと言います。
    1つ飛ばしで4つの音を重ねたものをセブンスコードと言います。
    コードの構成音が4つあるなかで重要なノートは「3rd」と「7th」です。
    この2つをガイドトーンと呼びます。3度の音で「メジャー」「マイナー」が
    決まり、7度の音で「メジャーセブン」「ドミナントセブン」が決まります。
    短3度を堆積したコードをディミニッシュコードと言います。
    5度を♯したコードをオーギュメントと言います。


    コードには1つずつ機能があります。ファンクションと言います。
    メジャーコードです。
     ⅠM7:トニック
     Ⅱm7:サブドミナント
     Ⅲm7:トニック
     ⅣM7:サブドミナント
     Ⅴ7:ドミナント
     Ⅵm7:トニック
     Ⅶm7(♭5):どこにも属さない
    マイナーコードです。
     Im7:トニックマイナー
     Ⅱm7(♭5):サブドミナントマイナー
     ♭ⅢM7:トニックマイナー
     Ⅳm7:サブドミナントマイナー
     Ⅴm7:ドミナント
     ♭ⅥM7:サブドミナントマイナー
     ♭Ⅶ7:サブドミナントマイナー
    コード進行はファンクションを元にしてケーデンスを構築するコードの動きです。
    トライトーンを解決する動きが最も終わった感が強いと言われています。
    「ドミナント→トニック」の形を取った緊張の解決を「完全終止」と言います。
    「完全5度下」あるいは「完全4度上」に移動する動きを
    ドミナントモーションと言います。五度圏では左周り1つ分先の音への終止です。


    テンションはダイアトニックスケールのコード構成音以外の緊張を与える音です。
    ダイアトニックコードと隣同士になるテンションはアヴォイドノートになります。
    コード構成音を「C+E+G+B+D+A」としたとき
    「CM7(9、13)」と表記します。
    コードクオリティーより小さい数字の構成音はすべて含まれる法則があります。
    トライアドに13度の音のみを追加する場合はシックススコードを使います。
    コード構成音を「C+E+G+A」にしたいときは
    「C6」と表記します。
    音を足すときは「アド」を使い、省くときは「オミット」を使います。
    コード構成音を「C+G+A」としたとき
    「C6(omit3)」と表記します。パワーコードは「C+G」のため
    「C(omit3)」と表記します。
    3度の音を右に1つ分吊り上げたコードをサスフォーと言います。
    「Csus4」のコードの構成音は「C+F+G」です。


    補講ではアッパーストラクチャートライアド(Upper Structure Triad)に触れます。
    翻訳通りに「上部に構成される三和音」のことです。コードオンコードを実例では、
    「DM/CM」や「CM/Dm」と表記して、使う音を明確に演奏者に指示します。
    分母コードのアヴォイドノートにならないスケール音から分子コードを作ります。
    「CM」に対応しているスケールは複数ありますが、USTで使える構成音を
    「D、F♯、A」とした場合は、対応スケールは「Cリディアン」です。
    「Dm」が分母の場合は「C、E、G」となり、「Dドリアン」を使います。
    「リディアンスケール」や「ドリアンスケール」は、次回モードの回で説明します。
    アッパー・ストラクチャー・トライアド(UST)の上部三和音のコードは
    トライアドの形を守り、合計6発音は音数が多いため、適当にオミットします。
    分母から導き出した上部三和音は、結果的にテンションノートの堆積に似てきます。
    USTはメロディーライン構築の幅を拡張するために、併用して使う音楽理論です。

    【DTM作曲教室の目次】⇒ http://ch.nicovideo.jp/article/ar526451


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