Steins;Gateコメント動画制作後記(9)~ 運命のファルファッラ ~
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Steins;Gateコメント動画制作後記(9)~ 運命のファルファッラ ~

2013-02-21 23:46
  • 3
      _
      σ   λ
     ~~~~ 
    /´・ω・ )   <制作後記その9だ

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ ⌒ヽ
{ 、 ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄ __っ八 ノ
 \ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー- /



制作後記(8)をお読みでない方はまずはそちらをどうぞ。





****************




⑩運命のファルファッラ編にいく前に、昨夜書き忘れたポイントを1点。

■14:50の「幾つもの」のVocal処理。

原曲『Hacking to the Gate』の2番と聴き比べてみてください。
♪「選択へ~ Ha~cking to the Gate!」のあとの
サビの入りの♪「幾つもの~」のところ、本来オケがあるんですが、
オケ音を抜いてVocalトラックのみの処理をしています。

この演出のための音処理(原曲からオケを抜いてVocalだけにする)を
音担当のヴァンくんに無理やりおねだりしたんですが、
めちゃくちゃ綺麗にやっていただきました。ありがとうございます。

この無音のタメで、サビの入りの「ダダッダッダッダッー!」という
ドラムのインパクトと、前回で述べた台詞弾幕が流入する演出の、
爆発力を高められて良かったなーと思います(該当箇所の動画のコメを見ながら...)




********************










さて、

⑩『運命のファルファッラ』の演出
です。動画で言うと、15:22からです。




ニコニコ動画に動画を投稿して、運よくランキングに拾われると、
不特定多数の方々から多くの様々なコメントを頂戴することになるわけです。
しかもシュタゲという熱烈かつ濃いいファンが存在するコンテンツのMAD
ということで、色んな事を言われるのだろうなあと思っておりました。

ところが、蓋を開けてみると驚くほどに「ここがダメ」「イメージと違う」
というコメントが少ないことが意外でありました。
(まあ、ネガ系の感想を持たれた方は得てしてコメを残さずに動画を閉じて
 去っていくので、そういう系のコメは可視化されないというのもありますが...)

しかし、この『運命のファルファッラ』のパートは、いわば順当に(?)
色んなコメントを頂戴して制作者としてとても刺激的でした。

「流れに合ってない」「ここは選曲ミス」「シーンに合ってない」など。
ええ、もちろん「良いね」というコメも頂いております。いやはや、
こういうのが面白い。(他のパートでももっと色々意見くださいねっ)



では、色んな意見があるなかで、なぜこの曲を、この動画の
この流れの中の、この位置に採用したのか? それをお話したいと思います。


『運命のファルファッラ』は、アニメからシュタゲに入られた方には
ほとんど馴染みの無い曲なのかもしれません。原作ゲームをやられた方は
ご存知ですよね。トゥルールート以外の全ルートのエンディングを飾る
テーマ曲です。ではまず、構成的な話とは無関係な話として1点、
言わせていただいてもよろしいでしょうか。。。。


俺はこの曲が好きだあああああああああああ


だから入れたかったんです。。。。
...というのが採用理由の1つ。(失礼しました)




********




ふぅ...では真面目に構成面での話に戻りますね(キリッ)。
本動画内では執念オカリンの「世界を騙せ!」と『Hacking to the Gate』で、
流れとしては一つの盛り上がりの頂点を迎えたわけです。

ここで、アニメ版を思い出してください。
執念オカリンパートに『スカイクラッドの観測者』を採用して、
テンションMAXとなり、そのままエンディングへ突入した伝説の23話。
その流れで迎えたその次の24話。いかがでしたか?

テンションがMAXのまま、さらにシフトアップして
大波をかぶせていくが如く、
オカリンの最後のアタックを見て絶叫を聞いて、
エンディング『Another Heaven』を迎えたい!と思っていたところ、
...そうでもなかった、

という一抹の物足りなさを感じたのです。あくまで私個人の感想ですが...
(もちろんシュタゲ全編のエンディングという感動はありましたが)


つまり、アニメで自分が満たされきれなかったこれ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
=================================
テンションがMAXのまま、さらにシフトアップして
大波をかぶせていくが如く、
オカリンの最後のアタックを見て絶叫を聞いて、
エンディング『Another Heaven』を迎えたい!
=================================

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑を
どうするか?というのが、このパートの演出の最大の悩みでした。


そしてふとある時に、私のiPhoneにあるシュタゲプレイリストを
連続再生させつつファミレスで妄想にふけっていた時です。
『運命のファルファッラ』が流れていました。そして鼓膜にビビっと
来たのが、動画本編でいう15:23~「ぅい~だろう」のところで流れる
♪「キュインキュインキュインキュイン」というラスサビに入る前のギターソロです。
ここだあああああああああ!!って感じでしたね。

「最初の『お前』を騙せ!」「世界を騙せ!」
「それがシュタインズゲートに到達するための条件だ」
で盛り上がり、BGMの『Hacking to the Gate』が終わろうとしている
そこに、この『運命のファルファッラ』のギターソロをかぶせていく、
という構成が頭の中でひらめきました。

要するにですね、「ラスボス曲」が欲しかったんですよ。
執念オカリンパートの『Hacking to the Gate』(アニメで言うなら
『スカイクラッドの観測者』)がラスボス前の敵のBGMだとしたら、
オカリンのファイナルアタックはラスボスとの戦いなんですよ。
その曲が欲しかったんですね。

じゃあ、ラスボス曲ってどんなん?というと、
軽やかでテンポが速い曲調ではないですよね。
どこかこう、荘厳で地鳴りのような重さがあって、それが雷鳴のように
打ち鳴らされながら、内から外へ広がっていく感じが欲しいところ。


『運命のファルファッラ』の大サビの感じ、ピッタリじゃないですか?
...って個人的には思ったのです。

ご評価頂いたコメントの中で「ここからのカタルシス」と表現していただいた方が
いらっしゃいました。私はそのコメを見て「そう、それそれ、その感じ!」と、
大きくうなずきました。

なんか、感覚的な話になっちゃって、
お前は何を言ってるのか?みたいな文章になってしまって
大変申し訳ないんですが;; でも、この感覚的なフィット感が、
この曲の採用理由その2なのです。




********




3つめの理由。それは歌詞です。

===============================
蝶はかすかな羽ばたきで
光の軌跡残し 地平線越えてゆく
神に抗いし騎士たちは挑むだろう 訪れる運命に
時を見つめる者の まなざしさえすり抜けて
===============================
この大サビの歌詞の下記5点です。

[1]蝶
[2]光の軌跡
[3]地平線
[4]神に抗いし
[5]騎士たちは挑む




[1]蝶
シュタゲで「蝶」といえば「バタフライエフェクト」ですよね。
では、「バタフライエフェクト」という言葉の意味において、
「バタフライ」とはシュタゲでいうと何なのか? 何でしょうね?
私は「オカリンと鈴羽」であり、「タイムマシン」だと思いました。
時空を彷徨う蝶のように世界線に干渉し過去に干渉し、
因果を曲げてしまったオカリンと鈴羽こそ「バタフライ」だと。

[2]光の軌跡
[1]がタイムマシン(オカリンと鈴羽)なら、「光の軌跡」は、
そのタイムマシンの跳躍を表しており、「光(の粒)」は、
物語内で鈴羽が言う「時のかけら(みたいなもの)」を指して
いるのだと思いました。タイムマシンの軌跡、ということでしょうか。

[3]地平線
この流れなら「事象の地平線(Event Horison)」を
指しているのはもう言うまでもありません。

[4]神に抗いし
神に抗う人(世界を騙そうとしている人)は言うまでもなくオカリンです。
(アニメ20話でオカリンが萌郁に言う「俺は抗う!」が印象的ですよね)

[5]騎士たちは挑む
そして一番のポイントはこれです。「騎士たちは挑むだろう」の
特に「たち」。「騎士たち」ですよ。オカリン1人で最終決戦に
挑んでいるのではなく、ラボメン全員で挑んでいるんですよ!!!!!!
...と私は熱くなってしまいました。(あ、皆そう思ってましたか...)



すなわち、『運命のファルファッラ』の大サビは、
「オカリンと鈴羽が、タイムマシンに乗って、
 事象の地平線を超えて(7月28日へ)時間跳躍を行い、
 ラボメン全員の想いを胸に、最終決戦(オペレーションスクルド)に挑んだ」
となるわけです。


どうですこれ。
執念オカリン&『Hacking to the Gate』の跡に
ブッ込みたくなりませんか?

これが『運命のファルファッラ』の採用理由、その3です。


*************


以上3点の理由で、この曲を使いました。
どうでしょう? 印象変わりました?
「いや!やっぱりちょっと合ってないっ!」って感じですか?
どちらでも結構です。
制作中にこんな葛藤があったと知って頂ければ幸いです。






さて、最後になるか分かりませんが
次回は『Another Heaven』編です。




つづく






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最初のまっちょしぃAAのせいで、
本文の「ラスボス」という単語の度にチラチラと脳裏に…w
81ヶ月前
×
運命のファルファッラはやられました。あそこはアニメだと23話24話と週またぎなのでテンションを持続する事がそもそも難しかったと思います。初見組は特に。それを差し置いてもオカリンがハラキリをしてからエンディングの「Another Heaven」に至るまでの間奏部分がたまらなく好きです。さめざめと泣いてたのがエンディングの曲が流れ出したとたんにブワッって溢れてくる感じがたまりませんでした。
81ヶ月前
×
>>1
デカこな兄貴
仕方ないねw


>>2
zoraさん
ああ、確かにアニメは話が切られちゃうからしかたないのかもしれませんねー。
24話はもう「全体の締め」に徹してたという感じですかね。
間奏部分の感想、ありがとうございます。あそこは慎重に丁寧につないだつもりです(次回でお話しますー)
81ヶ月前
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