2014年2月に見た映画
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2014年2月に見た映画

2014-03-02 22:03
  • 4

ヌイグルマーZ
 「想像力こそ世界を変える! 」 そんな甘っちょろいメッセージを一切の恥じらいなしに全力で体現しているのが本当に素晴らしかったです。文字通り想像力によってヒーローが天高く飛び立ち世界を救うラストは体の芯から熱いものが込み上げてきました。主人公のダークサイドである悪役が改心せずに倒されるのも独善的にならないバランスで好感度大です。チープに見えても、作り手が本気でこうあって欲しいと願っている感が強く伝わっくる、僕にとって理想的なヒーローモノでした。似たようなテーマのトッキュウジャーも今後が楽しみ。


アメリカン・ハッスル
 騙し合いの駆け引きで引っ張る系統のコンゲームモノかと思ったら、実際は信じたいものを信じてしまう人々の心情を描くことを主体とした、人間ドラマ重視の群像劇でした。そのせいか劇中で行われている詐欺の全容が少しわかりづらく、結末もちゃんと理解出来ているのか自信がないのですが、『世界にひとつのプレイブック』に続いてヒステリックな女性を演じたジェニファー・ローレンスが相変わらずの愉快な演技で、良い清涼剤になってくれました。いつもと違った役に挑戦したジェレミー・レナーはとっちゃん坊やみたいでした。


KILLERS/キラーズ
 『冷たい熱帯魚』と『ザ・レイド』の製作陣がタッグを組んだ殺人鬼モノと聞いて期待していたのですが、どうにも凡庸な映画でした。北村一輝のトラウマ持ちシリアルキラーキャラは『冷たい熱帯魚』『凶悪』を経た今では時代遅れな感が否めないし、インドネシア側主人公の「あ"あ"あ"あ"~っ」と慟哭してばかりの大根気味な演技にもイライラ。やたらと上映時間が長いのも辛い。重低音がガンガン響く、冒頭やクラブシーンの音響は映画館で見るぶんには迫力があって良かったです。


ウルフ・オブ・ウォールストリート
 野心溢れる若者の栄光と失墜を描く割りと真面目な伝記映画と思っていたら、SEXとDRUGとFUCK×506だけで構成されたゲスの極みのような映画で最高でした。大富豪たちが金に物を言わせてひたすら下品で破滅的な豪遊をしまくるだけの映画なのですが、彼らは社会の底辺からのし上がったという経歴があるせいか、嫌味を感じるどころか寧ろROCKなものを感じてちょっぴり憧れてしまいました。ディカプリオはこんな汚れ芸人みたいなことまでしてもオスカー取れないんだろうなぁ。


マイティ・ソー ダーク・ワールド
 個人的にアベンジャーズで1番好きなソーさんの続編。キャラ萌えに特化したファンサービス溢れる内容で、各キャラのファンならほぼ間違いなく楽しめる続編でした。車に乗る時ちゃんとシートベルトを締めるソーさん、ムジョルニアを雑に壁掛けするソーさん、そして規模がデカいはずなのに何処か呑気なラストバトル。このユルい雰囲気こそがマイティ・ソーの魅力ですね。一方ロキはひたすら萌えを振りまく兄貴と違い、最後まで心意が読みきれないトリックスターキャラとしてかなり熟成された感があります。制作決定済の3作目も期待!



7番房の奇跡
 ほぼファンタジーと言ってもいい獄中生活のパートと、司法の暗部を告発する法廷劇のパートとのリアリティラインがあやふやで上手く噛み合っていないように感じました。法廷劇を控えめにして、ファンタジー要素が爆発する気球のシーンへの道程に一点集中してくれるような話運びなら、かなり僕好みの内容になっていたかもしれないので残念です。関係ないですが、受話器で殴打する暴力シーンのガチっぷりは、割りと大衆向けな作品であろうと容赦しない韓国映画のさじ加減が垣間見えてビビりました。



スノーピアサー
 待ちに待ったポン・ジュノ監督の新作。世間での評価は芳しくないようですが、個人的にはいつものように面白く斬新なビジュアルの釣瓶撃ちで、一切だれることなく最後まで見れる大満足な作品でした。世界観も僕の生涯ベスト級ゲーム『ドラゴン・クォーター』との共通点が多く、まさに僕の大好きなゲームを僕の大好きな監督が映画化してくれたように感じてしまい、思い入れも人一倍です。お約束のドロップキックがなく、代わりの飛び蹴りもスローが掛けられて勢い不足な点が少し不満ですが、前述の『ヌイグルマーZ』と並び、個人的に今年ベスト級の一本です。マザーファッキン聖火リレー最高!!


なんちゃって家族
 『ハングオーバー』のフォロワー的な、下品で優しいアメリカ産コメディ映画。伏線の張り方も回収の仕方も綺麗な完成度の高い脚本も良かったですが、特に凄かったのは童貞青年を演じたウィル・ポールター氏の救いの一切ない顔面力。僕も人のこと言えないですが、とても気持ち悪かったです。しかし、その童貞が勇気を振り絞り家族を救うクライマックスは最高のカタルシスで、悪漢をワンパンKO →「素敵!抱いて!」→ 濃厚なキス → バックで上がる打ち上げ花火…という一連の流れの異様なテンポの良さも素晴らしく、爆笑しながらも少しジーンと来てしまいした。


新しき世界
 過去の名作マフィア映画の面白い部分を結集して作らたかのような作品でとても面白かったです。初見時は常に受け身で流されがちだった主人公が初めて自分の意志で選択を下すシーンに胸が熱くなったのですが、後から考えてみると結局それも上司の命令から義兄弟の絆へと従う対象が移り変わっただけで、最後まで彼は周囲の人間に縛られたままだったのかもしれません。でもそれはそれでやるせなくて良いですね。アクションシーンの量は思ったより控えめでしたが、物凄い気迫のエレベーター内でのブッ刺し合戦は今年の暴力描写で1番かもしれません。あれどうやって撮影してんだろ。


ワールドプロレスリング3D 第8弾 1.4 東京ドーム 2014
 今回で三度目の鑑賞となる3Dプロレス。何故か今回は3Dメガネが異様に滑りやすくて固定しずらく、画面も妙に曇りがかったような色合いで違和感が大きかったです。とは言っても肝心の試合内容は素人目に見てもいつも通り白熱した内容で、特に僕がプロレスを見始めた時期にケガで欠場していた後藤洋央紀選手の試合は新鮮で面白かったです。"牛殺し" や "昇天・改" といった彼独自の技がネーミングも見栄えもカッコよくて惚れますね。あと対戦者で同期のライバルである柴田勝頼選手の "ペナルティ・キック" は相変わらず本気で痛そうでおっかねえなと思いました。


MUD -マッド-
 思春期の少年がホロ苦い経験を通して大人への階段を登る通過儀礼のドラマ。静かな話運びのため見ている間は若干睡魔に襲われる作品でしたが、見終わった後の余韻はとても大きく、鑑賞から一週間近く経った今でもシーンの断片が何度も頭のなかで反芻されています。お互いに依存しあう男女、息子を深く愛しているのに心が離れてしまった夫婦など、苦さを抱えながら生きている大人たちの一面的ではない描き方が素晴らしく、特にマッドとジュニパーの別れ際での言葉を介さない表情の演技は何より胸に響くものがありました。公開規模が極端に小さいのがもったいない傑作です。



2月まとめ
『ヌイグルマーZ』『ウルフ・オブ・ウォールトリート』『スノーピアサー』と、2月の時点で今年ベスト級の作品が3本も引けてとても満足。『新しき世界』『MUD』も良かった。
3月公開作品では、予告の時点で大興奮した『アナと雪の女王』、自分好みのテーマっぽい『LIFE!』、実写版北斗の拳『アダム・チャップリン』が特に楽しみ。『ロボコップ』は期待も不安もあるけれど初日に見に行く予定。『平成ライダーVS昭和ライダー』は不安しかないぞ歪みねえな!!!
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77ヶ月前
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クソ映画激推しやめろ!!
77ヶ月前
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ラッシュ:プライドと友情の吹き替えを観て来たのですが、いつの間にかジャニーズ映画に変わってました。

3月8日が楽しみですね、じゃんごろじーさん。
77ヶ月前
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吹替は最初からジャニーズ映画だろ!
selectさんも3月8日はクソ貞子を見ましょう!
77ヶ月前
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