• 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」がめちゃくちゃ酷評されてるのであえて初見で「ドラクエ5」をクリアしてから見に行く【後編】

    2019-09-27 21:2622
    ―――――――――――――――――――――――――
    ※注意


    ・この記事を読む前に前編その2
    https://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1814239)をご覧になって頂けるとよりこの記事を楽しめます
    ・このブログシリーズにはドラクエ5および映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のネタバレが多分に含まれます
    ・今回の記事内容は実際にドラゴンクエスト5を50時間かけてクリアしたのちに「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を見に行ったその感想になります

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    うう~ん...釈然としない...












    それがこの「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を見た素直な感想でした





    なぜ私がこんな感想を持ったのか、順を追って解説していきましょう





    まず前提として、私はドラゴンクエスト5の主題は




    『あなた自身の成長譚』







    だと思っています(これは以前の記事でも近いことを書きましたね)



    自分で色々な選択をすることで、目標や憧れに近づいていく


    その中で別れや出会いを経験し、世界の不条理さをも知ってい


    しかし、世界の不条理さを知りながらも


    人のやさしさを知り、世界や人のすばらしさを再認識する



    そんな『自分の思い出』として一生記憶に残る私自身の物語です





    だからこそ私は、この映画にその感動や、それへの称賛が込められているべきだと思いました

    逆に言えば、それさえ主軸においていれば、多少物語の改編やカットがあっても仕方ないと思っています


    ...さて、ここまでが映画を見る前の思いや感想です



    そのうえで、なぜこの映画を観た感想が『釈然としない』になってしまったのかを解説していきましょう





    まずこの映画の批評をするにあたって、良かった点を述べていきましょう

    箇条書きにすると



    ・映像が美しく、戦闘などは素直にかっこよかった

    ・SEやBGMを効果的に使っていた

    ・物語的に面白くなる改変や掘り下げがいくつかあった

    ・尺の都合によるカットや改変も上手くまとめられていた...しかし


    世間でめちゃくちゃに叩かれている映画でしたが、実は良かった点はすごく多いんですよね


    では上から順にざっと解説していきましょう

    まず映像についてですが、これに関しては流石の一言です

    美しいキャラクターや背景
    あとはモンスターの質感もよかった(特にスライムの透明感が好き)

    そしてなにより戦闘!

    疾走感や緊張感があるのはもちろんですが、呪文の描写がめっちゃいい!

    物語の中で『バギマを使って敵の羽を攻撃する』と言うシーンがあるのですが

    これによって敵の羽に傷が付き、バランスを失います

    そのスキに勝負を決める、と言った

    『もし現実で呪文が使えたらこう使う!』

    と言った妄想を一つの形として映像にしてくれています



    続いて音楽関連について

    これもめちゃくちゃ頑張って使ってくれたな、って印象です

    ドラクエのBGMが素晴らしいのは皆さん周知の事実だと思いますが、それと映像とが組み合わさるとこんなにカッコいいんだ...とBGMの良さを再確認しました

    そして頑張っていたな~と特に思ったのがSE(効果音)です

    ドラクエを象徴する音楽は、何も長いBGMだけではありません

    『何かを発見した時』

    『アイテムをゲットした時』

    『仲間が加入した時』


    などなど...個性豊かなSEが世界を彩っています

    そんなSEが違和感なく映画に盛り込まれており、思わず頬がほころんでしまいます



    そして改変

    これは賛否両論あると思いますが、私は頑張って改変していると思いました

    最後の決戦で『ヘンリー王子が駆け付けてくる』など思わず胸が熱くなりましたし

    何より『フローラが主人公に本当の気持ちを察し、裏で暗躍する』と言った改変は、キャラの魅力をより深く掘り下げる改変と言えるのではないでしょうか(フローラ可愛かったな...)

    ただ、原作をやらないとわからない改変もあるのでそこは注意が必要です



    そして最後、尺の都合によるカットなどをかなり頑張っていた点です

    先ほど述べた改変にも通じるのですが、どうしても尺の都合上カットや改変を多く行わなければいけません

    しかし、このカットや改変をうまく合わせることで

    『物語として違和感なく見進めることができるようにまとめている』

    という点は確かな努力を感じました















    ...流石に露骨過ぎましたかね?

    そうなんですよ、ここまで聞くと素晴らしい映画にも思える

    ドラゴンクエスト ユア・ストーリー

    そんな映画が酷評される理由のヒントがこの『カットや改変』に潜んでいました


    実は『物語としては違和感なく話をまとめているカットや改変』

    原作をプレイした後だと


    「(あれ?ここカットするんだ...)」


    と思うシーンが多々あります

    「まあ尺都合上仕方ないよな」

    と思いながら映画を見ていた私ですが

    これは大きな間違いでした


    そう、巷で言われている


    『最後の10分』


    を見たとき、私はすべてを理解したのです










    ―――――――――――――――――――――――――
    ※注意


    ・ここからは映画、ゲーム共に根幹にかかわるネタバレが多く含まれます
    ・また、人によっては強い不快感を感じる可能性もあります
    ・以上をご理解いただいたうえで読み進めていただければ幸いです


    ―――――――――――――――――――――――――















    さあ、小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする心の準備はOK?


















    では

    この映画の最暗部『最後の10分』について語っていきましょう


    まずは、この『最後の10分』について端的に説明しましょう

    実はこのドラゴンクエスト ユア・ストーリー...




















    「全てVRゲームの出来事で、それを主人公が体験してるだけでした!!!」











    『は...?』

    ってなりますよね

    私もそうなりました

    もっと詳しく、物語に沿って説明していきます
    (セリフ回しが実際言っていたものと異なる可能性がありますがご了承ください)


    最終決戦を迎えた主人公一行ですが、何とかゲマを倒します

    しかしゲマは最後の力を振り絞り、マーサの死体から力を吸い取りミルドラースを呼び寄せよせるための門を開こうとします

    それを止めるべく、仲間たちの協力のもと、天空の剣を使い門を閉じることに成功します!

    やった!これでハッピーエンド!!

    と思ったのもつかの間

    閉じたはずの門から明らかに世界観にそぐわないポリゴンの塔の様なものが飛び出してきます(マイクラの黒曜石で作った塔みたいなやつ)

    そして、それと同時に

    『主人公以外の世界の時間が止まります』

    私はこの時点では「ミルドラース登場の演出かな?でもそれだったら止まった時間の中で動けるのは勇者である息子なんじゃないの...?」


    とか思ってましたね

    そして、その予想通りミルドラースが現れます


    しかし、明らかに様子がおかしいです


    もう明らかに見た目が違います、ゲマもゲーム版とは見た目が変わっているのですが、向こうははっきり元がわかるようなデザインでした


    こっちは明らかに見た目がミルドラースのそれとは違います

    今飛び出してきた塔と言い...世界観にそぐわないデザインです

    そして、『ソレ』に向かって「お前はミルドラースか?」と尋ねる主人公

    それに対し『ソレ』は


    「そうです、しかし正しくはミルドラースのデータを借りたウイルスです」


    と言い放ちました











    はぁああああ~~~~~?????????



    意味が分からん

    ホント意味が分からん...

    混乱してる私に向かってミルドラースは続けます

    「この世界はゲームであったこと」

    「主人公はそのプレイヤーであること」

    「最初フローラに出会ったときの恋心も主人公が設定として付けたものであったこと」


    そんなことを淡々と言いながら

    天空の剣から始まり、この世界のあらゆるものを消していきます

    そして「なぜこんなことをするんだ!」と叫ぶ主人公に向かってミルドラースは

    「私を作った人物がこのゲームが嫌いで仕方なかった」

    「だからすべてを消している」

    そして

    「もう大人になれ...」と


    ...書いてて辛くなってきた

    とりあえずこの先の展開をざっと書きますと

    その後「実はワクチンプログラムだったスライム」が助けに入り、このゲームへの気持ちを語りながらミルドラースを倒します

    そして主人公は

    「間もなくこの物語は終わる、だけどこの世界は確かに存在した、そして僕は...」





    「勇者だったんだ」





    と言って映画終了です


    嘘だと思うでしょ?

    これ全部マジなんですよ

    そりゃ叩かれますよね...

    こんなの演劇で演者が


    『これからするお話しもあなたの思い出も、すべてニセモノだけどニセモノにはニセモノの良さがあるからね』

    『それに原作とは違う展開にするから期待しててね』


    って言わせてるのと同義ですからね

    こんなのダメに決まってるでしょ

    第一この映画は「ドラゴンクエストⅤと言う物語の映画化」ではなくて


    「ドラゴンクエストⅤと言うRPGの映画化」

    でしょ

    物語以前にRPG(ロールプレイングゲーム)なんですよ


    ロールプレイですよ???

    つまり架空の世界のキャラになりきって、入り込んで遊ぶ作品の映画化なんですよ


    それをこんなん絶対ダメに決まってますよね?

    だからこそ実際にリアルタイムでゲームやって人はつらいだろうなぁ...って思います

    しかも先ほど述べたように『原作やってるとより面白くなるポイントやわからないポイントがある』と言う点がさらに罪深い...

    そこに注目して映画に入り込んだ人ほどつらいですからね...









    ただね?

    制作者のやりたかったことはすげえわかるんです

    言ってることもそこまで間違っているわけじゃないし

    伝えたかったこともすっごい良く伝わってくる

    私も普段動画を制作している身なので、制作者側の気持ちになるとなんでこういうストーリーになったかが良く分かります




    でもそれを原作のある映画でやっちゃダメでしょ



    しかもさっき言った通りRPGでこんなこと




    自分の伝えたい思いより作品が与えた体感や視聴者の気持ちを考えないとダメなわけです


    ハッキリ言って完全に最後の10分は『制作者のエゴ』ですよ


    まず、この映画の監督や脚本の方、原作をやってないらしいんですよ

    でも、原作へのリスペクトを感じる部分も確かにありました

    これは予想なんですけど、おそらく

    「ゲーム制作陣から話を聞いて映画を作った」

    のではないでしょうか


    この作り方、間違いではないんですが正解でもないんです


    だって、この映画を見るのは我々『ゲームプレイヤー』なんですよ

    だったら本当は『ゲームをプレイして感じた感動』を映画に落とし込まないといけないわけじゃないですか?

    でも実際にゲームをプレイはしてない

    だから制作者に内容聞きかじって上辺をなぞる作り方になったんだと思います

    それで微妙な違和感があったんですね

    だってターゲットと言うか、視点が視聴者を向いてないんだもん


    この向く方向の間違いが全体のズレを作り

    それが視聴者の釈然としない思いを生み

    結果としてこの大不評につながったんだと思います


    今回の教訓として

    『誰のためにどんな物語を作りどんな思いをしてほしいか』

    これがはっきりしていない作品は少なくとも原作アリではやってはいけない

    という事がハッキリわかりました

    なので総評としては



    『最後の10分までは良い映画だった、そのあとは思い入れが深いほど見てて辛くなる。そして見てもらいたい相手の気持ちを考えない作品は他がどんなに良くっても失敗するという教訓を与えてくれる映画』



    って感じで今回の企画を締めさせていただきたいと思います

    長いレビューや生放送でしたが最後までお付き合いいただいた方々は本当にありがとうございました。



    【一連の記事まとめ】

    前置き https://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1813821

    前編その1 https://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1814026

    前編その2https://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1814239

    後編 ここ

    (その他ブロマガでやってほしい企画やゲームがありましたらコメントでご意見ください)
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  • 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」がめちゃくちゃ酷評されてるのであえて初見で「ドラクエ5」をクリアしてから見に行く【前編その2】

    2019-09-25 21:059
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    ※注意


    ・この記事を読む前に前編その1https://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1814026)をご覧になって頂けるとよりこの記事を楽しめます
    ・このブログシリーズにはドラクエ5および映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のネタバレが多分に含まれます
    ・今回の記事内容はドラクエ5初見の私が5日(50時間弱)かけてクリアしたその感想になります
    ・この記事は視聴前に書かれています
    ・前回の記事がバカクソに長かったので今回はサクサク書いていきます

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    この記事は続き物です、先にコチラをご覧くださいhttps://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1814026





    ........





    ...........................






    ............................................んん...




    ここは...?








    目が覚めると知らない天井どころか鞭で叩かれてました



    何この状況?地獄???



    主人公含め色々な奴隷たちが働いているようです

    話を聞くとどうやら光の教団とやらの神殿を作らせられているようですね





    しかも装備を剥がれ、HPが1になるまで酷使されているようです

    地獄よりひでぇや


    そして主人公と共にさらわれたヘンリー王子はすっかり従順になってしまっています







    まあ10年もこんな生活続けてたらこれが当然なのかもしれませんね...


    ただ主人公だけは目の奥の光が消えていない様子


    やっぱりパパスの遺言が原因なんでしょうか...


    その後元教団の信徒だったマリアを助けたことで独房に入れられる主人公とヘンリー









    しかしその後、マリアの兄に助けてもらい、何とかシャバに帰還する主人公一行



    ここの文章良いですよね...


    流れ着いた先の教会で保護してもらうことになります







    ...本当に辛い出来事ばかりですが、そんな中でも確かに光る人々のやさしさを感じとります

    そのやさしさに生かされているとこの時点でひしひしと感じずにはいられません

    このやさしさがあるからこそ、どんなに辛い境遇でも頑張れるのは間違いないでしょう

    そして、このセリフ



    冷たく聞こえるかもしれないが、よく話を聞くと非常に暖かい






    最高ですよね




    あなたを縛るものは何もない、あなたの心に従って生きなさいというメッセージを感じました



    さて、その後様々な冒険を繰り広げる主人公一行ですが、その後大きな選択を迫られます

    そう...けっこ












    ではなく、パーティー編成です





    実はこのドラクエ5、敵のモンスターを仲間にできるというシステムがあるのですが





    使用上一度に編成できる人数が4人までなんです、だからこそ本当にパーティー編成に悩む...

    この何を選んでもいいという自由さが

    「この物語はあなただけの物語です」

    と言われているように感じます

    修道院のシスターから言われたセリフがここにも響いてきますね




    さて、お待たせしました

    いよいよ結婚の話をしましょう

    初めに言っておきます

    私はビアンカ派です






    でもね?フローラも本当に良い子だってことはわかってるんです

    伝説の盾がどうとか、お金持ちの娘だとか

    そんなことはもうどうでもいいんです!!

    それを抜きにしてもフローラは魅力的なキャラなんですよ!!

    正直実際にプレイするまでは盾のために嫌々フローラを選ぶものだと思ってました

    でも違うんですよ!

    ビアンカもフローラも、どっちも

    「惚れた相手のために、心からその人の幸せを願える」

    そんな素敵なキャラなんです!!



    二人とも本当に良いキャラだ...


    だからこそネットで議論になるわけだし、めちゃくちゃ悩むんですよね

    でも、その上で選べるのは一人なんです

    だからこそこのどちらかを選ぶという選択は非常に重くて

    そして素敵なんです
    この世界一素敵な『はい/いいえ』

    この選択を経て、このドラクエ5と言う物語は

    「自分の物語」

    になるんだろうと思います

    これに関してはぜひプレイしてくれ...ほんとに一気にのめりこむから






    ―――――――――――――――――――――――――――



    ※ここからはドラクエ5の根幹にかかわるネタバレが含まれます※



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    「あなたは勇者ではない」と言われた驚き







    パパスからの手紙、天空の剣...

    色々な要素から主人公は「勇者ではない」と言われ続けていました

    しかし私は

    「いや、なんだかんだ最後主人公が覚醒するやつでしょ」

    って思ってました

    ちがったんですねぇ!!!

    いやーーー!!!!!

    いい意味で裏切られました

    まさか

    ヒロインが勇者の子孫で

    子供たちが勇者だったなんて!!


    ヒロイン(今回はビアンカ)と結ばれた主人公はその後やることとをしっかりやって(*「ゆうべはおたのしみでしたね」)子供を授かります




    しかもデフォルトネームがあるとはいえ自分で名前を付けられるのが良いんですよね...

    パパスの気持ちが少しわかった気がします


    ここ好き


    そしてその後、即位式を行いグランバニアの王となる主人公ですが

    魔物のたくらみによってビアンカはさらわれてしまいます







    これじゃあまるでパパスの時と同じ...



    いや!絶対そんなことはさせない!!!



    そう思いビアンカを探し出します!!

    しかしこれも罠でした、どうやらビアンカをさらったのは主人公をおびき寄せるための罠だったようです




    いや、そんなことは関係ねえ!!こいつを倒せばハッピーエンドじゃねえか!!

    ビアンカの不思議な力によってジャミを倒すことに成功します!!やったぜ!








    しかもビアンカが勇者の血をひいていることも発覚します

    ここでタイトル

    『天空の花嫁』

    の意味が分かるんですね!

    まあとにかくこれでハッピーエンド...








    あっ!








    てめぇ!!!



    絶対なんかいらんことやらかすぞ!!!


    えっ?しかもこれから生まれるってもしかして...


    そんなことを考える暇もなく、二人はゲマによって石にされてしまいます





    マジでこいつだけは許せねえ...誰か金の針持ってきてくれ


    そんな思いも虚しく、石造となった二人はバラバラに引き裂かれ、売り飛ばされ





    そのまま8年の月日が流れます


    いやぁ...ほんとなんてきついストーリーなんだ...



    しかし、まだ希望は残されていました

    そう、あの双子の子供たち


    勇者です!!


    二人の子供はサンチョと共に、主人公のもとへとやってきます

    そしてストロスの杖を使うことで主人公を助け出したのです!







    こうして、親子三人で

    ビアンカを救うため、世界を救うため

    そしてパパスの願い、主人公の母親を見つけ出すために新たな冒険が始まります

    ここからの冒険が本当に最高なんですよね

    ストーリーに関してはもう色々なところで散々言われているでしょうから深くは語りません

    ただ、やっぱり最高なのは...

    まだ小さく弱い子供たちと冒険を続け、当然傷つきます

    そんな時、回復魔法を潤沢に覚えている主人公が子供たちを回復するのですが





    この瞬間に思い出すのです

    「あっ、パパスもこういう気分だったのかな」





    って

    いやぁ...これが本当に最高なんですよね...

    まだまだ子供だと思っていた主人公が、気がつけばあの頼りになる父親のパパスと同じ目をして子供を見つめていた

    そう自覚する瞬間が本当に最高...

    やっぱり、このゲームは『私のためにある物語なんだ』と強く実感します


    その後、様々な冒険を経て、主人公一行はビアンカを助け出し、マーサと出会い、そして別れ...









    色々な困難を乗り越え、遂にミルドラースを撃破します





    そして堂々のエンディングを迎えるわけです





    ほんとに辛い出来事、別れが多いストーリーでしたが

    それでも最後には「このゲームをやっていてよかった!」と心から思えるのが素敵なところなんですよね


    ―――――――――――――――――――――――――――


    改めて

    この世界は本当に辛い出来事ばかりでした

    それに善人だけがいるわけではありません

    それでも

    やっぱりこの世界も人間も素晴らしい!!

    私はこの世界で確かに生きて、成長して、選択をして、そしてハッピーエンドをつかみました

    ドラゴンクエスト5は、そんな生きることの素晴らしさを教えてくれるゲームだったと胸を張って言えるでしょう


    だからこそ私が映画版ドラゴンクエスト5『ドラゴンクエストユア・ストーリー』に求めるのは

    完璧な原作再現ではありません

    どうしても尺的な都合で色々妥協してしまうのは仕方ないと思っています

    だからこそこの、ドラクエ5の

    「自分で選ぶことで、自分の物語が出来上がっていく喜び」

    「自分が親へと成長していく達成感」

    「人のすばらしさ」


    と言った芯の部分をしっかり据えていてほしい、ただそれだけです




    では、映画見(魔界)に行ってきます。






    次回:https://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1815530





  • 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」がめちゃくちゃ酷評されてるのであえて初見で「ドラクエ5」をクリアしてから見に行く【前編その1】

    2019-09-22 15:172



    ――――――――――――――――――――――――――――
    ※注意


    ・この記事を読む前に前置きhttps://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1813821)をご覧になって頂けるとよりこの記事を楽しめます
    ・このブログシリーズにはドラクエ5および映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のネタバレが多分に含まれます
    ・今回の記事内容はドラクエ5初見の私が5日(50時間弱)かけてクリアしたその感想になります
    ・この記事は視聴前に書かれています

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    ハァ~~~~~~~~~~~~(クソでか溜息)

    めちゃくちゃ面白かった~~~~~~~~~~






    あっ、どうも。

    50時間かけてドラクエ5をクリアしたはつざつです
    (なぜ記事を書いてるかは前置きhttps://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1813821
    をご覧ください)

    やっぱりこのタイトル画面、アガりますね


    いや~~~~~でもほんとに面白かった、文字サイズを9回上げるぐらいには面白かった。


    そんな面白かったドラクエ5の感想、および面白かったところ、映画に反映してほしいところを今回の記事では書いていきます





    まず初めに感想および面白かった、記憶に残った点を挙げています



    ・世界の広さと怖さ、そして父親の偉大さ
    ・世界や他人の恐ろしさ、でも同時に感じるやさしさ
    ・何かを選ぶという苦悩
    ・世界は厳しいけれど、それでも世界も人間も素晴らしい




    ...ってとこでしょうか

    ほかにゲームシステムだったり色々ありますが、今回はあくまで映画に求めるようなストーリー上の、抽象的な点を挙げてみました

    それでは上から順に解説していきましょう。

    まずは
    世界の広さと怖さ、そして父親の偉大さ』



    最初に驚いた点なんですが、主人公の年齢です

    未プレイの皆さん、ゲーム開始時の主人公の年齢って思います?


    答えはなんと...



    6歳なんですよ

    ヤバくないですか???6歳って野原しんのすけの一個上ですからね。
    私が6歳の時なんて1日の内14時間はうんちとおちんちんのこと考えてましたよ(これは私が特別に馬鹿だっただけの可能性があります)



    そんな6歳の主人公となるプレイヤーですが、ゲームが始まって割と早い段階で外の世界を見ることになります

    その時の様子がこちらです









    世界でっけ!!!



    なにこの世界?東京ドーム何億個分??めちゃくちゃ広いんですけど???

    そんな世界を歩くことになる主人公は、当然の権利のようにモンスターと遭遇します

    さて、このゲームで最初に遭遇するモンスターは











    で、でた~~~~~~ドラクエの顔、スライム~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





    まあ予想通りと言えば予想通りですよね

    最初の戦闘ですしチュートリアル的な意味を込めての配役でしょう、雑魚中の雑魚ですしサクッと倒してしまいま...








    アレ?







    なんか強くね?






    いやいやいやいやいや!!!!ドラクエ最弱のモンスターでしょ!?なんで結構いいダメージ貰ってるの!?これ普通に負けるぞ!??


    そんな風にテンパってる私のもとに、彼は颯爽とやってきました






    パ、パパス!?




    しかもHP3桁!?

    もうこの時点で主人公と明らかに次元の違う強さを持っていることがわかります



    しかし敵の数は3体、まだ数では負けてるぞ...?大丈夫か...?










    あっ、余裕だわ






    しかも戦闘終了後は回復までしてくれます


    もうこの時点で頼りになる父親として全幅の信頼を寄せています






    その後数回戦闘が続くもののパパスのおかげで余裕、しかも経験値はしっかりもらえるのでむしろ敵と遭遇したくて仕方ありません

    そんなパパスに守られながらたどり着いた最初の街、そこでもパパスは大きな信頼を得ていました








    世界は私(主人公)にとって恐ろしいほどに広いけれど、それでも父親(パパス)が居れば大丈夫


    ゲーム開始数分にして、私は完全に世界観に入り込み、パパスに信頼を寄せていました

    このセリフに全力で同意してました




    しかしこれは主人公が主役のRPG、いつまでもパパスに頼りっきりと言うわけにはいきません

    当然、主人公やその仲間だけで様々な困難に立ち向かうこととなります








    ビアンカ、ベビーパンサー等頼もしい仲間が増えますが、それでも子供たちだけの戦闘はいつも死と隣り合わせです







    パパスと離れ、新しい仲間を手に入れたからこそパパスの偉大さを再認識します


    ...しかし、そんな頼りになる父親であるパパスとの別れは唐突にやってきました

    ラインハットにて王子であるヘンリーの護衛を務めることとなったパパスですが、なんと謎の一団にヘンリー王子を誘拐されてしまいます





    慌ててヘンリー王子を助けに向かうパパス、それを追う主人公は怪しげな洞窟を発見します





    なんとその中ではパパスが魔物に囲まれていました!これは早く助けないと!!













    瞬殺






    全然そんな心配いらなかったわ

    まだ私はパパスの実力を過小評価していたようです


    ここで再度パパスと合流するのですが、本当に頼もしい...



    その後洞窟の最深部で牢に閉じ込められたヘンリー王子を発見します

    しかし当然牢には鍵が...









    まずは鍵を探さないといけませんね









    壊せるのかよ




    強すぎます、頼もしすぎる

    その後帰りたがらない王子を説得し(拳で)帰ることとなった一行





    しかし早速敵の追手が現れます









    出た!!死亡フラグ!!!!!も~~これ絶対死ぬじゃ~~ん!!!やだ~~~~~~~~~一緒に行こうよ~~~~~!!!

    しかし王子を助けなければいけないのも事実、ここは涙を飲んで指示に従いましょう


    こうして王子を連れて洞窟の入り口まで戻ってきました!やっと出口だ!!






    なんだお前!?(驚愕)


    明らかに今までと毛色の違う敵です

    でもこっちだって今までの冒険で強くなってるんだ!!お前みたいな通常エンカウントBGMの敵に負けるわけないだろ!!










    ...これむりだわ





    強すぎます、パパスが居ても勝てないかもしれない程の敵です

    ここで主人公一行はあっけなくやられ、世界は永遠の闇に包まれてしまうのでしょうか...










    あっ!!








    パ、パパスぅ~~~~~~~!!!!!!

    生きてたのかよ!!やっぱりお前はすっげぇ父親だよ!!!











    うわ、でも相手もなんかめちゃくちゃ強そうな敵が出てきた...

    流石にこれを一人で相手にするのは...








    できたわ




    嘘でしょ?

    パパス株ストップ高なんですけど

    とても冒頭で主人公にやべー名前を付けようとしていた人物とは思えません





    ゲマもコロコロコミックみたいな驚き方してます









    おっ?なんだ負け惜しみか???

    こっちには無敵のパパスさんが居るんだぜ??謝るなら今の内だぞ???







    ゲェ!!それは聞いてないよ~~!!!





    助けてパパスぅ~~~~~~;;;;;;;;;






    こうされては流石のパパスも手を出せません

    誰かパパスを助けてあげて...





    そんな心配も虚しく、パパスはただ耐えます





    何度殴られ





    切られ





    倒されても起き上がり






        ただ息子(主人公)のために「た ジっと」たえています








    しかし、遂に限界がやってきました

    それでも、限界がきてなお、パパスは立ち上がります







    なんでしょうね、やられている姿がこんなにもカッコいい父親

    私は今まで見たことがありません



    そんなパパスは、最後の力を振り絞り主人公にあることを伝えます









    なんと!冒頭で死んだと思われていた主人公の母親が実は生きているという物でした

    パパスはこれまでの長い間、主人公の母親を、自分の妻を探し出すために旅を続けていたのです


    そしてあの有名なセリフが...












    「ぬわーーーーっっ!!」

























    .......





    まってくれ、私はこのセリフはもっと面白い感じのネタだと思ってたんだ...

    だってみんなめっちゃ楽しそうにこのネタ使うじゃん

    実際に見たら全然笑えないよ、むしろ今泣きそうだよ






    その気持ちをあざ笑うようなこのゲマの台詞!!

    マジでこいつだけはゆるさねえ!!!





    そんな怒りも虚しく、主人公一行はゲマに奴隷として捕まってしまいます

    しかもベビーパンサーと引き離されるし主人公は去勢されます(されてません)













    そして...











    そのまま














    *「10年の月日が 流れた......。」








    次回へ続く。

    https://ch.nicovideo.jp/HTZTauau/blomaga/ar1814239#-