会社を辞める人がいるならば、どうやって引き止めればいいのか?
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会社を辞める人がいるならば、どうやって引き止めればいいのか?

2018-12-20 02:51
  • 2
では、前回の続き。
今回は「会社を辞める人がいるならば、どうやって引き止めればいいのか?」のお話です。
いつものごとくアニメ制作会社のサンジゲンを例にとって説明していきます。

まず、問題がお給料面の場合。
当然、「お給料の額を引き上げればよい」ということになります。
前回の記事で紹介したように「能力が高い人が、他の人と同じ額しかもらっていない」という事態が発生しているならば、「能力に応じて支払う金額を変える方式」に査定を変更するべきです。

人によっては、この方式が不公平に思えるかもしれません。
なぜならば、アニメ制作というのは共同作業であり、完成した作品はみんなで作ったものだからです。

この考え方には一理あって。アニメ制作に限らず、会社というのはいろいろな役割の人たちがいることで成り立っています。
たとえば、事務とか経理とか受付とか広報とか、一見すると売り上げに関係なさそうに思える人もいることで会社は存続できるわけです。

なので、ベースの部分は全員同じ額を支給して、プラスアルファ能力に応じてお給料やボーナスで差をつけるという方法がよいのではないでしょうか。
たとえば、営業マンに対して成果に応じて歩合給を支払うという制度を採用している会社は多くあります。

アニメーターやモデラーに対しても同じ制度を採用するべきでしょう。難しいカットを上げてくるアニメーターには余分にお金を支払い、同じレベルの仕事でもこなした量に応じてお給料を上げるといった感じです。
それによって働いている人たちもやる気が出て「がんばって能力を上げて、バリバリ働こう!」と思うようになるわけです。

         *

で、ここで経営者の視点が必要になってきます。
経営者ならば、誰しもここで1つの疑問が浮かんでくるはず。

「そのお金どこから出てくるの?」

当然の疑問です。
お給料を上げれば、必然的にアニメの制作費は高騰し、余分にお金が必要になってきます。

多くの人たちは簡単に「じゃあ、お給料上げればいいじゃない」という言葉を口にしますが、現実にそれをやるのは至難の業!
ブラック企業に散々文句を言っていた人が、自分で会社をおこした途端ブラック企業化してしまうなんてよくある話。
そのくらい社員のお給料を上げるというのは難しいものなのです。
しかも、一度上げてしまうと翌年以降も同じ額を支払い続けなければなりません。それは会社にとって大きな負担になります。

現在サンジゲンの金庫にいくら残っていて、どのくらいの予算の仕事を取ってきていて、銀行からの借入金がいくらくらいあるかわかりませんが…
お金にゆとりがあるようなら、能力に応じてお給料を上げるとかボーナスを支払うといった査定のやり方に変えた方がよいと思います。

それによって優秀な社員を引き止めておくことができるようになるでしょう。
また噂を聞きつけた人が外からやってきて「ぜひこの会社で働かせてくれ!」と言ってくるようにもなるはずです。

けれども、どうしても会社にお金がなくて、これ以上銀行から借金をすると危ないという状態なら、他の手段を取るしかありません。

この辺が経営判断になってきます。

もっといろいろ書こうと思ったのですが、長くなってきたので続きはまた次回。
次回も「会社に人を引き止めておく方法」のお話になります。

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曰く、まず隗より始めよ
6ヶ月前
×
仕方ないから給料上げれないんだよ
 → だから転職せずに留まってね

こんな理屈が通用すると思ってるとか、子どもか・・・
5ヶ月前
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