ドキュメンタリストの穴
第143回のタイムシフト視聴は下記日時まで視聴可能!
下記よりお楽しみください!
(※2025年05月09日 23時59分59秒まで視聴可)
INDEX
■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
■お知らせ
■from スタッフ二号
■現場写真
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■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
<番組について>
□ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】(=通称【ドキュ穴】)は、「ドキュメンタリスト」専門の対談番組です。毎回、毎回様々なジャンルのドキュメンタリー・劇映画や表現者たちをゲストに招き、心の深淵と作品について話し合います。
<生放送>
□月1回・2時間程度の対談生放送を予定しています。
<ブロマガ>
□最新情報・生放送の予定といった「更新情報」のほか、毎回の対談に併せた「対談の感想」「編集後記」などが配信されます。
<料金>
□【ドキュメンタリストの穴】のすべてのサービスをお楽しみいただくにはチャンネル入会が必要です。「月額330円」ですべてお楽しみいただけます。
<チャンネル会員・非会員のサービスの違い>
□対談生放送の【前半部分は無料】チャンネル会員・非会員どなたでも視聴可能です。
□対談生放送の【後半部分から有料】チャンネル会員のみ、対談の続きが視聴可能です。
□ブロマガの「更新情報」は無料です。チャンネル会員・非会員どなたでも閲覧可能です。
□ブロマガの「対談の感想」「編集後記」はチャンネル会員のみ閲覧可能です。
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■お知らせ
今回のゲスト、足立正生監督の最新作『逃走』は2025年3月15日(土)~公開!
トークショーもあったりしますので、ぜひ劇場にてお楽しみください!
□映画『逃走』公式サイト
https://kirishima-tousou.com/
□映画『逃走』公式Twitter(X)
https://x.com/adachigumi22

(撮影:森谷博)
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□ニコニコサービス休止中はYouTubeにて生放送をしていました。下記URLより期間限定でご覧いただけます。
※【ドキュメンタリストの穴】ナカムラサヤカ&高知東生【第134回】
https://www.youtube.com/watch?v=2XaMN_A08C8
※【ドキュメンタリストの穴】特集:夏の映画【第135回】
https://www.youtube.com/watch?v=-bub8Hhk13c
※【ドキュメンタリストの穴】石井岳龍【第136回】
https://www.youtube.com/watch?v=hPARsKi86Nc
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■from スタッフ二号
<第143回生放送を終えて>
初めまして!リビング・レジェンド!

(撮影:森谷博)
今回のゲストは、リビング・レジェンド、足立正生監督!
原一男、山崎裕、佐藤信(演劇)、鍋島惇……などなど、多くのリビング・レジェンドをお迎えしてきましたが、ここに新たに足立監督が加わりました。
なんという光栄なこと……!
番組開始早々、大好きな黒霧島(桐島)を開け、乾杯する足立監督。とても元気です!
対談の全編をご覧になりたい方は、ぜひアーカイブよりご覧ください↓
(※2025年05月09日 23時59分59秒まで視聴可)
ここでは、対談の一部分を少しだけご紹介していきます。↓
MC金田「誰もが知るポスターの笑顔の男を描いていますね」
足立「49年間貼られ続け、今もはがし忘れてまだ貼ってある所があったりしますが、彼の指名手配の写真は笑顔を向けています。そんな写真ほかにありませんよね。そしてそれが日常風景にすっかり溶け込んでいました。そのポスターと同じように現実の日常に溶け込み続けた男がいました。桐島聡です」
MC金田「49年間逃げ続けた桐島は、病院に運ばれ、最期に本名を名乗って亡くなりました。その出来事自体はすでに世の中のみなさんはご存知ですよね」
足立「その通りです。私が描くのは、その「あったこと」の中で彼が何を感じ、考え、行動し、あるいは行動しなかったか、ということです。それは決して特異な人間の話ではありません。心の有り様は、現在のみなさんが日常で感じている迷いや不安、喜びや哀しみと全く同じです」
MC金田「観る人の心に寄り添い共感する場面が沢山ありました。そういう意味ではこの映画は、本当に普通の若者を描いた作品です」
足立「まさにそうです」
奇抜で理解しがたい活動家の犯罪映画、と思った方もいると思います。でも今、この時代に、桐島本人が亡くなってすぐのタイミングで、この映画を観るということの価値はきっとみなさんそれぞれの中に見つけられると思います。
足立「映画は観た人の記憶でしかないですからね!好きに観ていただいて、初めて存在する、ということですよね!(笑顔)」
足立正生監督ご自身や桐島聡について詳しく知りたい方は、wikipediaなどをサッと見ていただくといいかと思います。
でも今回の映画で重要なのは、特別な人ではなかった、ということです。
MC金田「この映画の時代は、メディアなどの種類が少ない時代でした。ネットやSNSも当然ありません。市井の人間が耳目を集めたかったらなにか大きい出来事を起こす、という手段を考えた人たちがいました。それで指名手配されるわけですが……今だったら文春砲みたいなことですよね」
足立「そうですね、個人の主張を公にする手段が「事を起こす」ということしかなかった時代の方法論ですね。僕、当時は桐島のことは知らなかったんですよ。ちょうど“強制チャーター”した飛行機で“海外出張”している間に起こった出来事だったんで、後に警察に彼が僕らと同行していたかと問われた時、