大切なのは社会を批判することではなくて、仕事を生み出すこと
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大切なのは社会を批判することではなくて、仕事を生み出すこと

2018-06-09 20:17

    今回は、アニメ制作会社サンジゲンの松浦さんがいかに仕事を生み出しているかというお話です。

             *

    最初はわずか数人から始めたCG職人集団「三次元」

    やがてフリーランスの職人集団は会社の形となり、三次元は「サンジゲン」と名前を変えます。

    それから10年以上の時が過ぎ、サンジゲンは今や200人の社員を抱えるほどの企業へと成長を遂げました。

    それだけではありません。松浦さんは「USP(ウルトラスーパーピクチャーズ)」「ギャラクシー」という会社を創設し、代表取締役として活躍しています。

    アニメ制作会社「ライデンフィルム」の立ち上げにも関わり、最近では「ENGI(エンギ)」というデジタルアニメの制作会社の設立にも協力。

    時々、「松浦さんは一体、何人の雇用を生み出しているのだろうか?」と考えることがあります。

             *

    思い返してみると、松浦さんが政治の話題に触れているのを聞いたことがありません。

    「安部政権がどうのこうの」だとか「トランプ大統領はなんだかんだ」とか「中国政府は」「韓国は」みたいな話を全くしないのです。

    もしかしたらプライベートの飲み会などでは、そのような話題に触れているのかもしれませんが、おそらく政治に関心がないのだと思います。

    きっと、自分の会社や周りの人たちのことで精一杯で、そこまで気が回らないのでしょう。

    ある意味で「政治に無関心な大人」ということになります。

    世の中には「もっと政治に関心を持とう!」「選挙には必ず行こう!」「そうすれば、きっと世の中は良くなる!」と声を大にして叫んでいる人たちが大勢います。

    そういった人たちから見れば、松浦さんの生き方は失格ということになるのでしょう。

    けれども、そうとばかりは言い切れません。むしろ、心の底から政治に関心を持って、真剣に世の中を変えようとしている人たちよりも、よほど世の中を良くしているとさえ言えます。

    なぜなら何百人という人たちに職場を提供しているのですから。数え切れない人たちのために仕事を生み出しているのです。

             *

    世の中を変えるには、このようなプロセスを踏まなければなりません。

    どんな風に世界を変えていく?

       ↓

    そのためには、どのような政策が必要?

       ↓

    具体的にどういう企画にする?
    どんな能力を持った人を何人くらい用意しなければならない?
    お金はいくらくらい必要になる?
    そのためにの予算はどこから取ってくる?

       ↓

    条件はそろった!
    では、実行しよう!


    たとえば、「日本に失業者があふれているので、就業率を上げたい」となったとしましょう。

    そんな時、上記のプロセスを経る必要が生じてきます。

    プロジェクトを成功させるためには、長い時間延々と会議をして、多くの人たちが汗を流し、たくさんのお金を使わなければなりません。

    ネット上では熱い議論が交わされて「ああでもない」「こうでもない」「だから、今の政権では駄目なのだ」「早く政権交代しろ!」「次の選挙はまだか?」などという言葉が飛び交います。

    そこまでしても、なかなか成果は上がりません。


    一方で、政治に全く関心のないように見える松浦さんは、やすやすと目標を達成してしまっています。

    これって誰よりも社会貢献をしているってことになりませんか?


    「自分の給料が上がらないのは、社会が悪いからだ!」

    「今の政府がいけないからこんな目に遭っている!」

    「こんな時代に生まれなければ、もっと幸せになれていたのに…」

    その言葉にどれほどの効果があるでしょうか?


    大切なのは社会を批判したり、無駄な議論を繰り返したり、ネット上に罵詈雑言をばら撒くことではなく、実際に仕事を生み出すことなのです。

    そのために経営者になるのもいいでしょう。

    別に経営者でなくても構いません。もっと小さな規模で、誰かにお金を払って自分の仕事を肩代わりしてもらうということは可能です。

    それが無理なら、せめて自分の能力を上げることに専念しましょう。そうすれば、自然と収入も増えていきます。

    無駄なコトに費やしている時間や有り余るほどのエネルギーがあるのなら、その間に小さな一歩から始めてみませんか?

    きっと、それだけで世界は良い方向へと変わるはずです。


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