• ゲムマ大阪の代替えオンラインイベント「大阪ボドゲ.web」開催告知 補助記事

    2020-03-01 22:311
    どうもポンコツです
    ニュース遅れてごめんなサイドン

     それはさておき。

     先ごろ、3月8日に開催予定だったゲームマーケット大阪 2020が開催中止となりました。特に関西圏以南に住んでいるボードゲーマーにとっては年に1回の大型イベントということもあり、各種代替え販路・イベントが各所で実施されております。ここで告知する「大阪ボドゲ.web」もそのひとつとなります。

     発案者はポンコツではなく、人気同人サークル「ペンとサイコロ」のroy氏
     こちらはその告知を補助する記事になります。

     開催プラットフォーム:Discord
     開催日時:3月8日 10時~15時
     参加者(3/1時点):登録者145/出店者12
     Discordリンク:
    ■内容
     内容は、Discord(グループ会話が可能なチャットソフト的なもの)を活用したWEB即売会です。各サークルがボイスチャットルームを作り、そこに来場者が入る。で、ゲーム内容を紹介してもらう、といったもの。販路は外部のもの(オンラインのなにかしら)を使用し、説明を受けた後に買うかどうかは個人の判断。

     要するにエアゲムマですエアゲムマ

     開催の意図は「販路の整備や補助などは各所で行われているが、イベントで発生する”交流”の部分をフォローするため」とのこと。イベントでフラフラと歩き回って試遊卓をめぐり、気に入ったゲームをいくつか買う、みたいなスタイルの人に合いそうですね。細かいことはサーバーに入れば書いてありますので、そちらをご参照ください。

    ■参加について
     まだ参加できるみたいですよ。

    ●一般参加について
     既にチャンネル自体はあるので接続チェック等は現時点でも可能。 当日チャンネルに接続頂ければ各サークル参加者がブース内にいるので交流できます(入退室について特に制限なし)

    ●サークル参加について
     大阪ゲムマに出店予定だったサークルのみチャンネル作成可能。作成は申請場所内に必要事項を記入頂ければroyさんが手作業でいい感じに作って頂けます


    ■私見
     歓迎されるべき試みであると感じます。試算してみると分かりますが、ボードゲームは製造にけっこうなお金が掛かります。去年の大阪では一般出展が289ブースあり、今年もそれに近いサークルがボードゲームを製造していたでしょう。これが全て在庫の山になるのは、他人事ながら「やめてしまう理由」としては十分なのではないでしょうか。

     また単純に、オンラインで不特定多数の人間に宣伝を行える機会としても良いイベントだと感じます。同人ゲームはゲーム内容の詳細を知る機会が少なく、また文章だけではルールを理解しにくい側面もありますので、個人的には単なる”代替えイベント”以上の意義を感じます。ご興味のある方は、Discordから興味のあるサークルのチャンネルに入ってみてください。

    大阪ボドゲ.web Discord会場


    ●Discord初めての人へ
     わりと重要な機能として、Discordは「ボイスチャット参加者個別の音量調節」が可能になっています。他人に自分のマイクの音がどう聞こえているのかは結構判別が難しいので、音がでかい人がいたら手動で調整してあげましょう。

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  • 【3月ニュースについて】2月内は無理っぽいので3月頭に投稿します

    2020-02-28 04:172
    どうも、ポンコツです

    タイトルの通り、今回分は3月頭の投稿とさせていただきます。
    理由は以下の2点

    1:投稿者が超クッソ激烈に忙しい
    2:各種イベントの状況変化により音声出力した内容を調整する必要が出た

    というワケですので、すみませぬがしばしお待ち下さい。一応、さっさと知りてェという人のために動画内で使う予定だった3月発売リストをタイトルだけ貼りつけておきます。

    ■3月カレンダー
    3/5 「ヘブン&エール 拡張 ~樽生お届け便~」アークライト
    3/8 「インサイダーゲーム ブラック」オインクゲームズ
    3/12「スペースゲートオデッセイ」アークライト
    3/13「モンスター・コレクション Deus
       『双星のシャンバラ』」グループSNE
    3/19「シュテファン・ベンドルフのお花見」アークライト
      「テストプレイなんてしてないよ ゾンビとバナナ」グループSNE
    3/26「5211」(GM2020大阪先行)アークライト
    3/26「カーニバルモンスター」(GM2020大阪先行)アークライト
    3/26「タペストリー」アークライト
    3月?「ダブルナイン」(GM2020大阪先行)アークライト
    GM大阪先行「Argent: The Consortium」アソビション
    (正式発売日は不明)

    ・2月からの延期組
    3月以降「主計将校:第二次世界大戦の補給戦」ホビージャパン
    3月以降「タリスマン:伝説の勇者たち」ホビージャパン
    3月以降「アズール:サマーパビリオン」ホビージャパン
    3月以降「アズール:クリスタルモザイク拡張セット」ホビージャパン

    ●以降の予定
    ・アークライト
    04/02「テラフォーミングマース:動乱」
    04/09「ハダラ」
    04/09「千本鳥居」
    04/16「フォールドイット」
    04/23「クレイジーエッグ」
    04/30「『サイ藤』神経衰弱」(仮)
    04/30「横濱紳商伝デュエル」
    05/14「キッチンラッシュ」(GM春先行販売)
    05/14「パピー・ウインチェスター」
    05/21「デカルコ」(GM春先行販売)
    05/21「イーオンズエンド」
    05/28「逃げゾンビ:リローデッド」
    05/28「フランティック」(GM春先行販売)


  • 【アナログ】Forwarder of Xanadu(フォザナドゥ)

    2019-03-11 14:51

    はいどうも、ポンコツです。こちらはアナログゲームの個別紹介記事です。動画とは直接関係なかったりするので、カタログ的にご覧ください。

    ■Forwarder of Xanadu(フォザナドゥ)

     ピック&デリバリーおよびワーカープレイスメントが主要システム。制作は日本国内の同人ボードゲーム制作サークルManifest Destinyのkuro氏。創立20年の老舗サークルで、エッセンシュピールへの出展経験もあり。筆者は同人モノにはあまり詳しくないのだが、遊んでみて面白かったので紹介してみる。

    ◯基本情報
    ・プレイ人数:3~5人
    ・所要時間:90~120分前後
    ・ルール難度:同系のゲームに比べれば軽量

     なお、こちらでもルールの概略に触れるが、大きめのゲームなので全体像を理解するのは少々難しい。公式サイトで公開している紹介漫画が非常に良質なので、まずはそれを読んでみよう。……というか、普通にルール全文が乗っている。気になったらそれを読むべし。

    ■変身する3種の資源
     ピック&デリバリーとはなんぞや、という人のためにまずは簡単な補足を。基本的には鉄道ゲームの仕組みをジャンル化したようなもので、荷物を「選択(ピック)」して「運ぶ(デリバリー)」する挙動を中核としたゲームを、このように呼ぶ。

     では本題に入ろう。本作におけるプレイヤーは、なにやらファンタジー風味を感じさせる世界における運送会社の社長だ。異なる特殊能力を持つ5種類の企業ボードから1枚を選び、それを世界一の会社へと育て上げねばならない。


    初期段階では各企業のボード上にロックが施されており、ゲームが進むごとに能力が
    アンロックされていく。どの能力をアンロックするかは、状況を見て決められる。

     ゲーム中は常に依頼カードが場に配置されており、その依頼内容に沿った商品を納品すれば勝利点を得ることができる。プレイヤーはゲーム終了まで、この依頼を達成する方法を頭を捻って考えるわけだ。

     というわけで、ゲームボードを見てみよう。パッと見では難しそうに見えるかもしれないが、実のところ装飾が豪華なだけで機能自体はけっこうスリムに表現されている。とりあえず、最上部の中央にある「ホータン港」が各プレイヤーが生み出した資源を配置する場所で、それ以外のエリアは運搬先、という事だけ覚えておけばOK。




     さて、プレイヤーがデリバリーする資源は特上の3種類で、いわゆる“特定の資源”を示すリソースが存在しない。じゃあどうやって製品を納品するのかというと、各エリアに表示されたアイコンがその答えとなる。

     例えば、依頼カードに「イス」上資源1個、並資源1個」が描かれていたとしよう。それは即ちイスが描かれているエリアで、上資源1個並資源1個を支払え」という意味になる。衣類になったり食料になったり、ずいぶんと便利な資源だなぁ。

     加えて、依頼を達成した場合は支払いを行ったエリアにシェアトークンが配置される。ゲームは全6ラウンド行われるのだが、そのうち3/6ラウンド目には各エリアの支配率に応じた勝利点も支払われる。ホータン港から遠いエリアほど獲得勝利点も増えていくので、依頼を達成する場所選びも重要だ。


    各エリアには会社ごとの「倉庫」が設定されている
    そこに資源を運び出していくようなイメージだ

    ■資源を取るか、アクションを取るか
     また、アクション選択に変速的なワーカープレイスメントの仕組みを導入しているのも面白いポイント。プレイヤーは初期段階で3つのワーカーを持ち、これを「輸送」「改良」「依頼達成」の3種のアクションのいずれかに配置して実行する事になる(内容は語感から察して)。

     各アクションには1~3の数字が書かれた枠が存在し、数字は「アクションの実行回数」を示している。じゃあ単純に3が得なのかと言えばそんな事はなく、1を実行すると並資源が2個、2を実行すると1個もらえるというボーナスがついてくるのだ。


    細かな部分のデザインもいちいち可愛らしい。デザイン買いも十分アリなゲームだ

     本作において、スキルなどの特殊能力を除けば、ラウンド終了時の収入(基本2個)と、このボーナスでしか資源を手に入れられない。まぁ、それでも3アクションがお得な事に違いはないが、一概に後手が得という事ではない。

    ■堅実でシンプルなシステムと、トチ狂ったカード群
     ちょろっと名前が出たが、企業毎に用意されたスキルカードについては、まさにトチ狂ってると言うに相応しい性能のものが多数存在する。

     ラウンドが終わるたびに特定のエリアの資源をランクアップさせるとか、他プレイヤーの資源輸送に便乗して資源を運べるとか、根本的に並資源コストが減るとか、1枚でゲームの方向性を揺るがす超カードが山盛り。超スキルを活かした計画を立てるのは非常に楽しい体験だ。

     ちなみに、スキルカードを使うためにはラウンド終了時の能力開放枠を1箇所使わなければならない。スキルのシナジーを組んでニタニタしていたら、普通に足回りが強化された企業に負けることもままある。


    白いスキルカードはランダムに配布されるが、企業毎に決まったスキルは常に手札に保持できる。
    基本的にはパッシブスキルだが、稀に使い切りのものも


     あ、そうそう。スキルは最初に配布されるのだけれども、配布内容を完全にランダムにするルールを採用することもできる。ゲームに慣れたらやってみるのも良いが、噛み合いすぎて世界が終わってしまうこともあるので注意

     全要素を紹介できたわけではないが(無限に長くなりそうなので)総評に移る。いわゆる鉄道モノのピック&デリバリーはロングでヘビーなゲームが多い。線路を敷いて資源を選別し、株価だの借金だのの事も考えなければいけないワケで、そりゃヘビーになるのは当然とも言える。

     対して本作には金銭の概念が存在せず、また線路を引く必要もない(最初から引かれている、とも言える)。加えて資源は3種類にまで圧縮しつつ、実質的にはより幅広い意味合いを持たせている。ミニマムなマネジメント要素をスパッと切り捨て、不足部分をエリアマジョリティに接続することで、ゲームの悩みどころを「いつ資源を作るか」「どこに運ぶか」という点に集中させているというワケだ。

     スキルの大雑把さも個人的には評価点だが、精密なマネジメントを楽しみたい人にとっては好かれない要素かもしれない。TCGでシナジーを考えるのが大好きな人には、ぜひオススメしたい。

    ■G&B
    ◯GOOD
    ・かわいい、超かわいい、すごくかわいい
    ・目標のために最適化されたルール
    ・基礎から日本語なので解釈違いが起こりにくい
    ・公式サポートの手厚さ

    ◯BAD
    ・入手性はどうなるか不透明
    ・広げた時にあまりにも場所を取る
    ・フェイズごとの手続きがやや多い
    ・似た挙動で異なる細則が適用される事が多い