ドキュメンタリストの穴

第149回のタイムシフト視聴は下記日時まで視聴可能!
下記よりお楽しみください!

(※2025年11月28日 23時59分59秒まで視聴可)


INDEX

■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】

■お知らせ

■from スタッフ二号

■現場写真

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■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】

<番組について>
□ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】(=通称【ドキュ穴】)は、「ドキュメンタリスト」専門の対談番組です。毎回、毎回様々なジャンルのドキュメンタリー・劇映画や表現者たちをゲストに招き、心の深淵と作品について話し合います。


<生放送>
□月1回・2時間程度の対談生放送を予定しています。


<ブロマガ>
□最新情報・生放送の予定といった「更新情報」のほか、毎回の対談に併せた「対談の感想」「編集後記」などが配信されます。


<料金>
□【ドキュメンタリストの穴】のすべてのサービスをお楽しみいただくにはチャンネル入会が必要です。「月額330円」ですべてお楽しみいただけます。


<チャンネル会員・非会員のサービスの違い>
□対談生放送の【前半部分は無料】チャンネル会員・非会員どなたでも視聴可能です。
□対談生放送の【後半部分から有料】チャンネル会員のみ、対談の続きが視聴可能です。

□ブロマガの「更新情報」は無料です。チャンネル会員・非会員どなたでも閲覧可能です。
□ブロマガの「対談の感想」「編集後記」はチャンネル会員のみ閲覧可能です。

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■お知らせ

1)加瀬澤充さんが実行委員長を務める「座・高円寺ドキュメンタリー映画祭」。
第17回のコンペティション部門を現在募集しています。
みなさんぜひ気軽にご応募ください!

□第17回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル(公式サイト)
募集期間 2025年9月1日[月]~11月16日[日](当日消印有効)
https://zkdf.net/
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2)加瀬澤充監督の新作映画『アパラチアンレンズ』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2025にて上映決定!
ぜひ現地でお楽しみください!

□山形国際ドキュメンタリー映画祭 YIDFF 2025 公式サイト
※「日本プログラム」にて上映予定
https://yidff.jp/2025/program/25p3.html
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3)映画美学校のドキュメンタリーWS、今年は10月4日(土)が最終日ですので、みなさんぜひご来場にてお楽しみください!

□映画美学校ドキュメンタリー・ワークショップ2025公開講座(アテネ・フランセの公式リンク)
https://athenee.net/culturalcenter/s/c/documentary_workshop2025.html
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4)『アパラチアンレンズ』加瀬澤充監督と諏訪敦彦監督トーク動画がYouTubeチャンネル「ドキュメンタリージャパンch」より上がっています。
これを観て、劇場公開をワクワク待とう!

□座・高円寺ドキュフェストークNo.4 諏訪敦彦vs加瀬澤充
(座・高円寺ドキュメンタリーファスティバルのTwitterツイートへのリンク)
https://x.com/zkdf_net/status/1971116383011471760
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5)対談の中で紹介していた、同じルーツを持つ人達「ヒルビリー」の映画はこちら!
素晴らしい作品ですので、ぜひご鑑賞ください!

□映画『ウィンターズ・ボーン』(映画.comのサイトリンク)
https://eiga.com/movie/56058/
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□ニコニコサービス休止中はYouTubeにて生放送をしていました。下記URLより期間限定でご覧いただけます。

※【ドキュメンタリストの穴】ナカムラサヤカ&高知東生【第134回】
https://www.youtube.com/watch?v=2XaMN_A08C8

※【ドキュメンタリストの穴】特集:夏の映画【第135回】
https://www.youtube.com/watch?v=-bub8Hhk13c

※【ドキュメンタリストの穴】石井岳龍【第136回】
https://www.youtube.com/watch?v=hPARsKi86Nc

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■from スタッフ二号

<第149回生放送を終えて>

インテリ感ある素敵なゲストさん初登場~!
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(撮影:森谷博)

今回(9月)のドキュ穴は、映画『アパラチアンレンズ』の加瀬澤充監督をお迎えして生対談でした!

ここでは、対談の一部をご紹介していきます。
全部聞きたい!という方は、下記よりアーカイブ視聴できます↓

(※2025年11月28日 23時59分59秒まで視聴可)


MC金田「アメリカ、ケンタッキー州のとある地方の街が舞台ですね」

加瀬澤「アパラチアン地域の、ホワイツバーグという小さな街です」

MC金田「自治体がドキュメンタリー制作のワークショップをやっているんですよね」

加瀬澤「アパラチアン地域は、いわゆる「プア・ホワイト・エリア」。白人の貧困層が多く住んでいます。貧困との戦いを標語とした政策の中に「若者をアートで支援していく」という事業がありまして、それが本作で描かれているワークショップです」

MC金田「貧困であることの意味を、自分達で考え、表現して残していこう、という取り組みですね」

加瀬澤「はい。(アメリカの)大手ニュース番組でも、「貧困で可哀想な人達」「貧乏な地域」というぱっと見わかりやすい映像ばかりで紹介するんですけど、じゃあどうして貧困なのか、という社会的・歴史的背景をしっかり取材している番組は非常に少ない。それを自分達でやろう、というものです」

MC金田「『アパラチアンレンズ』を拝見しましたが、参加者の高校生のメディアリテラシーがとても高いです。「どうしてそうなのか、を深堀りするのがメディアでは?」みたいな事をしっかり教わって、理解してる」

加瀬澤「そうですね。どうして、何を、どうやって……を具体的に講義で教わり、それから実習作業に入っていきます。ドキュメンタリストのいろはとしては非常にしっかりしていますね」

奥様と一緒にホワイツバーグに住み込み、ワークショップ参加者達をじっくりと加瀬澤監督。

加瀬澤「妻はプロデューサーなんですけど……途中からブーム(※録音マイク)を持ってもらいました。「こんなはずじゃなかった!」って言ってました(笑)」

MC金田「すごい!原一男監督と(奥様の)小林さんみたいですね!「令和の疾走プロ」だ!(笑)」

加瀬澤「(笑)」

立命館大学を卒業して、「東京で映画を沢山観たい」と思い立ち、東京の制作会社に就職したものの、日々の忙しさと会社倒産危機に人生の岐路をみた加瀬澤監督。
その時、「映画美学校のドキュメンタリーコース」のチラシを発見します。

加瀬澤「映画美学校は、とても楽しかったです!特に講師の佐藤真さんは、このあと人生の師となるわけですが……沢山の一流のドキュメンタリー作品を観せてくれました。また、話し合う時間も多かったですね」

佐藤真さんから教わった、ドキュメンタリー制作で最も必要なもの……その金言は、