DeNAは任天堂と協業したかったのではなく、協業せざるを得なかったのではないか
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DeNAは任天堂と協業したかったのではなく、協業せざるを得なかったのではないか

2015-03-23 23:52

    DeNAと任天堂の協業会見において、DeNAは「黒衣でもいい」と言っています。

    これは2010年6月の「IPだけ使わせて!」からするとかなり考え方が変わっています。

    そして、いろいろ考えていくうちにDeNAは協業したかったのではなく、
    協業せざるを得ない状況になったのではないかと推測します。
    なぜか。

    DeNAの状況を知るにはDeNAのブログを見るのが一番です。
    http://developers.mobage.jp/blog/2015/global-app-trend

    ここでは、2014年モバイルゲーム米国売上ランキングが載っています。
    上位のうち、「クラッシュ・オブ・クラン」「ヘイ・デイ」あたりが
    わかりやすいのでご紹介しましょう。

    クラッシュ・オブ・クラン初心者攻略!
    http://matome.naver.jp/odai/2140344506357302301
    時間短縮、資源、大工小屋の拡張が課金要素です。

    ヘイ・デイ (Hay Day) 課金について #ヘイデイ
    http://blog.livedoor.jp/pipskoll/archives/1757933.html
    オーソドックスな農園箱庭ゲーで、
    サイロ・納屋拡張、生産待機枠拡張、時間短縮が課金要素です。

    どちらも、萌え絵をつければ日本でも流行りそうですね。
    …日本でも既にそういうゲームありましたよね。

    そうです。艦隊これくしょんです。
    バケツが時間短縮、タンカーが資源、母港や入渠ドックが大工小屋なり納屋です。
    ダイナミックに言い換えれば、北米では艦これのスマホ版(絵柄は北米ナイズ)が
    大流行しているのです。

    さて、艦隊これくしょんが日本で流行った時に何が起こったか。
    DeNAの稼ぎの柱、シンデレラガールズとターゲットが合致してしまったのです。
    幸いにも「PCのブラウザゲー」というスマホしか持たない主義の人から見れば
    超高いハードルのおかげで両者とも生きながらえていますが、
    (それでもMSが水面下で艦これとコラボを企画するぐらいには
    各地で負け続きだったWindowsタブレットが売れています)
    もし艦これが最初からスマホで出されていたらどうだったでしょうか?
    同人作家が乗り換える程度の騒ぎで本当に済んだのでしょうか?
    クラッシュ・オブ・クランもヘイ・デイも、艦これも
    シンデレラガールズと比べて圧倒的に課金額が低くなるけど、時間は潰れるゲームです。

    そして、任天堂が「ガチャは日本以外では嫌われるから出せないけど、
    艦これみたいな課金モデルなら北米でも受け入れられてるから、
    艦これ方式でスマホにネイティブアプリ出したいなぁ」
    と言い出したらどうなるでしょうか?

    DeNAは、自身のブログで「市場の大きさが際立つ日本市場」と評した戦場で
    まともに任天堂と戦うか、協業するか、撤退して他の事業を探すしかありません。
    他の事業は散々探しましたが、うまくいっていません。
    まともに戦ったら、未だにオリジナルのネイティブアプリで
    大した成功を収めていないDeNAは負けます。
    そして、DeNAは2014年度第三四半期で純利益半減となるほどに、後がありません。

    もはや、なりふり構わず…たとえ任天堂の下請けになったとしても…
    企業が存続するには、協業以外の方法がない、と判断しても仕方ないように思います。
    少なくとも、艦これが大流行りした時点で、
    DeNAはガチャビジネスの終わりを予見していたように思います。
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