アニメの円盤商法の時代は終わりを告げるのか?
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アニメの円盤商法の時代は終わりを告げるのか?

2016-07-01 21:52
     さて、今回はアニメ界全体の問題について見ていきましょう。

     現在、日本のアニメはその主な収入源をブルーレイやDVDなどのいわゆる“円盤商法”に頼っているわけですが…
    「果して、これがいつまでも続くものなのか?」という疑問があります。

     まずは、物理的な問題。
     円盤を買い続けると、どんどん棚が狭くなっていくという欠点があります。これは、本やマンガなどにも言えることなのですが、置き場所に困ってくるわけです。
     さらに言えば、ディスクを入れ換えるのが面倒だという問題もあります。
     仮に円盤を購入しても、どうしてもテレビで録画した方を見てしまいがちです。だって、便利だもの。


     そういう意味では、その録画も問題です。
    「録画したものがあるのに、わざわざブルーレイやDVDを購入する必要があるのか?」という単純な疑問も生じます。


     もちろん、金銭的な問題もあります。
    「安ければ購入してもいいかな?」と思う作品も、とんでもなく高い!
     1クール揃えると2万3万するというものがザラにあります。2クールならば、その倍!
     これでは、なかなか手が出せません。購入できる作品の数は限られてきます。


     もっといえば…よくよく考えてみると、ほとんどのアニメって1度しか見ないんですよね。
     2~3回見る作品でさえ、まれ。まして5回も10回も見返すなんてアニメはほとんどありません。これでは、元が取れるはずがないのです。レンタルでもしてきて見た方がいいでしょう。

             *

     結局の所、円盤商法というのは善意の気持ちで成り立っているわけです。
    「この作品おもしろかったから、お礼の意味で購入しよう」とか「このアニメ制作会社、いい作品を作っているから潰れて欲しくないし」とか。
    「もしかしたら、たくさん売れれば続編が作られるかもしれないし」といった期待とか。
     いずれにしても、対費用効果を考えているわけではなく、あくまで人の心に頼った商売なのです。


     しかも、ほんの一握りの人に負担が集まっていることになります。
     ほとんどの人が無料で見ているアニメに対し、極々一部の人たちが残りの人たちの分も料金を支払っているようなものです。
     これは結構危うい商売だと思います。


     もちろん、オーディオコメンタリーだとか付属の特典だとか、善意とは別の部分で購入理由がある人もいるでしょうが、上記の多くの問題は解消されないままです。
     これをなんとかしないと、危うい商売であることに変わりはありません。


     では、具体的にどうすればいいのか?
     長くなりそうなので、その解決策は明日に続くということで。


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