ドキュメンタリストの穴
第142回のタイムシフト視聴は下記日時まで視聴可能!
下記よりお楽しみください!
(※2025年04月05日 23時59分59秒まで視聴可)
INDEX
■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
■お知らせ
■from スタッフ二号
■現場写真
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■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
<番組について>
□ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】(=通称【ドキュ穴】)は、「ドキュメンタリスト」専門の対談番組です。毎回、毎回様々なジャンルのドキュメンタリー・劇映画や表現者たちをゲストに招き、心の深淵と作品について話し合います。
<生放送>
□月1回・2時間程度の対談生放送を予定しています。
<ブロマガ>
□最新情報・生放送の予定といった「更新情報」のほか、毎回の対談に併せた「対談の感想」「編集後記」などが配信されます。
<料金>
□【ドキュメンタリストの穴】のすべてのサービスをお楽しみいただくにはチャンネル入会が必要です。「月額330円」ですべてお楽しみいただけます。
<チャンネル会員・非会員のサービスの違い>
□対談生放送の【前半部分は無料】チャンネル会員・非会員どなたでも視聴可能です。
□対談生放送の【後半部分から有料】チャンネル会員のみ、対談の続きが視聴可能です。
□ブロマガの「更新情報」は無料です。チャンネル会員・非会員どなたでも閲覧可能です。
□ブロマガの「対談の感想」「編集後記」はチャンネル会員のみ閲覧可能です。
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■お知らせ
今回のゲスト、山崎裕さんがプログラム・ディレクターを務める「第16回【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバル」は2025年2月7日(金)~11日(火・祝)開催!
ぜひ劇場にてお楽しみください!
□第16回【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバル公式サイト
https://zkdf.net/
□第16回【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバル公式Twitter(X) @zkdf_net
https://x.com/zkdf_net

(撮影:森谷博)
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□ニコニコサービス休止中はYouTubeにて生放送をしていました。下記URLより期間限定でご覧いただけます。
※【ドキュメンタリストの穴】ナカムラサヤカ&高知東生【第134回】
https://www.youtube.com/watch?v=2XaMN_A08C8
※【ドキュメンタリストの穴】特集:夏の映画【第135回】
https://www.youtube.com/watch?v=-bub8Hhk13c
※【ドキュメンタリストの穴】石井岳龍【第136回】
https://www.youtube.com/watch?v=hPARsKi86Nc
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■from スタッフ二号
<第142回生放送を終えて>
今年もとんでもなく元気なリビング・レジェンドをお迎え!

(撮影:森谷博)
今年もこの季節がやって参りました……!
今回のゲストは、2025年2月7日(金)~11日(火・祝)開催の「第16回【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバル」プログラム・ディレクターを務める山崎裕さん!
リビング・レジェンドがおすすめする珠玉のドキュメンタリー作品達が、今年も一挙上映とあり、ワクワクが止まりません。
対談では見所や楽しみ方など、詳しくお聞きしていきました。
詳細を楽しみたい方は、下記のタイムシフト視聴でお楽しみください。
(※2025年04月05日 23時59分59秒まで視聴可)
沢山の上映作品について色々お話ししていきました。
ここでは、対談で話された内容を一部ご紹介していきます。
1)ドキュメンタリー、映画、テレビ、ニュース、報道について
MC金田「最近、ドキュメンタリーが報道(ジャーナリズム)化した、という印象があります。それと、テレビの報道がドキュメンタリー、物語化した、といったような印象もあります。両方ともうまくいっていないように感じます」
山崎「「ドキュメンタリー」というのは幅が広い。自分は「報道ニュース」はドキュメンタリーだと思ってないですね。報道の変容については、ドキュメンタリーの問題ではないと思います。あくまで「テレビ論」の中で話される話題。ワイドショーでニュースを取り扱うという感じですかね」
MC金田「というと?」
山崎「「ドキュメンタリー」の中に、報道(ジャーナル)的なものから、人間の日々の行為などを記録していくまで様々ある。「ドキュメンタリー」の中でもより報道的な匂いが強くなった。ファクト尊重主義のようなあまり面白くないかな、という作品もあるにはあります。ここ10~20年くらいですね」
続いて、山崎さんはドキュメンタリーの歴史について、ちょっとだけお話ししてくれました。
山崎「もともとフイルムの世界では、「記録映画」とか「教育映画」というのがありました。伝統文化を記録したり、子ども達に何かを教えるものです」
MC金田「そうですね」
山崎「そこへテレビが入ってきて、「テレビドキュメンタリー」という枠が生まれました。1960年代末くらいから、「ドキュメンタリー」はテレビが中心になっていきました。NHK、日本テレビ、テレビ東京、TBS……各局必死に取り組んで作り、それぞれのスタイルを築いていきます。「テレビドキュメンタリー」の全盛期ですね。その中に、ある程度ジャーナル的なものが含まれていた。今起こった事件をどう見るかとか。もちろん人間観察というのも沢山ありました」
MC金田「はい」
山崎「最近10~20年というのは、「ドキュメンタリー」作品の発表の場が多様になりました。なので作品の匂いが少しずつ変わっているかも知れません」
MC金田「そうですね。色々な場所がありますね」
山崎「なので、近年のドキュメンタリー作品でジャーナル的なものでも情緒に訴えようとするものがあります。もう少し知性で対象を見る、のは必要かなとは思いますね。そういう作品が増えているのはテレビの影響かなとは思います」
MC金田「ドキュメンタリーを作る人達の幅も広がっていますからね」
この話題を細かく聞きたい方は、下記のタイムシフト視聴でお楽しみください!
(※2025年04月05日 23時59分59秒まで視聴可)
2)「【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバル」について
山崎「もともと、テレビ、映画、PR映画、記録映画、何でも広く面白いものが沢山ありますよということで始めました。「テレビドキュメンタリー」を劇場で公開する、というのを始めた映画祭でもあります。過去にこんなに面白い「テレビドキュメンタリー」が作られているよ、ということを知ってほしい。渋谷で牛山純一を特集上映していたり、山形国際ドキュメンタリー映画祭でも初めてテレビをやったりとか。それはうちの映画祭の影響というのは自負してるところです!」
MC金田「【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバルまでは、東京でドキュメンタリー映画祭がそれまでなかったですからね。上映の後にトークショーがほぼ全作品ありますので、ぜひご来場のみなさんには併せて楽しんでほしいです!」
3)今年のテーマ「戦後80年 日々のこと」について
MC金田「上映作品をみると、日本の敗戦がもたらしたものがわかります。戦争のドンパチだけじゃなく、人権意識、社会基盤、ルールなど、全てが変わっていくということですね。命が失われるだけではない」
山崎「戦後80年という言葉の持っているものは、単に80年経っただけでは?ということです。今後90年、100年という言葉が成立するのか。伝えていくということはとても大事なことです。「記録が記憶を育てる」。どう戦争があったのか、日本が戦後どう変わったのか……ドキュメンタリスト達は伝えていく必要があります。どう生きてきたかを検証するのも、戦後80年という地点から必要になります。なので、よくある「終戦特番」というのは今回入れていません」
この他、上映作品ごとのおすすめポイントなども具体的に丁寧に話していますので、ぜひ下記アーカイブをご覧ください!
気になる作品がいっぱい出てきますよ!
(※2025年04月05日 23時59分59秒まで視聴可)
山崎裕さん、今回もありがとうございました!
第16回【座・高円寺】ドキュメンタリーフェスティバルを、みなさんもぜひ楽しんで下さいね!
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■現場写真
(撮影:森谷博)
運がいい方は、座・高円寺の2Fカフェでカレーを食べてる姿を目撃できるかも?!

「小川は?」「今回はお休み!」

「僕にはそれはとても言えません!」「ワハハ!」
"歴史の中の個人、個人の中の歴史を問い直す"
座・高円寺でしか体験できない素敵な時間をお過ごしください!

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