初代の頃に見ていたのだが見なくなった理由を記す。
1.ロケット団
毎回、話の中にほぼ必ず絡めてくる。いい試合をしている時に
茶々を入れてくることが多かったため、イライラした。
2.メンバーの刷新と扱い
基本的にピカチュウ以外は新シリーズで入れ替え。
今までで一番不愉快なのはピジョットとのその後がないこと。
3.ポケモンリーグチャンピオンになれない
オレンジリーグ制覇ぐらいだったと認識。
あんなに戦ってきてなんでこんなに弱いんだ?と不愉快になる。
4.映画で伝説ポケモン級に勝てない
ゲームとアニメは違うと思わされる。伝説だろうが普通のポケモン
何匹か積めば倒せそうなものなのに一騎当千に腹が立つ。
5.ポケモンを捕まえる努力をしないこと
なぜ片っ端から捕まえにいかないのか理解に苦しむ。
おめぇのポケモン図鑑はなんなんだと。
以上の5点が主な理由。ゲームプレイヤーとしてとにかく不満だった。
大事な試合では必ず負けるし、サトシに対してコイツ雑魚だろと思わされた。
勝てない上に、販促の都合なのか好きだったポケモンがいなくなるので
段々つまらなくなっていって結果見るのをやめた。
そんな俺は、「ポケットモンスター ジ・オリジン」こそが本来のポケモンだと思った。
短い時間に内容を詰め込みすぎだったが概ね俺がこうあって欲しいと願う理想のアニメだった。※懐古厨と言われそうだが。
ちなみに。
下記のムービーも見たが素晴らしい出来だった。
このアニメをやれよと思った。むしろ今こっちを見たい。
最後に。
最近は割とよくなったと言うが、結局大事な試合で負けてるようなので
サトシは俺にとって何も期待できないプレイヤーでしかない。
「1番じゃなきゃダメなんですか?」と疑問を持つのだが、
もちろんだめ。絶対優勝できねぇ出来レースならもう見たくないってなるから。
以上。
この作品の特筆すべき点は、本編の主人公であるサトシ達が一切登場しない点、ロケット団がムサシ・コジロウ・ニャースではなく、バショウ・ブソンというシリアス団(笑)で、これぞ正統派悪役といったキャラと言う点、主人公・ケンタとヒロイン・マリナの間に恋愛感情が描かれているという点、更にはオリジナルの主題歌「新たなる誓い」という曲まで制作されている点です。
ストーリーは、ケンタ・マリナがライコウを巡ってロケット団と戦うというものでしたが、私が特に秀逸だと思うのは、ゲーム「金・銀・クリスタル」で重要なアイテムだった「ポケギア」が、前述したケンタ・マリナの恋愛など、ストーリーに密接に絡んでいるという点です。
主人公・ケンタは、ポケモンマスターになりたいという夢は、サトシと共通していますが、彼の戦い方は、「かわせ」を連発するサトシ達とは違い、「直球一本槍」で正面から立ち向かう点(更には男性の声優さんがキャスティングされている)が大きく異なります。ヒロイン・マリナも、後のポケモンコーディネーターの元祖ともいうべきアイドルトレーナーを目指しているという、当時としては新鮮なキャラクターでした。ケンタ・マリナそれぞれのパートナーポケモンとの出会いもきちんと描いており、とても感情移入できました。
私は当時、ゲーム「金・銀・クリスタル」のプレイヤーであったことや、アニメ本編のマンネリな展開に飽き飽きしてい たこともあって、本作品初放送時は全く新しい主人公で、しかも「金・銀・クリスタル」の主人公がモデルということもあって、とても嬉しく思い、時間を忘れて見入ってしまいました。
残念ながらこの作品の続編は制作されませんでしたが、私にとって思い出の作品となっています。とてもマイナーな作品なので、もしご存じないのであれば是非ご覧になって下さい。数あるポケモンアニメの中で、突出して名作だと思います。