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Scutellaria~輪廻~あらすじ
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Scutellaria~輪廻~あらすじ

2020-12-21 19:46
  • 2
Scutellaria~輪廻~



バレエや能や狂言は、パンフレットの「あらすじ」を見て、どんな話かわかるところがありますが、「Scutellaria~輪廻~」は、そんな作り方をしてしまったもので、「あらすじがわかるパンフレット」の様なものを、動画に付けてみようと思いました。

意味深なシーンが動画にあるので、
「どういう意味?」と気になった方の為に書きました。

謎解きを、楽しんで頂ければ、私も楽しいです。
気になる項目を、お好きな様にお読みください。

追記:「ファムファタール版解説」も書いてしまいました。
完全に余談なので、お口に合う方だけどうぞ。




おおまかな「あらすじ」
おおまかな「あらすじ」は、

「亡き恋人にもう一度逢いたいと願い、黄泉の国へ通じる森を彷徨う青年の物語。」

です。

そこに、イザナギ、ロメオ、ハムレットを感じて、
演劇的な「キャラクターの原型」として、舞台設定等に採用しています。


登場人物
亡き恋人に逢いに行こうとする青年が主役です。

画面上には出てきませんが、「亡き恋人」が登場します。
青年の視線の先に、いるものだと思って下さい。
元々、見えたり見えなかったり、消えそうな存在なのです。
以下「彼女」とします。

そして、青年や、彼女の願いを叶えてくれている、
サムシンググレートの存在が、あるのだと思います。
ですが、宇宙の法則から外れてしまう事は叶えてくれないようです。

刀剣乱舞の鶴丸国永(黒鶴)に、演じてもらいましたが、
刀剣乱舞の世界観から言ったら、男性審神者の娘さんに、
恋をした刀剣の物語だと思って見て頂ければと思います。


黄泉の国へと通じる森
歌詞では、「森」が象徴的に使われ何度も出てきています。

歌詞では明言されていませんが、状況的に、この森は、
「死者の世界へと行ける森」なのだと思われます。

私は、「次元の境目が曖昧な森」なのだと思いました。

次元の扉を開くのは、「真摯な祈り(願い)」だと思います。




鍵としての水晶
次元を超える「鍵」の象徴として、水晶を用いました。
水晶が出ている時は、「次元が繋がっている時」です。


地面の光
途中から、地面にキラキラ輝く光が現れますが、それは、「彼女」の想いです。
光に触れる事はできないけれど、「彼女」の想いが残っているから、
「彼」は森に囚われたままで、生き抜く事が出来るのだと思います。

「彼が生き抜く」ところまで含めて「彼女の想い」なのだと思います。
もう一度、「同じ世界で逢う」為に。




青と赤の光
動画では、歌詞にある「青と赤の光」が象徴的に使われています。
私は、「青=生者の世界」「赤=黄泉の国」の象徴だと解釈しました。
歌詞の流れから、その様に汲み取れたからです。



触れる事の出来ない二つの光の狭間が、
黄泉の国へ通じるルートなのだと思います。

私の感覚ですが、

生者と死者の世界は、別次元でありながら、重なり合っていて、
ふとした拍子に繋がり合うものな気がします。
生きているか、死んでいるかは、肉体の有無だけな気がします。

だけど、肉体が無ければ触れ合う事は出来ない。
そして、輪廻の環にいつか入り、別の人になってしまう。
(私は、生まれ変わっても魂が同じなので、違う肉体でも同じ人だと思っています。)

そうなったら、もうなかなか会う事はできないだろう。


だから、死は終わりではないけれど、会う事が出来なくなるから、寂しがったり、悲しんだり、嘆いたり、「もっといろいろしたかった」なんて後悔しよう。後悔しなくなるまで。

と思っています。



後悔が過ぎて、「もう一度逢いたい」と森へ入ったところが、この物語の中の青年のイザナギに通じる部分です。
ちなみに、ロメオだと後追いします。ハムレットは使命の為に、苦悩しながら生き続けます。
その全てが、この青年の中に含まれていると感じられました。

刀剣乱舞的解釈としては、「男性審神者の娘」なので恋を成就しようとは思わず、人間と結婚して幸せに生きてくれと願っていたら、不慮の事態で年若くして亡くなってしまって、「想いだけでも伝えたい」と思った、というところになると思います。…泣く、純愛過ぎて泣く…


楽曲「Scutellaria」歌詞解釈
「Scutellaria」は、国籍不明言語の歌詞が一部あります。
想像の余地を残してくれているところでもあります。
国籍不明言語の部分は解釈していません。
原曲通りではなく、「動画を作るの為の独自の解釈」が含まれる事を、
御了承ください。

ピアプロの歌詞

キョーヘイ氏による楽曲本家動画。
すばらしい楽曲をありがとうございます。


ViANKiE様の歌ってみた。
惚れました。



古くから伝わるお伽噺にすがるように、
黄泉の国へ通じると言われる森へ入り、
僕はあてどなく彷徨う。

「もう一度、君の声を聞かせて。」

そう、願いながら。

昼でも暗い森の深部に入ったが、まだ黄泉の国には着けない。
やはりお伽噺なのか?本当に黄泉に通じるのなら、僕に行かせてくれ!
そう強く願ったら、突然、青と赤の光が差し込んだ。

この世のものとは思えない二つの色の光が混じり合っている。
僕は、生者の世界と黄泉の国の狭間に到着したのだと思った。



君にまた、逢えるかもしれない。

…君が一人で泣いているのを見つけたのは、いつの日だった事だろう。
君との出逢いが、昨日の事の様に懐かしい。

君はまた一人で、黄泉の国で泣いているんじゃないか。
早く会いに行かなくては。

だが、この世界と黄泉の国の境目は、光として見えているものの、
触れることが出来ず、二つの世界の遠さを思い知る。

光の狭間から、入れるところはないかと、
黄泉の国へと行けそうな場所を探し、また深く彷徨い歩く。


(回想)
君と、どれだけ話し込んで、たくさん笑って、泣き合った事だろう。
君と出逢って、僕は、初めての愛情を知った。
君は僕に、人を愛するという事を教えてくれた。



全てを懐かしく想い出す。

ああ、君に逢いたい。


そう強く祈ったと同時に、僕は洞窟にいた。
お伽噺の「黄泉の国へと繋がる洞窟」なのかもしれない。



行く手を阻んで立ちはだかる水晶の狭間に、
幻の様に揺らぐ君の指が見えた。
だけど触れようとしても、触れる事が出来ない。

消えそうになる君の指を見つめ、「あと少しだけ」と願った。
禁忌の願いだとは、わかっている。

動く事のない君の心臓が、揺らめいて見える。

それが、『もう住む世界が違うのよ』と、
僕を追い返す君のメッセージだとわかった。

嫌だ!逢いたい!!!

泣き喚いている君の姿が見えた!
『まだ来ちゃダメだ』と口が動いている。

君の姿を見る事が出来て、それでも僕は嬉しかった。
だが、その姿にも触れられず、すぐに消えていった。



嗚呼!

僕は悲しくて叫ぶ。


その声が、森の底に捕らえられ、

僕は、

生者の世界と、黄泉の国の狭間を、彷徨う者となった。



このシーンのスピンオフ動画が出来ました。

森を彷徨う者となった僕の元に、君は来てくれた。

ああ、僕はもう、元の世界には戻れないのだな…と悟った。
だから君は、「せめて」と思い、来てくれたのだろう。
僕の願いを、叶えてくれた。



黄泉の国から、この狭間の森へ来るだけで、
君はきっと、幾つもの次元を超えた事だろう。
恐い想いもしただろう。
僕が、黄泉への洞窟へ辿り着くまでに、幾つもの次元を超えた時の様に。

君は、涙を見せてくれた。
僕の変わった姿を見てなのか、逢えて嬉しいからなのか、
その両方なのだろう。

恐ろしい目に遭ったとしても、逢いたかったね。
僕は君の事が心配で、君は僕の事が心配だった。
逢えたら嬉しくて、泣いてしまうね。



僕と君が同じ想いだったことが、とてもわかる。
君がこうして、僕に逢いに来てくれたから。

僕の動く鼓動、君の止まったままの鼓動、それだけの差なのに、
君は確かに、以前のままで、僕の目の前に存在してるのに、
触れようとした僕の手が、君を通り過ぎてしまう。



命を呪った、君の元へ逝きたいと願った。
たとえそれが許されないとしても。

交叉ることの無い、生者の世界と、黄泉の国。
生き返る事はもう出来ない君。

僕の心臓を止めて。僕の生きている証の、この体温を消してよと、ただ祈った。



だけど、君が僕に「生きて」と祈る。
君の祈りがあまりに強くて、君を悲しませたくない僕は、
この森に捉えられながらも、生きる事を決めた。
君は、優しく微笑んだ。
僕は、君が微笑んでいる事が、一番大事なんだ。



黄泉の国の洞窟まで、君を送る。名残は尽きない。
一緒にいられる時間はもう僅かなのに、
どうでもいい事ばかり話してしまうね。

君は、『そろそろいかなきゃ』と、立ち上がった。
転生の為の輪廻の環に、入る時が来たのだと言う。
ああ…君が少しづつ消えてく。

「あと少しだけ君といさせて!」と、願ってしまうが、
それは君の為にならない事がわかるから願いを手放す。
だけど君は、ギリギリまで、僕の目の前にいてくれた。
きっと、危ない事だろう。だけど、そうしてくれた。



君の鼓動が動き出す。君の次の人生がはじまる、別れの音色だ。

さあ、最高にいい人生へ旅立って。
別れたくない気持ちを抑えて、そう願う。心から。

その時、僕は、少し成長できたのだと思う。
様々な事が、突然わかるようになったんだ。



自分で自分を殺す様な事をしては、転生の環に入れないのだと悟った。
そしたら、転生を続ける君とは、二度と逢えなくなる。
ならば、この森に捉えられながら、己の天寿を全うすると、覚悟する。

そう決めたら、君と僕の世界が近くなったのだろう。
『次は同じ世界で会おう』と、手を伸ばしたら、君に触れる事が出来た。
…触れることが出来たんだ。



触れられた君の涙が、暖かく、こぼれ落ち消えていった。
君の姿と共に。

気が遠くなる時間の中を、僕はこの森で、生き抜いてみせる。
君とまた、いつか出逢える事を信じて。



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動画ともに、このあらすじ・・・と素晴らしいですね
7ヶ月前
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>>1
ありがとうございます!
7ヶ月前
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