【新しい本屋の形】君は『有料』本屋『文喫』を知っているか?【実際に行ってきました】
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【新しい本屋の形】君は『有料』本屋『文喫』を知っているか?【実際に行ってきました】

2019-11-12 20:55
  • 4

はじめまして、はつざつひじりです。

みなさん突然ですが


「本買ってますか?」


私は月に一冊買うかどうかってところです

でも本屋に行くのはすごく好きで、結構なペースで行ってます。

待ち合わせ早く着いちゃったから近くの本屋で時間を潰す~

みたいなことをよくやってます、これは結構共感してくれる人も多いんじゃないでしょうか?(そしてそのまま夢中になり待ち合わせに遅れる)

でもこういう客って、当然ですけど本屋からしたらめちゃくちゃ迷惑なんですよね

立ち読みする客なんて邪魔でしかないですし、正直立ち読みして「いいな~」って思った本も荷物になるから後々Amazonで買っちゃうみたいなことやられると利益にもならない。
(国民的漫画のドラえもんでも立ち読みしてて怒られるシーンが結構あったりします)

しかも立ち読みしてる側も足は疲れるし雑誌や漫画なんかはカバーがかかってて読めなかったりするし、もちろん人目も気になります

「あぁ、一度でいいから人目を気にせず好きな本を好きなだけ読みたい...しかもできるならイスに座ってゆっくりと...」

そんな風に思ったこと、みなさんはありませんか?

でも実はこれ、全部叶うんです。

『すべての本が椅子に座って読み放題、しかもお茶が無料で飲めて食事の提供までしてる』

という本屋があるんです!

というわけで、今回はそんな夢のような『有料』本屋『文喫』に行ってきた感想を書いていきたいと思います!


__________________


さて、やってきました東京都は港区六本木

オフィスビルが立ち並ぶ大都会、しかも駅からすぐの好立地にその本屋はありました。

有料本屋『文喫』...





外観がまずオシャレですね
私のようなキモオタが入っていいのか少し悩むレベルでオシャレです。

しかしこのまま外をうろついていたら通報されてしまいます、その前に入りましょう


うわぁ...店内はもっとオシャレじゃん...大丈夫?私は普段『何度も見たアニメをループ再生しながら死んだ目でやっすいお酒を飲んでそのまま気絶するように寝る休日』を送るような廃人一歩手前の人間だよ?身分不相応のオシャレ罪で逮捕とかされない?
(中の様子は公式ホームページをご覧ください https://bunkitsu.jp/

そんなことを考えビクビクしながら店内を見渡します

すると入り口のすぐ近くにこんな大きな看板(?)が




どうやら期間限定で色々なイベントを開催してるみたいですね。

今日(11月1日)は「1杯紅茶と6分間の本。」と言うイベントをやってるみたいです。

「紅茶はわかるけど6分間の本ってなんだ...?」疑問に思いながら近くを見渡すとこんな立札が




どうやら蔵書の中からオススメの本のそれも数ページだけを紹介してくれる、というイベントのようです。

これがなかなかに面白かったです。

三島由紀夫の『真夏の死』といった少し硬派(この言い方が正しいかは定かではない)で定番ともいえる純文学から




『声に出しいて読みづらいロシア人』といった「自分で買うには勇気がいるけど病院の待合室に置いてあったらついつい読んじゃう」ような本まで





様々な種類の本が置いてありました。

しかもオススメの数ページを紹介してくれているので、好みの本を見つけるにはピッタリのイベントです。

そんなイベントのコーナーを抜けると、続いては雑誌のコーナーがあります。





これがこの『文喫』のすごいところです

本屋なので当然といえば当然なのですが
雑誌...それも漫画雑誌などの最新号が種類豊富に置いてあるんです。






これが同じく「座って本が読める施設」である図書館との違いでしょう、写真には取ってないんですけどあの『月刊ムー』とかもおいてあるんですからね、そんな図書館絶対無いでしょ。

さてさて、ここまで文喫を紹介してきましたがハッキリ言って今までのは前座、ここからが文喫の本当に面白い部分です。

このブログのタイトルでも書いてありますが、実はこの文喫...


有料本屋なんです!




「??????」



わかりますよ、そうなりますよね

実は今まで紹介した部分までが無料スペース、だれでも好きに利用できる場所でした。

そしてこの雑誌コーナーを抜けた先に行くには

『入場料1500円』を払わないといけないんです!

「は?基本プレイ無料のソシャゲかよ、図書館行くわ」

待ってくれジョージィ、もう少しだけ話を聞いてくれ

あと風船いる?いらない?そっか...

今言った通り、ここは有料の本屋なんです

無料で利用できるのはイベントのコーナーと雑誌のコーナーだけ

それ以外の場所に入るには入場料1500円を払わないといけません(その後はいくらいても大丈夫)

文喫のホームページにMAPがあり無料スペースと有料スペースの区分がわかりやすく分けられています。





正直な話「1500円払ってまで本屋に入る必要ある...?図書館でよくない?」って思いますよね?私も最初はそう思いました

でもこの有料スペースには1500円なんて気にならないぐらいの魅力があるんです!


まず机と椅子があり落ち着いて本が読めます、しかも何冊机に本を積んでも怒られません。
また椅子と机の種類も豊富、日当たりのいいスペース、数人で会議ができる長机のスペース、他にもコンセントのついた一人専用の机などやりたいことにぴったりの机と椅子を選べます。

(今回はその一角でイベントもやってました)


しかも読んだ本は本棚に戻さなくてもOK!漫画喫茶みたいな感じで持ってきた本を戻す棚があるのでそこに入れておけば大丈夫です。




さらにWi-Fiも使い放題なのでPCを持ち込んで本を読みながらそれをまとめていく、みたいなこともできます。
専門書とか料理系のレシピ本や雑誌なんかは図書館に置いてないこと多いし、本屋で買うと一冊数千円みたいなこともザラなのでこの時点で1500円の価値はありますね。


そして地味にうれしいのがこれ、コーヒーや煎茶飲み放題のサービスです。しかも今回はイベントが紅茶関連ということもあって4種類の紅茶まで飲み放題でした。
しかも食事やお菓子も有料ですが注文できるのでお腹が空いたら好きな飲み物と一緒に軽食を楽しむ、みたいなこともできます。(さらにアイスは飲み物の上に浮かべて注文ができる、すごい)







また、当然といえば当然なんですが気に入った本は買取ができます。これも図書館にはない利点ですね。




さてさて、では一度今まで上げたこの文喫の良いところをまとめてみましょう。


・図書館と違って雑誌や漫画があるなのラインナップが本屋のそれ
・様々な形状の机やイスを選びそこで好きなだけ本を読める
・Wi-Fi、電源完備で作業もはかどる
・飲み物飲み放題、軽食の注文もできる



といった感じでしょうか、まとめて気が付いたんですがこの本屋はその名前の通り


『文庫がそろえられた喫茶店』


って感じの施設だと思いました、そう考えると1500円って入場料は格安に感じますね。同じようにWi-Fiと電源が付いた喫茶店である『コメダ珈琲』なんかだとコーヒー一杯で500円と少し、そこに本読み放題とお茶のお替りし放題が+1000円で付くと考えたらそのコスパの良さがわかると思います。



...さて、ここまでいい点ばかりを書いてきましたが、実は個人的に不満に思った点もいくつかあります。ここからはそれを書いていきましょう。

まず初めに『蔵書数はそんなに多くない』という点です。

公式HPによると蔵書数は3万冊以上なのですが、雑誌や漫画を含めてこの数です。この施設の広さを考えると決して少ない数ではないのですが図書館や大きな本屋と比較するとやや少なく感じてしまいます(いろいろなジャンルの本が置いてあるので1ジャンルの本数が少ないのかも)
『欲しい本が明確に決まっていてそれを探しに行く』といった利用法には向かないと思います

続いて『料理の味』

文喫の看板メニューである牛ほほ肉のハヤシライス 1080円』を頼んだのですが





うーん...正直イマイチでした、がっつり食事をするって言うより軽食程度にとどめておくと無難かもしれませんね(デザートは本当に美味しそうだった)

また六本木という立地から近くに美味しそうな料理店は沢山あるのですが、一度退出するとまた入場料を払わないといけないので食べに行けないのもつらいところ。

そして最後、本を買う場合サービスの都合上『色々な人が手に取り読んだ本を買わなくてはいけない』というところ。

私はあまりそういうのは気にしないので面白かった一冊を買ってしまったのですが、嫌な人は嫌かもしれませんね。
どうしても新品が欲しい場合はここで欲しい本を見つけて別な場所で買うのがいいでしょう。

さて、ではこちらもまとめていきます。


・蔵書数は普通の本屋程度かそれ以下ほど、目当ての本がある場合はほかの場所のほうが良い。
・料理の味はイマイチ、外で食べることもできない。
・本は新品ではない。



といったところでしょうか、こうやってまとめるとあくまでこの施設が
『新しい本と出合うための施設』として作られているんだなぁとわかります。

(実際そう書いてありますしね)


さて、ここまで『文喫』の感想をまとめましたがいかがだったでしょうか?

個人的な感想としては、とても面白い施設だと思いましたし雰囲気も落ち着いており居心地もよかったです。

本が好きな人、好きな本を見つけたい人、一度好きなだけ立ち読みがしたい人、落ち着いて作業がしたい人などなど...

そんな方は一度この『文喫』を訪れてみてはいかがでしょうか。


おしまい。

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お茶もたのしめる貸本屋みたいなものねん。
4週間前
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ついでに献血もできりゃいいのにな
4週間前
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とりあえず『月間ムー』という恥ずかしい誤字は訂正したほうがいいですよ。本好きなのにこれはちょっと…
4週間前
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>>4 ご指摘ありがとうございます、修正しました
3週間前
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